人狼議事


255 【RP村】―汝、贖物を差し出し給え―

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[ラルフの言葉の意味はきっと、彼に触れていたなら分かっていただろう。
けれどラルフと肌を触れ合わせたことのない私は、よもや彼が“ショクと人間のハーフ”であるなんて思いもよらない。

そもそもショクが、人間との間に子をもうけることができるなんて、そんなことすら思い至らない。


『悪い生き物だとは、……限らないんだよ……』というラルフの言葉が、浮力を失ったシャボン玉のように床へと落ちて弾けて消えてゆく。

真相は分からないにしてもその言葉を聞いて、「ラルフはブローリンがショクだと知っていたのかな」と、思った。


けれどそんな言葉も、発想も。
気付いてしまった恐怖の渦に飲み込まれて、わたしはしゃがみこむしかなかった]


[ロダートが、毛布をかけてくれる。
縮んだ身体を包み込んでくれる。

冷えた硬い毛布はやがて体温であたたまった。
その上から大きな手で、ロダートが背を撫でたり叩いたりしてくれる。

郵便屋さんの手だ。
色んな人に、色んな思いの詰まった手紙を届ける手。

背中から染み入るように、ロダートの父性を感じる。
得たことのない父性。

わたしにとって父とは母を殴るもので、そしてわたしを――……]


[触れるロダートはこんなにも優しいのに、彼の手が背を行ったり来たりするたびに吐き気は増していった。

必死に反芻する。
彼は父親じゃない。
彼はお客さんじゃない。

ロダートと初めて会った、あの公園での和やかな思い出を手繰り寄せる]


 ……ありがと、ロダート。
 ごめんね
 ……触らないで、くれるかなぁ。


[胃液を吐き出さぬよう、口を小さくすぼめるように開いて、それだけ告げた。

優しい彼のことだから、きっと言葉に従って手は離れただろう。
それを哀しく思う資格なんて本当、わたしにはない

こちらから離れたロダートが何をしているのかまでは、わたしには気が回らない]


ペラジーは、ガストンの背に手を伸ばしたが、僅かに届かない

2016/10/12(Wed) 23時半頃


[ ショコラが嘔吐いても、僕にはその細い背を抱く権利がない。
だって、僕は、"あちら側"だから。
……けど、おじさんが傍にいてくれるから大丈夫な筈。]

そっか。 おじさんを"食べた"のは、ニコラスなんだ。
……少しは、マシになったのかな……。

[おじさんの物言いから、何があったかはわからないけど、彼の正体がバレてるのを察した。
食べることが出来たなら、きっと今は多少楽になってるんだろうと思うと、少しだけ安心した。
……折角教えて貰ったのに、ちゃんと名前を呼べてない。
場違いな勿体なさを感じながら、僕は天井を仰ぐ。

……ニコラスも、すごく苦しんでいた。
食べたり話したり出来るんなら、僕とはまた違う筈だけど、
自分を"ああいう風"に表現するわけも、結局知れていない。
なのに僕の無茶な提案を聞いて、窘めてくれていたんだ。……もっとちゃんと話せばよかった。]


【人】 森番 ガストン

[ブローリンの飲み込んだ忠告。(>>34)
主催側に捕まる可能性は、この時点では考えていない。

一度、部屋に行き、己の荷物を持って玄関に行く。

やがて玄関から響くのは、三発の鈍い銃声。
弾が当たった箇所の飾りは壊れ、木が剥がれ落ち、しかしその下には分厚い鉛の板が覗いていることだろう。

そうしてその銃声を最後に、己の姿は館から消える]**

(42) 2016/10/12(Wed) 23時半頃

[ついで聞こえたのは、かつての聞き慣れた声。
小さな窓の向こう側の世界に、幾人かの気配がする。

聞こえた言の葉に、]


  ………。


[小さく、膝の上で拳を握りしめた。]


森番 ガストンは、メモを貼った。

2016/10/12(Wed) 23時半頃


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 愛人 スージー

[ガストンの言葉には口を噤む>>39
見えない不安、蔓延る懸念。「そんなことない」なんて誰が言えたでしょう。あわよくば、無事扉を壊せて外に出られれば。今はそれを願ってガストンの背中を見送ったわ。

――その後、3発の銃声が聞こえたけれど、ガストンが帰ってくる事は、無かったの。>>42
益々、それが、不安を助長したわ。


それに――あんなに明るかったペラジーが。
こんなにも、悩んで、叫んで。

だから、護りたい、とさえ思えてしまったの。
それは演技なんかに見えなかったから。]

(43) 2016/10/12(Wed) 23時半頃

【人】 愛人 スージー



 ……ペラジー。落ち着いて。

 私、言われたの。
 「あなたは記憶を奪われたいのか」って。

 そういう可能性を考えたことがあるのも確かよ。
 それで、どうなるか、頭の中でずっと考えてた。

 記憶を奪われていいのは、きっと私。
 あなたは、ダメ。
 そんなに、人のために熱くなれるような人の。
 大切な記憶なんて、奪っていいわけがない。

 
[それが誰にどう届くのかは、わからないけれど。]

(44) 2016/10/12(Wed) 23時半頃

[驚いていられない。
ブルーノの冷静な態度に、小窓から彼へと視線をやったなら、微かに小首を傾ける。
やがて、窓の向こうで聞こえる会話からも知れることだろう。
だから、]


 私がショクだと知っても、ですか?


