84 戀文村
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/* ヨラも、セレスも可愛くてつらい。
(-28) 2012/03/26(Mon) 16時半頃
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[次に女が探したのは、飲み仲間でもある軍人の姿。 いつも村の中をふらふらしている男は、今日は何処にいたか。]
──ッ、ホレーショー!!!
[女は、男の姿を見つけるやいなや駆け寄って、男の右頬目掛けて渾身の力で拳を振り抜いた。**]
(92) 2012/03/26(Mon) 16時半頃
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/* わーおwよーらすげーww
(-29) 2012/03/26(Mon) 16時半頃
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Dear Darla Tarkin
今まで、誰よりも分かりあえた姉であり、仲間。 今まで支えてくれて、ありがとう。
誰にも言えなかった苦しみを分かってくれて、 私の我儘を聞いてくれて、それでもかわいがってくれて、 母といたときよりも、幸せだと感じることができた。 それは、ダーラがいたから。 本当に、ありがとう。
うまく言葉にできないけれど、どれだけ感謝しても、 し尽くせないです。 私の大切な、姉。ダーラ。 最後まで生き残って、私の分まで生きてください。
(-30) 2012/03/26(Mon) 16時半頃
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本当は、一緒に寄り添って行きて行きたかった。 戦争が終わって、今までのことが知れたら、 二人で知らない街でやり直したい。 そんな風に思ったこともあった。 でも、それは叶わなかった。 …もともと、願ってはいけなかったのかしら? そんなこと…ないと…ダーラなら、言ってくれるよね?
…ダーラ、誰よりも信頼するお姉さん。 私を覚えていてとは言わない。でも、…残りの生涯で一度だけでもいいから、こんな妹がいたということ、 思い出してくれたらいいな…そんな、我儘な願いを託して。
…行ってきます。 Celeste Nash
(-31) 2012/03/26(Mon) 16時半頃
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[朝、いつものように籠を持って女は村の中を歩んでいた。 村の中は、いつもより軍人が多く見えただろうか。 怪訝に向けた視線。聞こえてくるのは……。]
えっ……!?
[サイモンが自殺したのだという話。 何故……と、一瞬思うも、どこか判る気がするのは、 自身の姉も自殺で亡くしているからかもしれず。 その事実があるから、女の足は、遺族であるナンシーの元へ。
姉が、ナタリアの孫息子を追った時。 戦争の始まりの時であっても、姉を偲ぶ気持ちと共に、 周囲に対する申し訳なさのようなものもあった。 戦況の悪い中、しかも軍人が居る中では、 その想いは、己の家族の比ではあるまい。 しかも、ナンシーは、それを一人で背負わなければならないのだ。]
(93) 2012/03/26(Mon) 16時半頃
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[手紙を書き終えて、封筒に入れる。丁寧に封をして、 ジュースの代金を払い、カフェを出た]
…さて、…
[この手紙を託すため、ナタリアの家に向かって歩き出した]
(94) 2012/03/26(Mon) 16時半頃
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ナンシーちゃんっ!!
[駆けこんだサイモンの家。 陽も昇ったというのに、どこか暗い室内。 泣きはらし、怯えた顔をした少女は、自身の名を呼んだのが、 軍人でなくクラリッサと知れば、駆け寄り女の胸に顔を埋めた。]
1人で、怖かったよね……。 大丈夫、もう、大丈夫。
[トントンと、幼子にするように、その華奢な背を擦る。
嗚呼、この一時、戦争が終わるまでの間。 重責をこの背に背負わせても叶えたかった想いが、 きっとサイモンにはあったのだろう。 その想いは、たぶん手紙にしたためられていて。 けれど、今、彼女に見せることは出来ぬ想い。
過ぎるのは、姉の顔。]
(95) 2012/03/26(Mon) 16時半頃
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[交代の時間までは少しの時間があったが、聞こえてきた喧騒に足早に動く。 女性の声と、どよめきとを頼りに。狭い村だ、そう時間はかからなかった。
墓守の女性が分隊長に食って掛かっていた。縋るようにも見える。 野次馬も少しはいただろう。二人の間でどのような会話が交わされたのだろう。 ホレーショーは手を上げられたようだ。きっと彼はやり返してはいまい。 言い返してもいまい。彼一人なら、その度量と思いやりで波風を立てる事なく解決できたのかもしれないが―]
[ブローリンは無言のまま銃を構える。ヨーランダの眉間に、正確に照準を合わせて。 ホレーショーから離れるように顎で促す。彼女は従うだろうか。抵抗するだろうか。 どちらにせよ、銃をおろすと乱暴に彼女の腕をつかみ、引き剥がす。 腕をつかんだまま、群集を一瞥する。道を空ける様に後ずさった村人たちの間を、 彼女を引きずるように大股で進む。分隊長は彼を制止したか。 途中すれ違う村人も、同僚も構わずに村の外、駐屯地のテントへ―]
(96) 2012/03/26(Mon) 17時頃
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/* ダーラ姉さんが素敵です……。 めちゃカッコいい(*´д`*)
クラリッサも関わり方が上手だなぁ。 ナンシーさんとか、存在も忘れていt
(-32) 2012/03/26(Mon) 17時頃
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[しかし、雑踏の外まで出てきて彼女を放した。 墓地へ戻るよう手で示し、促す。 彼女の意図がどうあれ、もしも戻らないようであれば、 また銃を構えるつもりで]
(97) 2012/03/26(Mon) 17時頃
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ブローリンは、その日、兵舎に戻った際、顛末を記した報告書を提出した。
2012/03/26(Mon) 17時頃
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/* >>96 !?
