197 獣ノ國
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視点:
人
狼
墓
少
霊
全
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/* 週の半分を食パン一斤てしぬぞオスカー君!?!?!?
(-171) 2014/10/04(Sat) 23時頃
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[愛想笑いに隠された打算的な考え>>379など男には分からない。
けれど“愛嬌がある”なんてそれこそ世辞だと感じた男は、片方の口端だけを上げてみせる。]
そうかい? …君はピッタリだね。 こんなに長く伸びてしまうと歩く時に視界が遮られてしまいそうだけど、邪魔じゃあないかい?
[問いかけを増やしつつも、ゆるりと首を振りつつ告げられた彼の食生活には絶句を。
男が投げた案>>374は今後永劫に撤回されることは無くなるのはここだけの話。
それも男の正体が変われば彼の纏う空気がコロリと変わったように男には映った。
だからこそ男は不思議そうに問いかける。]
君のその態度は癖なのかい? ――どうして狼を目にして笑っていられるんだか、僕には分からないね。
[せっかくの綺麗な雄鹿を、柔らかそうな頬を緩め、形の良い笑みを浮かべる鳶色を。 狼は、ただ突き動かす自身の好奇心のままに会話の種を彼へと投げた。]
(380) 2014/10/04(Sat) 23時半頃
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ー回想・公園ー
くきゅ…くあぁ。 ……随分と眠ってしまって居たな。
[なんだか暖かい。良い夢を見て居たのだな。
先程の件のおかげかも知れない。 やはり、あの名を呼んでもらうのは、嬉しい。
彼の人が授けてくれた、大切な大切な名前。
ふっと一人微笑めば、ベンチ全体を使って寝転がる。
暫く其の儘のんびりとして。 起き上がろうとすれば、怠いと感じてしまった。
…誰かに運んで貰えるのならどれだけ楽なことだろうか。
そんなどうしようもない考えが思い浮かべば、呆れた様に笑った。]
(381) 2014/10/04(Sat) 23時半頃
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ー現在・大通りー
[渋々起き上がり、公園から出て、大通りの方へと歩いて行けば。
何時も通り、だ。 のんびりと歩いて行く。
花屋、図書館、喫茶店、お気に入りの散歩道。
何処へ行こうか。 変わらぬ足取りで歩き乍ら、思って。]
(382) 2014/10/05(Sun) 00時頃
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[――がりり。
視界の隅、自分の好きな"白">>378が見えれば、ちらと視線だけをそちらへ向ける。 けれど、少しすればぎょっとして顔を上げる事になっただろう。……ジャニスの知らない少女が、ジャニスのコートを纏っていたのだから]
……はあ?
[獣の青年>>310からのメールに目を通していなかったジャニスは、怪訝そうな、呆れた様な声をあげた。 ……何だあいつ、女の子をパシりに使いやがったのか。 先の事も含めれば、じりりと苛立ちが湧いた。 ……ああけれど。天使の様に"真っ白"なその姿は、好感が持てるかもしれない。 そう考えれば、指先から口を離して立ち上がった。唇に乗った鉄臭い赤を舐め上げて、ジャニスはゆっくりとした所作で天使に近付く]
(383) 2014/10/05(Sun) 00時頃
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こんにちは、お嬢さん。 それ、アタシのコートなんだけど。 もしかして、狂暴な狼さんから取り返して来てくれたのかしら?
