123 霓虹鬼故事
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[とりあえずは佩芳を貫いた腕をずるりとそこから引き抜いた**]
(7) 2013/05/25(Sat) 03時頃
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― 1階廊下 ―
[階下へと降りてきたときにちょうど聞こえた爆発音に眉をひそめる。 そちらへと足を向けようとして、ふと聞こえた物音>>5に視線を向け]
――露蝶!
[ナイフを突き立てられたまま、血をかぶったその姿に瞳を見開き。 長い足で距離を詰める]
どうした。何が――
[何があった、と問いかけながらも、露蝶を支えるように手を伸ばす。 彼女から地下での出来事をきけば]
(8) 2013/05/25(Sat) 07時半頃
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そうか……無事とは言いがたいが生きていて良かった。 明夜が鬼――なら、さっきの音は。
[まだ姿の見えない佩芳と、明夜かもしれないと思い]
とりあえず、怪我をなんとかしないと――
[怪我したままの彼女は連れて行けないと、爆発音がしたほうを一度みてそれからリビングへと向かおうとした**]
(9) 2013/05/25(Sat) 07時半頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2013/05/25(Sat) 07時半頃
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― 1F廊下 ―
[黍炉>>8が名を呼ぶ声に、近づいてくる姿に。 疲弊した女の顔が、ほんの微かだけ安堵に緩む。]
あの、ね。 黒宵と、やりあってきちゃって――…殺してきた、の。 うっかり、死ぬところ、だった……。
それに――明夜。 あいつが、「鬼」だって、判った、わ。
[見つけられたことを示す答えを、ぽつりと色無い声で囁く。 目の前の黍炉は「鬼」でない、ともう分かっていたから、 支えてくれるその手には、警戒なく、身を預けていた。]
(10) 2013/05/25(Sat) 11時半頃
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― 地下・研究室 ―
…るせぇよ。 …っ…?
[明夜の声に応じようとして目を開き、瞠目する。 自分は喉を切り裂かれて死んだ筈だ。 視界はフィルターでも掛けたようにぼんやりと青みがかかっていて、聞こえる音も何処か遠いように聞こえ。
周囲に視線を走らせて…自分の死体に気付いた。遠目に見やり]
うわー、結構ざっくりやられてんな。 死んだら何もないと思ってたけど、薬の影響か何かか?
[露蝶はもういなかったが、何事か声を掛けられたような気がした。 彼女に対する恨みはない。 ―自分も彼女を殺そうとしたのだから。]
(+3) 2013/05/25(Sat) 11時半頃
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― →リビング ―
[黍炉>>9の言を聞いて、道中聞こえた気がした音は やはり気のせいではなかった、と思いながらも――。 怪我を案じる言葉に、小さく頷いて。 彼の助けを借りながら、リビングまで歩き出した。
消毒液、止血の為の包帯――必要なものを探して集めてから、 ソファの上で、黍炉に手当てをして貰った。 肩からナイフを抜かれた時は、強い痛みに小さく声を上げ。 それでも包帯を締め終えてからは、幾らか気も落ち着いていた。]
……借りるわよ。
[自分の持っていた得物は地下に置き忘れていたが――。 黒宵が使っていたこのナイフが、今は己の手元にある。]
(11) 2013/05/25(Sat) 11時半頃
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[でも露蝶には感謝をすべきかもしれない。 おかげで俺は、人間のまま…死ぬことが出来た。
やはり何処かで割り切れなかったのだろう。先刻明夜の言ったように。 人を殺してその上で生きる覚悟が足りなかったのだ。]
…あー。 にしても、こんなんなら遺書でも書いておきゃ良かったか?
