[布団の端を握り、流れる涙。しばらくすれば再び聞こえる声>>*3に、慌ててそれを袖で拭う。
涙は熱のせいだと思っている。…と信じたい。]
娯楽室……?病人、サイモンだけだったはずじゃ……
[2人なら307室で充分だろう。だが、娯楽室へと。つまり他にも病人が出た、という事だろうか。
それを問う前に、肩をかそうと伸びてくる手。それを弱弱しく、制止する。]
……大 丈夫、です。歩けます から。
[途切れ途切れに紡ぐ言葉。もう迷惑をかけまいと1人で歩こうとすれば、覚束ない足元。
いつもならその気になれば、助けようとするその手を振りほどく事くらい出来ただろう。だけど熱は確実に体力を奪っているようで。
結局は。肩をかり、娯楽室へと向かったか。
娯楽室にはチアキの姿。あぁ、本当に他にも病人がいたんだ…なんて思いながら。寝かされれば目を閉じたか。]
(+6) 2014/01/26(Sun) 10時頃