199 Halloween † rose
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私も、君の街に来れて良かった。 ……勇気を出して、城から出たかいがあったというもの。
[>>*13しかし、此処にずっと住まう訳にもいかない。 吸血鬼たる躯は苦手なものが多いし、 長く滞在すればするほど、異質に悟られやすくなる。
それに――
いい街だと自慢気に彼が告げたものを、 食事の為に減らしてしまうのは忍びない。]
夢はいつか、醒めないとならないけれど、ね 覚めてしまう前に、君の「慝い言葉」をいくつ聞けるか… 愉しみだよ、ジェレミー。
[この時間も限られているから貴重に思えるのだと。 知っている*]
(*15) 2014/10/24(Fri) 22時頃
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− 三度目の祭り −
[二度ある事はで、 昨日覚えていた皆はやっぱり覚えているだろうか。 きっと覚えていると確信しながら、最初と変わらぬ様子の 人々の間を縫って歩いていたが。]
うわっ!?
[人間なら足音で気付けただろうが、獣の足音に 気付けるほど敏感ではない。 黒い犬の鼻先が視界に入るまで 近寄られていた事に気付かなかった>>19]
(53) 2014/10/24(Fri) 22時頃
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……お前……確かニコラエと一緒にいた……。
[ニコラエを助けて人の姿に転じる犬。 噛み殺されるのではと一瞬息を呑んだが、口にはクッキーを 咥えていてその目に悪意は無さそうだった。]
俺にくれるのか?
[恐る恐る問い掛け、クッキーを手にすると 頭や首筋の毛並みを確かめるように手を伸ばした]
(54) 2014/10/24(Fri) 22時頃
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[今日は仮装用の帽子を被っていないのだが、目立つ服色の為か歩いているだけでお菓子を強請られる。
昨日一昨日と同じように子どもらへとお菓子を渡し、駆けて行くその背を見送った。]
ワタシ、やり損ねたこと何かあるカ? でもボーナスタイムが長すぎるのも疲れるヨ。
[昨日は、見損ねていた華月斎のショーが見れた。 しかも、シーシャの手品も一緒に見れたのだ。 十分すぎるほどの感動はまだ胸に残っている。
しかし、またハロウィンが繰り返されるのはどうしてだろうか。 分からないまま、歩く。]
(55) 2014/10/24(Fri) 22時頃
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ジェレミー、ハッピーハロウィン♪ そういえばおまえからはまだ何も貰ってなかったな!
[ジェレミーには、ちゃっかりカボチャバケツを出しておねだり。]
え、っ? ちがうちがう! 何か賑やかで楽しそうだなーって思って来たら、ボスもいたんだ! ポーチはおれ、これすごく嬉しいよ!
[そしてシーシャには、ぶんぶんと首を振り]
ボスも、ここ遊び来たのか? それともボスもジェレミーも、どっか行っちゃうのか?
[店じまいらしい様子を見て、首を傾げる。]
(56) 2014/10/24(Fri) 22時頃
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夢か。
[ハロウィンの繰り返し。 その夢が覚めるとき。
自らには悪い予感しかない。 だが、そんなことは口に出さず、 楽しげな声に、ほっと息をつく。*]
(*16) 2014/10/24(Fri) 22時頃
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>>56 ああ、みーみー、ハロウィン。 そうだな。何かいるか?
[魔女のガラクタ袋の口を開けて、差し出してみる。]
いや、お前の主とデートしたいんだが、 どうやら、速攻フラれそうだ。
(57) 2014/10/24(Fri) 22時半頃
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それだ、それ。 いいじゃねぇか別に。テメェ以外の獣も特別扱いはしてねぇぞ。 出会い頭に死んでねぇだけ祓魔師よりマシな扱いだと思え。
[>>51雨に打たれた犬の幻覚が見えた。 げんなりしてみせれど、こうして話もしているし菓子をくれるなら気にもせず口にするだろうに何が不満なのか、と
開いた口が一度閉じ、片方の眉が上がり、もう一度口を開けて]
不満だぁ? どうしろってんだ、悪魔になんざ嫌われてる方がいいだろ。
[肝心の話を聞く前に機嫌を損ねてしまったのかと、若干狼狽えてもいる。 此方も聞きたい話はあるのにどうしたものか――]
(58) 2014/10/24(Fri) 22時半頃
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オイ、獣同士だろ。 コイツが何言ってんのか翻訳しろ、オレはコイツに訊きたい事があんだよ!!