[緩慢な動きで立ち上がり、丸まった背筋を伸ばす。]


【人】 採集人 ブローリン

[うーん、と一つ唸ってから、指先で己の顎を撫でた。>>36
 彼の言葉>>39にそのまま一つ頷いて]

 ショクの名前が入ればOK、なら、主催側は誰がショクか特定した上で人数を集めたことになる。
 最初からショクだけを呼べばいいのに、そうしなかった。

 ……何故か。
 主催者も答えを知らないから、じゃないかな。
 だから、望むものを与えるから探せって云う。

 それが、参加した僕達が背負ったリスクに対して、払われるリターン。

[似たような話を、そういえばしたなと思い返しながら、持論を述べる。]

(45) 2016/10/12(Wed) 23時半頃

【人】 採集人 ブローリン

[交わされる女性二人の会話を、眼前に。
 響いた銃声のあと、戻ってくる姿はない。

 ――あーあ。やっぱりな。

 さて、どうしようか。

 目の前には エサが、 ふたつ 。] 

(46) 2016/10/12(Wed) 23時半頃

【人】 採集人 ブローリン

[小さく零した独り言は、声なき聲だ。
 邪魔者は連中が確保してくれたらしい。獣を相手取るような連中は、気配や変質に敏感だ。……正面から記憶をほじくり出すのも、催眠にかけるのも、どちらも手こずりそうだったから助かった。]


 昨日の今日だし――……休んだら?
 考えすぎちゃいけないよ。

 ……結局、なるようにしかならない。

 密告なんてしないで、ずっと耐え忍んでみる、ってのも。
 選択肢としては、アリだと思うしさ。


[取り乱すペラジーと、彼女を宥めるスザンナに、声をかける。]

(47) 2016/10/13(Thu) 00時頃

 ……

[薄暗闇に漏れる光の中、影が動き、その背が伸びるのが見えた。
そして、止めた足を再び、一歩、一歩と進め、

やがて、彼の顔がはっきりと見える距離で立ち止まり、
彼の瞳を見る。]

 
 ………
 
 そうか。

 
[彼の言葉の返事として、紡ぐのは先程と同じ言葉。
そして、聞いた。]


 何故、私を喰わなかった?


【人】 採集人 ブローリン


 一人が嫌なら、僕でよければ傍についてるよ。
 
[どうする?と首を傾げて、二人に*]

(48) 2016/10/13(Thu) 00時頃

【人】 愛人 スージー


 ……ずっと耐え忍んで……みる?


[ふと沸いた疑問。だって貴方さっき「どうしようもないからこそ、決めなくちゃならない」って言ってたでしょう……?]


 ……傍に……それなら


[うろたえている"彼"に。と言いかけて。]


 ……あなたは、私か、ペラジーが。
 ショクである可能性は、何も、考えないのね……?


[どうして?視線をしっかりと、相手に向けて]

(49) 2016/10/13(Thu) 00時頃

【人】 流浪者 ペラジー

[銃声は3発。
扉からは戻る気配はない]

 ごめん、スージー。大丈夫だよ。ごめんね。
 美人にそんな事言わせちゃいけなかった。

[ガストンみたいには出来ないけれど、
スージーの頭に手を伸ばしてみる>>44]

 ブローリンも、ありがとう。
 ボクはもう少しだけここでガストンを待ってみるよ。

 戻ってきたら君達のことも呼ぶから、
 ……お部屋で、待っててくれてもいいし。
 一緒に待っててくれても、………嬉しい、けど。
 
[そういえば昨日、最後一緒に居てくれたのは彼だったか>>47
昨日今日と、迷惑をかけていることに申し訳なさを覚えつつも
どちらにするかは彼の判断に任せるつもり>>48]

(50) 2016/10/13(Thu) 00時頃

スージーは、ペラジーにはすこしだけ、視線を送って。

2016/10/13(Thu) 00時頃


愛人 スージーは、メモを貼った。

2016/10/13(Thu) 00時頃


【人】 流浪者 ペラジー

 スージー。

 ……ボクが、いけないんだよね。
 あと1人いるなんていってしまったから。

 不安にさせてごめん。
 君は部屋で休んで。

 もしかしたらさ、ガストンが戻ってきて
 ……実はボクの勘違いだった、ってこともあり得るし。

[もう疑いあいはやめよう。
この状況で、こんなことを言うのは甘いとはわかっていても
彼女にはそんな風に微笑みかけようか]

(51) 2016/10/13(Thu) 00時頃

【人】 採集人 ブローリン

[ちいさく笑った。
 真っ直ぐに、彼女を見る。

 髪の隙間から覗く青い、青い目が、真っ直ぐに見ている>>49]


 うちの家系は――……、代々、ショクに対しての耐性がある。
 まぁ、いうなれば、彼らにとってすごくまずいし、食おうとも思わない。


[なにせ、同族食いはタブーだ。食えたものじゃない。中には悪食もいるだろうが――……知っている事実を僅かに歪ませた言葉でもって語り、肩を竦めた]


 そうでなければ、わざわざショクに近づいてまで、
 護ったりしなかったよ?

