139 【飛歓】暇を持て余した神々の【RP村】
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明之進! 今日がお前の命日だ!
2013/08/14(Wed) 00時半頃
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――夜――
[かつてアラハバキは、まつろわぬ民と共にあった。 しかし、民が追いやられるたびに、己の名も他の神の名に刷り変わっていった。 そうして静かに荒神は忘れられていき、彼自身もまた自らの正体を忘れていったのだった。
辛うじて残った神力と信仰によって高天原に身を置きながら、細々と与えられる人々の祈りにまた感謝しながら、彼らの安寧を願う日々を送っていた。
そのなかで見えてきた、大切にしたいと思えるもの。 守りたいと思えるもの。]
(*0) 2013/08/14(Wed) 14時頃
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[大切なものの血が流れたにおいがする]
(*1) 2013/08/14(Wed) 14時頃
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[何故、血が流れたのかは知らない。 どれだけの量だったのかも分からない。 ただただ、]
傷つけたのか 彼女を
[焦がれた相手の血が流れたこと、憎くて憎くて仕方なかった。]
『古き神を祓え』
『穢れだ お前らも穢れなのだ』
[醜さを増す音を纏って、黒衣は一歩一歩近寄る。]
(*2) 2013/08/14(Wed) 14時頃
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[何かの術に失敗したのか、意識を失った月光の神。 彼の体の傍らに立ち、左手で空をまさぐる。 右手には、鉄の鋏。
きらりと輝く、繭糸を]
……。
[じょぎり。
黙したまま、切り落とした。]
(*3) 2013/08/14(Wed) 14時頃
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君にも
恋しいと思う相手が 憎いと思う相手が
いるのだろうか?
―聞こえているのだろう?
(*4) 2013/08/14(Wed) 14時頃
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[おもむろに袂から花を取り出す。 竜胆。]
えやみぐさ か……
[可憐に開いた花を
ぐしゃり
握りつぶした。]
(*5) 2013/08/14(Wed) 14時半頃
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ええ、ええ、聴こえておりますわ
[聞こえた問いかけ>>*4には、そう返事をして。 少し、考えると、昨夜のことを思い出し眉を寄せる]
……その前に。言い忘れたことがありました。 何事かを成さねばならぬ、己を律して立たねばならぬ 常にそうではどんな神とてきっと疲れてしまいましょう
何もできなくても良いのです、志乃をご覧くださいな 力も身体も弱いけれど、どうにか毎日生きておりますわ
憎いのならば聴きましょう つらいのならば呼んでくださいまし どこにあっても此の先ずっと、わたしはあなたを忘れはしません
(*6) 2013/08/14(Wed) 16時半頃
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お兄さまといい、あなたといい、 志乃の周りには放っておくと独りで勝手に思い詰める方ばかり。 これでは心配で夜も眠れませんわ、少しは頼って下さいな
[祟り神による責め苦も、抱えた傷も、 そんなに軽いものでないことくらい分かるけれど。 それでも冗談目化した口調で言えば、息を吐き]
焦がれるような恋は未だ知らないけれど―― ……きっとこれが、志乃なりの愛なのでしょう
[己は案外人間味の薄い神なのやもしれぬ、と苦笑した**]
(*7) 2013/08/14(Wed) 16時半頃
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/* COはまだの予定。取り急ぎ。 頼んだ。
(*8) 2013/08/14(Wed) 20時半頃
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[記憶がないのだろうか? 声は、確かにこの方なのに。 おかしなことを問う祟り神本人と、それを知る己と。 なんと白々しい会話だ――我ながら、そう思う]
(それでも、責め苦を忘れていられる時があるなら)
[少し嬉しゅうございます、と、笑みには温かなものも込めて]*
/* あ、了解です。任されたー! 多分これから表ウト・朧・置壱揃っていろいろアレなことになりそうですが、面倒だったら適当に切り上げて下さいね…!
(*9) 2013/08/14(Wed) 20時半頃
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――夜のこと――
[聞こえてくる、涼やかな琴の音。 周囲の羽音のせいで不協和音にも聞こえるが、そこにはまだ清さを感じられた]
……ありがとう。
[ 怨恨たちに目的などない。 つらいつらい、お前も堕ちろと呪うばかりだ。 けれど彼女が己を覚えていてくれるのなら、かろうじての自我を持っていられる。
最終的には、神を堕とす行為につながろうとも。]
(*10) 2013/08/14(Wed) 23時頃
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[男にはわからなかった。 何故、優しくしてくれているのか。
うれしかった。 同時に、辛くもなった。
汚れなくてもよいはずの若い神が、男に巻き込まれて怨恨の只中にさまよいこんだ姿。 そんなことは望んでいなかったのに。
古い神を祓い、若い神に未来を託す。 男は― は、それを望んでいたのに。
祟り神に憑かれたことで、ただの憎しみに駆られてしまいそうになる自分が憎い。]
(*11) 2013/08/15(Thu) 00時頃
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君が、共にいてくれるというのなら。 私は、君を
祓うべきなのだろうね。
[何もできなくても良いと許してくれる心を、清いと思う。 頼ってほしいと相手を思う愛が、美しいと思う。
囚われてほしくない。 自由になってほしい。]
(*12) 2013/08/15(Thu) 00時頃
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/* やあ恥ずかしがりの祟り神だよ。 間に合えばでいいんだけど 「襲撃描写は墓下と地上に合わせる。」 と皆に告げてくれないか。
(*13) 2013/08/15(Thu) 00時頃
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/* おおぅ。おkkkk了解ご主人!
(*14) 2013/08/15(Thu) 00時頃
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――そして、新たな夜に――
[黒衣を引きずり、右手に鉄の鋏。 足取りは重い。
荒れ狂う音の中、琴の音を探し、進む。]
/* ありがとう。
(*15) 2013/08/15(Thu) 00時半頃
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[聴こえた、声。>>*12 内心の葛藤>>*11など知らず、笑うように]
ありがとう、と。仰って下さいましたね。 志乃はその言葉だけで救われたのですよ。
あなたのことを、わたしは何も存じません。 ただ、手を取っただけ。声を聴いただけ。 それでも、愛おしいと思いますれば。 わたしはわたしの望むまま、愛しただけ。
この高天原への未練といえば、 ただひとりの兄を道連れにする申し訳なさくらいのもの
――……お好きに、なさいませ
[近付く足音>>*15に、*囁いた*]
(*16) 2013/08/15(Thu) 00時半頃
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[左手で、琴の糸をたぐりよせ。 右手の鋏で
*―縁を切る音*]
(*17) 2013/08/15(Thu) 00時半頃
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[いつか追放され、堕ちるにせよ]
[全ての神を堕とし、恨みを晴らすにせよ]
心安かれ、黒の御方……――置壱さま
[最期の言葉は、**]
(*18) 2013/08/15(Thu) 00時半頃
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