197 獣ノ國
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座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/10/10(Fri) 00時頃
錠は、クラリッサがホットチョコレートを消化してくれないと困ってしまう*
2014/10/10(Fri) 00時頃
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[ちゃぷりと、揺らいだのは葡萄柚。 紡がれる物語の一端>>96に硝子に映った顔は瞬きを忘れる。
思わず顔を逸らし、足早に席に着こうとした。 掠めるような声>>98が、男が彼強請った菓子を口にする。
腑に落ちないような何とも言えない顔を落ち着かせようと、つま先を差し出す。腰を押し付かせたのは結局そう離れていない二人座席。 グラスを傾けジュースを仰ごうとして]
(104) 2014/10/10(Fri) 00時頃
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ガシャン
[派手な音が獣耳を揺らす。
つられたように視線を向けた先では、林檎を焼き上げた甘い菓子が、陶器に混じって散らばっている>>99
シン、と時が泊まるのは一瞬。 すぐに店員が駆け寄る。その際耳にしたのは、そのアップルパイは友が頼んだ品らしい。
何やら店員とやり取りする様を眺めつつ、ようやっと一口喉に通した葡萄柚は、何処か苦く感じ得て。]
――退屈だったからね!
[舌に痺れる渋みを誤魔化すように笑みを。]
(105) 2014/10/10(Fri) 00時頃
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―回想/自宅前→大学への道―
大学があると、苦笑を漏らした彼女>>17には思わず僕も苦笑を漏らしました。「忘れてました」と頬を掻けば、彼女はどう反応したでしょうか。
だけど一応欠席をしたことのない僕はその記録を止めるわけにも行かず、結局彼女と共に大学へ行ったのだったか。
「…ねえ、まーちゃん」
そして気にかかるのは先ほどの彼女の様子。まるで嬉しそうにはにかみ笑う様はまるで「好い人」が出来た様だと、僕は思いました。「――彼氏、出来たんですか?」僕は恐る恐る尋ねました。別段悪いことを聞いているわけでもないのに、妙に下に出て卑屈になる心は一体何なのだろうか。 僕は商店街の景色を横目に、ただ彼女を見詰めていました。
胸に蟠るそれを、抱えたまま。
(106) 2014/10/10(Fri) 00時頃
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[潜伏かバレてしまえば開き直ったのか促されるまま、向かいに移動する。途中交わされたいつも通りの挨拶には男も片手を上げて閃かせる。
そうして間も無く一つのアップルパイの甘い匂いが男の鼻を掠めるのと同時に、友が頼んだ砂糖もミルクも無しの黒い液体>>69には、露骨に顔を顰めてみせて]
――…あ、炭酸。
[忘れ物に、目を見開かせた男の頭から頭巾>>23が落ちた。]
(107) 2014/10/10(Fri) 00時頃
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トレイルは、ヤニクの席に移動しようとしている
2014/10/10(Fri) 00時頃
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『飼い主の俺を置いて、 どこに行くつもりなんだ。』
[指を握って告げる飼い主が、まるで迷子の様だと思って、抱きしめてしまいたくなる それをしたら、きっとごまかしていると思われてしまうだろうけど』
『赦さないと言っても、聞かなかろうな。 ………君の半分は、ヒトだから』
...すごく、すごくずるいこと、言っていい?
[赦さないと言ってくれたことが嬉しくて、ヒトだと言ってくれることが幸せで、本当に、本心から、こんなわがままな娘に付き合わせてしまったことが申し訳ないと]
(それでも、もう離れられない。離れたくない。 ...心を、はなしたくない)
(108) 2014/10/10(Fri) 00時頃
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私を、奪って 全部、夢に手を伸ばしても届かない場所に わかってるの。私の自分勝手なわがままだってこと、痛いくらいわかってるわ ......獣人は、外に出られないって、言われた だったら、神隠しに賭けてしまえばいいなんて、バカなことを考えてる 神隠しに会って、外に出られても、先生が傷ついてしまうなら、それはすごく嫌なのに なのに、それでも子供がわがままを言うみたいに、外に出たいと思ってしまうから だから...私が、貴方を傷つける前に
私の全てを、貴方に鎖で繋ぎとめて
[情けなく歪んだ泣きそうな顔で、子供が泣きわめくかのように涙の流さない嗚咽をあげ、震える手で相手のスーツの袖を握りながら。 自分の所有権を受け渡すと、全部言う通りにするから責任を背負ってと、細い声で懇願して]
(109) 2014/10/10(Fri) 00時頃
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ティソは、シメオン(名も知らないマユミの後輩)が高校の頃時折彼女と共に居ることを思い出した。
2014/10/10(Fri) 00時頃
ティソは、シメオン(に話の続きを促した)
2014/10/10(Fri) 00時頃
オスカーは、ヤニクの新しい赤ずきんは一体どんな物だろうか、と。(促)
2014/10/10(Fri) 00時頃
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/* >文面考える間に被った<
(-37) 2014/10/10(Fri) 00時頃
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/* 錠さんからひしひしと感じるオカンのかほりが… 返事困らせてないかな…
(-38) 2014/10/10(Fri) 00時頃
