199 Halloween † rose
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[奇妙な5度目のハロウィンは落ち着きを取り戻し、少しずつ、今までの繰り返しの風景へと戻って行く。 広場で人が消えるイリュージョンが等と言う噂も聞こえて来たが、大した事ではないだろうと無視した。
あれだけ街を騒がせた狼は何処かへ行ってしまったらしい。…が、かといってハンターに撃たれたと言う話も聞いていない。 襲われた人間も、自分の知る限りではおそらく居ない。]
(@0) 2014/10/30(Thu) 17時頃
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[足を向けたのは魔女の家。
そろそろ薬が切れる。 一応、散々暴れ回った人狼の、薬のアフターケア位する気はあるのだ。
それと、魔女を探しに行くと言っていたリーを探しに。 何処へ駆けて行ったかは知らないが、アレの屋敷に向かった可能性は高い。 頼むから腹を空かせたジェレミーと一緒にいてくれるなとも、思いながら。]
(@1) 2014/10/30(Thu) 17時頃
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―魔女の家―
…よぉ、人狼。 腹ぁ減ってないか。 土産だ。開けろ。
[手には何やら、大量の獣の肉。 抱いたそれは先程街で購入した物。出来るだけ食いがいが在りそうな個所を選んで、固まりのまま包ませた。 未調理家畜の赤肉ではあるが、人狼にそれを気にする余裕はなかろう。
筋肉など無い、筋の目立つ痩せた腕。 本来彼の体格では持ちきれないであろう、重い筈の荷物を涼しい顔で抱えて、扉を数度蹴った。 内部から漂う甘い香りに、僅か首をかしげて。
彼は、人型の客の来訪を嫌がるかもしれない。 その場合は、荷物を置いて立ち去るつもりで。**]
(@2) 2014/10/30(Thu) 17時頃
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キリシマは、持ってきたはいいが、ジェレミーは家畜の肉は喰わんかもしれんな。と。
2014/10/30(Thu) 18時半頃
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―ジェレミーが来る少し前:魔女の家―
[抱えて居た荷物を抱き直し、さっさと顔を出しやがれ犬っころとガンガン扉を蹴っていた。丁度その時。
視界の端、揺れる影。 見覚えのある髪色と、ツラ。 ひょっこり顔を出した半透明に、]
…新手の仮装か。
[何でこの馬鹿もスケてんだよ。と。 両手が開いていたのなら、頭を抱えていたかもしれない。 新たに増えたユウレイモドキは魔の者で、 こいつも、あの変態ジジイ並みにダメな奴だったかと勝手に評価を地の底まで落とした。
幽霊になる基準は自分には分からない。 ので、種族的にぽんやりしてる奴が引き込まれているのだろうと、勝手に。]
(@5) 2014/10/30(Thu) 20時頃
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―現在:魔女の家―
[両手が塞がって居ては扉は開閉不可。 鍵が開いて居ようが開いていまいがそんな事関係なく、開かぬ扉を不機嫌に蹴っていた。 抱えた肉はひやり冷えていて、寒さなど堪えぬ体であるものの、流石に不愉快だ。
回らないドアノブと、黙りこくった鍵穴。 どうやらこの人狼は出て来るつもりは無いらしい。>>7]
別に、礼なんていい。
それに、土産代は薬の料金に上乗せだ。 ちゃんと払えよ。 領収書ぐらいだったら書いてやる。
[それは土産では無く押し売りなのでは? …と言うのはさておき、人狼が獣の肉を食いこそしても、それで腹が満ちるとはハナから思って居ない。 だが、無いよりはマシだろう。]
(@6) 2014/10/30(Thu) 20時半頃
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ウチの薬飲んだ奴が、 それを原因に問題起こされちゃ困る。
テメェには、さっさとマトモなレベルまで腹を戻して貰うぞ。
[屋敷から出れる程度の理性を、保つ位には。]
(@7) 2014/10/30(Thu) 20時半頃
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[目の前のユウレイモドキは、何やら妖精のクソが巻いてどうのとかいう話を広げているが、訳が分からないので全てスルー。
この屋敷からは、ヒトの血の匂いはそこまでしない。 人狼による犠牲者の有無などとうの昔に分かっていたが、それでも「広場」「リー」と言う単語が飛べば安堵の息を吐いたか。]
…魔女の陣? 中にか?
