84 戀文村
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/* エリアス可愛いな。 がんばるこ。
(-89) 2012/03/27(Tue) 21時頃
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苦しまずに…か。 酔って、そのまま寝てしまって…静かに凍死。 もしくはヨーランダの家に薬草はあったかな。
トリカブトは苦しむからな。 ジギタリスを呑ませて少し無茶な運動をすれば……突然心臓が止まる。
[前線で戦っていた身。野戦病院の様な場所で手伝った事もある。 その時に得た知識をただ淡々と伝えた]
(*42) 2012/03/27(Tue) 22時頃
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女主人 ダーラは、メモを貼った。
2012/03/27(Tue) 22時頃
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ジギタリスか…そういう知識はヨーランダさんのほうがあるからなぁ… うまく飲ませる自信ないなぁ…
[最後は自分が無理矢理…ということになるのかもしれない]
(*43) 2012/03/27(Tue) 22時頃
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/* よくよく考えなくても「村には長いが」設定が全く要らない件について
(-90) 2012/03/27(Tue) 22時頃
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[ナタリアとの会話は、幼いころの思い出話が多い。
彼女の孫も、クラリッサの姉も生きていたころの。 そして、そのころは今よりももっと体が弱かったエリアスにとっては彼女が語る二人の姿は窓越しにしか見たことがなくて。 だから、ただ頷いて聞くだけだった]
(283) 2012/03/27(Tue) 22時頃
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ブローリンは、手紙を書き終えた。封筒を取り出して、中身の束を出す。
2012/03/27(Tue) 22時頃
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[自分の決意をヨーランダに伝えるべきか悩んでいる]
ちゃんと言ったほうがいいんだろうけど…
[どうやって伝えたらいいのか]
(*44) 2012/03/27(Tue) 22時頃
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[程なくして略式の葬儀は終わった。 家族は未だ墓石の前に佇んで祈りを捧げている。]
…───ダーラ。
[ふ、と小さく息を吐いて、友の名を呼ぶ。]
(284) 2012/03/27(Tue) 22時頃
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− 回想 路地 −
[首を傾げるウェーズリー>>251に楽しそうに笑みを浮かべて]
そうそう。 そう言う事にしとこうぜ。 仕事が忙しいのはいいことだぜ。
[自分の仕事については敢えて触れず]
ま、期待せずに待っといてくれ。 俺も美女相手じゃなきゃなかなか筆を握らない男だから。
[そう返しながら悲鳴をあげる自転車を見送った]
(285) 2012/03/27(Tue) 22時頃
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養父(ちち)が使っていた寝室の金庫に、 墓地の権利書が入ってる。
こんな小さな村の墓所など、 面倒なだけで誰も欲しがりはしないだろうが、 念の為だ、持って行ってくれ。
[唐突に告げた意味。 クラリッサから話を事のあらましを聞いていたダーラには通じるだろうか。]
(286) 2012/03/27(Tue) 22時頃
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[手紙の中で古い物は、前に一度この村を出る事になった時のものだ。 それに戦地での写真、敵兵の死体と肩を組んだりなど、生々しいものは除いてある。 まるで学校の集合写真のように写っている仲間達の内、自分を含め生存確認されているのは 片手の指にも満たない。その四人弱も、今はどうだろうか。 銃を肩に立てかけている自分の写真。煤と血で汚れているが、白黒の写真では、 銃がなければ農作業でもしているようにも見える。]
……
[老婆にこれを送ろうと思い立った。 思い立った日から月日が過ぎて、いまだに渡せずに居る。 書き足した手紙と、また部隊に戻った後の写真とが増えていく。 店員の女性に、タバコを吸う仕草をして首をかしげた。 マッチと灰皿を持ってきてくれた彼女に会釈をして、 古い手紙を束ねて捻り、火をつける]
(287) 2012/03/27(Tue) 22時頃
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あのころは、二十歳まで生きられないって言われてたっけ。 だから、なかなか外にも出れなかったけど―― 外に出れてたら、もっとばあちゃんの話に継ぎ足せる思い出があったかもしれないね。
