人狼議事


310 【R18】拗らせ病にチョコレヱト【片恋RP】

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【人】 CC レイ

─ 回想:女湯 ─

[そういえば何故ヨスガくんが、
落ち着いてて、ちょっと不器用で、
そういうところが可愛い人になりたかったのか。
深堀りはしなかったな、と。
寒中水泳を決行した日の敷波玲はあの後、
広い浴槽で白い足を伸ばしながら、振り返っていた。

男の悩みに対しては分析を。
女の悩みに対しては共感を。
男女平等が社内で叫ばれるご時世ではあるが、自分の中ではそんなテクが構築されている。
そして語られない点に関しては詮索しないというのも。]

 …だから、無知のまま?

[呟きは泡に消えたが、湯船の泡なだけ先程よりも健全だ。
塩と砂のざらつきもすっかり取れた肌を撫で、湯気を仰いだ] 

(7) 2021/02/16(Tue) 00時半頃

【人】 CC レイ

[男湯と女湯を隔てる壁の向こう側から、声が聞こえる>>1:296。]

 誤字にしたの。
 やりやすくは、ありますけど。

[頭は抱えなかったが、リンスで海水のダメージもリカバー済みだ。
…湯船でもスマホを手放さない。
そしてそれは、先ほどの話に関連がありそうだ。
自分のなりたい理想像、ではなく
ヒトに見せたい理想像、らしいと敷波は思い当たる。
微かな同族の匂いに庇護欲がぴん、とツノを立てる音。]

 まぁ、「引っ掛かり」即ち
 「相手に己を意識させる」ことですから。
 不器用、のポイントは、稼げたのでは。
 

(8) 2021/02/16(Tue) 00時半頃

【人】 CC レイ


[そういえば、風呂場で響くヨスガくんの声。
反響のせいかな、何となぁく、みぃ姫に似てる…ような。

だからほっとけない気持ちになったのかしら?]*
 

(9) 2021/02/16(Tue) 00時半頃

【人】 CC レイ

─ 回想:お歳暮探検隊 ─

 海の鼠と書いて、ナマコです。
 カレーと違って、こどもはそんな好きじゃないかも。

 でもあたしは好きですよ。
 潮食ってる感じがして。

[ニトちゃんさんの手が小鉢を回収する>>5のを確認すれば、内心ガッツポーズ。
これで誰も食べない、なんてことがあれば密かに虚無を抱えるところだったので]

 給食、っていう食育でみんな通過しますからね。
 外国の方もハマると。なら良かった。

[大丈夫だろうか。背後の小動物は萎縮していないだろか。
というか今気付いたがカレーはまだしも、
ヨーロッパ周辺生まれの方にナマコは拙かっただろうか。
タコとか、げてもの扱いなんだっけ?なんて]

(10) 2021/02/16(Tue) 01時頃

【人】 CC レイ


[それから、ニトカと共に旧バーへと向かっただろうか。
帰ってきたときに『待雪』の皿に
使った痕跡があればいいなと願いながら。

だって心配でしょう。
ご飯が美味しい国に来て、
カップ麺>>1:303しか食べてないの、単純に。]
 

(11) 2021/02/16(Tue) 01時頃

【人】 CC レイ


[さて、嘗てバーだった其処で、
目当ての缶ビールは少し探せば見つかっただろう。
ひょっとしたら、誰かが使い込んだ菓子作りの本など>>0
ぽろりと出てくることも、あったかもしれない。

独り飲み会をしていたと聞けば、
なら自分も今日は。と飲み始めることは間違いない。
恐らく今までも何回か、火鉢なりつまみなりを一緒に囲んだことはあったはずだ>>1:239

因みに敷波玲の酒事情について話しておくなら、
酔った彼女の傾向として──────]
 