礼は恩義で払え!!
[情けなくも使い魔の黒猫>>56に活躍を期待することにして小声で囁き、背中をつついた。]
(59) 2014/10/24(Fri) 22時半頃
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シーシャは、ジェレミーを見て、
2014/10/24(Fri) 22時半頃
シーシャは、クシャミを見て、もう一度狼男を見た。焦っている。
2014/10/24(Fri) 22時半頃
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>>58
聞きたいことがあるなら、 普通はプリーズ、じゃないのか? オレはちなみに、そういう礼儀は守っているが、
お前は最初から嫌いだのなんだの。
[考えたら、ちょっと今までの扱いは、たしかにひどい気がする。]
特別扱いをしてないなら、特別扱いしてもらおうか?
[赤い眼きらり。 耳も尻尾もだしてはいないけれど、 シーシャをやや、見下ろすように見つめ]
(60) 2014/10/24(Fri) 22時半頃
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『褒めてる褒めてるー』
[>>+5 明之進のツッコミにわざとらしいイイ笑顔。
残念ながら明之進にも、事情のわかりそうな相手に心当たりはないらしい]
『改めて聞かれると困るけど……。 なんだろうな、なんかそっち側に呑み込まれたらいけない気がする』
[探るような問いに、首を捻る。感覚的なものなので、今まで改めて考えたことはなかったが]
『共生はできるけど、呑み込まれたら崩れるんだ。 自分を失わないまま、受け入れることはできるけど。自我を見失ったら、共生にはなれないんだ』
[禅問答のような抽象的な答え。髪をくしゃくしゃと手で乱して]
『なんというか、「見える者」として生きてきた経験上の持論みたいなもん』
[自分で言ってて、答えになってるかわからない。不安げに明之進の表情をうかがった]
(@14) 2014/10/24(Fri) 22時半頃
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[開いた扉を潜り、どこかしんとした店内へ。>>27
自身の入店が店主の食事の機会をお預けとしたとは まったく思いもしないグレッグは、 落ち着いた照明の中に並ぶ商品たちを眺めて 「おお。」と感嘆の声を零した。
光を遮る赤に、仄白い店主の顔が映える。 妙な店だが、そこがなんとも美しいと感じた。]
―…っと、そういうアンタは パーティで覚えた顔だ。名前は確か…
[紅茶缶を追った日の事は鮮明に覚えている。 二夜に渡ったダンスパーティで少し会った彼の声が 妙に頭に引っかかっていたのはそのせいかと すっきりとした笑みで大きく頷いた。
とは言っても、パーティは騒がしく忙しく、 彼がドナルドと話しているのを聞き齧っただけ。]
(61) 2014/10/24(Fri) 22時半頃
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良い店があるとせっかく教わったのに、 来るのに三日もかかっちまった。 アンタの店だったのか。
あの時は…怪我なんかしなかったかい?
