254 東京村U
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――――――――!!!
(51) 2016/09/27(Tue) 07時半頃
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―東村山市・高校の教室―
[気づくとそこはいつもと変わらない教室。
一二三の目から一筋の涙が*伝い落ちた*]
(52) 2016/09/27(Tue) 08時頃
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[ぼんやり、と過ごしていた。]
(92) 2016/09/27(Tue) 21時半頃
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―昼過ぎ・清瀬市の高校―
[嫌な夢を、見た。
うっかり、涙を流してしまうなんて。 手首に消えない傷痕を残した、『姉』だったのか、それとも噂で流れたあのアイドルに恐怖を覚えたのか。
どちらにせよ、情けない話である。誰かに見られていないか、心配なくらいで。]
(93) 2016/09/27(Tue) 21時半頃
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リーは、みょんこみょんこ踊っているダンス部の練習風景を眺めている。チューチュートレイン。
2016/09/27(Tue) 21時半頃
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[――――物思いに耽っている次の瞬間、視界に何か入り込んできた。]
(94) 2016/09/27(Tue) 21時半頃
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ちょっ、ちょっ、なんだいきなり。まさかこれは敵襲か。
[そして、駅で置いてあるようなフリーペーパーが一二三の目の前にぽとり、と落ちた。]
(95) 2016/09/27(Tue) 21時半頃
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『なーに難しい顔してんだよガラでもない!』
[どうやらクラスメートが一二三をからかいにきたらしく。]
うるせーよばーか。オレはお前らと違って何時だって若き青年ウェルテルなの!
[クラスメートに天誅をくわえるため、フリーペーパーを手に取ろうとすると]
(96) 2016/09/27(Tue) 21時半頃
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ん、アルバイト急募……?
[丸めようとしたフリーペーパーに書かれていたのは。 高校生OKの清掃バイトの募集であった。]
(97) 2016/09/27(Tue) 21時半頃
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勤務地は赤坂か。時給は……えっ
[見て驚いた。飲食で働いていた時の倍以上はある。 これはヤバいヤツなんじゃないかと思いつつも連絡先を携帯に記憶させようとする。]
(98) 2016/09/27(Tue) 22時頃
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よっし、これでOKっと。あれ?
[携帯に連絡先を登録したあとで、LINEのメッセージが届いているのに気がついた。 同じクラスの入間からである。(>>73)]
(99) 2016/09/27(Tue) 22時頃
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へっ?アイツ何言って……
[そこまで言って気がつく。
もしかして、午前中のできごとを見られてたのかと。]
(100) 2016/09/27(Tue) 22時頃
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いや、そんなはずは…………
[一二三は平静を保ちつつ、入間には『え?何の話?😷』と返した。]
(102) 2016/09/27(Tue) 22時頃
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リーは、絵文字があからさまにおかしいことには気づいていないようだ**
2016/09/27(Tue) 22時頃
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―夕方・新宿三丁目駅―
[夕方のラッシュの気配が感じられそうな時刻、一二三は新宿三丁目の駅を降りる。]
(152) 2016/09/28(Wed) 12時頃
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いや、クソ高ぇなこの電車。
[精算機に表示された金額を思い出して、一二三は顔をしかめ。黒のシンプルなサイフとにらめっこする。
中学の時に『姉』に買ってもらったサイフは結局今も使い続けている。ビジネスマンも愛用するブランドだけあって、心許ないのはサイフの中身だけである。
現時点では、『姉』に買ってもらった最後のプレゼントになってしまったが。]
(153) 2016/09/28(Wed) 12時頃
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いや、新宿で面接してくれるのは有り難いけどここ迷宮過ぎでしょ。ワケわかんねー。
[授業後、見つけたバイトの連絡先に電話をして見たところ、本当に人が欲しかったらしく即日の面接が決定した。 しかもこちらに配慮して新宿で面接してくれるらしい。
けれども、あまり都心に出たことの無い一二三にとっては新宿の地下はまさに迷宮そのものであった。]
(154) 2016/09/28(Wed) 12時半頃
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えっ なんかわからないけど新宿駅に出たのなんで
