103 善と悪の果実
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
謎解き、渡せない、共倒れか? それなら好都合だが、どうなる。
[新鮮な言葉を受け入れた耳には、銃声が心地良い。 壁に触れている身体の箇所から響く、大気を擦る音と叫び声。 不和の果実が齎す豊穣を言祝いで、無遠慮に懐中時計を開く。 近づいてくる荒々しい足音に視線を向けると]
ミスター。おい!
[走りこんでくる影は、みるみる形を成して男の姿に>>3:112 リボルバーを引き抜いた警官は、 それを握り締めて扉の向こうに消えた。盛大に舌打ち]
(5) 2012/09/29(Sat) 12時頃
|
|
銃声、悲鳴、慟哭、駆けつけたのはヤード。 Le personne qui etait dans la jalousie de la ――――
[終わりも始まりも無い永劫回帰。 貧者の円環的構造、連続して回る歯車を永遠に繰り返す。 己の人生に然りと言う為、強い肯定を噛み締めて覚悟を決めた]
原罪を知る果実。 叡智を妬んだ者は、賢者を打ち伏したという。 いつか想いは空になる。ハレル・ヤを切り裂いて。 滴る血で音符を撃とう。醜く、幼く、それは追憶の五線譜。 ――――
[屍となった歌姫にはとても及ばない稚拙な唄。 人は、楽園に在ったあの日から既に きっとあの果実に魅入られているのだろう]
(17) 2012/09/29(Sat) 14時頃
|
|
妙に人間くせえしょぼくれたオッサンと どっか寂しそうな顔した元歌い手のオンナ、じゃあな。
[ジョセフとコリーンに初めての親近感を覚えた、哀別の唄]
安心しろ、アレは必ず俺が貰っといてやるから。 アブねーことは、なるべく避ける心算だったけどよ。
[表情は氷塊のまま双眸を黒々と燃やし、懐中時計を握る]
(18) 2012/09/29(Sat) 14時頃
|
|
……ペラジーか。 どうもこうもねえよ、惨劇のバーゲンセールだ。
[また別の足音が聞こえた。ちらりと視線をやり 扉へと億劫そうに顎をしゃくって、室内を伺うように促す]
心配してくれたのか。
[肩に置かれた彼女の手を視線だけで眺めて、 小さく、そっと口元を歪める]
(19) 2012/09/29(Sat) 14時頃
|
|
いまんとこ怪我はねえけどよ。 違いない、明日の朝を迎えるまで生きてられるか怪しいな。
狩られて狩って、結んで解けて 最後に残るの、だぁれだ? って感じだ。
馬鹿馬鹿しくて、素敵だぜ。
[傲岸不遜にせせら嗤う。 此処はまるで鉄と薄汚れた蒸気に塗れた故郷のようだ。 傍らに立つのは、あの時と良く似た白いワンピースの影。 ただ、追憶の姿と今が、あまりにも変わりすぎている。 目蓋の裏で、蝶の羽根が震え、揺れるように重なる面影。 記憶の欠片の断面、その切り口は ぞっとするほど冷たくて、苦くて、ほんの微かに甘い]
(20) 2012/09/29(Sat) 14時頃
|
|
[名前を呼ばれて瞠目する。 在りし日々の夢想に浸るには、ただ、沈黙が短すぎた]
なんだよ。
[視線を黒い蝶へ、言葉短く、続きを促すように]
(21) 2012/09/29(Sat) 14時頃
|
|
――――そうか。
[過去を撫ずる、数十秒にも満たない遣り取り。 時が流れた証左の、足りない言葉。
それは、恋と呼ぶには、 あまりに稚拙で、あまりに醜悪で、あまりにも短い
微かに燃え上がった、かつての執着心の残滓だった]
(22) 2012/09/29(Sat) 14時頃
|
|
[革袋を受け取る]
ああ、これがとっておきか。 学者サマの“とっておき”だ。さぞかしよく眠れるだろう。 目覚めさせて(キスして)くれる人が居るやつに使おう。
[益体も無い事を呟く平坦な口ぶりからは、感情は読めない。 毒だと嘯かれれば、そうだろうよ、と内心で同意しながら]
くれるもんは貰う主義だ。
[高値で売れるのも、これは本心だが、嬉しい。 誰に使うのが一番良いのか、よく吟味する必要は……。 革袋を手で弄びながら、部屋へ入る彼女を見送った]
(23) 2012/09/29(Sat) 14時頃
|
|
この場面……。
『さて。悪いな』なんて歌劇の主人公なら言うところだ。 だが悪いと本心から思っていない謝罪、これは害悪だと思う。
[肩をコキっと鳴らす。独り廊下で屈伸をする。 身体の凝りを解す様に、手を伸ばしたり、手首を回す]
ゆえに。さっさと決めちまおう。
[愉しげに指でカフス釦を宙に弾く。 残ったのは、警察、夕闇伯、かつての仲間、少女、自分。 手に握った懐中時計の螺子を、ぎっ、と犬歯で引っ張り]
(24) 2012/09/29(Sat) 14時半頃
|
|
動くんじゃねえっ!
