3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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― 北棟一階 ―
[トイレで顔や手を洗って出てくる。 完璧ではないが、さっきよりはだいぶマシになっているだろう。]
は……
[目の前に広がる酷い血みどろ空間。 もう、慣れてもきているのが恐ろしい。]
――…… >>1066 [そのとき、誰かがこっちに向かってくるか。]
(1080) 2010/02/28(Sun) 22時半頃
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――………
(*287) 2010/02/28(Sun) 22時半頃
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>>1081
[トイレから出た瞬間、鋭い声で警戒される。]
あ? ああセシルか。
[俺だといわんばかりに手をあげるが…ほかにも誰かいるのだろうか?]
(1087) 2010/02/28(Sun) 22時半頃
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吃驚させたか?
すまんな。
(*288) 2010/02/28(Sun) 22時半頃
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>>1098
そうか。
[ひとりだ、といわれると、ほっと息をついた。 先ほどケイトと遊ばされたあとだ。
あの冷気に晒されたあとだけに、酷く疲れていた。
もちろん、グロリアとのこともだが……。]
やけにすっきりした顔をしてるな。 ………
[その後の沈黙は、同じ憑きものとして、わかる意味合い……。 そして、ふっと苦笑い。]
(1102) 2010/02/28(Sun) 23時頃
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なんだかんだいいながらも、 俺もちっぽけな我慢できねぇおっさんだな。
(*290) 2010/02/28(Sun) 23時頃
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>>1107
なんだ?優しいな……。
[要るか?の言葉に、また苦笑い。]
――……今、おっさん弱ってるからなぁ。 冗談に聴こえないぞ。
嫌なら逃げとけ。
[そう言いながらも、目は渇きを訴えていた。]
でないと、知らんぞ。
(1112) 2010/02/28(Sun) 23時頃
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>>*290
ああ、若いほうが我慢はできねぇよなぁ……。
[ニヤニヤ笑う。でも、どこか余裕はない。]
逃げるなら、今、逃げろ。
(*292) 2010/02/28(Sun) 23時頃
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用務員 バーナバスは、奏者 セシルの髪に手を伸ばした。
2010/02/28(Sun) 23時頃
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>>1117
そっか。
[そして、その茶色の髪を一房つまみ、弄んでから……。]
――……献血はいらねぇや。
[そのあと、その頭をぐりぐり撫でて、髪の毛をぐしゃぐしゃにする。]
まぁ、心配すんな。おっさん悶々とするのは嫌いじゃねぇし……。
[セシルの頭を結構酷い状態にして手を放した。]
(1127) 2010/02/28(Sun) 23時頃
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>>*294
さ、行った行った。
俺なんかが噛み付いたら、バカが移るぞ。
俺は大丈夫だ。
(*295) 2010/02/28(Sun) 23時頃
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死ななきゃなおらねぇなぁ
(*299) 2010/02/28(Sun) 23時半頃
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似てる?
おまえにか。
(*300) 2010/02/28(Sun) 23時半頃
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―北棟1FWC付近 >>1135―
[そして、ぷんすか怒りながら去っていく姿を見て、また苦笑い。 同じ衝動を持つ者だけに、とてもとても、頼りたかったのは、あったのだが……。]
――……バカだからなぁ。
[それでもやっぱり追いかけたい気持ちも抑えて、 自分の腕を見て、青い血管が浮き出たところに歯をたてた。]
[ぷつり、と破れた場所から丸く噴き出る、赤。
それをぺろりと舐めながら、また俯いて……。]
(1147) 2010/02/28(Sun) 23時半頃
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ありがとうな。
[それは苛立つ人に一言。]
(1150) 2010/02/28(Sun) 23時半頃
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用務員 バーナバスは、腕の傷を押し広げ、流れる血をただ、飲んでいる。
2010/02/28(Sun) 23時半頃
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まぁ、可愛いな。おっさん以外は
(*303) 2010/02/28(Sun) 23時半頃
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そういや、知らんな。誰だ?
[やけにバカ呼ばわりするやつぁ]
見に行くか。
(*306) 2010/03/01(Mon) 00時頃
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用務員 バーナバスは、自分の血をだいぶ吸ってから、北棟二階に上っていく。
2010/03/01(Mon) 00時頃
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そうか、知らないのか……。
[自分の遺体の居場所を知らない女子高生の霊]
[なぜか嫌な想像しかできない。]
(*309) 2010/03/01(Mon) 00時頃
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― 北棟階段・1-2階踊り場 ―
[階段を上ると、不穏な空気が広がっている。 それは、言わずもがな、ケイトのショーだった。
さっきのことを思い出す。 血の匂いもまた思い出してしまう。]
(1174) 2010/03/01(Mon) 00時頃
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[ちょうどあがって来たとき、 その様子に目を開く。]
――………ッ
[ちょうど階段を転がるセシルに駆け寄った。]
(1200) 2010/03/01(Mon) 00時半頃
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ああ
[いたのは、スティーブン、セシル、フィリップ、オスカー……。
>>1198セシルの檄にははっとした顔をする。]
――……ちっ
[だけど、そのまま一人で逃げられるわけがなかった。]
ケイト……
(1207) 2010/03/01(Mon) 00時半頃
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>>1205
ああ、わかってるよ。
[セシルから怒鳴られ、咄嗟に判断し、その身体を逆に引っつかんだ。]
まんま、お前もだ。
[まずは一人とばかりにセシルを抱えて、階段を逆行しようとする。]
(1212) 2010/03/01(Mon) 00時半頃
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そうか、あいつだったか。
[ずうっと憎まれ口を叩く声の生徒]
助ける
(*314) 2010/03/01(Mon) 00時半頃
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[セシルは暴れただろうか。 ケイトが攻撃してこなければ、そのまま階下に連れていくつもりで……]
オスカーに、フィリップも待っとけ……。
[それらはみんな、大事な………
生徒で。]
(1217) 2010/03/01(Mon) 00時半頃
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>>1219
すまねぇな。まずは、お前らを護るのが、仕事なんだよ。
[案の定暴れるセシルの身体をしっかり抱きかかえて、階下に下りた。]
おおーいっ誰かいないかっ!?
[そして、渡り廊下南棟に向かって叫ぶ。]
(1223) 2010/03/01(Mon) 00時半頃
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ああ、きついな
でも、バカだからしゃーねぇ
(*316) 2010/03/01(Mon) 00時半頃
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消えた?
(*318) 2010/03/01(Mon) 01時頃
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くっそ、誰もいねぇか?」
[いれば、セシルを託して戻ろうと思っていたのだが。]
(1232) 2010/03/01(Mon) 01時頃
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>>1231
んなこと、わあってら……。
[さっき、自分も血濡れだったのだから。]
――……と
消えたか?
[ふと、階上の雰囲気が変わる。]
(1238) 2010/03/01(Mon) 01時頃
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用務員 バーナバスは、セシルを抱きかかえたまま、階上を見上げる。
2010/03/01(Mon) 01時頃
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>>1240
あ、ああ
[血の匂い]
[それには確かに喉をコクリと鳴らすが……]
[はぁっと辛そうな声をあげたあと、セシルを下ろす。]
(1251) 2010/03/01(Mon) 01時頃
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やっぱ撤回しようかなぁ。
[半分冗談半分本気だった。]
(*322) 2010/03/01(Mon) 01時頃
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