人狼議事


314 突然キャラソンを歌い出す村5

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【憑】 花売り メアリー


     『突然キャラソンを歌い出す村』

          ― 5th Season ―

            はじめから
          ▶ つづきから>>2:609

(90) master 2022/09/20(Tue) 14時半頃

【憑】 花売り メアリー

[カードショップから帰る、家までの距離がなんだか長く感じたのは、なんでだろう。
タルトくんと一緒に帰ったせいかな。
一度気づいちゃったら、ずっとどきどきしちゃって、うまく話ができたかもわかんないくらい。
それでも家には着いたし、タルトくんも帰っていった。]

はぁ……

[ひとりになっても、ごはんを食べても、まだ心がそわそわしてる。
暑いのかも、なんて部屋の窓を開けた。]

(91) master 2022/09/20(Tue) 14時半頃

【憑】 花売り メアリー

[一日で、急にいろんなことがありすぎちゃった気がする。
友達に彼氏ができたって聞いて、うらやましくって。
あたしも本物の恋がしたい!って思ったのは、ほんとだけど。
でもでもだからって、突然周りみんなが王子候補だとかなんとか言われたって。
ほんとにこれって、あたしが探してる恋なのかな……

空を見上げても、誰も答えてくれない。]

(92) master 2022/09/20(Tue) 14時半頃

【憑】 花売り メアリー

[目を閉じて浮かんでくるのは、学校のみんなの顔。
もしかして先輩や後輩も、そうなっちゃうのかな。
先生たち。優しくってかっこいいフィオーレのマスター。

――それから、寂しげな眼をした、あのひと。
あんな変態のひとがあたしの王子様なんて、ごめんだけど。
でも、……君を求める、っていうのは。ちょっぴりだけ、どきっとした。
本当の王子様がそんな風に言ってくれたら、うれしいのに!]

(93) master 2022/09/20(Tue) 14時半頃

【独】 炉の番 チトフ

/*
ウワアア 表動いてる、そうだねそろそろですね。
あと、侑伽のメモの曲数に震えた。曲解説楽しみですね…

(-2623) dia 2022/09/20(Tue) 14時半頃

【憑】 花売り メアリー

.o*――――――――――――――――――――*o.
   カーテン開いて 窓辺でため息
   晴れてても 雨が降ってるみたい
   不安なの わかるでしょ

   見上げた月は明るくって
   きらきら光っていたけど
   それが少し冷たく見えるのは なぜ?

   夢見てたのあたし 王子様とダンス
   今も変わらないわ だけど迷ってる
   あたしはその手を取ってもいいの?

   Calling おねがい
   今こそ 甘くやさしくささやいて
   その腕の中 抱き寄せてほしいの
   Telling おしえて
   しあわせって どんな色をしているの
   今のあたし ピンクのリップは似合わない
*o.――――――――――――――――――――.o*

(94) master 2022/09/20(Tue) 14時半頃

【憑】 花売り メアリー

――……ううん、やめやめ!
こんなの、あたしらしくない!

[からからと窓を閉める。
そりゃあ、こんな時に誰かが駆けつけてくれて、絶対守るから、なんて言われたら当然うれしいけど! きゅんとしちゃうけど!
だけどだけど、運命の人は自分で見つけるって決めたんだもん!
きゅっとこぶしを握って、湿っぽくなりそうな空気を自分で払った。]

(95) master 2022/09/20(Tue) 14時半頃

【憑】 花売り メアリー

[その夜、あたしは、夢を見た。
遠い、遠い昔みたいな、変な夢だった。

それが、この『物語』の中で生まれた、誰かの夢>>2:55>>2:56>>2:57>>2:58>>2:59が流れてきたものだとは、あたしは知らない。
昔のことをTVで見るみたいに、あたしの意識だけが浮かんで、昔のことを見ていた。]

(96) master 2022/09/20(Tue) 14時半頃

【憑】 花売り メアリー

これ……あのひと?

[髪の長い男の人。黒い服を着たその人は、今日会ったそのままの姿で、あたしの夢の中にいる。
そんなはずない。だって、今見ている夢は、歴史の教科書なんかで見た、"戦"の最中みたいな雰囲気だ。
夢だから、そりゃあ、現実にありえないことも起こるけど。
でも、この夢は、そういうものじゃない。
ほんとうのことなんだって、あたしはなぜか思ってた。]

(97) master 2022/09/20(Tue) 14時半頃

【憑】 花売り メアリー

っ――!!