(12) 2021/02/16(Tue) 01時頃

【人】 CC レイ

[  ─────突如、電源が切れたように爆睡し始める。

垂直な姿勢から木でも折れるかの如くに倒れがち。
…まぁ、酔った勢いでいつも以上の無様を晒さないように、という本能的な防衛機構、なのかもしれないが!!]**
 

(13) 2021/02/16(Tue) 01時頃

CC レイは、メモを貼った。

2021/02/16(Tue) 01時頃


【人】 CC レイ

― 突発カレー感謝祭、翌日。 ―

 げほっ。

[鮨詰めの通勤列車の中で、不意に咽せる者が居た。
反射的にそちらを向く勤め人が数名。
されど彼らは直ぐに視線を逸らす。
美人という構造は、『気が強そうな』という形容詞が付けば
威圧の力も持っているのも確かであって。

口を塞ぎ、暫し乾咳を繰り返すOL、敷波玲の手元にはSNSのTLが映し出されたスマホが1つ。
無機質なフォントが綴る言葉の濁流の中、煌々と。輝く。


見覚えのある、ナマコ>>49。]
 

(88) 2021/02/16(Tue) 21時頃

【人】 CC レイ


 世界は!
 広いと!
 誰が言った!!


 あたしだよばかやろうが!!!!!!


[昼休みまで衝撃を引き摺り続けていたOLは、
休憩の鐘と同時にビルディングの最上階へとエレベーターで上昇し。
人気の無い屋上展望台にて、叫んだ、という。]
 

(89) 2021/02/16(Tue) 21時頃

【人】 CC レイ

― 閑話休題:平たく輝く乙女について ―

[『中の人』との対面。

電子のガワを被りし者たち、Vtuber。
だが仕事となれば時に、打ち合わせや収録といった裏方舞台>>1:127でその素顔と対面するのも、敷波にとってはままある事だった。
彼らは時に表舞台から消えた嘗ての人気者であったり、小さなクラスターで脚光を浴びた者だったり……当然ながら血肉を持った人間である訳で。

二次元の美とは掛け離れた素顔を見たところで。
時には性別を違えた姿と対面したところで。失望や嫌悪感を感じる…なんてことは無い。
そういう世界であることを知っている。業務上。
宿木の間の住民は嘗て絵本の王子様に恋していたらしいが、敷波は…悲しいかな、そうではない。

だがそれが、
『知らないうちに同じ屋根の下、同じ飯を食い、同じ空気を吸っていた人間』だったなんて知れば、
動揺だってするし。]
 

(91) 2021/02/16(Tue) 21時頃

【人】 CC レイ


 ………何処の間の、誰、…………

            まさか。

[今まで同じ屋根の下に居た事に気付かなかった、
類稀なる演技力と意外性。
けれども何処か淡々としていて、
刺のない落ち着いた語り口。
イロモノ寄りではなく、
可愛らしいアニメキャラクター然とした、ガワ。
『お金は欲しい』と、語って、いて。

脳裏に過ったのは、]
 

(92) 2021/02/16(Tue) 21時頃

【人】 CC レイ






  ―――――ごん、お前だったのか……

        オオタ、さん……!?


[ごんではあったが>>0:159、姫ではない。
そうツッこんでくれる誰かも此処にはいない。
こうしてその日も彼女は、迂闊の坂を転がり落ちた。]
 

(93) 2021/02/16(Tue) 21時頃

【人】 CC レイ

[昨日最後に会った住民の顔として、
小さく礼を述べる彼の姿>>17が刷り込まれていたのも。
大いなる誤解の一端、だったかどうかは分からないが。


まるで別人だと。
彼の舞台を――『人魚姫』>>1:308を見た時に、
衝撃を受けた。

その余韻がずっとずっと、
瞼の裏に残っていたのかもしれない。]**

(94) 2021/02/16(Tue) 21時頃

CC レイは、メモを貼った。

2021/02/16(Tue) 21時頃


【人】 CC レイ

─ いつかの海 ─

 ……人魚姫、ですか。
 ああ、そのものではなく、モチーフ。
 大変ですものね、泳ぐのを演じるのは。

[表情の少ない同居人に
チケット購入を乞われた時>>0:129の感情は、
好奇心半分、不安半分。
不安はもう言うまでもないことで、
音と光を出しかねない物全てを部屋に置き去りにして
公演に向かうことで、ある程度は解消された。

