296 ゴールイン・フライデー
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[ ――――カラン。 ]
(28) LARK 2019/05/24(Fri) 23時半頃
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[ いつかは子猫に。 今日は子供に。
背を押されて、ドアに手を掛ける。
焦がれる男の背に視線を一度向け、 泣き腫らした目は、サングラスで隠して。
夜なのに、普段はかけていないのに どうしてサングラスなんて? 問いかけるウェイトレスに苦く笑う。 ]
(29) LARK 2019/05/24(Fri) 23時半頃
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[ 目元を子猫に引っ掻かれて
ダサいから、――ってさ ]**
(30) LARK 2019/05/24(Fri) 23時半頃
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[金曜のタヴェルナ。 最後の夜。
明日も朝から仕事だからと、酒は入れないことにして。 本当は、酒に記憶をうやむやにされたくなくて。
君の姿を、音を、キラキラした星屑みたいな記憶を、綺麗なままに琥珀色の想い出の中に閉じ込めて、しまうため。
あなたのことが、すきでした。
それなのに、夜を照らす星は、気づけばこちらに近づいてくるのだ。 その、瞳に己の姿が映りこんだと知って。 嗚呼人は、輝ける星に近づき過ぎたら、その身を焼かれてしまうというのに! 逃げることもできない俺はただ、息を飲むしかない。]
(31) だいち 2019/05/25(Sat) 00時頃
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あ…あーーー、あぁ、
[酒なんぞ奢ってくる相手に、迂闊に近づくなよ色男、とか。 気に入ってもらえたなら何よりだ、とか。
突き放す言葉も、繋ぐ言葉も思いつきはするのに唇には載らない。 だって、今。 焦がれることすら叶わなかった君の声が、鼓膜を震わせるのだ。 己の声なぞで、乱したくない、旋律で。
嗚呼でも、その言葉が、己のためだけに紡がれる音のひと繋がりが、どんな甘露よりも俺を酔わせる。 ひと時の、夢へ。
数秒の間の後、俺はふっと笑った。]
(32) だいち 2019/05/25(Sat) 00時頃
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…なんでぇ、バレちまってやんの。 格好わりィなぁ、俺。
[格好つけるのは、得意だった。 弾けて飛びそうなほどに脈打つ心臓を押し隠し、涼しい顔でニンマリ笑う。]
美味いだろ、それ。 オキニなのよ、俺の。 …ありがたく、頂戴すっぜ。
[最後の夢にしては、随分と都合が良くて、優しい夜だった。 グラスひとつ空けるまでの、わずかな時間。 終わればそこが、俺にとってのシンデレラタイム。
夢は、醒めるからこそ夢なのだ。
あなたのことが、すきでした。 灰にして燃やした想いは、二度と芽吹くことはない。
白く汚れたガラス越し、君の眼差しを描き込む。]
(33) だいち 2019/05/25(Sat) 00時頃
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[最後の夜。
俺の胸の内には、綺麗な琥珀がひとつ、静かに遺っていた。]
(34) だいち 2019/05/25(Sat) 00時頃
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[いい歳した大人が何をしているんだろう。 二つ頼んだカクテルに苦笑いを。 早々に片付けてしまおうとした時 よく通る声がアルコールを頼んだ>>3:72 あの人ってどの人だろうか。 思考がぐるぐると渦巻いて尽きない。 いや、知っていた。分かっていた筈だ。 彼のグリーンアイズは恋を知る色をしていた。 その熱さに惚れてしまったのだから]
…………始まる前から終わっていて、 良かったじゃないか。
[何の作品にもなりえなさそうな現実に ふと、諦めたような笑みが浮かぶ。 今日はこの酒を二杯飲んで帰ろう。
思っていた矢先に視界の端に揺れる桃色を見つけた。 それが何なのか理解する前に 口は呆気ない程に開いてしまっていた]
(35) 24kisouth 2019/05/25(Sat) 00時頃
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[彼は此方を見ていない。 いつもより緩んだ首元を意識して 戸惑うあまりに耳が熱くて仕方がなかった。
期待してもいいのだろうか。 望んでしまってもいいのだろうか。 願ってしまってもいいのだろうか。
いつも持ち歩くメモ帳。 それを一枚切り取ってしまいペンを走らせた。 そっと店員の一人を呼び止めて頼んだ]
(36) 24kisouth 2019/05/25(Sat) 00時頃
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このメモをあの人に。
[そういって伏せてしまう辺り臆病な自分を 彼は呆れてしまうだろうか。 嫌ってしまうだろうか。
そんな、恐怖すら滲む時間の中、 そっとその紙に綴った言葉が、 彼の視界の中に入る事を祈ってしまった]
(37) 24kisouth 2019/05/25(Sat) 00時頃
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先約、ありますか?
