123 霓虹鬼故事
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/* Σちょ、偽装しないん? どうしよ…。
…思ったよりも、仕事が早く終わりました。の。
(-16) 2013/05/23(Thu) 21時頃
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―ちっ…上手くやれよ?
[小さく舌打ちをする。 露蝶に手を貸す黍炉を見ながら、声を飛ばす。 誰かが近づきそうであれば、留めるつもりではあるが。 ふわふわとして捉えどころのない相手の事、何かしでかしやしないかと。]
(*25) 2013/05/23(Thu) 21時頃
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― 回想:少し前 ―
[パソコンから顔を上げた>>57黍炉の言葉―鬼と人を見極める方法がある―と聞けば、眉をぴくりと動かし。]
そうなのか。 それは誰でも使えるものなのか…?
[零れた言葉は誰かに言ったわけではない、独り言。 どうやら闇雲に殺すわけではないらしい事に少しだけ安堵する。]
…まぁ、そうでなきゃ容疑者を纏めて放り込んだりしない、か。
[探す方法がないなら、それこそ纏めて消せばいい。 わざわざ姿を見せずとも、研究所はあの男の思うまま。しようと思えばこれまでの間に出来ただろう。]
(65) 2013/05/23(Thu) 21時頃
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[>>48そして露蝶からも同じ内容と、身体の変化について聞けば。]
―容姿に変化って…本当に鬼みたいになっちまうとかじゃねぇよな…。
[もしそれが本当なら、ぞっとしない話だ。 そう考えていれば明夜が動きだし、それを止めようとした露蝶が転ぶ。 その間に明夜は姿を消していて。]
あ、おい。大丈ー…。
[自分が手を貸そうとする前に、黍炉が手を差し出す。]
(66) 2013/05/23(Thu) 21時半頃
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[>>64―と、ソファーで思考を巡らせていた佩芳が、突然駄目だと言ってよろけながら立ち上がる。 慌てたようなそれに眉を顰め、露蝶を気遣うそぶりを見せつつも、その場を立ち去ろうとする彼女の背中>>67に向けて。]
―おい! 駄目ってどういう意味だ? 誰も殺したくないという事か? それとも、あんな男を庇ってあんたに何か得でもあんの?
[問いかけは最後まで彼女に聞こえただろうか? 声は鋭く響き、やや威圧的に聞こえたかもしれない。]
(68) 2013/05/23(Thu) 21時半頃
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―俺も行く。
[黍炉が佩芳を追うのなら、自分も向かおうと。 多少言葉を重ねられたくらいでは、退かないつもり。]
―あの爺さんの部屋って何処か知ってる?
[向かうなら、恐らく其処だろうと。]
(71) 2013/05/23(Thu) 21時半頃
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おい、佩芳と黍炉がそっちに向かった。 爺さんの方はもう終わったか? 取り敢えず、その場から離れろ!
[佩芳の動きは完全に誤算。 焦りといらつきの混じった声が明夜の耳に届くだろうか。]
(*26) 2013/05/23(Thu) 21時半頃
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[>>70得がある、という佩芳の答えに眉間に皺が寄る。]
―あんたはあの爺の仲間か? 対価の代わりに客の中に紛れて、爺に俺達の様子の報告でもするつもりだった?
[そんな大胆な事をするような人間には見えないが、完全に頭に血が上っていた。]
(74) 2013/05/23(Thu) 22時頃
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はぁ…?おい、いきなりばれちまうだろうが。 あんた生き残るつもりあるのか?
…あー、俺がどうにか誤魔化す。 爺の遺体は何処にある?
[研究所内を探し回りながら、苛々と声を飛ばす。]
(*28) 2013/05/23(Thu) 22時頃
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…そーすか。
[>>73リビングを出て、廊下を歩きながら黍炉の隣を歩く。 上背のある相手の方が若干早いか。]
ったく…、行った先に人が殺されてるかもしれないっつーのに何考えてんだか。
[階段を上りながら話すのは、佩芳の事。]
(75) 2013/05/23(Thu) 22時頃
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ったく…そういう体質も厄介だな。
[食い散らかさなかっただけ、という言葉に眉をひそめつつ。場所を告げられれば。]
あぁ、分かった。取り敢えず向かう。
[上手く黍炉達から離れられればいいのだが。 最悪、彼らの目の前で偶然を装いつつやらなければいけないと考えるとげんなりする。 けれど次第に、どう喰った後を誤魔化そうかという事が頭を占めていった。]
…何か重いもんで痕をつぶせばいいか…?