[残念そうな呟きに、いまから他の人と思い出を作ればいいというような慰めをもらい。 お茶を飲んで頷いた]
……まあ、できるかぎりがんばるよ。
(288) 2012/03/27(Tue) 22時半頃
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[代わりになりたいと思うのは図々しい事なのだろう。 ことさらに軍服のまま彼女を尋ねる意味も、恐らくはあの老婆は理解しているのだろう。 喜ばしいと思われてはいまい。彼女は、自分に優しさで答えてくれているだけだ。 なりたいと思っても、なれるとは思っていない。 あの老婆の哀しい心の荒野を潤す、たった一滴になりたいと思う。 そして、自分の行為は、さらにあの老婆を苦しめているだけではないかと、ずっと危惧している。 そうして、あの老婆が自分を拒絶しないのを良い事に甘えているだけだ]
……
[煤が舞わない様、灰皿に入れきる。 すべて炭化し黒くなった手紙の束。それが入っていた、傷んだ封筒。 それに、数々の写真と、新しく書いた一通の手紙。 後悔ないように。彼女に渡すのは、次自分が往く日だ。 そう心に決めて、代金を置いて席を立った]
(289) 2012/03/27(Tue) 22時半頃
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− 酒場 −
[騒ぎを起こしたばかりで、なるべく目立たない様に 人の少ない道を選び酒場へと向かう。 諸々結構な騒ぎになっていたからダーラは酒場にはおらず セレストの元に向かっているかも知れない。 いないだろうと、何となく予想はついたが、 静かに扉を叩いて覗き込む]
ちわ。 ダーラいる…ヤニクも留守か……。
[鎮まり返った酒場はとても空虚な世界だった。 笑い声や音楽、酒や料理の香りに満ちた酒場が閉じられたまま、 二度と開く事の無い錯覚に捕らわれる]
……俺もヤキが廻ってんな。
[待つ事は出来ず、彷徨う様に村を歩き出した]
(290) 2012/03/27(Tue) 22時半頃
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[ダーラに何か言われる前に女はダーラに近寄り、靴の踵の分だけ高い身長を仰ぐように伸ばした腕で、ぎゅっと首に抱き着いた。 そうして穏やかな声で語り掛ける。]
覚えているか?
私まだ七つの時だ。 お前は生まれたばかりのセレストのお披露目に、 私とベネットを誘って行ってくれただろう?
(291) 2012/03/27(Tue) 22時半頃
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[セレストとヨーランダの決心を知っているはずもない。 ただ、サイモンの事もあり、セレストの態度の事もあり、 漠然と、今日会わなければきっと会えないのだろうと、感じてはいた。 所詮、意識下の感情だが、それに駆られて彼は墓地へと歩く]
……
[墓地についた頃には、もう日は殆ど落ちていた。 宵の明るみ、あるいは暗がりの中まだ二人は居ただろうか?]
(292) 2012/03/27(Tue) 22時半頃
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うん、そろそろ帰るよ。 ――大丈夫。
[何時の間にやら日が暮れて、真っ暗になる前に帰りなさいと。 顔色が悪いと心配されて、小さく笑んだ。 昔からのことだから反発することもない]
また、来るね。
[お茶を飲み干して席を立ち。 見送るナタリアに手を振って、ゆっくりと道をゆく]
(293) 2012/03/27(Tue) 22時半頃
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/* 話し終わってからでいいッスよ
とメモで伝えられないもどかしさ
(-91) 2012/03/27(Tue) 22時半頃
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/* あ、でもそれを楽しんでるので悪しからず(←
ヨーラに銃構えて、しっかり話した後に拾ってくれたのはうれしかった
(-92) 2012/03/27(Tue) 22時半頃
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今でもそうだが──…、あの頃は特に、 出自のわからぬ私を村の大人達は敬遠していて、 そういった席に参加する事を養父(ちち)は避けていたから、 初めての事にとても戸惑っていたっけ。
養父とて、元は外から流れ着いた身だ。 長い時間をかけて受け入れられていたとは言え、 どうしたって、私は余所者なのだという思いが拭えなかった。
[女はぽつり、ぽつりと、記憶を辿るように話し続ける。]
(294) 2012/03/27(Tue) 22時半頃
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―本屋― [静かな時間が流れる。悲しみを癒すような静謐さではないけれど、このままでもいいと思えるような時間。]
・・・ヤニクさん。そう・・・
[クラリッサの名前に何か反応したようなヤニクに目をやるも、また視線を落とす。しばらくそのままでいたが、カップが空になって体も少々温まった頃]
私も・・・セレストを見送らないといけないから。 そろそろお暇しようかな・・・?