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―現在―
さてどうしようかと、僕は考えあぐねていました。 結局一昨日も昨日も、晩ご飯にししゃもや蟹を食べることは無かった。蟹の殻をあげると言ったまま音信の途絶えたししゃも師匠こと、「蜘蛛の糸」さんは今頃どこに居るのだろう。僕は首を傾げ照り付ける太陽を見上げども、やはり答えは見付からずに疑問として残るだけ。
「…暑いなあ。」
「水槽家」の中で僕はぼうっと空を見上げ、呟く。珍しく本屋を訪れ様と思ったけれど、然し其処は閉まっていて。聞けば何やら本屋の店主が居ないらしい。バイトなら居るとは聞いたけれど、バイトでは詳しい本の場所は分からないだろうと、落胆したままに帰路へ着いたのだったか。
ああ、それにしても――別に何を求むるでもないけれど、ただ淡々と日々を過ごして居ると思う。
(110) 2014/10/10(Fri) 00時頃
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水槽は泡を吐き、いつでも何かを取り入れる準備をしている。 花は未だ瑞々しく咲き誇り、碧の中に一点彩りを付けた。 然し朝ご飯は、…ただ家に篭る僕は、変わらないまま。
「…よし。」
思い立ったが吉日とでも言うのだろうか。僕は帽子を被り、傘を持ち、サンダルを履き、玄関を開きました。 あて先など無いけれど―ただ外へ出たいから。自分の行く先を、自分で歩み行きたいから。 …泡になど、なりたくない。
そうして最近知った―けれども長く居座くことになった掲示板に、ひとつ、文章を落とした。**
(111) 2014/10/10(Fri) 00時頃
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― 昼・大学構内カフェテリア ―
おかしなヤツではあるがね。 少なくとも、メールの返事をすっぽかすような奴でも無い。 なんの事情も無い限りは、な。
[奇妙な人物ではあるが、真面目な男だと客観的に告げ。>>100 珈琲とは比較にならない甘い飲料はクラリッサの許へ。 苦味を調和する甘さを、与える術を持たない男は、 初めから甘い飲料を薦めるのだ。]
……ああ、知ってる。 此れでも一応、俗学に通ずる者だからな。
[それでも掲示板で騒がれている事に毛が生えた程度だろう。 相槌のみ落とし、後は口を挟まずクラリッサの見解を聞く。]
(112) 2014/10/10(Fri) 00時頃
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[虫を触ったような心地、と称する彼女の言葉に、 バッタに改造された仮面ライダーを一瞬思い過ぎらせたが、 あの心身共に飾った友人が跳ね回っているところを 思わず想像してしまったが、なんとまぁ出来の悪いコントだ]
……連れ去られる前に亡命に出たとも考えられる、かな。 此の國は厳しい戒律により、出國が難しい。 まぁ其れも、正規のルートを踏めば、の話だが。
あいつが若しも獣人の一種であり「虫」の姿を取れるなら、 國を抜けるのもそう難しいものでは無い気がするよ。 連れ去られたにしては、随分と余裕が或ると思うね。
(113) 2014/10/10(Fri) 00時頃
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□獣人集まれ 20xx年10月3日 ho:mo 海に溺れたイルカ
【ゆるぼ】お昼一緒に食べる人
ディナーでも良いですけど、情報交換がてらいかがです?
>>*5 ちょっと誰を食べる気ですかやめてください! イルカ捕獲、ダメゼッタイ。
(*6) 2014/10/10(Fri) 00時頃
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/* クラリッサちゃんと錠がこのおっさんの話をしててちょっとうれしい
(-39) 2014/10/10(Fri) 00時頃
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/* あ、それ、飛びつきたい。(無計画)
(-40) 2014/10/10(Fri) 00時頃
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[相席となった友人は苦味のある珈琲を見る度>>107に同じ表情をしてみせる。そんな友人に言う言葉はいつも決まって]
そんな顔をするな。慣れればうまいぞ?
[これだった。言った所で彼が飲んだこともないのだが。送られてきたメールの返信を怠ったことを謝罪しようと]
そういえば―…
[言いかけた所で友人がいつも被っている頭巾が落ちて髪の毛から覗かせる狼の様な耳が露わに。自分だけ、時が止まったかのようだった。目を瞬かせて驚いた表情を作るも口から出た言葉は冷静なとある台詞。]
"おばあさん。 おばあさんの耳は、ずいぶんと大きいのね"
[先程まで読んでいた御伽噺の台詞。落ちた頭巾に手を伸ばしては騒ぎが大きくなる前に友人の頭に戻した。]
狩人やお婆さんの役じゃなくてすまんな。
[そう言いながら。]
(114) 2014/10/10(Fri) 00時頃
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君に贈り物を残したり、俺の家のポストに本を返しに来たり。
それに奴の家の住人に声をかけたが、 憲兵が詰めたような形跡も無ければ 争いの声も聞こえなかったとも。
[レモンティで喉を潤し、ぽつりと告げる。 ――五十蔵と名乗る姓は叔父のもの。
否、戸籍標本を改めた結果、 叔父だと思っていた相手は叔父ではなく、
父親だと、母親だと、妹だと思っていた彼らは、 彼らは――]
(115) 2014/10/10(Fri) 00時頃
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□獣人集まれ 20xx年10月3日 ss:ft シェパード
>>*5イルカ 僕でよければどうかな ちょうど散歩をしてて暇なんだ あと>>*3 神隠しについてはごめん いろいろ思考が混乱してたと思う
>>*4鼬 うん ...できるかどうか、確立は酷く低いけど ダメならいっそ...本当に犬として生きられたら、なんて
>>*4鹿 一緒にイルカ、食べに行く?
