197 獣ノ國
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[一人で寂しそうなサボテンの事は毎朝見ていたからよく知っている。 サボテンは育成が楽だとは聞くけれど、ぽつねんと佇むひとりぼっちの緑は寧ろ寂しさを引き立たせていた。 態とひとりぼっちにしていたの?とは、聞けない。
自嘲の笑み>>17と遠くを見つめる瞳は目は何処か遠くを、はたまた何処も見てはいないように 見えて。 優しくない、と語る相手の話を静かに聞いて、静かに頷いた。 一瞬、何も聞こえなくなったけれど叩かれた時計の音を合図にまた針は動く。慌ただしく去った後に残るのは、時間を狂わせてしまった時計の家の主。
これからあの家が、正確な時を刻んでくれるとは限らない。
チラシのサボテンばかりでは華やぎに欠ける。窓辺に置いて映える物……ドライフラワーがいいだろう。 花屋への伝票を届けるついでに注文もしてみようか。そして出来上がり次第、出来たばかりのお得意様に届けるのだ。 ––––––––明日の朝にでも。*]
(78) 2014/10/05(Sun) 16時頃
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―大学→商店街―
[大学から駐輪場まで向かう間、花屋と本屋の何方が近いだろうかと頭の中の地図を見直す。
そして自転車やバイクが立ち並ぶ場所にたどり着く前に、はたと足を止めた。]
……ぅわぁ、徒歩かぁ……
[ルーカスの家から大学に来るまでに、公園や喫茶店の前を通過しただろうか。大学の門の先に伸びる道が…の顔に憂鬱そうな色を落とした。
手の中にある"V"の文字をなぞる。明日はいつも通り仕事があるから、今夜にでもバイクを取りに行かねばならない。お礼ついでにメールをしておこう。 もしかしたら夜になっても家の主は留守かもしれないけれど、連絡しておくに越した事はない。 名刺をポケットの中に押し込んで、大学の門を潜った。]
(101) 2014/10/05(Sun) 17時頃
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[長い道のりを小さく鼻歌を歌いながら歩く。
だんだん楽しくなって、近くに人がいないのを良い事に大きくなるは歌声は、もしかすると反対車線を歩く人物に聞こえるかもしれない。
前しか見えていない、というのは不幸中の幸いか。]
(102) 2014/10/05(Sun) 17時頃
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―大学→商店街―
[今にも降り出しそうな曇天とは対象的に上機嫌で歌いながら歩く。 時折、液晶の画面を開いて掲示板に遅い返事をしたためながら。
歌声に混ざる聞き覚えのある声>>115に、歌声はだんだんと小さくなる。 いよいよ此方に近づく馴染みの話し相手である少年が視界に収まれば、囀っていた口をはくりと閉じた。 そして思い込んだ。私は歌など歌ってなかった、と。]
こんにちはシメオン君、昨日ぶり。
[相手の表情は常の通りに笑みを讃えていただろうか。 照れ隠しに…もぎこちなく笑って見せた。]
……そういえば今日は学校じゃないの?まさか学校までの道中で迷子になったなんてことはないでしょう?
[挨拶代わりの軽い冗談。 ああ彼には学校のこと、赤い頭巾の男のこと、時計の家のこと––––––掲示板の噂のこと。 時間が許す限り話してみよう。]
(121) 2014/10/05(Sun) 18時頃
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[自分より五つばかり年下の少年に含蓄ある笑みを向けられるのは居た堪れない。首を傾げる仕種は態とらしくも見える。 揶揄には少し朱の乗った目元を数度瞬きして、眉を顰めるに留まった。
次の言葉には、鞄を背負い直してから顎を引く。]
あら、適当。貴方から聞く学校のお話、楽しみにしてるのに。 此処?此処は、えーと……あっちに行けば大学、あっちに行けば商店街があるわ。何処にいくのか教えてくれたら、地図を書くわ。
[学校についての話をはぐらかされてしまえば肩を竦めて。
平然としているようにも見える顔から出た迷子の台詞に思わず苦笑い。あっち、こっちと指をさしてから、それでは分かりづらいかと鞄の中身をゴソゴソと漁る。 確か今朝入れた便箋とペンがあったはずだ。]
ああそういえば、シメオン君は獣人のネット掲示板知ってる?そこで最近、獣人を見たとか見ないとか話題になってるの。 これからその掲示板の人と情報交換をしに行く所。
–––––––––貴方は、獣人について何か知ってる?