[たったその一言だけ。
見つめたくて、見つめたくなくて、 見つめられたくなくて、見つめられたい、 そんな秘めた愛に溺れてしまう。
救えなくて愚かで、ただこの日常に恋して 静かに生き長らえるだけでいい。 そんな想いもきっと今日剥がれてしまう。
人に知られぬように隠してきたのに 何かあったかと問われるほど面に出ている。 どうしようもない恋心の行方も隠し方も 持て余しすぎてどうにも上手く扱えない]
(38) 24kisouth 2019/05/25(Sat) 00時頃
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[やってしまった。やってしまった。 ただ、その後悔だけが付き纏い、 視線を重ねた手のひらに落としてしまう。
どうか、嫌わないでいて欲しい。 だが、あなたの世界で少しでも息をしていたい。 我儘で強欲な想いばかり溢れそうだ。 この瞬間時が止まってしまえばいい。
あなたに会える金曜日の夜。 秘密の時間を共有出来る特別な数時間]
あなたに会える僅かな時間が どうしようもなく恋しい。
[揺れるピンクを飲み干す。 彼の方なんて向けやしなかった。 その代わりに口許だけは観念したかのよう 笑みを浮かべグラスを傾ける]
(39) 24kisouth 2019/05/25(Sat) 00時頃
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[グラス越しに見つめる彼の眸は、何を映していただろう]**
(40) 24kisouth 2019/05/25(Sat) 00時頃
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[───…その店を訪れたのは、 世間の人が最も嫌う曜日の深夜。
片手には箱を収めた紙袋を提げ、 百貨店の店員に聞いた店名と住所を元に 現代機器の案内に従って辿り着いたのだが。 店の名が書かれた看板と店、 そして地図の現在地を忙しく視線が往復した。
通りにショーウィンドウもあり、 高価な靴を売るだけあって立派な店構え。 しかし、店の中に異様な薄暗さを感じるのは 何も時間だけが原因ではあるまい。
置いてあるのが靴でなければ、 魔女の館か何かかと思うような雰囲気だった。]
(41) 鯖 2019/05/25(Sat) 00時半頃
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[昔買った靴の、Rの製作者を知りたい。 製作者本人の修理であれば、 靴もそのままに生まれ変わってくれそうだから。
そんな夢見がちな思考で飾り続けた靴を携え、 店に立っているのが今だ。
駄目元で聞いてはみるもので、 この前買い物に来た時のあの詳しい店員に、 この靴の作った人が誰か、 もし店があるなら場所を知りたいのだと聞けば 両手の時間も掛からずにメモを寄越してくれた。
メモに使ったのが当人の名刺、というのが 敏腕の商売人であると感心をし。 訪ねるなら夕方以降に、というアドバイスも 店員の域を超えた気もするが、気にせず。]
(42) 鯖 2019/05/25(Sat) 00時半頃
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[問題は、夕方には店を見つけたというのに いつまでも迷って周囲をぐるりぐるりと回った結果 日付が変わる頃まで時間が進んだことだ。
耳を澄ませば、夜のしじまに響く槌の音。 本革は日光を嫌うから夕方以降に作業するのだと 店員から聞いた通りではあるようだが、 逆に作業している所を邪魔しても良いものか。
営業のために電話を掛けることも、 なんなら直接赴くことも苦ではないのに、 この槌を振るう相手がある意味で初恋の相手だと 意識しまっては、足裏に根が蔓延る。]
(43) 鯖 2019/05/25(Sat) 00時半頃
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[ここ一番で日和る自分への戒めとして、 彼に差し入れると決めて持参したワインがある。 それが自分の誕生した年と同じなのは、 他意は、特にはない、ということにしておくとして。
店のドアを開こうと伸ばした腕は、 今度こそ、その取っ手を掴むことに成功した。
