208 【突発誰歓】ーClan de Sangー【R18薔薇】
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半の目 丁助は、メモを貼った。
2014/12/24(Wed) 17時頃
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― 朝 裏庭 ―
[裏庭の一角、適当な木にロープを張れば、洗った服を干していく。 残り半分といったところでベルの音が聞こえれば、自然、手は焦るものとなるだろう。
それでも、地面に落とすといった失敗はせずにすべてを干し終われば、捲っていた袖を解く。 その片腕、包帯だけでないものが結わえられていることをようやく思い出すか。]
………
[あの時、このバンダナを腕に巻いた彼の真意はわからない。 貰ってしまってもいいものなのだろうか、それともこれは借りたものだったか。 どうしてこうも、記憶が曖昧なのだろう。 他の者よりもずっと、ずっと記憶が残らないのは何故なのだろう。
脳裡に甘く響くのは、吸血鬼の「忘れてしまえばいい」という、幼子をあやすかのような言葉。
結び目に軽く触れ、暫し浸るように考え込んだ後。 袖を元のように戻して、掃除道具を戻しに向かう。 開いた襟の奥、鎖骨に残る紅い跡は未だ、思い出せず。]
(41) 2014/12/24(Wed) 17時半頃
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─談話室─
[昨夜は簡易サンドウィッチを食べた、だから朝昼抜かしたところで問題はないだろう。 主の手のこもった朝食に目もくれず、誘われることなく 男はふらふらと談話室のソファに座り込んだ。]
だ、る。
[体が少しばかり、重い。 薬を飲まなかった影響だろうか。 それとも、宣言通りに風邪でも引いてしまったのか。
掲げられた絵を見上げて息を吐き出す。]
(42) 2014/12/24(Wed) 17時半頃
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― 食堂 ―
[食堂まで早足で向かえば、いつも通りの定位置に腰かける。 隣席に、いつもの姿は既にあっただろうか。
椅子につけば、皿に乗せられたクロワッサンを取り、端を一口齧って。]
……、
[何をしているのだ、と、我に返る。 まだ、席に誰が着いているのかも確認していないというのに。
―――― こんな失敗、した事は無かったというのに。
食べかけのクロワッサンを皿に戻せば、行儀悪く片膝を抱える。 「食えよ」と言う声と、「待て」と告げたかつての声と。
包帯の向こう、痛まぬ筈の傷が疼く気配。 膝頭に額をつければ、目を伏せた。]
(43) 2014/12/24(Wed) 17時半頃
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[目を伏せる。 今『は』鮮明に思い出せる。 声も匂いも味も、表情も。 巻いた包帯も、剥がしたガーゼも、拭いた体も。
おやすみの、言葉も。]
───いつ、忘れる?
[『昔』を忘れてしまった時のように。]
(*9) 2014/12/24(Wed) 18時頃
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[ 五月蝿い。
ボクを呼ばないで。
触らないでよ。
ボクに触るなら――――]
(44) 2014/12/24(Wed) 18時頃
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―浴場→自室―
[薄く瞼が開く。 鼓動が静かに、もう纏う熱気もない。 湯とは違う温もりが身を支えている。 それは理解出来てもまだ視界がぼやけて。
――ぼんやりとハッキリしない輪郭を辿るように、瞳の先に映る誰かの肌をか細い指で辿った]*
(45) 2014/12/24(Wed) 18時頃
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[ゆるく覚醒すれば鈴の音>>42隣に気配 姫様を抱えた従者か]
朝食は?
[立ち上がりながらボリスに問う。 返答がなければそのまま食道へと向かう]
(46) 2014/12/24(Wed) 18時頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/12/24(Wed) 18時頃
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[伏せていた目を開けて、目の前にある絵画を眺める。 絵を描く身でありながら、この絵をあまり見ていなかった。
───いや、避けていた?]