[三日…―会った日と、重複した10月31日が二回。 店主の傍へ歩み寄りながら、 改めて会った日の無礼を詫びる。 視線は、あの時柱にぶつけていた彼の肩あたりへ。]
(62) 2014/10/24(Fri) 22時半頃
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徒弟 グレッグは、メモを貼った。
2014/10/24(Fri) 22時半頃
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そうだな。
…流石に三日続けて朝から騒がしいとなると、 クドい上に頭が痛い。
[菓子は無い。まだ買ってない。 今日は機嫌が悪かった。
薬屋のおっさんはケチだと駆けて行く子供の顔は見覚えがある。俺が昨日の朝追い返したガキ共だ。 ループの帳尻合わせを見てしまったようで、胸糞悪い。
街の住民共は昨日と同じ顔で笑って、昨日と同じ話をしている。
籠を持ち上げてみせる教師>>52は、どうやら毎日律義に菓子を配り歩いているらしい。 融通のきかん奴だな。少しばかりサボっても問題無いだろうに。 昔はもっと、面白い奴だった気がする。]
[この教師の知る限り、店主は十年程姿を変える事無く店を構えて続けているだろう。]
(@15) 2014/10/24(Fri) 22時半頃
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…成程。病状も当日に戻るんだな。 俺の薬がきかんのは、少々腹が立つ。
[ハロウィンのループの他に、眼帯の上から擦っちゃいないだろうな。 分厚い布の下、悪化して居たら頭の一つでもはたいてやろうと。]
…ものもらいの強い薬なんて、普通は無ェよ。 だが、作れん事はない。
[舐めて貰っちゃ困る。
通常調合の材料ににモンスター用の物を混ぜるのであれば、効果は格段に上がるだろう。 普段ヒトの客にそんな物を渡すのは気が引けるが、副作用を気にしないと言うのなら話は別。
――なのだが、]
(@16) 2014/10/24(Fri) 22時半頃
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礼儀ィィィ!? オイ、テメェはオレがなんだか分かってて言ってんのか?
っつーかテメェは何なんだよ!!どっちが本性なんだよ!?
[>>60悪魔相手に礼儀。とてつもなくとてつもないことを要求されている気がする。 相手がヒトなら望む態度で交渉をするのは日常茶飯事だが目の前の男は魔物。 態度を作る必要もない、
……と思っていたのだが 狼男はヒトなのか魔物なのか、困惑ついでに改めて今更な問題を掘り返しつつ]
テメェはウソ吐かれてぇのか? 常識の前提が違うみてぇだから教えてやるけどよ、 悪魔にとっちゃ取り繕って謙るってのは好き嫌い以前に対等に思ってねぇ相手にすることだぜ。
[相手を対等に思っていたのは完全に無意識下ではあったが ――まあそれでも望むのなら常識の仮面を被って”お願い”することにしようかと、未だ混乱の抜けきらぬままで首を傾げた。]
(63) 2014/10/24(Fri) 23時頃
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困った事に、副作用に何が出るか分からん。 獣の尾でも生えたら、後から感想文を提出してくれ。 今後の参考にする。
[モンスター用の物をヒトに与えるとなると、副作用は本当に、予想外の物が来る。 それは主として合わせた薬の材料に依存するのだが、偶に個人の体質の影響も受ける。
冗談めかして口にしてはいるものの、内容は割とマジ。だ。 男の顔面に煙草の煙を吹きかけて、実験台になってみろと。]
(@17) 2014/10/24(Fri) 23時頃
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[近づいた自分に気づいて居なかったようで、驚いた風な相手>>53の前にちょこん、と座る。 といっても大柄な体つきの犬であるからあまり、可愛げはなかったかも知れないが。 どうやら相手はニコラエと一緒にいたのを覚えているようで、その名を口にするのを聴きながら、首をくい、っと上げ取れ、と言う風にクッキーを相手の手に近づけた]
……
[そして、彼がそれを受け取ったならほど近いニコラエの店のを方へと顔を向け、鼻で指し示す。 その仕草で彼からであると告げようとしたが、それが相手に通じただろうか。 その反応を横目で覗い]
(64) 2014/10/24(Fri) 23時頃
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失礼、名前はクロミさん……、 長靴を履いた青年からお聞きしました。
それに――君も覚えていらっしゃるんだとか
[>>61あの時は、互いに名乗っていない。 こちらだけ彼のことを知っているのは、 心地も慝いかと、先ず名前を知った経緯を告げて。 狂った時間のことを端的に話題にあげてから]
あぁ、そうだったのですか。 クロミさんと一緒に来られると思っていましたが…。
[自分の言い方が悪かったせいで、 此処を伝える手立てをなくしてしまっていた。 せめて店名だけでも伝えておけば良かったものを
それでも見つけ出してくれた青年に、目を細めて喜ぶ。 聞こえていた“声”から耳を遠ざける。 当たってしまったことを、後で謝罪せねばなるまい。]
(65) 2014/10/24(Fri) 23時頃
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翻訳って言われても……えー
[困った顔でシーシャ>>59を見て、ジェレミー>>57を見る。]
べつに、おれたちと同じように喋ってるように聞こえるけど……えーと。
聞きたいことがあれば、普通はプリーズだろ。 おれは礼儀守ってるぞ。 おまえは初めから嫌いとか何とか、特別扱いしてないなら、してくれ。
[とりあえず、聞こえたままを言ったあと]
ボス、デート申し込まれたのに、断ったのか?