おぉう、予想外の展開。 これは熱い……!!
(-33) 2012/03/26(Mon) 17時頃
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[「兄さん、何故」と、繰り返す少女の背を 撫でてやることしかできない。無力さ。
もう少し、彼女が泣き止めば、落ち着くまでは自分の家に。 そう提案は、しようと思うけれど。 姉の件もあり、ある種の見せしめか、 表上は男手もなくてはならないと、未だ徴兵されていない父も、 母も、彼女を引き取ることに否は言うまい。 姉の件で、抱えた傷が同じ家族ならば……。
どれくらい、そうしていただろうか。 外からかかる声がある。 それは、魚屋のワンダのものだった。 彼女もまた、一人になってしまったナンシーを気にしたのだ。 そして、その口から、零された情報に、クラリッサは目を見開く。]
(98) 2012/03/26(Mon) 17時頃
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/* あれ、放逐された(笑) ほ、ほれーさんとお話したかったんだけど……!!
(-34) 2012/03/26(Mon) 17時頃
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/* 一人一通かもですが、どうしても、もう一人分残したい。
(-35) 2012/03/26(Mon) 17時頃
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Dear Yolanda Lune
こんなに早くお別れを言わないといけないとは思いませんでした。 ヨーランダ。まず、私はあなたに謝らないといけない。 私はあなたを騙していました。
私は、自分の母を殺した。願われていたと思いたかった。…今となっては、私の弱さだと思う。 こうなったのも、自業自得だと思っています。
…私は、ヨーランダに癒されていました。 包みこむような温かさに、甘えていました。
甘えさせてくれてありがとう。 本当はもっと甘えていたかったけれど、それは神様に許してもらえませんでした。
こんな私に、一時でも癒しをくれた姉、ヨーランダ。 あなたは生きてください。 少しでも、長く。
Celeste Nash
(-36) 2012/03/26(Mon) 17時頃
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/* 泣けないよねーごめんねー 想像力の限界っす><
(-37) 2012/03/26(Mon) 17時頃
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そ、んな、セレストちゃんが……なんでっ!!
[悲鳴のような声上げて、女はその場に頽れた。
ワンダがソフィアから聞いたのだという情報。 それは、幼馴染の彼女に赤い手紙が届いたということ。
目の前が真っ白になって、何も考えられなくなる。 そんな女を、ワンダは支え起こし、 「この場は自分に任せてセレストの元にいっておあげ」 と叱咤する。
蒼白な顔で頷いて、サイモンの家を飛び出すけれど。 暫くしたところで、顔を覆って立ち止まった。 どんな顔で、彼女に会えばいいのか判らない。 どんな言葉を、彼女に向ければいいのか判らない。 悩む女の耳を通り過ぎて行くのは、何かあったのだろうか? 軍人と村人が何かを言い争うような*喧噪*]
(99) 2012/03/26(Mon) 17時頃
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[ホレーショーが拳を止めたなら反対の拳で反対の頬を狙う。 当たれば女の拳の方が裂けるであろう、遠慮会釈のない殴打。 それも止められたなら、身体ごとぶつかって、がむしゃらに拳を振り上げ、男の胸に何度も何度も振り下ろす。
いつしか、女の目からは滝のような涙が溢れ出していた。]
──なんで、 ────なんでなんだッ!!!
(100) 2012/03/26(Mon) 17時頃
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[Roy Marcus Brolinの報告書より抜粋]
"―以上の事から、街中で軍人に手を上げる等正気の沙汰とは思えず、 間違いなく狂人の類であると判断するものである。
件の作戦に関して、命令に背く事はおろか、他隊員に危害を加え、 貴重な兵力、また戦力を削ぐ可能性が非常に高いものと思われる。
普段は当村内にて墓守をしている様子で、人との関わりも非常に少なく、 また他人と接触されれば我が軍にとって理的行為にも等しいとなれば、 前線で使うよりは監視に留めていた方が良いと判断する―"
(-38) 2012/03/26(Mon) 17時頃
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[ナタリアの家に向かっていると、騒ぎが起きている]
え…ヨーランダさん。
[ブローリンに腕を掴まれて、帰れと手振りで言われている。>>97 ヨーランダに駆け寄って]
…何?…どうしたの?