好奇心は、彼の職業の意外性。
無表情な家主、淡々と語る電子の乙女。
迫りくる起伏を薙ぎ倒し、
整地された道を淡々と歩くこと。
敷波玲は、凪を好む。
故に、大田という男に対する印象も良かった。 ]

(112) 2021/02/16(Tue) 22時半頃

【人】 CC レイ

[他者の人生に手も出せず、ただただ転落していく様を(たとえそれがハッピーエンドへ到るまでに必要な悲劇であったとしても)傍観せざるを得ないといった意味で、演劇は苦手な方ではあったが、]

 では、一枚頂きましょう。
 領収書は結構です。オフですので。

[運命を知っていること即ち、凪である。
そう思って、そのチケットを受け取ったのだ。]

(113) 2021/02/16(Tue) 22時半頃

【人】 CC レイ


[その時は恋を抱える前だったから。
先の見える物語に対して何か感じる、というよりかは
演者達の張り上げる声に、身振りに。
空間を刻む調和の糸に。それを切り裂く計算された緩急に。
ただただ圧倒され、そればかりが、刻み付けられて。

何よりも舞台上の大田は。
廊下ですれ違う、大人しく落ち着いてた印象の、
それでいて時折夢を見るように佇んでいるあの男とは
完全たる『別人』であり。

最後まで、最後まで、
幕が、落ちるまで。
男の住う異世界との境界線を侵すような
愚行を犯してはならないと。
己の肩を抱き、決して動かないようにと客席に縫いとめていた。]
 

(114) 2021/02/16(Tue) 22時半頃

【人】 CC レイ


[
人には、人の世界がある。
己が愚鈍な自分自身を取り繕うのに必死な一方で、
姿形も変わるような聖地を持つ人間も、いる。

人の地雷を踏まぬように。
人の痛み>>1:30を引き摺り出さぬように。
付け入られぬように、嗤われぬように。
凪いだ水面を歩くためのテクニックとして
遠い昔に身につけた作法ではあった。
けれど、そうか。
ああいう聖地に、人生の一部分を置く人間も、いたのだ。


境界線を、侵してはならない。]
 

(115) 2021/02/16(Tue) 22時半頃

【人】 CC レイ


[潮風を浴び、轟く海を見つめる己。
静止した世界の中、不変の海を見つめる大田。
視線の向かう先の違いは、
ほんの雑談のきっかけにはなり得たやもしれぬ。
されど、敷波は其処を禁忌とした。
敷波玲は、彼が絵画を見つめている時には決して話しかけない。

そこには屹度、
あの舞台と繋がった───彼の神殿があるのだろうと、思って。]*
 

(116) 2021/02/16(Tue) 22時半頃

【人】 CC レイ

─ それはそうと、 ─
[雨宿りに駆け込んだ漫画喫茶>>28で偶然出会った記憶やら
演劇だけでは食っていけないからバイトを色々やっていると聞きかじった話やら。
その辺の話諸々が繋がってはいけない線で繋がり、大いなる誤解をした敷波が、大田に詰め寄ることはないだろう。

人には人の神殿があるのだと、
他ならぬ大田が此の胸に刻んでくれたのだし、]

 ……そうか。
 そうか〜〜〜。
 いや……そう………なのか?
 そんな…DMを読み上げるようなことを……彼が………?
 ………………うーん?
 
 あ、やば。
 午後の仕事。

[悩み思案しぐるぐると歩き回るほど、
キャリアウーマンとしての彼女に暇はないのだし。]*

(117) 2021/02/16(Tue) 22時半頃

レイは、ヨスガに話の続きを促した。

2021/02/16(Tue) 22時半頃


【人】 CC レイ

─ 昨日の海(の、祟り) ─


 え。
 アクツさん、倒れ    え?