(*7) 2014/10/10(Fri) 00時頃
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……別れを告げなかったのは、 告げてしまえば、二度と会えなくなると 、――決まってしまうからでは、ないのかな。
[事情で預けられた家は、遠筋の他人の家で。 狐の親子は、町を出て行ったのだ。 相容れないヒトの子を殘して。
だからきっと、「さようなら」すら貰えなかった 言ってしまえば、それが「畢り」だから。
膝に置いた片手を、握りこんでは クラリッサに見えない位置で震わせた。]
君はあいつから、さよならが欲しかった?
(116) 2014/10/10(Fri) 00時半頃
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/*スイマッセン夜勤行ってきますウウウ
(-41) 2014/10/10(Fri) 00時半頃
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/* 絡んだ人 ヤニク、ティソ、錠、マユミ、スージー、亀吉 6人 俺を除いた参加者、13人。
ごめんなぁああぁぁぁぁあい(スライディング土下座
(-42) 2014/10/10(Fri) 00時半頃
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― 回想・昨晩の宝石店>>108>>109 ―
言ってみなさい。
[彼女の手を握り締めたまま、先を告げるのを赦す。 犬であれば吠えるなと呵れるが 彼女は犬であって犬では無いのだ。
繋いだ部分は手であって、指であって、心では無い。 赦せないなんて言葉の檻で、彼女の心をどう戒められる?
置いていかないで欲しいと、子供ながらに告げた自身の声に、 しんとした神社から、かえる言葉など無かったのに。]
(117) 2014/10/10(Fri) 00時半頃
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[奪えと告げる娘が告げた話に、ただただ耳を傾け。 戻って来ない「家族だったはずの存在」を思い返し、 ――暫し口を閉ざしていたが、握りこんだ手はそのまま。
やいそれと、離せるわけが無かった。 離す術を持たない。]
俺は君の夢を素晴らしいと思うよ。 俺は、自分一人が救われることを考えていたのだから。
[スザンナの夢を認めた上で、手を離さない。 時折言葉に詰まりながら、震える声で告げられた言に、 乾いていくばかりの口蓋に、空気を招き入れ。 その夢を破壊することが、どれだけ大人の我が儘なのか。 分かっていながら場所を忘れ、その身を抱いた。]
(118) 2014/10/10(Fri) 00時半頃
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□Re:集え獣人 20xx年10月2日 ys:ai 鎌鼬と呼ばれた鼬
少し、賑やかに成って来たな。
>>黒鹿 >>犬 いるかを食べる? 其れは阻止する。 だめだ。\( `ロ´)/マモル!!
(*8) 2014/10/10(Fri) 00時半頃
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/*毎度だけど赤ログひどいよな、私。 ドリアンが一番ひどかったか、
(-43) 2014/10/10(Fri) 00時半頃
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俺は君を殺すよ。 君の人生を、俺が潰す。
いいも悪いも、望まない。
[スザンナのヒトとしての道を、雑草を潰すように踏み躙る。 それがどれだけ残酷であったとしても。
知らない他人の為に泣くなんて、馬鹿げていた。、 汚い大人は自分が可愛い。
知らない世界で子供が飢えたとしても、 知らない世界で助けを求める手が伸びているとしても
俺の知ったことか。]
(119) 2014/10/10(Fri) 00時半頃
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/* 錠先生、回想と現在と同時並行すごいっす! この中の人はそんなことやったらロルを落とすのに何時間かかることやら…
(-44) 2014/10/10(Fri) 00時半頃
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□Re:集え獣人 20xx年10月2日 ys:ai 鎌鼬と呼ばれた鼬
>>*7 犬 そうか。 後悔しない道を選ぶと良い。 後悔しても遅い事は多いから…。
戻れるうちに、よく考えて選択した方が良い。
此れは道を外れて公開をし続ける、馬鹿な鼬からの助言…と思ってくれ。
(*9) 2014/10/10(Fri) 00時半頃
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……君を他人に貸してなど、やらない。 いいね
[心さえも、自分一人に与えられるものなのだと。 我欲に包まれた大人は、渇望をそのままに告げた*]
(120) 2014/10/10(Fri) 00時半頃
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― 現在・大学構内カフェテリア ―
[クラリッサの答えがどんなものだったとしても、 飲料を飲み終えるまではそこにいるだろう**]
(121) 2014/10/10(Fri) 00時半頃
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