123 霓虹鬼故事
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
|
―1階洗面所―
[水が流れる音は、しばらく続いている。 とはいえ、女はずっとえづいているわけではなかった。]
―――。
[流れる水をじっと見ている横顔は、だいぶ落ち着いたようだった。 だけど、もう少し。
鷲珈の様を思い出して、状況を理解できるまでには― もう、少しだけ、時間が欲しい。]
(4) 2013/05/24(Fri) 00時半頃
|
|
―1階洗面所―
――――、――え、と。
[落ち着きを取り戻した女は、誰の目のないところで考えをまとめるべく、 以前から携帯端末に取得済みだったデータを見ていた。
赤い、紅い、写真。それと、状況のコメント。 引きずり出された臓器がそのままのものもあった。 鷲珈は ここまで惨たらしくはなかった―ように思うけれど。 死んでいたのは、間違いない。
自分が鷲珈を探しに出たときは、露蝶も黍炉も黒宵もいた。 ならば、鷲珈は明夜がその言葉通り殺したのだろうか。 それとも、他に誰か―がいて、その手によって?
鷲珈と呼び寄せられた5人以外の人物が、この建物の中にいる可能性は? 他に階段があることは知らないが、広い家だとは思っている。 隠れ場所はいくらでもあるだろう。 だが……。]
(22) 2013/05/24(Fri) 11時頃
|
|
[データ表示から手を止めて、端末のメモ機能を立ち上げた。
・第三者がいる可能性――ゼロではない。 しかし、鷲珈の口ぶりからはその可能性は低いように思われる。
第三者の可能性を考慮しないことを前提として― ・鷲珈を殺したのは?――彼以外には、不可能では。 ・鷲珈を殺したのは、人か、鬼か?――
そこまで打って、手を止める。 打ちかけのメモはそのままに、携帯端末をポシェットにしまった。]
(23) 2013/05/24(Fri) 11時頃
|
|
[第三者がいた場合、今までに見たことのない人物がいれば殺すだけだし、 第三者がいなかった場合とて、鷲珈を殺したのが人か鬼かなんて、 考える必要はあるのだろうか?
人だったら、説得できる? 鷲珈の死に様を見て、そう思えるかといえば答えは否だ。 散った血痕は少なくないなら、彼は、血まみれのはず。 そう、たとえば…チラッとだけ目にした黒宵のように。 あんな状態になってまで殺そうとするなんて――理性が狂っているとしか。]
―――――ひ、ぅ。
[ふと、ぞくりとした。 さっきの黒宵の姿を思い出したからかもしれないが、 何かに見られているような悪寒のような気もする。]
(24) 2013/05/24(Fri) 11時頃
|
|
[水を止めて、ケースに入った折りたたみ傘を握った。
ケースの先をひねって取り出すと、石突と露先のカバーが外れて 鋭利に加工した金属が剥き出しになる。
15センチほどの傘の先に7,8センチほどの太い錐と、 その周りに骨の数だけの細い針。 力の弱い女が持ち歩いていた、万が一のための仕組みだったが―。]
―だ、れか――い、いるの。
[ケースをひねって外した折り畳み傘を後ろ手に握って、 扉の向こうをじっと凝視した。**]
(25) 2013/05/24(Fri) 11時頃
|
|
――ひあ。
[気のせいだと自分に言い聞かせていた。 あと3秒経ったら、洗面所を出よう。 そう――思っていた。
だから扉の向こうから姿を現した明夜>>32に驚いて、 思わずよたりと後ずさった。 洗面室ごとき広い部屋ではない。背に、壁が当たる。]
ああ――お、おどかさ、ない、でよ。
[鷲珈を殺したのは彼である可能性が一番高い。 形にならない言葉の裏では驚きながらも思考はめぐる。
警戒を顕に明夜をじっと見る。 鬼なのか、人なのか―と。 だがリビングにいた時の彼と違うのは服に朱が飛んでいることと、 ずっとずっと、嫌な感じを増した―ように見える―笑みだけ。]
(35) 2013/05/24(Fri) 17時頃
|
|
[この笑い方はキライ。 明夜の表情に直感的に嫌悪を抱いた。
体と壁の間で、傘を握る手に力が入る。 構えているわけではなく、緊張で。]
な、なに、か、用――? な、ないなら――わ、たしは、いく、から。
[鷲珈を殺したのだろうなど無駄な問いはしなかった。 彼が殺したに決まっていると思っている。
人を殺した後の姿で平気で歩けるのは異常だ。 彼が鬼なのか否かを確かめるよりも、ここから逃げた方がいい。
そう判断して、壁伝いに―つまり、遠回りに― 扉へ向かおうと、ゆっくり足を踏み出した。**]
(36) 2013/05/24(Fri) 17時半頃
|
ドリベルは、露蝶に話の続きを促した。
2013/05/24(Fri) 18時頃
|
ひ、ぐ、うぅっ!!
