3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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…大丈夫。
……一人じゃない。
[職員室に入る前に、ちらと見えた人たちを思い浮かべた。 この呟きがどこに繋がっているか、知らない。]
(=0) 2010/02/27(Sat) 00時半頃
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赤色は ――― 鬼だよ。
あたしに 友達を 頂戴。
そうじゃなきゃ…
――― そうじゃなきゃ
(@7) 2010/02/27(Sat) 00時半頃
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−校舎内− [影の落ちた校内を歩く。苛立たしげに、早足で。 教室に向かっている筈なのに、いつまでも辿り着かない。]
何だよ、 何だって… …。
[響いて返る声。哂い声。 少女の――そして。]
(21) 2010/02/27(Sat) 00時半頃
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/* 先生は職員室へ行きたいです
(-20) 2010/02/27(Sat) 00時半頃
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『―― アソボ?』
(22) 2010/02/27(Sat) 00時半頃
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誰 、
――だ
[声、 が 聞こえる。 知っている、ような。 知らない、ような。]
(*4) 2010/02/27(Sat) 00時半頃
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[ 喉が、渇く……… ]
[ でも、この渇きは、水じゃ……癒せない…… ]
――……・・・・・・
[そう思ってから、自分で目を見開いた。]
(23) 2010/02/27(Sat) 00時半頃
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美術部 ミッシェルは、驚いて一瞬机から手を離した。
2010/02/27(Sat) 00時半頃
文芸部 ケイトは、ぱんと柏手をひとつ ―――― すると、
2010/02/27(Sat) 00時半頃
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ああ?
[おかしい、なにかが]
[………]
鬼?
(*5) 2010/02/27(Sat) 00時半頃
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/* ……赤ですか?w<キャロ、ディーン、ヘクター
と邪推したくなる自分自重。
(-21) 2010/02/27(Sat) 00時半頃
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でも・・・ こんなのは嫌
[ぎゅっと自分の体を抱きしめて 目をしっかりと瞑る]
ジェレミー 先に…行って あたしは・・・大丈夫・・・だから
[パチリと長い睫を上げると笑ってジェレミーを見あげた]
(24) 2010/02/27(Sat) 00時半頃
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―3−A―
いま……。
[おずおずともう一度触れ、思い浮かべるのはこの席の主]
そっか、たしかさっき先生が居るって。
[その顔を思い浮かべ、意識を集中する。]
(25) 2010/02/27(Sat) 00時半頃
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[ひどく近くから聴こえた声にぎくりとする。 その声の主が鸚鵡だと知ると、ゆる、と息を吐いた。]
……パメラか。脅かすなよ。 後でな、後で――。
[家に帰ったら。 継ごうとして、言葉が掠れた。口の中が渇いて言葉が出ない。 『出られない』 声は、そう言っていた。]
冗談……やめてくれよ。
[足を止めて近くの壁に凭れた。 ずるずるとその場に崩れると、鸚鵡は首を傾げて見上げて来る。]
(26) 2010/02/27(Sat) 00時半頃
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[書かれている内容は、特にたいしたものはなく。 ただ、少女の声そのものはずっと響いているらしかった]
この闇は、通常のものではない。 科学で説明のつかない事象、なら。
今この学校はどうなっているのでしょうか。
[携帯を取り出し、アドレス帳から電話をかける。 鳴らした先は、実家。
繋がらない。 発信音すら、しなかった]
しかしメールは届く。電波も、立っているようです。 ……。
[戸口へ向かう。用務員室のドアの所で、バーナバスが帰ってくるのを待った]
(27) 2010/02/27(Sat) 01時頃
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赤は鬼、か……―――
[ライターの火で自分のビー玉の色を確かめて、またポケットにしまう。なにやら物騒な声に眉間に皺を寄せる。]
―――……どうせ幽霊に逢うなら
[先が続かない言葉。 義眼である左目が痛んだ。否、傷んだのは……―――。]
―――……。
[紫煙を燻らす。覚えた痛みを誤魔化すように。 ―――……暗闇で蛍火のような煙草の火は、目立つことも気がつかぬまま。]
(28) 2010/02/27(Sat) 01時頃
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[ 闇が 影が
異形を 生み出す ]
(@8) 2010/02/27(Sat) 01時頃
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[淡い水色のガラス球は何処かへ声を届けただろうか]
……みんな、職員室に向かったよ。 いま、どこに?
[同じクラスの人物の小さな声を。]
でも、ジェレミーの奴が一人で出歩いてる。 逃げ道を探す、とか言ってたけど。
(=1) 2010/02/27(Sat) 01時頃
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/* 赤が渇きすぎだと思うんですごめんw ごめんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww いや、でも、二人はって
何取り憑かれてるの二人!!!