(66) 2014/10/24(Fri) 23時頃
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クロミ…長靴、……ミーの事かい?
[知り合いに長靴を履いた子は他には思い当たらず、 あの一度目の夜を「覚えている」人物として考えると クシャミに他ならないと考え至る。
そしてこの店主 …確かドナルドか誰かがニコラエと呼んでいた…もまた 連続したハロウィン当日を知っているのだと 今更ながら、安堵に目を細めた。]
ミーは、きっと今日もお菓子探しに忙しいからね。 探しものがあるってのは、 目的があるって事でさ。いや、楽しかったよ。
[やっと辿りつけた店は、 一風変わった美しいものが陳列された良い店に思える。 店内にぐるり一周ばかり視線を巡らせて、 再び見るニコラエの顔に、笑いかけた。]
(67) 2014/10/24(Fri) 23時頃
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ええ、自分の店を良い店、だなんて…… 笑えてしまうけど……。 ハロウィンだけ、店を開けているので 土産を求めるには悪くないと思いました。
[>>62グレッグの目線が背広を着た右肩へ 向いていることに気付き、大丈夫ですと告げて。 大丈夫じゃないのは、別の問題だ。
トマトジュースでも飲めば、少しは気でも紛れるだろうか。 代用は効かないと理解はしているものの。]
またお会いすることがあるなら、 お詫びにこれを貴方に差し上げようと…そう思っていました。
お気に召すようなら、如何でしょうか。 [最終チェックを通ったばかりの、 座った猫の体躯を模した万華鏡>>39 透明感が弱く、白さが強いその商品を彼へ差し出し。]
(68) 2014/10/24(Fri) 23時頃
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……ええっと……ありがとう。
[大きな犬のお座り>>64は、なかなか圧迫感があるが 一般人から見れば随分賢い犬止まりだろう。 これでこいつが化け物ですと言った所で誰が信じるだろう。 それに人外だとばらす理由も無い。
素直に受け取り、上下左右を見てクッキーだと確認しながら]
ん? あれ、これどっか届けるの? ニコラエに?
[何かを気にするように、鼻先が指し示すのはニコラエの店。 てっきり俺宛てかと思ったが、もしかしてニコラエにだろうか。 だがそれなら人間姿になれるのだから自分で渡せば良いのに。 と少々勘違いしたまま。]
これ、届ければいいのか?
