人狼議事


315 【La Mettrie〜存在という機械が止まる時】

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【人】 掃除夫 ラルフ

[どんな足取りで3階に向かったか。
 ロイエの寝ているベッドとは別にある
 大き目のソファに、そっとマーゴを寝かせた。
 マリオが何か布を持って来てくれれば、
 胸で手を合わせた彼女を包み込むようにかける。

 部屋にはロイエとマーゴ、2人のお姫様が
 何かを待つように眠っていた。

 暫く呆然と立ちすくんでいただろうか。
 マーゴの死はあまりにも突然で
 受け入れるのが難しく、
 今は黙祷すら出来なかった。
 ただ寝かしつけただけのように、静かにその場を去った]

(12) 2023/01/05(Thu) 11時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[中庭に戻れば微動だにしないフェルゼが居た。
 冷たい、という感じではなく
 ただ、慣れているのだろう。
 こんな世界だ。
 自分自身も多くの人を見送ってきた。

 一緒に戻ってきたマリオの様子を
 注意深く確認しながら、提案する]


──マーゴの作ってくれたスープがある。
皆でいただこう。

腹が減ってちゃ何もできないし、
ろくなこと考えないし…

(13) 2023/01/05(Thu) 11時頃

【人】 掃除夫 ラルフ

それに…
さすがにお腹、すいたろ?


[最後は笑いかけたつもりだったが
 力ない感じになったかもしれない。


 スープを飲んだら、マリオをフェルゼに託して
 ジャーディンを探しに行こう。
 >>3>>4]*

(14) 2023/01/05(Thu) 11時半頃

掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2023/01/05(Thu) 11時半頃


[彼らがマーゴの亡骸を言葉少なに弔った後、厨房へ向かうならふらりとついて行く。
勿論マーゴも誘って、ちゃっかり自分の席を確保すると、足を組み頬杖をつく姿勢。
生きていても死んでいても自分の眼前に器はないが、律儀に食事が終わるまでその場で、参加者の気分を味わうのだ。
未然に叶えられてしまった焦がれた光景より、陰鬱な空気にはなっていただろうが]

――飲んでみたかったな

[まともな味覚を失って久しく、そもそも血以外の味が思い出せない。
温かそうなスープからたちのぼる湯気が、そんなはずないのに目に沁みて、そっと目頭を押さえた*]


【人】 蝋燭職人 フェルゼ

ああ、はい。

[そこで起こったことは、
 いつも通りだけれども。
 そして、また、キュオオオーーーンとエンジェルシイラが鳴いた]

(15) 2023/01/05(Thu) 19時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ

>>11

[ラルフがマーゴを、運ぶ様子には頷いて]

今は、部屋に寝かせて、
 あとで、墓地に埋葬しましょう。

[そう告げると、

 少しだけ、疲れた顔で、
 マリオとラルフを見つめた]

(16) 2023/01/05(Thu) 19時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ


清ら水がある場所。
同時にこのラメトリーは、

墓地なのです。

[ぽつり漏らす]

もう、おそらく、この地に残るものは、
ほぼいないと思われますね。

[さっき、空で見た光景。
 もう、世界は、終焉を迎えている]

(17) 2023/01/05(Thu) 19時半頃

【人】 蝋燭職人 フェルゼ




私も、そろそろ
なんだか、もう、終わりという感じがしています。

[白い白い瞳が、
 ラルフやマリオを見つめる。

 その眸の奥、よく見れば、
 歯車が回っているのだ。

 ぎりりぎりり]**

(18) 2023/01/05(Thu) 19時半頃

蝋燭職人 フェルゼは、メモを貼った。

2023/01/05(Thu) 19時半頃


廃品回収 マリオは、メモを貼った。

2023/01/05(Thu) 21時頃


【人】 廃品回収 マリオ

[ラルフお兄ちゃんに抱きしめられてやっと、
 マーゴお姉ちゃんを揺さぶるのをやめた。
 ラルフお兄ちゃんの腕の中は、
 大きくて、ゴツゴツしていて、温かい。
 さっきまでマーゴお姉ちゃんも
 同じように温かかったのに、と思うと
 やるせなくて仕方がなかった。]

(19) 2023/01/05(Thu) 22時半頃

【人】 廃品回収 マリオ

[ラルフお兄ちゃんの腕の中で
 呆然としていた耳に、
 フェルゼお兄ちゃんの呟き>>9が届く。

 短く言い切ったフェルゼお兄ちゃんを
 おれはにらみつけた。

 ──また? それだけ?