あれ、クラリッサ?
[ふと店に入ってきた彼女と、ベネットに修繕を頼んだのが彼女だということに気付いて。不思議そうに声をかけた]
(295) 2012/03/27(Tue) 22時半頃
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/* すんません、現在軸に追いつきません。
2時間くらいか、どうやって縮めよう……。
(-93) 2012/03/27(Tue) 22時半頃
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最後の夜だろ。 ゆっくり……自分の言葉で伝えればいい。
[薬を一緒に飲むと言えば、ヨーランダは死ぬと判っていても 飲むだろうか。 だがそれをセレストに伝える事はない。 嘘偽りない自分を受け入れてくれた相手を最後に騙すような 形になる事を、セレストは望まないだろうと思ったから]
(*45) 2012/03/27(Tue) 22時半頃
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[夜、日が落ちてから村を歩くことなど殆どない。 子供のころは外に出歩くだけの体力もなかったし。 ましになった今でも、夜遅くなれば心配する家族がいるから、心労をかけないようにと日が暮れる前には帰っていた。
だからこんな時間に出歩いているのは珍しい。 歩きなれた道でも、暗くなれば勝手は違うから、普段からゆっくりな足取りは、更に遅くなった]
(296) 2012/03/27(Tue) 22時半頃
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―ヨーランダ宅―
[言いたいことはわかるのだろうから無言で頷いて席へと座す セレストがまだ寝ていたなら、その髪をそっと撫で
――上手く言葉が出てこない]
(297) 2012/03/27(Tue) 22時半頃
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― 本屋 ―
[潜った扉の向こうには、本屋の主人と。 ミッシェルの姿もあっただろうか。 そして、願い事を紡ごうと思っていた相手も……。]
ええ、郵便屋さんから、言伝をもらったから。 こちらこそ、ありがとう。 とても綺麗に直してくれて……。
[だから、どこか気も漫ろに、若い主人から童話を受け取る。 その後、代金と、お礼にならないかも……といいながら、 タヌキの形が縫い付けられているブックカバーを手渡す。 よく見れば、どことなくタヌキがベネットに似て見えて、 ふっと、女は頬を微かに緩ませた。]
(298) 2012/03/27(Tue) 22時半頃
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ヤニクさんも、修繕を頼まれたの?
[泳がせた視線の先、ヤニクも手に本を持っていれば、 切欠とばかりに声をかける。 新たに買ったものでなく、修繕と思ったのは、 表紙が見えたならそこに在る染みを見てのこと。]
(299) 2012/03/27(Tue) 22時半頃
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自分の…言葉で…
[できるだろうか、自分に。 一時の別れの時間は…近づいている]
(*46) 2012/03/27(Tue) 22時半頃
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食合せてはいけない食べ物ってあるでしょう。 そういう感じで、ヨーランダの薬草にも 決して混ぜてはいけないものがあるのを知っているわ。
昔、それこそギリアンさんが生きている頃に 墓場で遊んでいたら教えてもらったの。
……母さんも、ほかもそれを使ったから効果は。
でもね、アタシがそれを良しとすると、思う? セレスだけじゃない、一緒にヨーランダも失えって、 言うんだよね。
(*47) 2012/03/27(Tue) 22時半頃
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そんなこと、アタシが黙って見ていられると思うかい?
(*48) 2012/03/27(Tue) 22時半頃
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どうせ、馬鹿なことを考えているんでしょう。
[窓の向こうの葬儀を見終えてから
やっと出た言葉はそんなものだった]
(300) 2012/03/27(Tue) 22時半頃
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