21 潮騒人狼伝説
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……玩具。 あれが、ですか、
[嫌悪感を無表情に宿しながら、半分はずれ、と胸中でつぶやく。 愉しいのは確かだけれど、違う。きっと、彼らには理解出来ない。理解してもらう必要もない]
……どちらにしろ。 獣の思うことを理解しようとしても。こちらが狂うだけだと思います。
(264) 2010/07/22(Thu) 10時頃
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……それを聞いて、安心しました。 本当に。本当に、ただの夢であることを願いますけど。
[ちっとも安心してない胸中を、わずかに口元を緩めて隠す]
……証拠、ですか。 ……物的証拠は、相手も警戒してるでしょうから、なかなか難しいでしょうね。 ただ探る、ことくらいしか。 でも、やってみます。
[耳元に顔が近づくと、うざったさを押し隠し]
……そうですね。 もう、間違いたくない。
(266) 2010/07/22(Thu) 10時頃
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人狼――人でないものなら、身体の伸縮くらい、できそうなものですが。
[バーナバスの推理には懐疑を返す。 煙草から伸びる紫煙を見ながら、思考を働かせる]
……人狼が、二匹。 あまり考えたくないことですね。考えなければ、いけませんが。
[面倒なことに気づかれたかもしれない。 胸中で舌打ちしつつ、表情は変えない。]
……ありがとうございます。 貴重なお時間を取らせて、すみません。
……コーチもたまには、下に降りてもいいと思いますよ。 話し合いは、皆でした方がいいと思いますから、
[最後にそう付け加えると、ふたたび頭を下げて部屋を出た]
(270) 2010/07/22(Thu) 10時頃
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……二匹。 二匹、ねえ。
[部屋を辞すと、ひとり呟く。 そして自分以外のひとには聞こえない声を、囁きに乗せた]
君達、いい加減に協力したら、
[無理だと思うけど。 そう付け加えた言葉は、囁きにはしなかった**]
(272) 2010/07/22(Thu) 10時半頃
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……犬、 僕が、
[心底嫌そうな気配を飛ばす]
……ああ、でも。 もう、喰べることに関しては、抵抗はないんだ。 それはよかった、
(*34) 2010/07/22(Thu) 12時半頃
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コーチが邪魔なのは同意するけど。 ……部長が君の夢を見ないかの方が、心配になってきたよ。 今日見た可能性だって、残ってるし。
僕は無理だけど。君やミッシェルなら、部長から直接話、聞けないかな。 ついでに信用も稼ぐといい。
[そこまで言って、先刻のボリスやバーナバスの態度を思い出し、面倒そうな気配が漏れる]
……皆、口が固くなってきたな。 情報収集と弁解の余地がないのは困るんだけど。 どうしようかな、
(*38) 2010/07/22(Thu) 13時頃
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……は、 ……忠犬、ね、 人狼になった癖して、目は悪いんだ、
[嘲りの伴った声で吐き捨てる]
ケダモノになった君のことは、嫌いじゃないけど。 そういう物言いは大嫌いだ、
(*40) 2010/07/22(Thu) 13時半頃
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だって。 君はひとじゃないだろう、
[鼻で笑う。 人狼とひとが対等だとは、到底思っていない。 あちらからは非常食程度の認識でも別にいい。 ただ、こちらの感情を決めつけられるのが気に障っただけ。]
僕に忠義なんてあったら、ベネットは僕を近くに置かないだろ、
(*42) 2010/07/22(Thu) 14時頃
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――ロビー――
[バーナバスの部屋から戻り、自室でしばし過ごした後。 人が集まりそうなロビーへと移動する。 ベネットがまだ横になっていたなら、その顔をじっと覗き込み]
…………、
[何事か呟いた後、その隣のソファに座る。 スケッチブックを膝の上に置き、手持ちぶさたに鉛筆をくるくると回しながら、思考を巡らせる]
(333) 2010/07/22(Thu) 21時頃
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……、
[レティーシャの姿を見かけると、軽く頭を下げた。 問いかけには小さく頷いてみる]
……聖野先輩は。 僕らが怖くないんですか、
[近くに座る彼女へと身体を向けて。 こちらを見て謝った彼女を思い出し>>21、おずおずと、問いかけた]
(335) 2010/07/22(Thu) 21時半頃