………………。
[色彩、筆運び、すべてに見覚えがあった。]
いや、ちがう。 わしが描いたんじゃ、ない。
[けれど同じ絵を描いたことがある。 そんな気がして、ならなくて。]
(47) 2014/12/24(Wed) 18時頃
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……だいじょうぶ…
部屋にまだごはん…
[とは言っても自身が今どういう状況かも理解していない。 肌が露わになったままだということだけでも認識すれば ぷるりとすっかり元の白に戻った肌を震わせ。
横たえられたベッドに縋るよう、きゅっと丸くなっては意識を再びふかふかの真白に沈めた]**
(48) 2014/12/24(Wed) 18時頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2014/12/24(Wed) 18時頃
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ん、ん、あ。
[どれだけぼんやりとしていたのか、誰かの気配に全く気がつかなかった。 立ち上がる彼には気の抜けた声が返ることだろう。]
メシは、ええわ。 なんかちょっとだるいし。 遠慮なく食うといで。
[上位のものが下位に遠慮などすることもないだろうが 男は変わらず、声をかける。]
(49) 2014/12/24(Wed) 18時頃
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石工 ボリスは、メモを貼った。
2014/12/24(Wed) 18時頃
石工 ボリスは、メモを貼った。
2014/12/24(Wed) 18時頃
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おや、木乃伊くん。
[食堂に入れば馴染みの赤毛頭>>43を見つけたので揶揄いを込めた渾名で呼ぶ。]
何時も通り見窄らしい色の赤毛を晒してるね。 同じ赤毛と言ってもあっしのが幾分か上等な 色をしているよ。
[定位置である木乃伊くんの隣に座りながら彼の頭をこつんと軽く小突いてやる。 あっしが浮かべるのは小馬鹿にしたようなにやついた笑み。其れは今日も変わらない。]
今日の朝餉も美味しそ……おや。
[珍しく木乃伊くんが先に朝食を摂ろうとしているのが目に留まり、何時もの定型の文句が止まる。]
出来立てを喰った方が美味いだろう?
[何故だか食べかけを皿に戻す彼の事は気にせず、くろわっさんをかふぇおれにどぷりと浸して齧った。]
(50) 2014/12/24(Wed) 18時頃
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/* ふはぁー、ヒューが可愛くてひからびた!!
そして! くろわっさんとかかふぇおれとかうまそうくそうううう!!!!
(じたばたごろん)
(-7) 2014/12/24(Wed) 18時半頃
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[ジリヤの意識がおぼつかない様子だったので、鈴を鳴らした後吸血鬼は盆に朝食と水の入ったコップとを乗せて運んだ。
ちなみに無言の圧力としてクアトロの席には錠剤を置いておいたが、本人が来ないなら効果も無いだろう。
コンコンコン。 折り目正しい符丁でノックし、再びジリヤの部屋に入る。]
ジリヤ……?
[そっと声をかけ、彼が寝ているようなら吸血鬼は椅子を引いて寝台の横に腰掛けただろう。 彼の容態を見守る為に。]
(51) 2014/12/24(Wed) 18時半頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2014/12/24(Wed) 18時半頃
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[人を横抱きにして運ぶという慣れぬ動きをした所為だろうか。 吸血鬼の衣服からはらりと廊下に一枚の紙切れが落ちていた。
それは色鮮やかな写真。 写っているのはクランの入居者たち。
だが入居者たちにはこんな集合写真を撮った覚えなどないだろう……*]
(52) 2014/12/24(Wed) 18時半頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2014/12/24(Wed) 18時半頃
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……木乃伊じゃない、……です。何度も言わせんな、……言わせないで、ください。 一回くらい、まともに、ヒューって、……呼んで、……
[冗談めかした言葉に反論する声は、言い淀む。 僅か、と称するには少し長い時間の間の後、緩やかに首を横に振った。
この声が、自分の名を正しく呼んだことは、ある。 それも、つい昨日の事だ。
何故、それを直ぐに思い出せないのか。 きつく、眉を寄せる。
忘れればいいと、遠く囁く声。 本当に、忘れてもいいのだろうか。 答えが見つかる前に、その疑問すらも遠のいていく。]
(53) 2014/12/24(Wed) 19時頃
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……発音できないわけじゃないんなら、名前で呼んでください。 それに、俺はこの色、気に入ってるんで。 チョウスケさんには、見窄らしく見えるかもしれねぇけど、……
[皿の上に手を伸ばし、一口を齧ったところで言葉も、動きも止まる。 まだ温かなクロワッサンはさっくりと香ばしく、バターの香りがした。]
そう、……ですね。 ……美味い、……です。
[パンを皿に戻し、顔を伏せながら、食事を始めるチョウスケへと答える。 言葉に嘘は、無かった。]
(54) 2014/12/24(Wed) 19時頃
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げ。覚えてやがったのか。
[>>54「発音できないわけじゃないんなら」という言葉に笑みが引き攣る。殊更何時も通りに接していたというのに。]
……まあ、忘れなくてもいいが。
[折角名前を呼んでやったのに忘れられるのも其れは其れで癪なのでそう言い添える。]
当たり前だよ、あっしと同じ赤毛頭を している癖に気に入らないなんて言ったら ただじゃあおかないよ。
[彼の生意気な反論にふんと言い返すと、齧ったくろわっさんを咀嚼する。