カラン、とささやかに鳴るドアベルは ロックのウイスキーの氷が転がる音にも似て。 作業場まで足を踏み入れる勇気はなく、 恐らく、ここが本来の店主がいる場所だろうと 当たりをつけた場所でじっと待ち続け。]
(44) 鯖 2019/05/25(Sat) 00時半頃
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[はじめまして。 貴方の靴を、最近と十何年も前に買った者です。
靴裏が擦り切れてしまったこの靴を、 また履きたいので修理をお願い出来ますか。
言おうとする台詞を頭の中で反芻するなんて、 いい大人がするものでもないが。 こうやって練習でもしておかないと、 オーダーメイドの靴をお願いしても?などと 塩茹でパスタ週間の延期が決まってしまう。
止まった槌の音に緊張で喉が干上がり、 会いたいのに会うのが怖いという、 恋する乙女じみた感情をどうにか押し殺し。 初めて目の当たりにした彼を見て、確信した。]
(45) 鯖 2019/05/25(Sat) 00時半頃
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[初めて目が合った、という事実より、 優先されるのは揺れ動く情動と確立された認識。
───…しばらくの間、 塩でも舐めて生き延びることになりそうだ、と。]*
(46) 鯖 2019/05/25(Sat) 00時半頃
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[見ているだけでいい、そう思っていたはずなのに あの人の視線の先にいるのは俺じゃないかもしれないのに 明かしてしまった胸のうち、上手く伝わる保証もないのに この一時さえ失くしてしまうかもしれないのに
あの人の夢見るような、それでいて哀しげな眼差しを こちらに向けて欲しいなんて、欲を出して それでも、失くしてしまいそうな不安に駆られて 見つめていたいなんて言いながら、その表情を見届ける事が出来なくて
先週のように席を立ってしまったら 今度こそ、もう会えないだろうと それでも この気持ちの行き場所なんで、一つしかないから 許されなくても、いい、なんて もう、自分に嘘はつけなかった]
(47) sammy 2019/05/25(Sat) 02時頃
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[暫く続けたタヴェルナ通いをパタリと止めた。
昼の世界の侵攻に怖れをなして戦略的撤退を決め込み、夜のしじまに引き籠る。胸に生い茂った焦燥と懊悩を掘削し、恋の蕾を寂しさで枯らした。 何の進展も望まず手入れを怠った割には育ち過ぎて辟易したが、この作業も初めてのことではない。幾度か枕を濡らし、精神不安に陥って自己嫌悪に至る。若い頃から何度も繰り返したことだ。 ほどほどに自己愛で補完したら、あとはつまらぬ男がひとり残る。 ――― そこまで戻れば、逃げ切ったと安堵できた。]
(48) momoten 2019/05/25(Sat) 02時頃
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今度はあまり近づき過ぎるのは止そう。 どうしても油断してしまう。
次はアイドルとか如何だ? うん、痛々しい。
[ひとつの恋が終われば自己反省会を開いて、次の生き甲斐を探す。己が欲しいのは人生の伴侶ではなく、無音の好意を突き刺す先だ。 同性愛者でなければ宗教に嵌っていたに違いない。]
(49) momoten 2019/05/25(Sat) 02時頃
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[差し出された一枚のメモ 「あちらのお客様」と言われて向けた視線の先で揺れるピンク 記された言葉とその口元を交互に見遣って 年甲斐もなく手が震えた]
少し、待ってください
[胸ポケットに挿していたペンを執って、問い掛けの下に一言だけ記した。
“いいえ”
そうして、それだけじゃ足りないと暫し手を止めて言葉を探す 顧客へのプレゼンにだってこうも悩んだりしないだろう 一つ、二つ短く書き足したメモを店員に渡し、送り主にと それは程なく、あの人の元に届くだろう]
(50) sammy 2019/05/25(Sat) 02時頃