[人が。死んでる。嘘じゃない。倒れてるんじゃない。だって、首がない。
夢とはいえ、あたしはそれをはじめて見て、心臓がひっくり返るような気分がした。
口元を抑えて、出てくるはずもない込み上げてくるものを留める。
そこに。

あの人が、ゆらりと手をかざした。
黒い、蝋燭の炎みたいな、煙みたいな『何か』が立ち昇る。
ふわり、やわらかく漂うと、その煙は死んだ人に吸い込まれていく。
しばらくして、倒れ伏していた、生きているはずのない人の指が、ぴくりと動く。
あの人はそれを見て、なぜか笑っていた。]

(98) master 2022/09/20(Tue) 14時半頃

【憑】 花売り メアリー

[――そうして、目が覚めた朝は、なんだか静か。
あんな夢を見たから? それもあるけど。
それは朝からしっかり歌って、吹き飛ばした>>3:59

でも、今日は爆発音もしないし、先生は倒れちゃったらしいし、なんだか学校中、ヘンな空気。
おかしいよね、爆発しないとヘンだなんて。
でもそれが、桃園学園なんだ。]

(99) master 2022/09/20(Tue) 14時半頃

【憑】 花売り メアリー

[お昼には、それが一転大騒ぎ。
あたしったら、何が起きてるか全然わかんなくって。
朝のヘンな空気もあって、ちょっぴり不安。
お昼の約束したショコラも見当たらないし――>>3:393]

もしかして、先、屋上行ったのかな。

[こんなことになってもお昼を落ち着いて食べようなんて、ちょっと驚いちゃうけど。
中で起きてることだし、音や光はあるけどホントの爆発だったりしないから、屋上にいたら気づいてなかったりするかも。
もしもそうなら、危ないよって言いに行かなくちゃって思って、あたしは屋上に向かうことにした。]

(100) master 2022/09/20(Tue) 14時半頃

【憑】 花売り メアリー

[だけど、あたしが屋上で見たのはショコラじゃなくて。
おそらくこの事態の原因と思われる、柊木先輩だった。
何してるんですか、やめて、って言おうとしたけど。
石炉くんが代わりにそれを叫んでいた>>3:431>>3:432
おんなじ化学部の石炉くんが説得してるなら、あんまり交流がないあたしの言葉より、届いてくれるかも。

そう思って戻ろうとした瞬間、先輩の身体から、ふわりと黒いものが漂うのが見えた気がした。]

(101) master 2022/09/20(Tue) 14時半頃

【憑】 花売り メアリー

 
(あれは――夢で見た感じと、似てる?
 もしかして、あの人が柊木先輩になにかしたの……?)

[そう感じた瞬間、視界の端で、長い髪が揺れるのを見た。
いた。あの人だ。――本当に? あたしの中に、混乱が渦巻く。]

 柊木先輩、しっかりして!
▶ あの人を追いかけなくちゃ!

(102) master 2022/09/20(Tue) 14時半頃

【憑】 花売り メアリー

待って!

[あたしは気づいたら、屋上を飛び出していて。
かき消えそうなあの人の気配に向かって、大声で呼び止めていた。
黒いもやが溶けて消えかかっていたのが、次第にまた人のかたちに戻る。
人間じゃないんだ、って見せつけられた気がする。
だけど、怖いけど、立ち止まってくれたのだとも、わかるから。
いま、ここであたしが怖気づいてるわけには、いかない。]

  こんなこと、やめてください!
▶ どうしてこんなことするんですか?

(103) master 2022/09/20(Tue) 14時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

何故? ふむ、理由を問うか。
お前のため、といっても、納得はしないのだろうな。

[逢魔が時は口元に手を当て、思案する。
 言葉を選び、紡ぎ出す。]

運命の恋を求める姫よ。
例えば――そうだな、誰でもいい。
そこにいた、石炉知人。あれがお前の運命の王子だと仮定しよう。

[屋上の方面、必死に友人のために言葉を、歌を尽くす善性を見せた少年を例示する。]

(104) mmsk 2022/09/20(Tue) 14時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

あれが、ただお前と出会い、想いを告げられ、結ばれたとて。
お前はそれを、運命と感じるだろうか? 物足りぬ、これではないと、本当に思わぬだろうか?
春に儚く、夏に火傷する。
演劇に、映画に漫画に小説になるようなそれを、求めているのだろう?

[一歩、二歩、メアリーに歩み寄る。
 ざわりと自身を形成する闇が蠢いた。]

(105) mmsk 2022/09/20(Tue) 14時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

強大な敵を打ち倒す勇敢な英雄の姿に。
自身の危機に駆けつける白馬の王子の姿に。
心は揺れ動き、想いは生まれ、運命を覚える。

"運命"とは、闇によって造られるものだ。
それを望む、望まぬに関わらずな。

[どろりと、空気が重くなる。
 粘性すら帯びそうなその感覚の中、逢魔が時は不敵に口角を上げた。]

(106) mmsk 2022/09/20(Tue) 14時半頃

【憑】 花売り メアリー

え……

[唐突にあげられる、石炉くんの名前。
運命の王子様? 石炉くんが? そんなこと言われたら、朝>>3:63のこと、思い出しちゃう――ううん、今はそこじゃない!]