(*30) 2013/05/23(Thu) 22時頃
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…みたいすね。
[>>76研究者と佩芳、彼らの間に何の関係があるのか。 彼女の仕事を知らない自分には分からない。]
その可能性が高いとは思うけど…。 ―っ…。
[血の臭いに気付けば鼻を覆い、目を眇める。 佩芳の姿も遅れて見えただろうか。]
―終わってる、みたいだ。
[その声は僅かに震えて聞こえただろうか。]
(80) 2013/05/23(Thu) 22時頃
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― 鷲珈の部屋 ―
[>>77違う、という言葉は聞こえていたが、一度浮かんだ疑惑を簡単に捨てる事は出来ない。 血の匂いに一瞬躊躇ったけれど、意を決したようにその先に進んでいく。
戸口の前で立っている佩芳と…床に転がった鷲珈の死体。 ―彼の鋭利な刃物で切り裂かれたような腹からは、何かがはみ出していて。]
…っ…。
(83) 2013/05/23(Thu) 22時半頃
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[目の前には研究者の遺体。 それを目にして顔が歪む。 自分の他にいる人間が二人。 ―早く、何とかしてしまわねば。]
くそ。
くそ…っ。
(*31) 2013/05/23(Thu) 22時半頃
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[死体を見るのは初めてではないが。こうした遭遇の仕方は初めてで。 >>84黍炉の忠告も耳には届かず、ふらりと‘それ’に近づいていった。 そして床に広がった血に足を取られ]
うあ…っ。
[―派手に転んで鷲珈の遺体の上に倒れ込む。 起き上がろうとしてもがいた際、鷲珈の腹からはみ出た臓器…明夜の喰らった痕跡を握り潰してしまう。]
(87) 2013/05/23(Thu) 22時半頃
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/* …こうしかなかった。 偶然を装ってみたけど、狂人って割れちゃうかな? ていうか喋り過ぎやで。
(-19) 2013/05/23(Thu) 22時半頃
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…うっ…。
[顔も血溜まりに突っ込み、赤黒く汚れていた。 纏わりつくような強い血の匂い。 遅れて感じた臓器を握りつぶした生々しい感覚に、手に握ったものを取り落とす。]
あ、ぁあ…っ。
[汚れた手を見つめ、暫しその場に座り込む。 >>89佩芳の悲鳴は何処か遠くに聞こえた。]
(91) 2013/05/23(Thu) 22時半頃
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ああ…、くそ。
[手を見て茫然としたふりをしながら、喰らった痕跡を握り潰したのを確認し。]
…一応、やったぞ。
[まだ手に残る感触。 声には苦々しさが混ざっていただろう。]
(*32) 2013/05/23(Thu) 22時半頃
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/* 多弁すぎた。 あ、飴、ありがとうですー。(PC血塗れ)
(-20) 2013/05/23(Thu) 23時頃
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人、集まって来たな。 …何とかお前の噛んだ痕を握り潰せた、と思う。
[何処にいるのか分からない男に状況を教える為に声を飛ばす。 偶然を装うとはいえ、派手に転び過ぎた。 おかげで血塗れだ。]
…あー、シャワー浴びてぇ。
(*35) 2013/05/23(Thu) 23時頃
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[暫く茫然としていたが、>>92黍炉の声が聞こえてややあってから褐色の目に光が戻る。]
…あ?
…っ…!
[近付いてきた黍炉の方にゆるゆると振り返る。 緩慢とした仕草で頬を拭いながら血に塗れた顔を晒したが、後方にいる女性達にも見えただろうか。]
(95) 2013/05/23(Thu) 23時頃
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[茶化した口調で聞かれれば、飛ばす声を荒げ]
はぁ?ふざけんな…! こちとら血塗れなんだよ!
[死体に倒れ込んだとは言わない。 ―やがて、知れるかもしれないが。]
(*36) 2013/05/23(Thu) 23時頃
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……そんなに酷いすか?
あぁ、 ありがとう、ございます。
[>>96相手の言葉に眉を顰めながら顔を擦ろうとして、差し出された手に気付く。 ありがたく厚意を受ける事にして立ち上がろうと足に力を込めた。
―あぁ、まるで麻痺してしまったように血の匂いしかしない。 …臓器を握り潰した手の感触も消えない。
我に返ってみれば、研究者への哀悼の念などなく…ただ不快感しかなかった。]
(98) 2013/05/23(Thu) 23時頃
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/* 何とか死体誤魔化せたかなぁ。
けど、占われフラグが…! 何という配役です、か。
(-21) 2013/05/23(Thu) 23時頃
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/* おかしいな、昨日は陽だまり?で男子会やってたというのに。 今は血だまりに頭から突っ込んで血塗れだよ。(PCが)
(-22) 2013/05/23(Thu) 23時頃
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[>>99震えながら問いかけてくる声、>>100思わず漏れたような声には僅かに目を伏せ。 沈黙の後に言葉少なに答える。]
……。 うっかり転んで、血だまりに頭から突っ込んだ。
[そして臓器を握りつぶしてしまった、とまでは自分からは言いたくない。
―ああ、見た目だけなら俺が鬼みたいだ。]
(102) 2013/05/23(Thu) 23時半頃
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[やがて小さく息をつきながら]
…で、あんたは無事? うっかり怪我とかしてないだろうな。
(*37) 2013/05/23(Thu) 23時半頃
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……最悪だ。
[>>101黍炉の言葉に眉間に皺を寄せてごしごしと顔を拭おうとするが、その服も鷲珈の血を吸っていて。 それに気付けばげんなりとした。
血が付いても分かりづらい黒色であったのが、せめてもの救いだろうか。 ―けれど、女性達には刺激が強いだろう。あまり見せたくはない。]
(103) 2013/05/23(Thu) 23時半頃
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[>>104露蝶の視線には居心地悪そうに視線を逸らし]
…悪かったよ、俺の不注意だ。 ……。
[鬼みたいと言われれば、僅かに瞠目した後にがしがしと頭を掻いた。 くすんだ金色に染められた髪も、幾分か血に濡れていただろう。]
(107) 2013/05/23(Thu) 23時半頃
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―俺が来た時にはいなかった。
[>>105明夜は、と聞かれれば、首を振る。 死体を見ようと近付いていく露蝶の姿には僅かに眉を寄せた。
>>106黍炉にシャワーを勧められれば、首を緩く傾げ。]
…着替え持ってきてないんすけど。 まぁ、血を落とせるだけマシか。
[さて、風呂場は何処だろう、と思いつつ、その場を後にしようと。]
(110) 2013/05/24(Fri) 00時頃
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