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…………。
ありがとう、ございます、
[目を瞬かせた後、感謝を告げた。 ほんの少しだけ、口元に笑みを作る]
……でも、今日もまた。誰かを。
[引き絞り出すように言葉を続けると、その笑みはすぐに消した。 結果を問われると、膝の上のスケッチブックを開き]
……深町さんは、人狼でした。 今日もまた、僕は、殺さなければいけません、
(337) 2010/07/22(Thu) 21時半頃
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……僕も。 疑った時期は、ありました。 でも、
[傍らのベネットを一瞥した後、ふたたびレティーシャへと視線を戻す。 真剣な眼差しで彼女を見据え]
今は、確信しています。
……演技でないとしたら。 たとえば、……仲間が亡くなってショックを受けていたとしたら。 どうなりますか、
[人狼が二匹以上いる可能性。 それにはあまり触れたくなかったけれど、あえて踏み込む]
(339) 2010/07/22(Thu) 22時頃
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……ミッシェル、 どうするの、
[そっと呟いたのは、先程囁きに乗った断片的な言葉について。 ミッシェルが嫌いではないのは本当だし、人狼が人間に殺されるのは、あまり見たくない。 それでも、優先順位というものはあったが。 返答は何となく予想出来たから、何も返らなくてもそのまま引いただろう]
(*45) 2010/07/22(Thu) 22時半頃
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……僕も、考えたくないです。
[首を振るレティーシャに共感するように、目を伏せた後]
でも、考えないといけません。
[はっきりとした口調で、告げる]
牧野さんと、風見先輩、ですか、
[理由を静かに聞く。 そこで生まれた感情はこぼさぬまま、レティーシャから視線を外さない。 しばし考え込むように黙り込んで]
牧野さんは、僕も冷静すぎる点が気になってはいます。 ……風、という話も不可解ですね。
(342) 2010/07/22(Thu) 22時半頃
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……でも、その話を比較するなら。 風見先輩の方が、怪しいですね。
[静かな声で告げた]
深町さんが、演技上手な人狼か。 人狼が3匹以上も存在するなら。 風見先輩も疑いの域に入ると思います。
[告げる声は心なしか大きく。 その場に近づいてくるものがいれば、耳に入るほど]
(343) 2010/07/22(Thu) 22時半頃
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……君は、この方がいいんだろ、
[密かに目を閉じるベネットに視線を向け、彼だけに囁きをこぼす。 別に忠誠は誓っていないが。 ――優先順位というものは、ある。]
(*47) 2010/07/22(Thu) 22時半頃
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……すみません、混乱させて。
[レティーシャの様子に、若干申し訳なさそうに言った後]
……ともかく。僕が確実に言えるのは。 深町さんが人狼だということです。
[はっきりとした声で、告げた]
……石田さん、
[途中でボリスの姿を認めると、声を掛けて見やる。 先刻会った彼の所作を思い出しつつ、思考を巡らす]
(348) 2010/07/22(Thu) 23時頃
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[顔を顰められても、少し寂しげに目を伏せるだけ]
……今、聖野先輩と会話して。 風見先輩が怪しい、という話になったんです。
[論理をかいつまんで説明した>>339>>342>>343]
(351) 2010/07/22(Thu) 23時頃
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……ベネット、 まだ、寝てた方が良いよ、
[彼が眠るソファに身を乗り出すと、心配そうに言う。 リンダの指摘が耳に入ると、そちらを向いて]
……「なら」なんて、言ってませんよ。
[憮然とした声で告げた]
……深町さんと東條さんが人狼か。 深町さんが演技上手な人狼で、東條さんは人間か。 その二択、です。
(357) 2010/07/22(Thu) 23時半頃
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……すみません。
[ため息を吐くボリスに、申し訳なさそうに謝る]
……足跡、ですか。 ……そんな分かりやすい証拠があったら、どんなにいいか。
[彼らは賢しく用心深い。 それに、自分もその辺りの確認はしている。証拠を残していない自信はあった]
(360) 2010/07/22(Thu) 23時半頃
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……コーチが狂い人?