[その日の敷波玲にとって、
朝の事件が『みぃめろでぃ王国、賀東荘内部であることが発覚』であったなら。
夜の事件は、定時を迎えた後に発覚した、それであった。

取り落としたカップがお陀仏しなかったのは、
そこが幸いにもNARUMIであったから。
件の木のカップは今回もよく働いてくれた、が。
普段は1分もしないうちに零れた中身を拭き終えている筈の女は、硬直したまま、微動だにしない。

凍りつくのには1日遅い、という話である。]
 

(119) 2021/02/16(Tue) 23時頃

【人】 CC レイ


[朝早く、部屋の前で朦朧としているアクツ>>41をニトカが発見>>45し運び込んだと、珈琲の湯気の中で話したのは賀東荘の住民だっただろうか。ひょっとしたら、彼を慕っている担当者>>1:102が来ていたのかもしれない。]

 え    えー………。

[もしかしなくても、あれ?
あの時の足跡、湿ってた、し。
コートとマフラー、置いてって。

あたしが原因では?
言葉には出ず、呆然と中空を見つめる女は
彼と違い、足どころかつむじの先まで海水に浸かっていたので。

『馬鹿は風邪を引かない』の実証実験、
此れにて完了で御座います。]
 

(120) 2021/02/16(Tue) 23時頃

【人】 CC レイ

[敷波を弁護するのであれば、彼女のカバー能力は免疫維持にまで行き渡っていたということが言えるかもしれない。
昨日部屋飲みには至らずとも旧バーでちょっぴり酒を飲んでいたのは内緒だが]

 うっそぉ。
 あ〜〜……………
 ああ〜〜〜〜………
 ざまあ味噌漬け、なんて言えないやつ…………

[テーブルに額をそのまま突っ伏して
吐き出す言葉はNARUMIに居る時特有の締まりのなさ。
誰かに詳細を問われれば、罪状を素直に吐くことだろう。
『煽られたので目の前で寒中水泳してやりました。
  そのせいであっちも身体を多少濡らしたみたいです。』

身から出た錆のケアには慣れている。
チーム全体が己のポカで被害を受けても
己の力で取り返してねじ伏せる技術も持っている。

だが、今回は明らかにジャンルが違う。
己の力でどうにかできる物じゃ、ない!]

(121) 2021/02/16(Tue) 23時頃

【人】 CC レイ


 っていうか、だっ。
 人のこと、気遣ってる場合かっ。
 なんなんですか、あのひとは。
 なんなんですか、  もう、 あーーーーー。

[ごつん、ごつん、
二回、三回、テーブルに頭突きをするたびに、
鞄の底で飴が三粒、飛び跳ねた>>40。]*
 

(122) 2021/02/16(Tue) 23時頃

【人】 CC レイ

― それからの日々 ―

[さて、休みが明ければ休んだ分の仕事をせねばならない。
創立記念日即ち会社固有の休日であり、祝日ではない。
取引先提携先その他諸々を一日待たせた分の処理はしっかり溜まっている訳で。

そして件の朗読企画に関して、
納期が短い>>1:125というみぃめろ姫の分析は正しく。
「やっぱりバレンタインに間に合わせたいよね恋愛モノなら」という
現場のノリで決まった無茶振りにより
敷波は慌ただしい日々を強いられることとなる。

風邪の元凶としてアクツに詫びを入れるのも難しい日々が続いた。
そもそも彼と生活リズムが重なっていない点も大きいが、
夜という時間帯は、病人の住居を尋ねるのに相応しくない。
安静にして休むべきだ。拗らせたら此の時期面倒だし。
ニトちゃんさんが色々面倒見てくれたと聞いたし。]

(173) 2021/02/17(Wed) 18時頃

【人】 CC レイ


[決して言い訳ではない。
叱られた子供が拗ねたまま、
食卓に降りてこないようなそれではない。
…と、割り切らなければ、降り積もるタスクを捌くこともできやしないわけで。
社会の歯車に足踏みは許されない。