[朗報と言う訳か。 どうやら単に空き巣に入っていた訳ではないらしい。 詳細を聞きだそうと口を開く前、気配を露わしたジェレミーに意識は奪われ、 その後は、ちょろちょろと鬱陶しい空巣に小振りの肉の包みを一つ投げ、家主――のヒモと話をしていたか。>>@6>>@7]
(@9) 2014/10/30(Thu) 20時半頃
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/* そういえばキリシマには自がド下手くそと言う裏設定があってな
(-15) 2014/10/30(Thu) 20時半頃
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/* 流石に出さぬ…出さぬぞ…
(-16) 2014/10/30(Thu) 20時半頃
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金の知らねえ。 ローン組んで払えよ。 薬飲んだんだろ。
[微かなうめき声>>13に、また扉を蹴った。 勢いとしては、借金取りのソレである。まあ間違ってはいないのだが。
やっと覗いた紅の目をじろりと睨むが、屋敷内から流れ出る強い甘さに眉をひそめた。]
…つーか、 今タレコミで屋敷の中に魔女の――
[話を切り出すより、引きとめるより早くしびれを切らしたバカは街の方向へ駆けて行く。 おい、魔女の魔法陣が中にあったんだろ。ループの終わりの手段か何かが。 まだ話の続きは聞いていない故詳細は分からないが、巻き込んで途中で放置するのは勘弁してほしい。
とっとと走って行ってしまった悪魔は、恐らく応援を呼びに行ったのだろう。 確か自分の他にも視える者がいると、アケノシンが言っていた覚えがある。]
(@13) 2014/10/30(Thu) 21時半頃
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[>>17未だ万全ではないだろうに、ふらり這いだす人狼。 襲ってくるかと僅か警戒もしたが、話す程まで理性があるなら特に問題は無いだろうとすぐに緩めた。
コーヒーは不要だから、中で休んでてもいいんだぞ。 そう言うより早く同じように走って行ってしまった人狼は追い掛けられず、]
肉、キッチンに積んどくぞ!
[金の背に、そう呼びかけるしか叶わなかっただろう。]
(@14) 2014/10/30(Thu) 21時半頃
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/* 終わりが近いからだろうがログが早い(ほぼ読めて無い)
(-26) 2014/10/30(Thu) 21時半頃
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/* >>@13 金の有無なんて知らねえ。
だな。かきかけで投げてしまった。
(-27) 2014/10/30(Thu) 21時半頃
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/* 墓メモ投げようとおもたらコミットきてたわ
(-30) 2014/10/30(Thu) 21時半頃
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…チッ
[やっと開いた扉の内側に足を踏み入れて、舌打ち。 どいつもこいつも話を途中でほっぽり出しやがって。腹が立つ。
勝手知ったる人の家。キッチンの場所ぐらいは知って居ると肉を全てそこに放り込んで、先より一層強くなった甘い菓子香りに再び舌打ち。 機嫌は大変悪い。
魔女の陣があると、そう聞いた。 が、シーシャが居なくては場所は分からないし、分かったとしてもどうしたものか。 薬草には詳しくとも、陣の方の知識は無いのだ。
…短気のバカが帰って来るまで、待つか。 短気だしどうせすぐ帰って来るだろう。アレと違って空き巣をする趣味も無い。
高そうな椅子を外まで引きずって、玄関先でゆっくり煙草を吸い始めた。]
(@15) 2014/10/30(Thu) 21時半頃
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[今術が解けずハロウィンが明日も続くのならば、それはそれで構わない。
ハロウィンが終われば街を出る。 そこに彼が、本当に付いて来るのか来ないかは別として。
今日が続いても、自分がこの街に別れをを告げる時間が増えるだけ。 出来る事なら居心地の良いこの街に留まって居たかったのだが、それは少々無理な話だ。 せめてあと一日。 後一日だけでも祭に浮かれる日が訪れてもいい。 明日こそは菓子を配って、もう一度ダンスパーティーに行ってもいい。
ループの魔法を解けるであろう男を待ちながら、白く揺らめく、薬臭い煙を吐いた。]
(@17) 2014/10/30(Thu) 22時頃
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[それでも終わりが来るなら、11月1日へとずらし込んだ彼の約束が果たせるのだと。 そう気付けば、ほんの少し笑っただろう。]
(@18) 2014/10/30(Thu) 22時頃
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