[軽口めいた言葉には、僅かに苛立ちが滲む。とはいえこれは、目の前の彼女に対するものでは、ないのだけれど。 けれどもしかしたら相手を怯えさせるかもしれない、とジャニスが気付いたのは、口に出してしまってからだ。であれば、どうしようもなく。
出来るだけ柔らかい表情で天使を見る。 相手を落ち着かせ様と努めたのは、怯えられたら面倒だ、なんて。何とも自分勝手な理由だったけれど]
(384) 2014/10/05(Sun) 00時頃
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[ふと、翼の少女や角の少年にあげた名刺を見返す。
書いてあるのは、“鼬”という名前と電話番号、そしてメールアドレス。]
うぬぬ、やはり横文字は苦手だ。
[そう呟いて。また歩き出した。]
(385) 2014/10/05(Sun) 00時頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2014/10/05(Sun) 00時頃
座敷守 亀吉は、メモを貼った。
2014/10/05(Sun) 00時頃
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[もしもの話。 獣人が"造られた人"だとしたら。
国立図書館で、一人でに物語を紡いでいた本の内容を思い出す。 身分違いの恋を患った主人公が、想い人と死別する。
ベタな物語だけれど、もしも恋人と身が裂けるような別れを遂げた主人公がもう一度幸せを謳歌したいと願うならば……
恋人を、造ってしまうかもしれない。 何処かの国で死体を愛した男のように、チクチクと針で人の身体を紡ぎ合わせて。
フランケンシュタインやシザーハンズの物語で、ハッピーエンドなんて見たことも聞いたこともないけれど。 どうせ現実では、人造人間じゃなくてもハッピーエンドがあるなんて分からないから、もしかしたら此方の世界の方がマシだわ。
まぁ、ただの"おとぎ話"よ。]
(386) 2014/10/05(Sun) 00時半頃
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[表を飾る感情もなく問い掛ける声には、ただただ頷くしかなかった。 その後俯き加減の視界から見えた苦笑いに安心したのは胸の内にしまい込む。]
………優しい人だったら、サボテンのチラシを人の家のポストに突っ込んだりしないでしょ。 奇異の目で見てしまうのもしょうがないわ。私は獣人じゃないから、こんな事言うのも獣人のひとに失礼かもしれないけど。
私だったら………私だったら、嘘をついてでも、獣人になった人に"好き"だって言うでしょうね。
[そうすれば、きっと傷付かないもの。
カチと鳴った音が相手の手から聞こえる物だとは思わない。ふと周囲に視線を伸ばして、再び相手に向き直る。
相手に言われて気がついた。手に走ったゾワゾワの正体は、確かに《蜘蛛》に触れた時と似ていたかもしれない。しかし、それをおくびに出す訳にも行かない。 鐘が鳴ったのは、ちょうどそんな時。
戸惑い混じりに自らのばした手元から時計へと視線を逸らした。 相手の手>>376が此方に伸びようとして、ポケットへと吸い込まれた所を見逃す。]
律儀な人………律儀じゃないと「時計の家」は勤まらないか。
(387) 2014/10/05(Sun) 00時半頃
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[独り言のように呟く声は、相手まで届いただろうか。 複雑で正確な時計の内部を垣間見たようなドキドキした気持ちで名刺を受け取る。印刷で書かれた文字を目で撫でながら「ルーカス、ブイ」と小声で復唱した。]
此方こそゆっくりできなくてごめんなさい…全部昨日の私が悪いのよ。 ああでも、ウチの郵便局は基本的に、時間には正確だから…!
