人狼議事

213 舞鶴草の村


【人】 落胤 明之進

奴は俺を見下ろす様に見つめていた。
久しぶりの出会いがこんな形とはな。

『今助けてやるから待っていろ』

奴はそう言い俺の元に寄ってきた。火の手の勢いは増し旋風となって押し寄せてくる。早くしなければここもすぐ...。
「俺はいいからあいつらを...家族が残っているんだ。頼む...お前にしか頼めない」
後生一生の願いとして奴に懇願した。これしか方法はない。自身の無力さや悔しさから手に砂を握り締めた。
そんな俺に目を合わせるように奴はじっと見つめていた。

『....分かった....約束しよう。私に盗めないものは無い』

俺もここまでか。家族を最後まで守ってやれなかった。息子に教えてやりたいこともたくさんあったのに。せめて命だけは救ってほしい。
「頼んだぞ...相棒」

(69) purupuru 2015/01/30(Fri) 23時頃

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