[はっとしたときには距離を詰められていた。 肩を押さえる強さに並ならぬものを感じても 、もがかずにはいられなかった。
コロサレル なんて―イヤだ !
明夜の言葉に全身で嫌悪を示しながらも否応なく突きつけられる何かに抗おうとした。 もがく間に握っていた傘を両手で持ち直し、 身体ごとタックルして突き出した。]
(42) 2013/05/24(Fri) 20時頃
|
|
[渾身の力でタックルしたのに、身体は解き放たれる事はなかった。 唯一の凶器はいとも簡単にへし折られ、 再び壁に押し当てられた衝撃と共に、やり場のない想いが過ぎる。]
――ん、ぐ、ぅ。
[餌。 餌、と言った。
鬼薬の効果としての、”人喰いの衝動”―。 そういう事なのだろうか。
そこでようやく、嫌悪の正体がわかった。 何事にも淡々としていた得体の知れない気味悪さ。 それは、鬼だから――。]
(45) 2013/05/24(Fri) 22時頃
|
|
[嫌だ、イヤダ、いやだ、いやだ! あんな風に、紅く彩られた写真と同じ様になるのは―いやだ。 喰われてなんか、やるものか―。
ばたばたと足を振り出してもがきながら、 ポシェットから携帯端末を取り出した。
指の動きだけで呼び出した機能が、本当に最後の―抵抗。 それが動くまでの時間を稼ごうと、もがく身体に力を入れた。]
(46) 2013/05/24(Fri) 22時頃
|
|
[全然痛そうじゃない。 見せ付けられる手を見ても、表情は変わらなかった。
相変わらず軽い口ぶりなのにも、 ぽたりとたれる生暖かさにも嫌悪しかない。
もがいてもがいて―時間を稼ぐ間に ヴ、ヴ、と指先に携帯端末からの振動が伝わる。
手で隠している液晶には、青いボタンが点滅している。 ―ボタンには、バイオハザードのそれをもじった記号。]
(54) 2013/05/24(Fri) 22時半頃
|
|
[憎たらしいくらいに余裕で問う声と共に血まみれの手を押し付けられる。 口を押さえているのだから、答えなんて求めていないだろう。
じろ、と睨み付けて奥歯を噛みしめて― 少しだけ瞳だけで笑って押し付けられた手を引きつけるように片手で握る。
反対の手で携帯端末を持ち上げ、明夜―鬼の目の前で、 点滅する青いボタンを押した。]
(55) 2013/05/24(Fri) 22時半頃
|
|
チ チ チ チ チ ――
[規則的な金属音を立てカウントダウンを始める端末を すぐに胸元に入れて、抱き付こうと身体を寄せていく。
どうせ死ぬのなら、諸共に。 喰われてなんて、やるものか。
それが、女の最後の抵抗―。]
(56) 2013/05/24(Fri) 22時半頃
|
|
―ぐ、ぅぅっ。
[振り払われて、どさりと床に落ちた。 苦しさから開放されて、息を吸い込んで―むせた。]
ぷ、ぷちぃ―って、いくんじゃないの? は、早くしないと―出来なくなるわよ。
[鬼を見上げて、薄笑った。]
(59) 2013/05/24(Fri) 22時半頃
|
|
[チ チ チ チ。
カウントダウンの間に、携帯端末を胸元から取り出す。 青い点滅が、赤い点滅に変わっていた]
な、なんだ…口、だけ……。
[カウントダウンは止まらない。 だが、鬼を巻き込めずに死ぬのなんて―。
薄笑いのまま立ち上がって、]
――っ!
[端末を明夜に向かって投げつけ、その隙に逃げようと**]
(66) 2013/05/24(Fri) 23時半頃
|
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る