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“貴方の事を知りたい”
(51) sammy 2019/05/25(Sat) 02時頃
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[名前も知らない人に焦がれた、だから、まだ何も始まっちゃいない メモに託したささやかな望みさえ、昨日までは夢でしかなかったから
これが夢の続きだと言うなら、今はまだ、どうか醒めないで欲しいと ささやかで大それた願いを抱いて あなたを想うと伝えたくて、黄色の揺れるグラスを飲み干した。*]
(52) sammy 2019/05/25(Sat) 02時頃
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アイドルとはいかないまでも、容姿は整っている方が良いかな。 [己の見目は平凡で息子らは皆美形だから、コンプレックスも眼も肥える一方。 恋から恋へ移り変わるインターバルの間は、寂しいよりも可笑しい妄想に憑りつかれる。裁断機の調節やら革の縫い合わせやらと妄想遊びを並行させて靴を作るのだ。 若い頃はこの緩急の付け方が分からず、作る靴も頑丈なだけが取り柄だった。]
出来れば―――…、ゲイで。
[苦笑して零すのは願望。 昼の世界から異端者のレッテルを貼られるのは、少し休みたい。理想を重ねるなら、幸せそうなゲイが良い。石を投げるマジョリティさえ、ほぅと溜息をもらして見惚れてしまうような。]
(53) momoten 2019/05/25(Sat) 02時頃
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[月曜日 仕事中からやたらこっちを見てにやにやしていた同僚が、終業と共に飲みにと誘ってきた。 ああ、まったくこいつは目ざといなと思いながらも 隠せていない自覚はあったからおとなしく連行される事にした。
「いい事でもあったか?」
なんて、お前普通に楽しんでるだろうと突っ込みたくなる表情で言うから 出来るだけ平静に、さらりと一言]
目があった。
[とだけ言ってから、やっぱり抑え切れなくて笑った。 「お前らは十代か」と呆れて笑うから、「うるせえ、恋をしてりゃいつだって若いんだよ」と返しておいた。
「上手くいきそうなら、俺はもう何も言わん」
と、それ以上の詮索はしないと言い切るから、こいつとは友人で居られるんだよなぁ、と思った。]
(54) sammy 2019/05/25(Sat) 02時頃
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[そうして、また金曜が来たら、俺はあの店に向かうんだろう あの人に会いに
いつまで続くかわからない、ささやかな幸せを胸に抱いて。**]
(55) sammy 2019/05/25(Sat) 02時頃
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美青年のパートナーがいて……、 そして、私の靴を履いて、街の小さな教会で……、
[口にすれば口腔に切なさが拡がり、嚥下すれば甘かった。 妄想で感極まるのも久々だが、現実感がないからこそ捗ると言うもの。頭の中では白い礼装を身に纏う美青年が祝福されていた。 多分、自身の人生にゴールが存在するなら彼の足元だ。
気が付けば手は止まり、鼻の奥が痛んだ。 年を取ると涙腺が脆くなっていけない。
そんな世界はありえないのに、優しい昼の世界に憧れる。
己の誇りを纏い、自身の人生を肯定してほしい。 枯らしてきたすべての想いの果て、 成すべき仕事があったのだと。
―――― 己にしか、創れぬ幸福があるのだと。]
(56) momoten 2019/05/25(Sat) 02時頃
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[洟を啜って天井を仰ぐとドアベルが鳴る。
修理か、オーダーか。 どちらにせよ珍しいと掌底で鼻を押し、脚を踏み出した。
* まだ知らぬ、幸福な理想を目指して。 *]
(57) momoten 2019/05/25(Sat) 02時頃
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