[懐の三筒式フリントロックを取り出して部屋へ。 威嚇用に部屋へと銃弾をぶっ放し、大声を上げた。 狙いもつけない発砲だ、 運がよっぽど悪いやつ以外には当たらない。 器用貧乏な特性は、勢いと思い切りでカバーだ]
(25) 2012/09/29(Sat) 14時半頃
|
|
― 室内 ―
そっちか。
[ナイフを持つ少女らをちらりと一瞥して 事切れている草臥れたスーツの男に狙いを定める。
蒸気を噴き出し始めている懐中時計を握り締めると 心臓に埋め込まれた鉄屑が、心筋を強く押して動かす。 13階段のような、13秒だけの苦痛を伴う電気刺激。
雲雀から百舌鳥へと変化するような鋭さで、 混乱に乗じ、ジョセフの死体の方へ向かって飛び掛る。 狙うのは、彼のポケット、その中身の紙片だけだ**]
(26) 2012/09/29(Sat) 14時半頃
|
|
[同時に吐き出された三発の銃弾。 一発目は夕闇伯の黒髪の端を一房拐って壁にめり込む。 素早く体を低くした彼と交錯する際、奪った紫水晶が鳴いた。 目を眇めた夕闇伯を横目で一瞥し、凄絶な笑みを浮かべる]
今のご主人様は俺だろ? つれなくすんなよ。
[拐かした乙女の耳朶へ、直接甘く囁くように。 ちらりと唇の端を湿らせると、ポケットを軽く叩いた]
(34) 2012/09/29(Sat) 19時頃
|
|
[二発目は、警官崩れの頭上を掠めたか。 鋭く発せられた静止の声に抗って、 右へ左へと、舞踏を踊るような仕草で身体を振る]
『どうか当たりませんように!』
[両手で回転式拳銃を構えたジェフの銃口は脅威だ。 単純な物体運動に過ぎない自分は、銃弾に追いつかれる。 だが、自分にとっては幸いな事に、銃撃は来なかった。 辿りついたジョセフの死体から、鼠よろしく餌を漁る]
よう、法の番人。調子はどうだい?
[かつての口調は屑篭に放り捨てて、 代わりに唇で挟んで咥えたのは、一枚の紙片。 流れ落ちた血に視界を歪めたジェフへと視線を絡めた]
(35) 2012/09/29(Sat) 19時頃
|
|
[撃て、と口にした夕闇伯、ぴくりと筋肉を緊張させる。 銃口は既に自分を捕らえたか。爆発力は既に失われている。 紙片を確保するためには、止まらなければならないゆえに。 そして、自分の銃は装填に時間が掛かりすぎる。 積み上げた金塊よりも貴重なその時間を、どう稼ぐ?]
何か俺に用事でもあるのかい? 蒐集家の貴族サマ?
[くぐもった声で、嘲るように告げる。 ただ、視線はジェフの方を向いたまま、 微かに扉のほうへと、身体を揺らめかせた]
(36) 2012/09/29(Sat) 19時頃
|
|
手癖の悪い鼠……。 ああ、鼠ってどこへでも入ってくるよな。
[揶揄するかのような口吻。 きつく眉を寄せる夕闇伯を瞳の端で流し見て、嘯く。 仕方ない、なにせ育ちの悪さには自信があるし]
果実なんて、濁った鼠に食い散らかされるモンだろ。 それが禁断の果実でも。 それが……アンタの様な紫水晶で出来た果実だとしても。
[にっこりと邪気の無い笑みを、満面に浮かべて、 芳醇な果実を齧るように犬歯を剥き出し肯定してみせた]
だって、死人に金はいらねえだろ? 折角だから、頂いておこうと思ってね。
[あの時の、紫水晶で出来た盃みたいに。 貴族の持ち物を奪う愉悦に、口角を吊り上げた]
(41) 2012/09/29(Sat) 21時頃
|
|
怖い怖い、善良な市民に銃を向けないで、お巡りさん。
[怒声に応える声には、怪しげな昂揚が含まれている。 崩壊し始めた砂の城のように、少しずつ歪み始める日常。
喉の奥を鳴らし、器用に嗤うと、 額に流れる血潮を舐め取るかのように視線を這わせた]
そうだ、アンタにも元をつけてやろう。 “元”法の番人。黙れば、いいのかな?