(137) 2014/10/05(Sun) 19時半頃
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["案外身近にいる人が獣人かもしれない。"
掲示板で話されていた内容を思い出して、鞄を漁る手を止めた。 同じ目線の少年の目を、半ば睨むようにじ、と見据える。]
(138) 2014/10/05(Sun) 19時半頃
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クラリッサは、ヤニクは手紙をくれると言ったけれど、そういえば住所を教えていない。
2014/10/05(Sun) 19時半頃
クラリッサは、ジャニスの名は知らないけれど喫茶店を見て白いコートの男性を思い出した。
2014/10/05(Sun) 20時頃
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学校の話なら何でもいい。 貴方が感じた事何でも聞かせてちょうだい。つまらなかった事でもいいわ。 こっちも会う度にお話を聞いて貰ってるから、その代わりに。
[会うたびに尋ねる学校の話題。 単なる老婆心から、彼>>145>>146の話が聞きたいのだ。]
商店街!それなら私と同じじゃない。 ………あれ?ちょっと待ってね
[値踏みするような視線を向けても相手の表情は一辺倒。なんだか不毛に思えてしまって肩透かしをくらった気分になる。
そして、待ち合わせ場所の合致にふと小首を傾げる。 「失礼」と断って開いた液晶に書かれた目の前の彼の状況と告示している二文字。第一、自身と掲示板の相手以外に待ち合わせの約束をしているアカウントは見当たらない。 そして小さく「あぁ、なるほど」と呟いた。]
(158) 2014/10/05(Sun) 21時頃
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[ポツリ、と頬を雨が濡らす。 アカウントの正体を尋ねる前に腕を取って建物の下に誘導されてしまえば、口を紡ぐしかない。 少年の隣に立つと、言葉少なの促しに対して戸惑い混じりに「ありがとう」と呟いた。
しとしと落ちる雫を見上げながら、建物に背中を預けて、先ほどの問いに対して静かに口を開く。]
貴方が獣人だったら、どうしてほしいの? もし、友人に、家族に、恋人にその事が知られたら……
受け入れて欲しい? 逃げて欲しい? それとも、死ぬまで飼って欲しい?
[獣人の気持ちは、人間には分かり得ないのかもしれないけれど。]
(159) 2014/10/05(Sun) 21時頃
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[学校の事を尋ねると表情を崩したこの少年>>171>>172が、今まで話してきた中でまともに答えてくれた事はあっただろうか。 はぐらかされた答えには、俯き気味の笑みを添えて相槌を打つ。
雨が吸い込まれているとも思える曇天を見上げつつ、横目で少年の目に翳りが落ちるのを確かに見た。 その後、頬に浮かんだ笑顔は何に対してだろう。
返された問いには視線だけを相手に投げて。]
私に逃げられたら傷付いてくれるのね。多分は余計よ。 ………簡単に聞いてはみたけれど難しいわねぇ……獣人だったら、か。
誰かに何かをされるというよりも、肉食の獣になって嫌な事を全部食べちゃいたいわ。 きっと食べてしまった物の代償は大きいだろうけど…… その上で、誰かに受け入れて貰えるなら、素敵ね……例えば––––飼われたりとか、貴方はそう思わない?
[あんまり人に対して使いたくない表現ではあるけれど。 そう言えば、相手は何と答えただろうか。
待ち合わせの件と"情報交換"についての話題を投げ掛けられれば「やっぱりね」という顔をして。]
(185) 2014/10/05(Sun) 23時頃
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……オーラなんて出てないじゃない。
[それがなくてもネットとリアルのの違和感が拭えないのだから、関係ないけれどネットは怖いと思う。 その後お互い知り合いの中で獣人ではない人を伝えあっただろうか。]
知り合ったばかりの人なら、まだ獣人の可能性はないかしら? 貴方、最近友達になった人いる?