[よもや自分のせいでこんな騒ぎが起きているとは思わず、ヨーランダの肩を抱こうと腕を伸ばしつつ尋ねる]
(101) 2012/03/26(Mon) 17時半頃
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お前達はいつも、私から家族を奪って行く──!!
セレストだけ、ッ、じゃない、 ここの村の人達は皆、支え合って生きてるんだ!!
これ以上、奪わないでくれ───…ッ!!!
[嗚咽混じり、啜り上げながらの訴えは、抗議というより懇願に近い響きを持って、周囲に集った者の耳に届くだろう。
女はわかっていた。 男に決定権はなく、それ故何の責任もないことを。
それどころか、彼が戦争に村人を取られることを心から憂えていることさえ知っていた。 知っていて尚、こうして無様に泣き喚いて縋ってしまうのは、この男なら、己の激情を受け止めてくれるかもしれないと、そんな風に思っていたからかもしれない。]
(102) 2012/03/26(Mon) 17時半頃
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[ブローリンに銃口を突きつけられても、女は離れようとはしない。 それどころか、銃口を握って己の額に押し当て]
撃てばいい──!!
どうせ、いずれ私も招集される。 意味のない戦争の駒になって、 いずことも知れぬ場所で死ぬんだろう?
[嘲るように嗤って、両腕を広げて挑発した。]
(103) 2012/03/26(Mon) 17時半頃
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/* 狂気レベル2くらい?
(-39) 2012/03/26(Mon) 17時半頃
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セレストは、ヨーランダが取り乱しているのを見て困惑している。
2012/03/26(Mon) 17時半頃
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[銃を下ろしたブローリンに腕を掴まれれば、男勝りの性格をしていても所詮女の力。抗いようもなく騒ぎの中心から離れた所へと連れて行かれる。]
離せ──っ!
[女が掴まれた腕を振り解くのと、男が手を離したのがほぼ当時。]
なんでだ、ブローリン! お前だって、こんな事望んでいるわけじゃないだろう?
[身振りで帰るよう促され、再び銃口を突きつけられても構わず喋りかける。]
(104) 2012/03/26(Mon) 17時半頃
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[そこへ──]
──ッセレスト!!
[細い腕が肩に触れ、抱き寄せんとする力が掛かり、振り向いた女の目に、困惑したような表情のセレストが映り──。]
(105) 2012/03/26(Mon) 17時半頃
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行くな──…!!
行かないで……くれ……っ!!
[思わず、セレストの細い肩を、思い切り抱き締めていた──。**]
(106) 2012/03/26(Mon) 18時頃
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[望んでいる訳、無いだろう]
[セレストが割って入る。彼女に縋るヨーランダを、感情の見えない表情のまま見て、銃を下げる。
懐に手をやった。手のひら大の救急箱…と言うよりは袋を取り出し、 セレストに差し出す。そして改めてヨーランダを見て、墓場の方角を見る。 そう、連れ戻るように促し、ゆっくりと、首を振る。 発つ事の決まったセレストに任せる事を内心に悔いながら、 背を向けて振り返らず広場へと戻っていった]
[手に持ったままの銃を肩に担ぎなおしざわつく群集を散らす様に手を払う。 近くの同僚に、物を書くしぐさと、自分と兵舎の方角を指し、交代を願った。 村人の自分を見る目も変わるだろう。所詮は軍人だ、と。 その通りだ。弁解する気も釈明する気も無い。反乱分子の予備群を、 排除しただけのことだ―]
(107) 2012/03/26(Mon) 18時頃
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[しかし彼には懸念がある]
―…このような報告書を書いて悪い方向に刺激したとしたら ―俺は全く度し難い男だ
―俺は兵士だ 一挺の狙撃銃だ ―命令なら狙おう 明確な殺意を持って引き金を引こう
―だがその前に俺は人間だ ―人の道を外れろと命令されればその時は……
(-40) 2012/03/26(Mon) 18時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/03/26(Mon) 18時頃
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[兵舎に戻り報告書を出し、村に戻るかどうか躊躇して、 それでも兵舎には居られなくて、村を少し望める高台に出ようと思う。 この寒い時期、山菜を取りに来る者が居るわけでもない。 少し、独りになれるだろうと思い…軍服のまま、歩き出した]
(108) 2012/03/26(Mon) 18時頃
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