[そう、昨日、同胞から"彼女"を引き離したのは、他でもないブローリンだ]

(52) 2016/10/13(Thu) 00時頃

[一歩一歩と、歩み寄るブローリンの姿を横目に眺めてやる。視線は外さずに、彼を見据えたまま。
やがて、はっきりと見える面立ち、その力強い瞳の中には小さな自身が映っていたことだろう。

薄金の瞳は変わらず、淡く色を放つ。

   そして、ふ、と一瞬だけ翳りを見せた。]


 ……私たちは人の記憶を糧として生きている。

 そんな私達にも、記憶を司る器官はある。




 人は、味を選んで食事をする。
 私達の中にも、同じように嗜好を持って食事をするものも居るかもしれません。

 だが、私は――、人によって育てられた。

.


【人】 愛人 スージー

[触れられた手は温かくて>>50
それでも少し、震えていたのかもしれないけれど。
今の私はとても勇気づけられたから。

だけど――
ペラジーは私に微笑みかけて>>51
そしてブローリンから出たのはそれらしい、理由>>52]
 
 ……そう。なの。
 じゃあ、今日は、いえ、今日も、なのかしら。
 ブローリンさんは、ペラジーさんを、守ってあげて。

 ペラジーさんは、ショクではないと思ってるから。
 ――でも

 ペラジーさんは、気を、つけて。


[ふたりが、そういうのなら。引き止める理由なんてない。だから私は彼らを残して、部屋に引き上げることにしたのよ**]

(53) 2016/10/13(Thu) 00時頃



私は、育ててもらった人間の記憶を食べ続けて、
今まで生きてきたんですよ。

.


【人】 採集人 ブローリン


      < 君は何を忘れるのかな。 >
 

[囁いた声は、ヒトならざるそれだ。
 もう、誰も、聞く事の無いショクの聲。 ]




     <まあ、どうだっていいよ。>



      <美味しく頂くだけの話だし>


[真っ直ぐに合わせた視線を、伏せた。
 ――有難う、 "ふたりにしてくれて" ]

(54) 2016/10/13(Thu) 00時頃

【人】 採集人 ブローリン



 はいはい。
 ま、結果もわからないし―― 一緒に待とうか。


 ね?

[首を傾げて、ペラジーに微笑みかける。

 青い目は、穏やかに細められた。]

(55) 2016/10/13(Thu) 00時半頃

[告げる声は、静かに。]

 ――きっと私から貴方が望む理由は、差し上げられません。

[言葉を締めくくった。**]


【人】 流浪者 ペラジー

 スージ、ありがとう。

 また、明日会おうね。

[ひらりひらり、手を振って>>53
明日の約束を根拠もなく交わす。]


 ……うん。
 つきあわせてごめんね。

[前髪に隠れた青い目は、見えない>>55]

(56) 2016/10/13(Thu) 00時半頃

【人】 採集人 ブローリン


 なあに、お安い御用だよ。


[スザンナを見送って、前髪を払う。なんでもないことのように、その一房を摘んで、鬱陶しげに避けた]


 さっき言ってたことだけど――

 ショクはあと一人。
 そういう家系なの?

[自分が紡いだ"嘘"の流れなら、口にしやすい問だ。
 探るような色でもって真っ直ぐに、顕になった蒼の視線を彼女へ向けて。]

(57) 2016/10/13(Thu) 00時半頃

採集人 ブローリンは、メモを貼った。

2016/10/13(Thu) 00時半頃


…………う、

[どうしてこんなに、"ショク"と"ヒト"の間に走る亀裂が恐ろしいんだろう。

出所不明の感情に連鎖して、頭の中のごみ山が雪崩れていくみたいだ。
どうして僕は、あの二人を庇おうと思ったんだっけ。
半分だけではあったけど、"仲間"を助けたかったから。
……だけど、それだけじゃなかったはずだ。

『■■■■■■■■■■■■■、■■■■■■■
■■■■■■■■■■。
"■■■"■■■■■■■■■■■■、■■■■■■。』

……今となっては、穿たれた闇でわからない中身。
それは容赦なく僕の片脚をぐらぐらと揺らした。

立ち続ける為の何かがあったはずなのに、そこにはもう、何も、ない。]



[僕はどうしてこの街に居るんだっけ。

僕は、僕は、――――どうして、生きているんだっけ。


このがらんどうなごみ山の隅で、
泥水を飲んでまで生き延びた理由は、何だ―――― ]


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