そもそも、狂い人とは何ですか。 そして、どうしてそうなるんですか。
[じ、と探るような目をリンダに向けた]
(363) 2010/07/22(Thu) 23時半頃
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厭世家 サイモンは、石工 ボリスの意見も促すように、彼を見た。
2010/07/23(Fri) 00時頃
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……狂った、人? 人間でありながら、人狼を助ける者、ということですか。 本当にいたなら、……ひどいですね。
[一瞬怪訝そうな顔をした後、心にもない感想を口にした]
……ああ。 コーチは、東條さんを人間と断定したんですか。 ……僕には、教えてくれませんでしたから。
[少し悲しげに目を閉じた後、ふたたびリンダを見据え]
それなら、……コーチがその「狂い人」でなければ。 深町さんが巧妙な人狼ということになりますね。
(366) 2010/07/23(Fri) 00時頃
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[もう一人の能力者、と言われると、複雑な表情を作り]
……部長のことですか、 部長の「結果」と僕の「結果」が食い違ったのは、知っています。 ……部長が「あちら側」なんて、信じたくないですが。
[食堂を見回し、彼の姿を探すも、見つからない。 直接口論した方が楽なのに、などと胸中で思う]
あなたより風見先輩の方を疑う理由は、聖野先輩と同じです。 行動と身体ならば、身体の方が偽装出来ない、と。 そうですよね、
[説明を促すように、レティーシャを見た]
(367) 2010/07/23(Fri) 00時頃
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……狂人、
……本当に、ひとは。 ひとの尺度でしかものを語らないんだね。 自分が理解出来ないものは、全部「狂気」扱いだ。
[心底呆れた気配を囁きにまき散らす]
狂人なんて肩書き、勝手につけないでよ。 僕は、ただの、
[その先は、心の中でだけ告げた]
(*49) 2010/07/23(Fri) 00時頃
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……僕が、人間くさい、 そう、
[不服そうに疑問を返す。 イアンを喰えば、と言われると]
別にいいよ。
[即答した]
僕は、君が「視られ」ることの方が心配。 ……もう少し。 イアンがここまで降りてくるか、君が彼の部屋に行って聞いてくるかを待ってみたいところだね、
……「女の子の夢しか見ない」ってのに、そんなに自信があるなら。 よりめんどくさいコーチの方が、いいと思うよ。
(*51) 2010/07/23(Fri) 00時頃
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[もう一人を信じる、というリンダの言には、動揺するように唇を噛む。実際はいたって平常だったが。 さらに彼女の推理の続きを聞くと、怪訝そうな表情を見せて>>371]
……ちょっと待って下さい。 なぜ、あの壁の絵で、僕になるんですか。 強引すぎます。
[眉をひそめた。 その後リンダの反論はあっただろうか。あればそちらに答えて、ないままにその場を辞せば、疑念の視線をその背中に送っただろう]
(374) 2010/07/23(Fri) 00時半頃
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……珍しいね。 君が素直に謝るなんて。
[心底不思議そうな声を出す。 腹を、と言われると少し嫌悪を気配に乗せた。 ひとが人狼を殺すのは、やはり苦手で]
……そういう証拠も掴もうとしないまま。 誰かを殺めるひとの方がよっぽど「狂い人」だよ、ね。
(*53) 2010/07/23(Fri) 00時半頃
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…………、
[言い捨てられた言葉に、怪訝な表情をさらに濃くした。 ミッシェルを捜す、という言葉を聞くと、目を閉じて思案する]
僕も、そろそろ行くよ。 ……生きてよ。
[ベネットが立ち去る頃には、目を開けて、彼を見送る。 先刻繰り返した言葉をもう一度告げると、ロビーを辞した]
[そうして、ひとりでミッシェルの居場所を探して。 見つけたときには、既にことは成された後だろうか**]
(384) 2010/07/23(Fri) 00時半頃
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……イアン、来なかったね。 もしかして、ずっと部屋に籠もってるの、
[この事件が起きてから、まともに彼と話した記憶はない。 面倒そうな声を囁きに投げる]
……それなら。 より面倒そうな方を、平らげた方がよさそうかな。
[思い浮かべるのは、バーナバスの姿]
(*56) 2010/07/23(Fri) 01時頃
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――屋外――
…………、
[皆がリンダを追う後を、少し遅れて追う。 脚が遅れたのは、思考を巡らせていたのもあるけれど。 本当は、何となく予感していた、ある光景を見たくなかったから]
……あいつは大嫌いって言うけど。 やっぱり僕は、「人狼」の君を、嫌いになれない。 ……抗ってよ。ちゃんと。
[囁きではなく、ただの独り言としてつぶやきながら、走った]
(400) 2010/07/23(Fri) 01時頃
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