[もし警察が来たら、自分の扱いはどうなるのだろう。 生き残った奴に研究者達を殺した罪を被せられる? もし露蝶が正直に話すのなら、正当防衛…になるのだろうか。―その時は少しでも罪が軽くなると良い。]
…悪ぃな、婆さま。 不肖の孫で。
[ぽつりと零したのは親代わりだった祖母への言葉。 まぁ、自分以外にも彼女には孫はいる。…というか、嫁いだ伯母の孫の方が断然優秀だ。 もし彼らの未来に邪魔になるようであれば、縁を切ればいいだけの事。 どうせ家を飛び出した身だ。]
(+4) 2013/05/25(Sat) 12時頃
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[鞄の中には一つだけ…自分の本当の身元を証明するものが入っている。 鞄の隠し底の下にあるのは、自分がまだ家にいた頃に取得した自動二輪車の運転免許証。 普段は偽造のものを使用しているが、これだけは残してあった。 警察が優秀なら気付くだろうが…。]
―ま、あんたの行く末を見ててやるよ。
[自分のナイフを露蝶が持って行ったのには気付かないまま。 取り敢えず、明夜のいる筈の1階の洗面所へ向かう事にした。]
(+5) 2013/05/25(Sat) 12時頃
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/* ち、ちーるーは、た、たいへん、そうです…
うん…勘付いてはいたんだけどね…大丈夫かな。 動けるのが先に墓下に行ってしまって申し訳ないことこの上ないわ。
…う、うご……うごけるんですか、わたし…?
話すのは苦手だけど、体育まで苦手って訳ではないでしょう?
は、激しくインドアですけど…。
……………………、ああ。
(-11) 2013/05/25(Sat) 12時頃
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/* そ、それよりですね。 わ、わたしは、あの……一体。
動かなくていいのかってこと?
は、はい。えと、はい。
なにか、言いたいことある?
えと…特に、は。
じゃあ、気が向いたらふらっとお化けになればいいよ。
あ、えと、あ、はい。
(-12) 2013/05/25(Sat) 12時頃
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― 1階・洗面所 ―
―おいおい、派手にやられたな。
[見つけた明夜の様子に眉を潜める。 左目の周辺が少し赤く爛れ、何かが刺さったのか、ずたずたになった左手は顔よりも酷い火傷を負っていた。
けれど、ただ、痛そうだな、と思うだけ。 ―自分達の関係は相手を心配するような綺麗なものじゃない。
床に倒れている佩芳の背中には何かが貫通した穴がぽっかりと開いている。]
…あぁ、これは…。
[死亡した、と一目でわかる。それには可哀そうに、と思った。 自分は彼女が明夜に襲われるのを知っていた。 知っていて見捨てたのに…身勝手なものだ。―口許には苦い笑みが浮かぶ。]
(+6) 2013/05/25(Sat) 12時半頃
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[不意に何かを探すように周囲を見回す。
―彼女の魂は消えたのだろうか。 それとも、自分と同じように何処かに留まっているのだろうか、と。**]
(+7) 2013/05/25(Sat) 12時半頃
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/* だから自分、喋り過ぎだってば。
(-13) 2013/05/25(Sat) 12時半頃
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ありがとう、黍炉、さん。 これで多分、怪我も大丈夫よね――。
[小さく礼を述べた時、上体に纏っていたのは包帯と、 血の染みたタンクトップのみ。 血塗れてぼろぼろの上着は脱ぎ捨てて、 顔の血飛沫も、目許のところを拭って軽く落としていた。]
さっきの音……何があったのか、確かめないと。 明夜もだけど、佩芳のことも、気になるし――。
――…一緒に、行こう。
[手負い故に体力は落ちていたが、一人休んでいる訳にもいかない。 先刻の争いで振るった右肩に、鈍い痛み抱えつつも その右手に鞘の無いナイフを携え、立ち上がる。
あの爆発があった方向は、黍炉>>9が覚えている筈。 露蝶は彼と共に、その現場に行こうと決めた。**]
(12) 2013/05/25(Sat) 12時半頃
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三元道士 露蝶は、メモを貼った。
2013/05/25(Sat) 12時半頃
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―1階洗面所―
――――、いた、い。
[ふ、と気付いて最初に感じたのは、身体の痛みだった。 腹の辺りを押さえた手を見下ろして― 自分の足のさらに下に、見覚えのあるカラダが崩れ落ちていて。]
あ、あああ、あ、あれ。
[わたわたと辺りを見回した。 崩れているカラダは壊れてしまったように動かない。
だがどう見ても自分だ。 では、それを見ている自分は?]