赤毛なんて珍しい髪色をしていると嫌な事が有るものだ。 遠い昔に孤独そうな主様を助けたくなったのも、此の情けない包帯男をなんだかんだと気に懸けてやるようになったのも、自分がこの髪色をしていなかったら無かった事かもしれない。]
(55) 2014/12/24(Wed) 19時頃
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お前さんの髪の色を愚弄していいのはあっしだけさね。
[ぽつりと独り言。 屹度木乃伊くんには聞こえなかったろう。*]
(56) 2014/12/24(Wed) 19時頃
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半の目 丁助は、メモを貼った。
2014/12/24(Wed) 19時半頃
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/*赤毛縁故回収できてよかった。
(-8) 2014/12/24(Wed) 19時半頃
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/*みんなイブは忙しいのかな(夜になっても増え始めない人口にそわそわ
(-9) 2014/12/24(Wed) 20時頃
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……覚えていた、けど。 いつ、忘れるかわからない、……。
[絞り出すように、吐き出す声。 もっと、色々な事を忘れているのではないだろうか。 大切に、覚えていなくてはいけないようなことも。
見窄らしい色、上等な色、ときて、次は“同じ”赤毛頭と。 僅か、顔を上げればクロワッサンを齧る横顔に視線を向け苦笑する。
そのパンが、半分ほどの大きさになるまで食べ進められたところで、自分も改めて皿の上へ手を伸ばすだろう。 さくりと、その表面に歯を立てて。]
……そういえば、裏庭に洗濯紐を張ったんだけど。……ですが。 洗う物あれば、洗っておくけど、……何か、言ったか? [籠ったような独り言>>56は、よく聞き取れず。 問い掛けながら、首を傾ぐ。]
(57) 2014/12/24(Wed) 20時頃
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[>>28>>29>>30 整え磨き上げられた外側に滲む、粗野とも取れる獰猛さを認めれば、先ほどより屈託のない笑みが浮かぶ。 厚い身体なぞる巧みな運指を心地よく受け入れ、自身もニコラスの肌を愛撫する]
悪食なことだ。
[美味そうと評され、返す言葉は如何にも愉しげに。 滾る先端を掴まれての率直な物言いにも、同様の笑い声を響かせ]
(58) 2014/12/24(Wed) 20時半頃
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ああ、存分に喰らわせてやろう。 ――残すなよ。
(*10) 2014/12/24(Wed) 20時半頃
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……の中に……眠りたもう……いと安く…
[吸血鬼はジリヤを見守る間微かな声で歌を口遊んでいる。 子守唄のように優しい響きが部屋に満ちた。]
(59) 2014/12/24(Wed) 20時半頃
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石工 ボリスは、メモを貼った。
2014/12/24(Wed) 20時半頃
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[離れた口許を濡らす唾液を舐めとり。 纏った夜着を乱暴に引き抜けば、背から前に手を差し入れ竿を握り軽く扱く。 青年に、己と同じ器官のあるのが不思議な心持になる。 しかし、そう感じるのも毎度のことなのだろう。 繰り返される情事は、漂白されたシーツのよう、記憶の波に沈む。 それでも。 金髪の後頭部を見下ろしながら、背後を責めたて、 彼が己を喰らうのを嬌声を上げるのを、今はただ愉しんで]
(60) 2014/12/24(Wed) 20時半頃
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[快楽より倦怠が勝りはじめたのは数刻の後。 シーツと青年の身体に白濁が散り、 浄めた身体も汗ばんでいようか、乱れた金の髪を優しく撫でる]
土産を持って来てくれていたな……。 それは、今度……お前と呑む時のつまみにしよう。
[>>0:253 縺れるうち床に落ちた深茶色の包み。 消毒液はベッドの下へでも転がっていったのだろう、 既に本来の目的も覚えていないというのに。 『今度』があるのかどうか、恐らく互いに感づいていること]
(61) 2014/12/24(Wed) 20時半頃
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疲れたろう? 部屋まで運んで行こう。
[返事を待たず抱きかかえ、自室を出る。 男が、己の部屋で誰かと共に眠りに就くことはなかった。 少なくとも、記憶にある限り。 目覚めたとき、その誰かは死んでいるかもしれないのだ。 思考の幕を降ろし青年の部屋前まで運ぶ]
おやすみ。 良い夢を。
[短い定型句を口にし、貪った身体に別れを告げた*]
(62) 2014/12/24(Wed) 20時半頃
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/* やってはいるけど、みんなまだ様子見なのかねー 殺伐してて、僕は辛いよ…>_<…
メンタル豆腐だからな
(-10) 2014/12/24(Wed) 20時半頃
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/* 聖夜に愛のないSEXをする悦び。
(-11) 2014/12/24(Wed) 20時半頃
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なんも言ってないよ。
[誤魔化すようにまた木乃伊くんの頭を軽く小突く。>>57]
で、洗い物?お前さんに任せるものなんか無いね。 あっしの着物をいい加減に洗われて傷んだりしちゃいけない。
……というか、あっしの世話を 何でもかんでも焼く必要はないんだけどね。 あっしより下位なのはお前さんだけじゃないよ。
[それこそじぇれみに何か頼んだっていい訳だ。]
(63) 2014/12/24(Wed) 20時半頃
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