 言わないで済んだのは、
 口を開いた瞬間、ぼろぼろと涙がこぼれて
 言葉の代わりにしゃっくりしか出せなかったからだ。]

(20) 2023/01/05(Thu) 22時半頃

【人】 廃品回収 マリオ

[フェルゼお兄ちゃんの責任の重さは分かっている。
 寂しい、悲しい、そう思う。
 けれど、慣れすぎたのか、アップデートか
 もう、涙は出なくなった。>>2:23
 フェルゼお兄ちゃんはそう教えてくれた。
 それだけ多くの命を見送ってきたんだ。

 だけど、いざマーゴお姉ちゃんの死を前に
 あっさりした反応をされると
 フェルゼお兄ちゃんが冷たく見えて、
 悲しみの大きさが、そのまま怒りになった。

 死を実感する前は
 物わかりのいい口を利いていた>>30くせに
 実際にその中に放り込まれると
 感情が理性に追いつかなかった。]

(21) 2023/01/05(Thu) 22時半頃

【人】 廃品回収 マリオ

[今のおれは、フェルゼお兄ちゃんに
 近寄らない方が良い。
 無理に近づこうとしたら、
 言わなくてもいいことまで言っちゃいそうだ。
 ふいとそっぽを向いた。]

(22) 2023/01/05(Thu) 22時半頃

【人】 廃品回収 マリオ

[口を噤んだまま、怒りでぶるぶる震えるおれには
 ラルフお兄ちゃんの提案>>11がありがたかった。]

 ……うん。

[おれじゃマーゴお姉ちゃんを運べない。
 シーツぐらい、ラルフお兄ちゃんなら
 探すのは訳ない気がしたけれど、
 こういう時は動いていたほうがいい。
 もしかしたら、ラルフお兄ちゃんは
 そこまで考えて、おれに仕事を
 振ってくれたのかもしれない。
 ラルフお兄ちゃんに抱きかかられえても、
 マーゴお姉ちゃんの手足も、首も
 ぶらぶらと力なく揺れるばかりで
 完全に脱力した体が悲しかった。]

(23) 2023/01/05(Thu) 22時半頃

【人】 廃品回収 マリオ

[中庭から出ようとすると
 フェルゼお兄ちゃんがぽつぽつと言葉を話す>>16
 聞いてやるもんか、と思ったけれど
 その声>>17が思いもよらず寂し気に聞こえて
 おれは足を止めた。
 ヨナの背中で、フェルゼお兄ちゃんと見た世界。
 毒霧はすっぽりと世界を包んで
 覗く地上は、赤々と血を流して
 命の海さえも、どこまでも膿みきって。
 それを見れば、世界の終わりを感じずには
 いられないけれど。
 想像するだけで悲しくなってしまうから、
 ここでなら、力を合わせれば再建できる
 そんな妄想に浸っていたほうが楽だから、]

 ……そんなこと、聞きたくないや。

[おれは呟いて、中庭を後にした。]

(24) 2023/01/05(Thu) 22時半頃

【人】 廃品回収 マリオ

[──なんで、あんな言い方してしまったんだろう。
 とても、フェルゼお兄ちゃんの疲弊と孤独を
 慮る余裕なんか無くて。
 フェルゼお兄ちゃんの瞳の奥で
 きりきりと時間を刻む歯車にも、気づけなかった。]

(25) 2023/01/05(Thu) 22時半頃

【人】 廃品回収 マリオ

[あちこちを探し回って、リネン室らしき棚から、
 シーツを見つけた。
 一番上はざらりと砂がまぶされていたから
 下の方にあるのを取る。
 一番まともなのを選んでも、少しかび臭い。
 心の中でマーゴお姉ちゃんに詫びた。]

(26) 2023/01/05(Thu) 22時半頃

【人】 廃品回収 マリオ

[シーツは重たくないけれど、
 かさばって前がよく見えない。
 不自由な視野でラルフお兄ちゃんを探し回って、
 やっと、3階の部屋に立ち尽くす>>12姿と
 眠っているような二人のお姉ちゃんがいた。 