ただ一回だけ。
常温のフルーツゼリーの入った
スーパーの袋を置き去りにしていったくらい。
…それにも見事に差出人名も詫びの言葉も添え忘れた辺り、敷波は敷波だ。
恐らくはエツコか誰かの差し入れとして回収されただろう]
 

(174) 2021/02/17(Wed) 18時頃

【人】 CC レイ


 これもう、さ、
 バレンタインさぼっていいでしょうか、あたし。
 ああいや、彼氏居ないから。
 部署内に配るっていうね。恒例行事的な。

 まぁやりますけど。
 いつもハラハラさせてる立場ですからね。

[完全無欠を騙るプロフェッショナルはランチ中、
後輩にそうぽろりと零したとか、零さなかったとか。]

 あーさなちゃんはやんなくていいですよ。
 後輩保護的なアレも兼ねてるから。
 やでしょ、気を遣った結果、
 変に期待された目で見られんの?
 おじさんって若い子が好きですから。

 あたしなら大丈夫です。
 あの人たちにとって、そういう女じゃあないですから。

(175) 2021/02/17(Wed) 18時頃

【人】 CC レイ



 ……、 あたしの、好きな人?

    …さぁ。
    収録控えてるから、それでは。
  

(176) 2021/02/17(Wed) 18時頃

【人】 CC レイ


[15分前に到着した収録スタジオ。
スケジュールの融通をなんとか付けて仕事を頼んだ、
3人の女性を――普段は電子の衣を纏った配信者達を出迎える。
1人で恋愛劇を演じるのは何ともやり辛いだろうし、
男女混合だとファンが荒れるだろう、という判断下。]

 作家さんは、ええと。
 エフさん、はいらっしゃらないんですね。
 リモートか何かでお聞きになられる感じで?

 はぁ、風邪………ですか。
 此の時期多いですから、ね。

[風邪、の二文字に軽く目を伏せる。」
 

(177) 2021/02/17(Wed) 18時頃

【人】 CC レイ

[そういえば彼も、作家だったらしい。

鞄の底で消費されないまま転がっている飴にふと意識を向ける。
「朧」の付箋が貼られた包みは、開いてみれば原稿用紙だった。
今のご時世にアナログな……と目を丸めたのもつい先ほどのように感じていた。判子すら電子の世界に生きる女にとっては読書感想文ぶりの再会である]

(何して食って行ってる、とか。
 びっくりするほど。
 考えたこと、なかったな)

[其々、声質の違う3人がブースへと入れば
意識を現在へと引き戻しじ、座った両足を揃える。
台本を開き、時を待つ3人の女性。
ああ、『演じ慣れているな』と感じたのは、
ブザー音と共に、目の色が変わったように見えたから。

喉が震え、世界が紡がれる。
ガラスに隔たれた向こう側が、空気の色を、世界の様相を変える。

台本の表紙に刻まれた二文字は、『軌道』。]*

(178) 2021/02/17(Wed) 18時半頃

【人】 CC レイ

― バレンタイン前日:夜 ―

[何処かから船の汽笛が聞こえる。
遠くの光はこの寒さの中、夜釣りに向かう物好きだろうか。

昼間は抜けるように青い海は、
水平線を曖昧に漆黒に溶ける時刻。
敷波玲は自室の窓から、それを眺めていた。
膝の上のスマートフォンは、
数時間前に配信を終了した『みぃめろでぃちゃんねる』>>108が、再生を停止したまま、同じ黒に染まっている。

あの闇に鼻先まで浸かることが出来れば、
地球全体の水が全身に圧を掛けるのを感じられる事を知っている。
苦塩っぱい先週の記憶と、『次は夏』という些細なアドバイスが
女の足を上手く縫いとめてくれていた。
…その浜辺で一つの悲劇>>110が起きたことを、彼女は知らない。]
 

(180) 2021/02/17(Wed) 18時半頃

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