(186) 2014/10/05(Sun) 23時頃
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["全てを忘れる為"
地面に落とした視線は、決してそこを見る事は無い。少年>>219>>221すらも見ることなく、ただただ自身の内側へと沈む。]
………昨日食べた夕飯だって忘れられないじゃないの。それと同じよ。
[案に、全て食べた所で忘れる事など出来やしないのだと。 相手の方に向き合った時には、適当な返事を選択していた。混沌とした思考は胸中にしまい込んで。
顔を上げた時に見えた笑みにはつられて笑みを投げて見せる。 自分の言葉を聞いて嬉しい事でも思い出したのだろうか……例えば、恋人とか。
獣人ではない人の情報。その中に紛れた"白い服"という単語。 思い出すのは、公園近くのカフェで見つけた男性で。目の前の少年と自分が持つ獣人避けオーラとは毛色の違う、存在感。]
(236) 2014/10/06(Mon) 01時半頃
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白い服の人なら、私も見た事があるかもしれない。同じ人だったらね。鳶色の目の人は分からないけれど。 掲示板でも言ったけれど、肌が白い子なら見たのよ。手の感触は、ちょっと、不思議な感じ。貴方が会った時にでも触らせて貰ったらどうかしら。
[白い人、というのは随分アバウトだから当て嵌まる人物数多かもしれないが、そんな事は分からない。
情報交換が終われば「恋人でも出来た?」 上がった口角の意味を問おうとして、投げる前に跳ね返ってきた質問には口元を震わせた。 "赤フード" あの時彼は、そういう目で自分達を見ていたのか。]
……あの人は、彼氏じゃないから。 ああ、でも、彼が獣人だったら納得してしまうかもね。だって、とても……
[言いかけて、口を噤んだ。 まだ雨は降り続いているだろうか。]
そういう貴方は、随分と嬉しそうだったじゃない。恋人でも出来たの?
[ああ、居た堪れない。 商店街への予定を口実に、このまま雨の中に逃げ出したい気分だ。]
(237) 2014/10/06(Mon) 01時半頃
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[どうして、食べるか。 相手が問い掛けない限り、その問いは…の中にしまい込まれるだろう。
笑んだ眼と相手>>245>>246の顔が向き合えば、一層笑みを深くした。 相手が初対面で手を繋ぎ繋がれるプレイボーイであることを知る由もなく。]
ああ、もう、彼氏の話はいいの。これでお終い。 ……猫、なんて可愛らしい物には思えないんだけど。得体の知れない…何かであることには間違いないかな。
[恋人の有無については図星かと、少ししたり顔の口元で瞠目した目を見た。
端末の振動の先に目の色が変わった少年を見れば、更にそれを深い物にして。 それでも、そろそろ雨の中に逃げ出したい気持ちは変わらない。
差し出された紙を素直に受け取るとまじまじとそこに書かれた内容を見直して。]
そう言えば、貴方と連絡先も知らなかった。これでお互いお話できるわね。
(250) 2014/10/06(Mon) 03時半頃
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……………。
[手紙、という言葉には若干複雑そうに顔を歪めたけれど。一瞬の変化だったから相手が気がついたかは分からない。]
もし貴方が会った"らしい"人が獣人だったら、連絡するわ。……出来ればコレで。
[端末を握った相手の手を取って、目の前で揺らして見せただろうか。
恋人の話でいたたまれなくなった心境を洗い流すために、…はザァザァ音を立てる雨の中を駆け抜ける。*] **
(251) 2014/10/06(Mon) 03時半頃
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―回想・眼鏡屋―
[自分が言葉を発する度に身震いをする青年>>248はいよいよ具合が悪そうだ。
…は、青年が少し具合が悪そうな理由を自分の運転が荒いせい>>1:300だと思い込んでいたものだから、凛と胸を張って「慣れなければいけない」と言う相手には、ただただ首を傾げるだけであった。友達に運転が雑な人でもいるのかしら。大変ね、と。 しかし一転してカラリと笑顔に変わった表情を見れば、…もまた安堵の笑みを浮かべる。