 マーゴお姉ちゃんを抱き上げることはできなくても
 シーツをかぶせるぐらいはできる。
 だけど、かぶせるときに触れた体は
 既に硬くて、冷たくて、
 姿かたちはマーゴお姉ちゃんのままなのに
 蝋人形みたいに作りものじみていて
 びっくりして、指先が震えた。

 ロイエお姉ちゃんも、穏やかな顔をしていた。
 シーツごしにしか見ていないけれど
 外傷らしきものは見つからない。]

(27) 2023/01/05(Thu) 22時半頃

【人】 廃品回収 マリオ


 お花……一つしかないんだ。
 こんなことになると思ってなかったから……

[マーゴお姉ちゃんとロイエお姉ちゃん、
 二人に話しかける。
 どちらにお供えするか悩んだ挙句
 窓際にそっと置いた。]

 あぁ、あとでお墓に持っていくよ。
 もう少ししたら、ここじゃないところに
 埋葬しようって、

[フェルゼお兄ちゃんが。
 名前を出しかけて、口を噤んだ。
 おれが何を言いかけたところで、
 返事は無くて、おれの声だけが反響した。
 返事が無いからこそ、自分の中の蟠りを
 マーゴお姉ちゃんとロイエお姉ちゃんに
 見透かされている気がした。]

(28) 2023/01/05(Thu) 22時半頃

【人】 廃品回収 マリオ

[ラルフお兄ちゃんと中庭に戻ってくると
 フェルゼお兄ちゃんがいた。
 どんなふうに話しかけたらいいのか分からなくて]

 ……ロイエお姉ちゃんも、いた。
 静かに寝てるみたいだった。

[自分のつま先に向かって話しかけた。
 丁寧に弔ってくれたフェルゼお兄ちゃんにも、
 聞えるぐらいの大きな声で。]

(29) 2023/01/05(Thu) 22時半頃

【人】 廃品回収 マリオ

[ラルフお兄ちゃんの提案に>>13
 スープを食べなきゃ、って頭では思った。
 マーゴお姉ちゃんが一生懸命作ってくれたスープ。
 最期まで、目の前に迫った死よりも
 やせっぽちなおれのことを心配していた。
 死後の世界があるのかは分からないけれど
 もしもマーゴお姉ちゃんの魂が
 まだ辺りを彷徨っているとすれば
 しっかり食べて、おれが元気になるのを
 望んでいるだろう。

 だけど、頭では分かっていても
 体はしばらくの間ついてこなさそうだ。
 とても喉を通るとは思えなかったから
 返事はしなかった。

 ラルフお兄ちゃんが厨房に行ったなら
 ついて行きこそしただろうけれど、
 どうだっただろうか。]

(30) 2023/01/05(Thu) 22時半頃

【人】 廃品回収 マリオ

[だけどその場では、
 代わりに、別のことを聞いた。]

 ロイエお姉ちゃんも、
 マーゴお姉ちゃんも死んじゃった。
 ミタシュはいなくなっちゃったし、
 ジャーディンさんも、いない。

[それから、フェルゼお兄ちゃんの方を
 ちらりと伺って、聞こえないように声を潜めた。]

 フェルゼお兄ちゃんまで
 怖いこと>>18言ってる。

 ……ラルフお兄ちゃんは、
 おれを置いて死なないよね?

[どんな返事をもらったところで
 安心できないかもしれない。
 それでも、聞かずにはいられなかったんだ。]*

(31) 2023/01/05(Thu) 22時半頃

廃品回収 マリオは、メモを貼った。

2023/01/05(Thu) 22時半頃


掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2023/01/05(Thu) 23時頃



『生命の導き』は、…死んだ人を生き返らせる力まではない、みたいですね。

[いつか自分にも『死』がやってくるとは思っていたけれど、
まさかあんなに唐突にやってくるとは思ってはいなかった。]

フェルゼは… こうやって沢山の死を見送ってきたんですね。

[そう考えると、彼の反応もわかるような気がした。
どのくらい長い時間、彼は、一人で ―― あるいは、エンジェルシイラと共に、人を見送ってきたのだろうか。

その長い時間を想うと、―― 胸が痛む。]