[喋りながら鞄を持つ。手を動かしながらお喋りするのは仕事柄慣れている。たぶん、…以外の職員は、真面目だからやらないけれど。]
それじゃあ、これで失礼するわね。 ……貴方とお話出来るなら、明日もポストにサボテンを入れちゃうかも。冗談だけど。
それじゃあ、またね。ルーカスさん。
[バタバタと忙しそうに足を踏み鳴らしながら、口元に相手の名刺を当てがって笑いを咬み殺した。
仕事の延長を強いる伝票を鞄の中に引っ提げて、男一人を残して…はカフェテラスを後にした。*]
(388) 2014/10/05(Sun) 00時半頃
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/* 結局ログ読めてない;;;;;い、いがいたいです…
(-172) 2014/10/05(Sun) 00時半頃
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―図書館・館内― [ぎぃぃと重たい音を立て、両手で図書館の扉を開く。 自分の物ではないコート、その袖をよごさないように捲りあげて。
そうして、館内に滑り込んですぐのことだっただろうか。 くまなく書架の間を巡ろうと、足を踏み出しかけた時 怪訝そうな声>>383が耳に飛び込んできて、ぴたりと足を止め
こちらへと近づいてくる様子に、自らも一歩踏み出して]
あ、あの――― このコートの持ち主を………
[知っていますか。その言葉を飲み込んだのは、ぷんと鉄に似た匂いを嗅いだせい。 人間の嗅覚と比べれば、鳥の嗅覚は些か鋭くて。 だからその匂いに、怪我でもしているのでは。と表情を曇らせ]
凶暴な狼さん―――ですか? 取り返したのではなく、預かったのです。 貴方とお話ししたいと思ったので。
(389) 2014/10/05(Sun) 00時半頃
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/* あ。しまった。
(-173) 2014/10/05(Sun) 00時半頃
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[頭によぎったのは少し前、ヤニクと交わした会話。
『犬歯を見せたら怖がらせてしまった』と>>292彼が言っていた その結果が、目の前にいるこの人物の言葉なのだろう。 そう考えれば、きゅうと胸が締め付けられるような気がした。
自分にとっては凶暴だとは思えなかった彼。 けれども、牙や爪を見せられれば怖がる者もいるかもしれない。と
泥濘のような思考に足を取られながらも、相手の方へとまっすぐに視線を向ければ、 軽口と苛立ちが混ざったような口調>>384とは裏腹に、柔らかい表情。
けれども、そのアンバランスさには安堵よりも違和感の方が強く。 爪が食い込むほどに強く、己の手を握り締めて]
(390) 2014/10/05(Sun) 00時半頃
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/* 私もしかしてほんとログよめてなかったね!?!?ぶえぇ…ごめんなさい。。。
(-174) 2014/10/05(Sun) 01時頃
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[どこか歪さを相手の笑み>>380に覚えつつも、掲げた努めの手前、それは追うものではない。と、脳裏を制止が過り。 視線を微かに揺れる曲線へと移すに留めては、緩い相槌と共に耳を傾けた。
――邪魔か、と問われてしまえば、自然と忌々しさが浮かび上がる鳶色を伏せ。少し大げさに唇をツンとさせて見せた。]
視界はともかく――…引っかかり易いのが、悩み。
[ゆるりと顔を斜めに持ち上げては、こめかみの上奥から斜めに上る様に生える角の先を、歪みを伴った視線で追う。
辛うじて見える黒い角先は、まだまだ伸びるのだろうか。 そんな疑問に行き付けば、瞳に柔らかさは戻りつつも吐息は重く落ちて行った。]
(391) 2014/10/05(Sun) 01時頃
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まずコートをお返し、しますね。
[牙や爪が無くても、人間と姿が違うのは自分も同じ。 恐怖を抱かれるかもしれない。と言うのはわかっていたけれども。 それでも――――
羽織ったコートを脱ぎながら、ついでにケープも後ろへずらす。 鳥の翼は相手の瞳に捉えられただろうか。]
よろしければ、あなたが興味を持っているという話を 教えていただけますか?
[声が少し震えた]
(392) 2014/10/05(Sun) 01時頃
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[それも、饒舌に語る時は語りだす相手が絶句する様を見れば、愉快気に鼻から息を落として、肩を小さく揺らしたか。
その余韻が残る最中。不思議そうに問い>>380を投げかけられれば、きょとりと目を瞬かせ。マフラーの端をにじりながら、細い息と共に一間考え込む。]
――お兄さんの嘘が上手過ぎて怖くないから とか?
[…く、と微かに喉が鳴る。]
……冗談。絶句されるほどの食事環境の鹿なんて、 狙うに足らないでしょ、狼サマにとって。
――…なら。お兄さんは、どうしてそんな事を気にするの?
[少しだけならいいか、と努めを放棄し。気のままの表情――訝しみと喜色の混ざった瞳を相手へと向け、問うた。]
(393) 2014/10/05(Sun) 01時頃
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/* 夜かー…夜。夜……。メールタイムの予感しか。
(-175) 2014/10/05(Sun) 01時頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
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