[蛇が手招きするような、舌なめずりするような挑発の囁き。 裏腹に、銃口を向けられた自分は、身動きが取れない。 自らの顔と壁の間で揺れる銃口を眺め、初動の隙を窺う。 が、五分五分の確率へベットするには、自分の命は惜しすぎる]
(42) 2012/09/29(Sat) 21時頃
|
|
……早くしろよ。ペラジー。
[思いついた随分と分の悪い賭け。合理性の欠片も無い。 初めての約束に縋る様な、そんな声が出せるだろうか。
反応が無くても、意外と銃口に隙を作れるのか。 もしかすると、かえって自分の首を絞めるのか。
彼女を信じているのだろうか、彼を信じていないのだろうか。
馬鹿馬鹿しい、姿がどう変わろうが、俺は彼を知らない。
そして、彼女でも裏切られるのが当たり前だし そんなのはお互い気にしないのが、俺たちの流儀の筈だ。
ただ、紙片を咥え微かに湿った声で、優しげに名前を呼んだ]
(43) 2012/09/29(Sat) 21時半頃
|
|
本人ですよ、夕闇伯。
[道化じみた仕草で両手を広げようとして、 銃口を思い出し、さらなる挑発は思いとどまった]
しかし、溝鼠とは手厳しいね。 まあ……似たようなもんだけど。
[貴族の吐き捨てる嫌悪感が心地良く耳に響けば ゲラゲラと笑い出したいような、そんな清々しい気分。 そして、視線の先で危うく揺らめく濃紫の瞳は 極上の紫水晶よりも、美しさで勝っているだろう]
面倒くせぇなぁ。 いいじゃねーか、たけーもんわざわざ壊さなくてもさ。
[暴君じみた物言いに、溜息をついて。 もう少し距離が近ければ、あと二つ、宝石が手に入ったのにと]
(45) 2012/09/29(Sat) 22時頃
|
|
[耳朶を擽るペラジーの声に、全身の力を抜いた。 抜きながら、首筋を伸ばし、あごを引き 背筋を伸ばしてから、重心を少しだけ前に]
(53) 2012/09/29(Sat) 23時頃
|
|
――――――My precious darling !
[大気にばら撒かれる白い粉塵。 顔に刻まれる艶笑。その瞬間、弾かれるように走り出す。
扉へ、ただ一歩、二歩、導かれるように踏み込んで]
あ?
[響く銃声。舞い落ちる白い粉塵。 左手に衝撃。一拍遅れて鈍痛。噴き出る鮮血。
ジェフの放った銃弾は薬指と小指を吹き飛ばしていた。 もんどり打って倒れ伏すと、地面に咥えた紙片を吐き]
(55) 2012/09/29(Sat) 23時頃
|
|
っ痛――――――…
[呻き声。まるで本物の、溝鼠のようだ。 絨毯を掻き毟るように、這いずるのは止めなかった]
……指足んねぇじゃねーかクソ。 信じられねえ、あの野郎!
[左手を翳して、苛立ちを絨毯に叩きつける]
(57) 2012/09/29(Sat) 23時頃
|
|
[地面に散らばったのは、懐中時計、弾の入っていない燧銃。 水晶のカフス釦と、暗く輝くエメラルド。それに紙片。 蓄えた財貨を吐き出した男の懐に残ったものと言えば……]
おいおい、冗談じゃないぜ……。
[先ほど受け取った、革袋だけだった]
やばいやばいやばい。
[本当に口を引き裂かれては堪らない。 粉塵が消える前に、何とかこの部屋から出なければ]
(60) 2012/09/29(Sat) 23時半頃
|
|
クソ、約束、護れよな……。
[目の前で拾い上げられる紙片。 それを掴んだ人物、微笑んだ彼女と眼が合った。 ゲラゲラと笑い出したい気分なのは間違いない。 這いずる速度は、蝸牛のように遅く、締まらない]
さもねえと、犯すぞ、クソアマ。
[無事な左手の中指を彼女の背中に向けて立てて。 最後まで、オンナ扱いかよ、と喉を震わせて嗤いだす。 後で絶対慰謝料と治療費をふんだくってやる、と]
あれ、何か……。 思 考 が上 手 く纏 まん ね え
[もう直ぐ吹き払われる煙幕を尻目に、 いつも見ていた霧のような煙る景色から、目を閉じた]
(66) 2012/09/29(Sat) 23時半頃
|
|
/* 小者たのしす。
(-26) 2012/09/29(Sat) 23時半頃
|
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る