(-22) 2010/02/27(Sat) 01時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/02/27(Sat) 01時頃
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『赤ハ鬼』
『ネェ』
『ネェ』
『アソボ?』
(*6) 2010/02/27(Sat) 01時頃
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>>14
[頭を振って、グロリアの顔を見る。]
あ、いや、 早く下にいきやしょう。
[とグロリアが横を抜けて降りようとすれば、その首の白さが闇に浮かんで……。
コクリ、と唾を飲んだ。]
(29) 2010/02/27(Sat) 01時頃
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/* 確か少女の能力は明日からなので。 1日目はパメラ放題のはず。 ですよね。
(-23) 2010/02/27(Sat) 01時頃
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……ぅ。ぐっ
[視界を、自分達の周囲をちょこまかと走り回る黒い影。 悲鳴を上げなかったのは、そんな余裕がないからと、 隣のピッパに手を差し出していたから]
!?
[ピッパの腕をつかもうとした瞬間、その手を撥ね退けられて。 ぱっと彼女の顔を見る。潤んだ目。 泣きそうなほど怖いのかと脳内補完]
なんだそりゃ。とりあえず、歩けそうならそれでいい。 ここ、やばい。早く離れよう。
……どうしたよ。腰が抜けたか? いや、その情況であんた置いていけるわけないだろう。
[彼女の気遣いは分からない。焦りを殺して、一歩近づいた]
(30) 2010/02/27(Sat) 01時頃
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−職員室へ向かう途中−
…何っ?
[窓から闇が侵入してくるのがみえた。 黒い塊が体を通り抜ける感覚。大きくのけぞって、倒れ込んだ。]
な、何なの?
[床に手をついたまま、呆然としたが、 咄嗟に右手親指の爪を噛んだ。痛みに耐える時の癖。
すぐに指から血があふれ、驚きより痛みで我に返った。 一瞬だけ濃くなった手の甲の毛が、見る間に消えた。]
(31) 2010/02/27(Sat) 01時頃
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『ネェネェ、貴方ノ色ハ』
『ナニイロ?』
(*7) 2010/02/27(Sat) 01時頃
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生徒会執行部 ラルフは、一度、周りを見回すような動きをした後、首を傾げた。
2010/02/27(Sat) 01時頃
長老の孫 マーゴは、暗い窓にうつる自分の姿を凝視している**
2010/02/27(Sat) 01時頃
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[自分を抱くように蹲る。 口を押さえていた手は両方咽喉を押さえ 小さく咳き込む。
咽喉が焼きつくように、 乾く。
――乾く。]
――ぁ、……
[小さく咳き込む。]
(32) 2010/02/27(Sat) 01時頃
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………っ!? [びくりと身を竦め、あたりを見回す。 限りなく透明な闇が、世界を覆い隠したかのように思えた。
喘ぐように吸う息。空気が喉の奥に粘りつくような気がした。]
…何、が。
おい、セシル…? [急に様子がおかしくなった者へ、不安そうに声をかけた。]
(33) 2010/02/27(Sat) 01時頃
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[教室に][廊下に][職員室に][グラウンドに][飼育小屋に]
[ぼこぼこと][明らかに死体と解る モノが 生まれていく]
(@9) 2010/02/27(Sat) 01時頃
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[響く声]
[哂う少女の声だけではない。]
――……赤……だ。 いや、何か黒い……印が…。
(*8) 2010/02/27(Sat) 01時頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2010/02/27(Sat) 01時頃
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……とに、かく。 ここで、ぼーっとしてても、仕方ない。
[呟きは、自身に言い聞かせるような響き]
……とまってちゃ、ダメだ。
[とどかなくなる、という呟きは、近くにいたものには届いたか。 ここ二年の間、時折り、遠くを見ながら紡いでいる独り言。 呟く間、表情は失せて]
……職員室、行かないと。
[そうやって、視線をそちらに向けたなら]
……あれ。 おーい、そっちも大丈夫かっ!
[倒れ込むマーゴの様子>>31に、慌てて声をかけていた]
(34) 2010/02/27(Sat) 01時頃
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っ、どうかなさったんですか?
[突然くず折れかけたバーナバスに慌てて手を伸ばした。 不自然な沈黙、何かの気配。
>>29 促されるままに前を行く、やはり感じる気配。 結い上げた髪の無防備な首筋にその視線はあっただろうか。
気付かぬままに、一度振り返る。]
あの、大丈夫…ですか?
(35) 2010/02/27(Sat) 01時頃
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[見慣れた廊下の、はずだった]
……。 何が。
[床から、壁から。 染み出すように? 湧くように? 生み出されていく異形の姿]
何が、起こっているのですか。
[答える声はあっただろうか]
(36) 2010/02/27(Sat) 01時頃
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