そうですね、マリオは、泣かなかったかもしれません。
でも、誰かの命と引き換えに生きながらえたくはなかったかな。

[自分でよかったと、そう思ってしまったのだ。

此処に来るまでの道のりも、この廃墟の中でさえも、
汚染された植物と生き物で満ち溢れている。
水もどれだけもつのかわからない。
けれども、生き残った人たちに幸いがあって欲しいと思ったのだ。

マリオが大きくなったら、きっと美人になるし。
それを見届けられないのは少し寂しいと思ったけれど、
口には出せないで曖昧に笑って見せた]

ええ、きっと。
柔軟な子だから、きっとすぐに懐いてくれますよ。

[あの時のジャーディンさん、本当に怖かったですもんね、と、少しだけ意地悪を言ってみたり、した]



[笑われたことで恥ずかしくなって、慌てて目を伏せ、髪を手櫛で整える。
そんな風に言ってもらったこともなかったから、どうしていいのかわからなくなる。

口さがない人々に、妹と比べられることも多くて、自分の容姿も好きではなかった。
太陽までも惹きつける夏の花のように明るい妹は、本当に愛らしかったから。

なのに、眉間をつつかれて、さらに言葉を掛けられれば、真っ赤になって俯いてしまうことでしょう。

蔦から解放されたジャーディンさんは、陽気な性質を取り戻したようだ。元々は明るい、人好きのする青年だったのだろう。

つつかれたところを抑えると、考えるふりをして、口をへの字に曲げた]*


【人】 掃除夫 ラルフ

──回想・厨房にて──

[スープを取りに厨房に向かうと、
 ついて来たマリオが話しかけてきた。>>31
 少し冷めたスープを盛る自分の手に
 震えが来ていないことを確認しながら、
 ぼそぼそと低い声で答える。]


──ああ。
そうだな。


[毒見をし過ぎたせいなのか、
 やや視界が暗い。
 
 ここまで生き残ってしまったが、
 もう、いいんじゃないか?──]

(32) 2023/01/05(Thu) 23時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[もう生きてる理由なんて──、


 絶望感と戦いながら、傍らのマリオを見た。
 不安そうに見上げる顔。>>31
 それまでになく近くでじっと覗き込むと、
 澄んだ子供の瞳がそこにあった。

 不安混じりだけど、
 希望を捨てたくない眼。
 遠い昔、望遠鏡で覗き見た遠い星のような
 潤んだ光──

 昼も夜も薄暗い、奇形生物だらけの世界で
 それは唯一守らなければならないものにさえ
 思えた。]

──マリオ…

(33) 2023/01/05(Thu) 23時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

……大丈夫。
俺はしぶといんだよ。


[3つの皿を器用に腕に乗せて、卓へ運ぶ。
 ずっと立ち尽くしていたフェルゼに声をかけた。]


フェル…


[彼の顔を真っ直ぐ見たのは初めてだっただろうか?
 白い眼差しの奥に、何か小さなものが回っている。
 ──歯車だった。

 彼は、時計塔のように、体内に歯車を飼っていた]

(34) 2023/01/05(Thu) 23時半頃

[自分の身体が運ばれていくのを、
横たえられてシーツをかけてもらうのを、
不思議な気持ちで見ていた。

自分はここにいるのに、そちらはただの抜け殻なのに。

自分の残したものが迷惑をかけているのを見ると
なんだかとても申し訳ない気持ちになった。]

[誘われるままに厨房へついていく。ラルフにもマリオにも、フェルゼにも、私たちは見えないのだろうけれど。

空いている椅子に座って、まだ生きている人たちの様子を見守る。
願わくば、この優しい人たちの行く末が明るいものでありますように、と祈らずにはいられなかった]


【人】 掃除夫 ラルフ

キュオオオーーーン

[どこかでエンジェルシイラの声がする。
 思わず後ずさり、マリオが居れば手を取った。

 先程のフェルゼの言葉が頭に響く。
"なんだか、もう、終わりという感じがしています。"]

 フェルゼ……お前は…
 ……そうか。

(35) 2023/01/05(Thu) 23時半頃

ラルフは、最後に何を見ただろうか?*

2023/01/05(Thu) 23時半頃


[フェルゼの白い白い眼の中で
歯車がぎりりと回る音が

何か、恐ろしいものの予兆の様に
周囲に、響いた]*


掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

2023/01/06(Fri) 00時頃


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