304 【飛び入り歓迎】学園の七不思議2
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
四度、どこからか風が吹いてくる。
すると、校庭の桜の木々がそよそよと揺れ始め、
薄紅色の花弁の舞い散るや嵐のごとく、
元の世界へと、熱血教師の目に止まった二人を誘う。
同時に、真っ暗な空に『100点満点』と光の文字が浮かび上がる。
(#0) 2020/05/26(Tue) 01時頃
『はぁい八起学園のみんな、こんにちは!
今日は公演を見に来てくれてありがとー!』
ノイズを待たず、元気な声が響いた。
ハキハキと明瞭で良く通る華やかな声だ。
『え?自分のアナウンスがまだ?まあまあ固い事言わないの。
私が代わりにお伝えしますから。えーっと〜?
"フェルゼくんとメルヤさんは無事に元の世界に戻った"みたいよ!
あらあら?よく見たらもう5人しかこちらには残っていないのね?
もっともっと多くのお客さんに観て貰わなきゃいけないのになぁ…
でも、うん!いいわ!これも経験ね!みなさん、どうか私たちを助けて!』
(#1) 2020/05/26(Tue) 01時頃
『全然事情が伝わっていないと思いますよ、スーちゃん』
『え〜?そうかしら?でもでも!』
『いいからいいから』
男性の声が割って入る。
特徴はこれといってないが、透明で、耳に印象を残す声だ。
『長くなりますが、俺たちの事情を語らせてください。
申し遅れました、俺はサイラス・ボーティ。で、こっちが』
『スージー・ボーティ。八起学園演劇部の期待の星……になるはずの双子の姉弟よ!』
(#2) 2020/05/26(Tue) 01時頃
サイラスとスージーは、八起学園演劇部所属の双子だった。
八起学園演劇部のレベルは高いが、それゆえに結果を求める気質であり、主役を張れるメンバーがほぼ入れ替えなく不動であった。
双子の部員は珍しく、彼らは役の上でも重宝されたのだが、必死で練習を重ねてもなかなか目に止まる役が回ってこない。一度だけ訪れた大躍進の機会も、スージーの大ファン且つ衣装提供者の死の動揺があってか、結果は振るわなかった。
スージーはもちろんサイラスも一定以上の実力はあると自負していたので、これではいけないと思い始めた。二人にしか出来ない派手なパフォーマンスを生み出して目に留まろう。
―――よーし!いっくわよー!サーくん!
―――……待って。体育館天井の梁はやりすぎですよ。降りようスーちゃん。
―――大丈夫だって!私たちの運動神経なら!ほらほら一緒に!
―――無理ですって!無理だ。無理無理無理…… あああああ!?
…その結末は学園の記録にも残る通り。
(#3) 2020/05/26(Tue) 01時頃
『二人揃っての死は謎が謎を呼んで、ある種のロマンを持って語られることもあったみたいだけど、内実はこうだったんです。…反省してくださいね、スーちゃん』
『反省してまーす』
夢の途中で若い命を散らした二人は未練を残した霊体になった。
演劇部が舞台練習を行ったり、学園祭でどこかのクラスが劇をするような時は、いてもたってもいられなくて壇上袖の緞帳をぶんぶんするスージーをサイラスが止めて……そんな現象が七不思議の五つ目になったのだとか。
『私たち、結局主役を出来ず仕舞いだったのよ。
ワンシーンでもいいの、台詞の一言でもいいの。
物語の主役の気持ちにちょっとでもなれたら……』
『…そうしたら、おとなしく成仏しましょう、ね』 **
(#4) 2020/05/26(Tue) 01時頃
― 本日のランダムゲーム ―
1.
[[fortune ]]を振って、あなたの相手を決めてください
・偶数⇒スージー
・奇数⇒サイラス
・0⇒振り直し
2.
テーマとなる舞台を決め、相手は主役という想定で、
これはと思う台詞を相手にかけてあげてください。
既存の舞台・映画、思いつかなければオリジナル、何でもOKです。
3.
【act】で [[fortune ]]を1回振ってください。
出た数が相手の心を動かせた数値となります。
なお、スージーもサイラスも少々ツボが分かりにくいため、
刺さる台詞と刺さらない台詞にムラがありますがご愛敬!
【一番大きな数字】【二番目に大きな数字】を出した二人が元の世界に戻れるようです。
(#5) 2020/05/26(Tue) 01時頃
【本日のランダム振り 〆切目安は23時頃を予定しています】
【結果発表は 結果が出揃った後〜0時までに行う予定です】
〆切までに投票が間に合わない方がいらっしゃいましたら、委任等でご対応ください。
また、本日投票委任先に指定されても大丈夫な方(セット可能な方)は、お手数ですがメモに「委任可」と記載してくださると助かります!
(#6) 2020/05/26(Tue) 01時頃
『うーん!堪能した!
正統派古典のロミオとジュリエット、オペラ座の怪人、
アクロバティックもよかったし、ファンタジー世界感の演技もわくわくしたわ!
シーくんの役っていうのには思わず笑っちゃったけど、じーんときたの。
あの子、ホントに一生懸命私のこと考えてくれてね、そりゃちょっとは困ったこともあったけど、大事なお友達のひとりなのよ。
欲を言うならあともう何十回ずつか付き合ってほしい気もするけど〜』
『……スーちゃん?』
『わかってる、ちゃんと行くべき場所に行きますって!
皆、ドジっちゃって死んだ私たちなんかに付き合ってくれて本当にありがとう。
約束通り、今日はウィレムさんとタバサさんを―― あ、違った!』
皆を、元の世界に返してあげる日、ね! **
(#7) 2020/05/26(Tue) 23時頃
『…あのね?実は、今日のお願いで、五つの七不思議が叶ったの。
グレッグくん、シメオンくん、ポーチュラカちゃん、
ゴドウィン先生、私とサーくん…… これで六人、五つ。
でも、次に現れるはずだった子は、まだ、人の力を借りなくていいんですって』
いつも明るいスージーの声が、少し陰る。
『俺たちの呼びかけも聞こえないみたいなんです。
それはつまり、彷徨っている他の沢山の霊たちみたいに、
まだ未練に自覚が出来ていないということかもしれない』
『もしくは、どうしても自分の手で……って、
強い思いがあるのかもしれないわね。
詳しくは明ちゃんから聞いてみて?
きっと、道すがら、説明してくれると思うわ。』
一時でも、スターの夢を見せてくれてありがとう。
双子はそう言って、同じ笑顔で消えていった**
(#8) 2020/05/26(Tue) 23時頃
― お知らせ ―
【本日の吊り投票:ウィレムさん】
【本日の襲撃:タバサさん】
※更新後、赤人数>白人数になるため、エピに入ります※
※明ちゃんが何かどどっと喋るかと思いますが、エピ入り次第発言は解禁するつもりです※
(#9) 2020/05/26(Tue) 23時頃
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る