(69) 2014/10/24(Fri) 23時頃
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……奇遇だな、オレが聞いたのと同じだ。
[>>66黒猫にしては頑張った。 使い魔なのに特別扱いされていない代表の獣にひとまず頷いて]
断ってねぇからここにいるんだろうが。 っつーかデートとか気色悪ィこと言ってんじゃねぇ。
(70) 2014/10/24(Fri) 23時頃
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>>63 悪魔だと思っているが?……というか、
[そのあとの口上をきく。なんだか想像以上に難しいライン引きがあるらしい。 だが、まとめると、シーシャにとっての嫌いという態度は悪魔の存在として相手を認めていることになるらしい。]
まぁ、つまり、正真正銘嫌われているということか。 オレは結構好きだったんだけどな。
[ふうっとため息。]
でも、そのほうがいいかな。 お前が嫌いなオレが死ねば、きっとこの事態は終わる。
[それは横できいているクロネコにも聞こえただろう。]
お前がオレを殺せば終了だ。わかりやすいだろ? お前ほどの悪魔にとってみれば、犬コロ1匹、簡単に殺せる。
[本当はもう少し詳しく説明するつもりだったけれど、あきらめて。両手をあげて、ひらひら。話は終わりとばかりに。]
(71) 2014/10/24(Fri) 23時頃
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[クシャミからの伝言もあるから、ニコラエの店に行こうと思うが、店が何処か分からない。 そもそも、店を持っていたことすら知らなかったのだ。 その伝言が違う相手へのものだったなど考えもせずに、困ったように歩いて。]
アイヤ、お店いぱいね。
[着いたのは、物売り市場。 そういえば、昨日も一昨日も此処には来ていない。 何か掘り出し物があるかと冷やかしながら見ていく。]
(72) 2014/10/24(Fri) 23時頃
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ミー、 ええと、多分そんな感じの響きだった気がします。
[>>67名前があまりにも長かったので、一部を拾い上げたが、 どうやら人によって呼び方が違うらしい。]
彼に伝言を頼んだのですが、 もしかして、訊いていない…?
[ならば彼は一体誰に伝えたのだろうかと不思議そうに。 夜に向かうつもりだったが立ち寄れなかった 茶店の主に届けたと、知らぬまま。
とはいえ、良かったと安堵の息を吐いて。]
お菓子ばかり食べていると虫歯になりそうだな…。
[主食が菓子なのだろうかとすら思いつつ。 探す手間を苦としていない様子に、 それなら良かったと頷いて。]
(73) 2014/10/24(Fri) 23時頃
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なんだい? 猫……?
[白濁した猫を差し出されて、見開く目が輝く。 時計盤や懐中時計の蓋に装飾を施す事も多いから、 グレッグは、意外にも繊細な工芸品には目がない。
置物にしては小振りなそれを受け取ろうと 差し伸べた両手でニコラエの手ごと猫を包む。
貰って良いものか、という逡巡のせいだ。]
詫びにしては上等過ぎるよ。 ぶつかったのは、俺のせいでもある。
[とは言え、猫は可愛らしく、興味がある。 うーんうーんとわかりやすく唸り悩んだ後、 「ありがとう」と、頭を下げて見せた。]
(74) 2014/10/24(Fri) 23時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/24(Fri) 23時頃
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『……いや、俺こそすまない。』
[自分史上最高の口下手加減を発揮したことに落ち込みつつ、明之進の慰めを受けて]
『あんまり「見えてる」ことと、それで感じる想いを人に説明したことがなかったんだ。 こんな時だけどいい機会だった』
[ありがとう、と頭を下げて]
『そうだな、何か変化があるかもしれないし、街をフラフラしてみるか。
明之進はどうする? 誰か会いたい人でもいるなら伝言役についていくけど』
(@18) 2014/10/24(Fri) 23時頃
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[キリシマの様子は普段とあまり変わらぬように見えたが、機嫌が悪そうなのはなんとなく、わかる>>@15。 長く知っただけ、込み上げるのは笑み。
確かにこの街が、これだけ連続して騒がしいことなど、彼と知り合って——もう10年以上は立つだろう——なかったはずだ。
長い年月は小悪党が勉強に取り組み、教師になる大きな変化を齎した。 その間、薬屋は変わらず薬屋で、老けたようにはとてもみえない。 密かに若さを保つサプリメントでも摂取しているのだろう、と男は思い込んでいる。]
(75) 2014/10/24(Fri) 23時頃
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