(107) master 2022/09/20(Tue) 14時半頃

【憑】 花売り メアリー

そんなの、運命なんかじゃない!
誰かに造られて、誰かを傷つけて得るものなんて、愛だとしてもあたしの運命じゃない。
誰にも、不幸になってほしくなんかない。

[今はまだ、はっきり自覚は出来てないけど。
あたしはきっと、誰かが不幸せな物語は、納得できない>>7:8
あたしが物語の主役のお姫様だって、本当に言うんなら。
きっとあたしは、この人が言ってる"運命"すら、運命って呼ばないわがままなお姫様だ。]

それに――

  運命の王子様は、あたしが決めるの
▶ あなたは、どうなるの?

(108) master 2022/09/20(Tue) 14時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

私か? 私は充分、愉しんでいるぞ。

[逢魔が時は、さらりと答える。]

私は逢魔が時。魔に逢う時。お前の『物語』の闇を呼び、行く末を見守るもの。
運命の転がる音を聞き、物語に翻弄される姿を笑うもの。
私が求めているのは、それだけだ。

[すでに、物語ははじまっている。いくつもの分岐を越え、進みはじめている。
 今のこの状況すら存在し得なかったかもしれず、その偶然性、生まれる事象が逢魔が時の糧と言ってもよかった。
 困惑に、恐怖に晒されなお立ち向かう人の姿も面白い。
 蹂躙され、心折られ臥す人の子も、また悦楽を生む。

 ――そう、思っていた。]

(109) mmsk 2022/09/20(Tue) 14時半頃

【憑】 花売り メアリー

そんなの、嘘。

[あたしは、この人――逢魔が時って名乗ってる人のことを、よく知らない。
知らないけど、それでも、確信を持って言える。]

それだけでいいなんて、嘘。

だって。
あなたの心が、笑ってないよ。

[あたしは、ずっと、この人の寂しそうな瞳が、気になっていた。]

(110) master 2022/09/20(Tue) 14時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

何?

[意表を突かれて、逢魔が時は僅かに目を見開く。]

――ふ。
くく。……はははは。

そう来たか。そうやもしれんな。
長らく、満足も幸福も感じたことがない。
存在するかも忘れてしまった。
一時の享楽に身を委ね、愚者を嘲笑い、次なる快楽を求めることの繰り返し。
確かに、飽いた。心の底から満ち笑うことなど、なかろう。

それを満たしてこその『物語』だと言うか。

[笑い声が逢魔が時の喉を揺らす。
 その声に導かれるように、ピアノにヴァイオリンとハープの音色が混じった、穏やかで切ない旋律が流れ出す。]

(111) mmsk 2022/09/20(Tue) 14時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―――― ♪

いつかどこかの姫君は言った
"あなたが私の幸福を望むなら
 あなたの幸福は誰が望むの"
要らぬものだと一笑に付した

失った心は影のように
傍にあっても触れられぬ
水底に沈んだ鉛のように
手を伸ばしても届かない

それでいいと 氷に閉ざしたのは私だった

(112) mmsk 2022/09/20(Tue) 14時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

デウス・エクス・マキナの幸福を
ひたむきに願う少女よ
凍てつく私を融かして
終わりなき闇から掬いあげるのか

アポ・メカネス・テオスの夢を
軽やかに追う少女よ
お前が疲れ眠るときは
涼やかな静寂の夜になりたい――

[歌は、余韻を残してフェードアウトする。]

(113) mmsk 2022/09/20(Tue) 14時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

では、お手並み拝見といこうか。夢見る姫よ。
私に"幸福"が存在するというのなら、それを教えてくれ。

楽しみにしている。

[ふわり、人型を取っていた男は真昼の空気に溶けて消える。
 わずかな冷気が姫の髪を揺らした。]

(114) mmsk 2022/09/20(Tue) 14時半頃

【憑】 花売り メアリー

あ――

[あたしの言葉は、笑われた。
けれどそれが嫌な感じがしなかったのは、きっとこの人の深い色の瞳が、今あたたかく和らいでいたからだと思う。

その笑顔に、心臓がとくんと跳ねる。
それは、確かに、ときめきの音だった*]

(115) master 2022/09/20(Tue) 14時半頃

【独】 ランタン職人 ヴェスパタイン

/* 死

(-2624) mmsk 2022/09/20(Tue) 14時半頃

【独】 生徒会黒書 サガラ

/* や ば

(-2625) gekonra 2022/09/20(Tue) 14時半頃

【独】 ランタン職人 ヴェスパタイン

/*
大暴投してすまんな・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(-2626) mmsk 2022/09/20(Tue) 14時半頃

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