―新宿駅新南口―
[どうやら本気で道に迷ってしまったようだ。バイトの担当者には少し遅れる旨の連絡をいれ、目的地を探す。]
(155) 2016/09/28(Wed) 12時半頃
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すいませーん。ちょっとここに行きたいんですけどどうしたらいいですかー
[独力でたどり着くことは諦めた。なんとなく突然話しかけられてもぶん殴られなさそうな人の良さそうな人に目をつけ(>>151)道を尋ねる*ことにした*]
(156) 2016/09/28(Wed) 12時半頃
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―少し前・清瀬市高校での話―
[入間からのLINEを受け取ったのはフリーペーパーを手にしてから間もなくであった。]
何だよアイツ。しっかり見てたのかよ。
[あの『動画』を見て苛立っていたのは事実。
けれども、まさか、自分の『姉』が映っていたとは、言えない。今の自分の生活を壊すことにも、なりうるのだから。]
(165) 2016/09/28(Wed) 14時頃
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『オレ、あの手の動画苦手なんだわ。霊感とか強いみたいだし?😝』
[真相には触れずに、少し茶化した返事を送ることにした。
そのあとで、]
『もし気ィ悪くしたらゴメン。今度なんかご馳走しますわ🙏』
[フォローの一言を入れておいた。いよいよ新しいバイトを探すこと、*待ったなしである*]
(166) 2016/09/28(Wed) 14時頃
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―新宿新南口―
えっ ちょっ お兄さんも迷子ってヤツですか
[新南口で話しかけた男(>>174)の言葉にすっとんきょうな声をあげる。 まずい、これは外れを引いたと云う顔をしかけ所で、スマホを出して操作している。]
(212) 2016/09/28(Wed) 18時頃
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あっすいません。あんま自分新宿とか来ないんで……
[機械の操作は慣れているのだろう、スマホを操る手つきは早い。
そして、彼が口にした仙台という言葉に反応する。]
(213) 2016/09/28(Wed) 18時頃
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自分も仙台出身なんスよね。泉区の方なんですけど。
[思わずつられて出身を口にしてしまった。
もう、戻ることは無い場所なのに。新南口の人混みのなかで、敢えて彼に話しかけたのも、同郷由縁の懐かしさからだったのだろうか。]
はい、ありがとうございます。では途中まで一緒に……
[次の瞬間、]
(214) 2016/09/28(Wed) 18時頃
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ぶっ
[彼が勢いよくぶつかってひっくりがえった。(>>176)
思わず笑いを堪えきれなくなって吹き出す。
なんだろうこの人は。自分よりもかなり年上だとは思うけれど、『かわいい小動物』というイメージが頭に*よぎってしまった*]
(215) 2016/09/28(Wed) 18時頃
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リーは、イルマからのLINEを思い出して3分の1の純情な感情が入り乱れる表情を*している*
2016/09/28(Wed) 18時半頃
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塩竃っすかぁ。良いですよねぇ、海。 こっち来てから行ってないです、海。
[同郷の話を聞き、つい口が滑らかになる。 あまり外に出ないという彼は誰かからの電話にスマホを取り出す。]
(279) 2016/09/29(Thu) 00時頃
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あぁ、どうぞ。自分に気にせず出てください。
[『入間』という姓に首をかしげながらも、何かの偶然だろうと気にする様子はなく。 また誰かにぶつからないかと辺りを気にすることにした。]
(280) 2016/09/29(Thu) 00時頃
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[――――で、現在に至るのだが。]
(282) 2016/09/29(Thu) 00時頃
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[何やら、不思議な様子である。
話を聞いてみると、 どうやら、『入間さん』本人ではない。 よくわからないけど『入間さん』の子どもで、『入間さん』本人を探している。 『入間さん』の家には不審者が家族のように振る舞っている ]
(289) 2016/09/29(Thu) 00時半頃
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――――あれ?
(291) 2016/09/29(Thu) 00時半頃
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あの、お話中申し訳ないんですけど、
[電話中の青年に一二三は声をかける。]
(293) 2016/09/29(Thu) 00時半頃
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今話してる人、もしかして、入間澪音って子じゃありません?
[まさかのまさかとは思いつつも、声をかけてみた。]
(296) 2016/09/29(Thu) 00時半頃
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