(+8) 2013/05/25(Sat) 14時頃
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――あ。
[死んだのだ、と気付いた。]
――――――。
[悔しさとか、悲しさとか、そんなものは何もなくて。 ただ、何か―ぽっかりと。 ―実際、カラダは腹の辺りがぽっかりなのだがそういう意味ではなく― 何かをやりかけている途中でそれを壊されてしまったような。 やり場のない空しさを感じた。]
えっと―。
[爆弾と化した携帯端末を探して辺りを彷徨う。 壊れたことを確認しなければ―大変なことになる。 死んでからも気にしたのは、扱っている情報のことだった。]
(+9) 2013/05/25(Sat) 14時頃
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[このときの女の視界には、鬼の姿も生ある者も― 死して霊となった者も映らない。 それほどに、大事なことだった。]
―――!
[爆発の跡から携帯端末の破片を見つけて近づいて、 破片を取り上げようと手を伸ばすが、 触れられるはずもなく、指先は破片を通り過ぎて空を掴む。]
あ――そ、っか。
[触れるはずはないのだ、と自分の立場を再度認識して 他に破片がないかと辺りを見回す。
やがて、携帯端末が完全に爆発したことを確認して、 やっと、ほっとしたように胸を撫で下ろした。]
(+10) 2013/05/25(Sat) 14時半頃
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ああ、よかった。
[ほっとしたら急に気持が軽くなった。
携帯端末とアパートのサーバーとの通信が一定時間なくなると、 サーバーはストックした情報を守るためにロックモードになる。 その間にアパートへ帰って解除コードを入力すればいいが、 さらに長い時間経過後、幾つかのタスクを実行後に、 部屋の全ての電化製品の起動することになっている。 コンクリートで囲まれた部屋が炎に包まれるのは時間の問題。
つまり、女の心残りは何もないということになる。]
ああ――、ああ。
[ふわりと柔らかい笑みを浮かべた後、 生きていたときとは違う、スッキリした面持ちで改めて辺りを見回した。**]
(+11) 2013/05/25(Sat) 15時頃
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[―洗面所から少し離れた、何かが爆発して破片が飛び散っている場所に実体ではない佩芳の姿はあった。 何かを探して周囲を見渡している彼女は後からやって来た自分に気付く様子はなく。 ―その後ろ姿をぼんやりとそれを眺めていた。
やがて、良かった、と零す顔に笑みが浮かんだのに気付けば。]
…何だ、あんな顔出来るんじゃん。
[首筋を掻きながらぽつりと零す。 ―思い出せば、何かに怯えているような様子しか見なかったから。 今度は嘆く姿を見る事になるかと思っていたから、少しだけ…気が抜けた。**]
(+12) 2013/05/25(Sat) 16時頃
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/* な、嘆いたほうが…よ、よかったのでしょうか?
何か、嘆く要素はある?
あ……ないです。
うむ。
(-14) 2013/05/25(Sat) 16時半頃
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―――、――?
[黒宵の姿が見えて、首を傾げる。 彼も実体がない―ように見えて、さらに疑問を面に浮かべた。]
どうして、あなたが?
[ここにいるのか、死んでるのか。 2つの疑問を1つにまとめた短い問いを向けた。**]
(+13) 2013/05/25(Sat) 18時頃
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[爆発のあった洗面所前から動かない。
もしも今までの自分だったなら、こうなった時は身を隠す選択肢を取っただろう。 けれど今は餓えを満たすためにその場で佩芳を食らう。
殆ど人と変わらぬ姿のまま、喰らっている様は逆に異常に見えるかもしれない]
(13) 2013/05/25(Sat) 19時半頃
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/* お、食事来た。 さて、これはどの時間軸にしようか…。見てないのか、見てるのか。
(-15) 2013/05/25(Sat) 19時半頃
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―……。
[自分に気付いて首を傾げる佩芳。 問いかけられた内容に僅かに目を瞬かせ。 暫しの沈黙の後に、言葉を紡ぐ。]
…俺は、明夜の協力者で。 鬼と人を見分けられる露蝶を殺そうとして…、返り討ちに遭った。
[―これで答えになるだろうか。 彼女から目を逸らしながら短い言葉で伝えたのは真実。
…自分が見捨てた彼女に、嘘を告げてはいけないと思ったから。 けれど、それに対する彼女の反応を想像すると、自然、実体のない身体が強張る。**]
(+14) 2013/05/25(Sat) 20時頃
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[首を軽く傾げたまま黒宵の返事を聞いて、はたと瞬いた。]
――協 力 者 ? あ、あなたも、鬼なの? それとも、に、人間?
