人狼議事


306 【誰歓5発言RP】かたりかたるるかたりべの

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【人】 師範棋士 千早

[最初の出会いはコテージの入り口。

着物で来るのは大変だったかしらと、一息つく。
女の隣りをとても元気に駆け抜けて行った。]


 あら、こんにちは。


[まるで遊びに来た子供のようなセーラー服の少女。

女は子供を持っていない。
占い師の元へ子供が来ることもあまりない。
今まで縁のなかった子供の姿を、目を細めて女は見送った。]

(10) 2020/08/28(Fri) 08時半頃

【人】 師範棋士 千早

 みーつけた。

[怪談を話す会のその後。
何故かはじまったかくれんぼ大会。
なんとはなしの付き合いで、女も一度、鬼をやった。]


 ふふふ、これ?
 これで隠れている場所が分かりましたの。


[そこら辺の木の下で拾ったY字型の枝。
これでダウンジングして探したと、説明して。
興味があればと、かくれんぼの合間。
枝を跳ねさせてその使い方も教えたりもした。]

(11) 2020/08/28(Fri) 08時半頃

【人】 師範棋士 千早


 
 この方法は自分の心が大事なのです。

 何を見つけたいのか。
 わかっていなければうまく探せない。

 あなたには見つけたいものがあるのかしら?


[宝探しにも使われたそうだと説明を添えて。
両手で握る枝が思うように跳ね上がることはあったかどうか。]

(12) 2020/08/28(Fri) 08時半頃

【人】 師範棋士 千早

[それから、縁ができたからだろうか。
それとも、女がその存在を気にしたからだろうか。]


 こんにちは。
 ふふふ、今日も元気なのですわね。


[梅シロップのかき氷食べている場面であったり。
ラウンジで読書をしているときであったり。
滝行はせずとも、冷たい水に足を浸しているときであったり。
コテージの敷地内で、随分と女はその子に遭遇した。

その度、やっていることの手を止めて。
一言、二言、占いやそれ以外について話をした。]

(13) 2020/08/28(Fri) 08時半頃

【人】 師範棋士 千早

[そして、コテージから去る前夜。
働き者の南瓜頭の子の作った餡蜜を食べているときも。
いつの間にやらその子の姿は傍にあった。]


 家に帰ったその後で。
 あるいはまったく違う世界で。
 また会えるやもしれませんね。

 一度繋がった縁というものは中々解けぬものです。

 良縁、悪縁、腐れ縁。
 どんな縁であろうとも。
 一時交わったことを、ワタシは嬉しく思います。


[女は微笑みながら甘い、餡蜜を口にした。
黒い瞳に、鏡の様にその子の姿を映し。
またその子の目に映る自分の姿を眺めながら。
例え変わっても、変わらずに微笑んでいた。]**

(14) 2020/08/28(Fri) 08時半頃

師範棋士 千早は、メモを貼った。

2020/08/28(Fri) 08時半頃


【独】 師範棋士 千早

[竹でできた箸が取り逃した白い麺が流れていく。
下流でその面を掬い上げた男の声>>4:42に、女は首を傾ける。]


 ……触れるだなんてそんな恐ろしいことを。
 わたくしにできるのは垣間見。
 そして、求められれば語る程度の事にございます。

 ただ。

 わたくし自身が藁を掴んでしまったことはあります。


[最初の語りで女が幾多並べた道具の数々。
ある日は、水晶やカードに触れて占い。
またある日は、道具に触れることもない。
定まらぬ女が唯一、常に身に着けているのは曇り鏡だ。]

(-36) 2020/08/28(Fri) 22時半頃

【独】 師範棋士 千早

 
 我が家に伝わる嫁入り道具です。
 掴む前はよく映る鏡だったのですが。

[懐より丸鏡を取り出す。
幸せを映した鏡の片方はその時より曇っている。]

 ……。
 触れたことに恐れ戦いたことはありました。
 己の愚かさに嘆いたこともございました。
 ですが、どうして後悔などするのでしょうか。

 わたくしは望みのものを手に入れたのです。


[箸をおき、懐に鏡を戻しその上より手を添える。
女は下流の男を見やるが、彼が女を見ることはない。]

(-37) 2020/08/28(Fri) 22時半頃

【独】 師範棋士 千早

 
 触れようというわたくしを。
 鏡が止めめていたのは、敢えて止めなかったのか。
 はたまた敢えて招いたのか。

 わたくしには分かりかねますが。
 ……あなたの相はとても読みづらい。


[物の心を語る男の横顔を眺めていた。
多くの人の相を見てきた占い師には、その横顔に人の相には見えないが、敢えてそこまでを口にすることなく。

流れていく白い麺と輝き流れる水へと目を落とす。]

(-38) 2020/08/28(Fri) 22時半頃

【独】 師範棋士 千早

 ──片恋慕。

 言葉交わせぬ人と物。
 人であれば、思いと共に捨てる事は可能でしょう。
 人であれば、所持し愛着を抱き続けもする。

 けれど、物はそうもいかぬでしょう。
 望み、望まずとも。
 一方的に断ち捨てられるしかない。


 ……未練も残りましょうね。


[物のような男の本当の心情までは占えないが。
嘗て、恋慕を捨てきれず禁忌に触れてしまった。
そんな女は世間話に、感じたままに感想を返した。]

(-39) 2020/08/28(Fri) 22時半頃

【独】 師範棋士 千早

 
 ふふふ。
 わたくしはもうしあわせですわ。

 けれど、話せてよかったです。
 物にも情があると言うならば。
 これからの生も幾分かは心強く感じますもの。


[胸元の曇り鏡。
これだけはなにかが、誰かが変わろうとも。
変わらないと、女はそう確信している。

もう一度男の方を見やってから、再び水の中へと箸を浸した。]**

(-40) 2020/08/28(Fri) 22時半頃

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