明夜――アイツとは、ち、違う感じだけど。
[女の言葉は生きていたときよりもたどたどしくはないし、 態度もおどおどしてもいない。 強いて言えば、電話口でもこのくらいの調子だっただろう。]
じゃあ、露蝶は――あの人は生きているのね。
[たくさん気を使ってもらった事を思い出し、目を伏せる。 あんないい人を手にかけようとするなんて、人間だろうと鬼だろうと―。]
返り討ちなんて―いい、気味。
[くす、と口の端で笑った。]
(+15) 2013/05/25(Sat) 20時半頃
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宝飾交易 黍炉は、メモを貼った。
2013/05/25(Sat) 20時半頃
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― リビング ―
[露蝶をささえてリビングへと向かい。 手早く手当てを施す。
痛みにうめく声が聞こえていてもしかたがないとばかりに。 包帯をまいて血を拭えばすこしはマシになり。 血に濡れたタンクトップしかない姿>>12に眉を寄せ]
――これも羽織っておけ。
[上着を一枚脱いで、黒いシャツの姿になりながら赤い上着を着せ掛ける。 ないよりはましだろうと]
明夜が鬼だというのなら佩芳がどうなっているのか、だな。
[これだけ時間が立っても出てこない。 爆発音のあとに悲鳴も聞こえたかどうか。 露蝶とともにリビングをでて音が聞こえたほうへと向かう]
(14) 2013/05/25(Sat) 20時半頃
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― 洗面所 ―
[火薬の匂いが残った場所に、血の匂いが混じる。 そのなかで、何かを咀嚼しているような音が聞こえて眉をしかめ。 ちらりと露蝶へと視線をむけたあと、ゆっくりと近づき――]
――っ
[佩芳を食らう明夜の姿に、小さく息をのんだ]
(15) 2013/05/25(Sat) 20時半頃
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[佩芳の口調は今まで聞いていたものよりもしっかりとしていた。 …そう、やはり何処かでこの声を聞いたような。 その変化に僅かに目を瞬かせるも、緩く首を傾げてみせながら聞く。]
―どっちに見える?
[答えは与えない。 外見からは判断出来ないだろう。 自分の事を鑑定する手段を持つ露蝶はまだ生きている。]
あぁ、生きてるよ。
[淡々とした口調で事実だけを返す。 佩芳は露蝶に懐いているように見えたから、反応は想定範囲内だ。 ―だから口の端に笑みを乗せる彼女の言葉は、胸に刺さっても鈍く痛むだけ。]
…いい気味、か。 はは、確かに。
(+16) 2013/05/25(Sat) 20時半頃
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―俺もそう思うわ。
[頭を掻きながら、激するわけでもなく、静かに笑う。 こうなったのは全て自分の所為。 因果応報とはこの事を言うのだろう。]
(+17) 2013/05/25(Sat) 21時頃
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[ぐちゃぐちゃと、鬼が空っぽのカラダを咀嚼する音が聞こえる。 ふわと身を翻してその様を見やって、明らかな嫌悪を浮かべた。]
どっちに見える――ね。
[黒宵を一度見て、緩く首を傾げたのを真似するように首を傾げ、 また、噛み潰される自分のものだったカラダを見やった。]
人間でも鬼でもどっちでもいいし、いい気味だと思ってるけど――。 ど、どうせ鬼に食べられるなら、あなたの方がよかった、かも。
―す、少しは味わって食べてくれそう。
[また、くすりと笑って軽く肩を竦めた。 本当に鬼になってしまえば、ただ欲求のままになってしまうのかもしれないけど。]
(+18) 2013/05/25(Sat) 21時頃
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