その後に、先の笑顔と相反して小さく小さく囁かれた「何になればいいか」>>249という問いに対しては、少し眉尻を下げた。]
何物にもなろうとしなくていいよ。 ……何かになりたいと思ってくれるなら、何にでもなれるんじゃないかしら。困った時にはよろしくお願いする。
[言うだけ言って、…はバイクを走らせる。果たされるか定かではない約束をして。 ふと振り返ると眼鏡屋に入る青年の脚だけが微に見えた。*]
(265) 2014/10/06(Mon) 10時半頃
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―商店街―
[耳元を掠める風と雨。髪の毛から、頭巾から水が滴る。 地面を蹴る度に靴が水を巻き上げて長めのスカートを濡らした。頭の上に掲げた鞄を雫が何度も叩く。 反対車線を歩く白い少女>>263は、霞に紛れて見えなかった。
謝罪しながらも軽い口調の少年>>252には、咎める事もなく何も言うまいとして走り出した。傘の心配を背中に受けて、しかし耳に入る事はなく>>253。
手紙を書くための住所も、使うことはない。添えられた端末の番号は使うかもしれないけれど。]
(商店街に着いたら、傘と、タオルも買おう。 ……嫌な雨だ。)
[商店街の軒下に辿り着くと漸く膝に手をついた。本屋と花屋の伝票を鞄から取り出そうとゴソゴソしながら、一息吐く。雨から守られれば頭から爪先まで濡れ鼠であることを尚更自覚して。
………このままでは本屋の店主に迷惑がかかるだろうか。 そう思えば、爪先は雑貨屋へと向かっていた。]
(338) 2014/10/06(Mon) 21時頃
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―雑貨屋―
[乾燥している場所が見当たらない程度に雨に塗れた格好で、可愛らしい雑貨の間を練り歩く。周囲の客の視線が痛くて、さっさとやることを済ませて帰路につこうと考える。
タオルを探す傍ら、目を惹いたのは空色のレターセット。 いつか手紙を書くと言ってくれた赤いフードの男が脳裏を過る。お互い住所もフルネームも知らないのだから、鳥にでもお願いしない限り届く筈がないだろうけれど。
更にその隣には安価だが可愛らしい花の置物。それを見て、窓際のひとりぼっちのサボテンを思い出す。 ああ、私もルーカスさんにメールを入れなければいけないんだった。 今日のお礼に、この置物をポストに入れようかな。ふ、と緩んだ頬……が、引きつった。財布の中で閑古鳥が鳴いていたから。 一時の快か、花か–––––]
これ、プレゼントで……
[差し出した花の置物は、綺麗に梱包されて手元に残った。雑貨屋を出る。 冷たい風が頬を撫でた。
雑貨屋の手前、鞄の中の安全地帯に潜めた端末を取り出して、お昼を一緒に食べ損ねた男性にメールを送ろうと……]
(352) 2014/10/06(Mon) 22時頃
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先に仕事を終わらせた方がいいわね。
[申し訳程度にスカートの裾を絞ると、本屋に向かって歩き出す。 不在ならば後日改めて届ければ良い。]
(353) 2014/10/06(Mon) 22時頃
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―商店街―
[本屋の店主はたまたま奥に引っ込んでいるのか、それとも別の理由かで会う事は無かった。 誰もいないカウンターにそっと不在票を置いて、また後日届けに来ようと安易に考える。 その後足を運んだ花屋は、またも『Clause』の単語を讃えていた。 いつもはこの時間帯まで空いていたはずなのだが、店員が体調でも崩したのだろうか。 その店の中で響こうとしている青い水音は、人間の耳には届かない。
商店街の軒下すれすれ。 淀んだ空の何処からか、巣への帰りを急ぐ小鳥の声がする。 早くお家に帰りなさい。ただいまと囀ってくれる愛するひとががいる家に。]
……………。
[雨がまだ地面を叩いているのを見つめながら、雨足が遠のくまでボンヤリ待ちぼうけでもしていよう。]
嘘つきの言う「また今度」は信じちゃダメね。
[此処で誰かを待つ約束なんて、一つもしてないけれど。*]
(364) 2014/10/06(Mon) 23時頃
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クラリッサは、ルーカスさんにメールしなきゃと思いつつボンヤリしている。
2014/10/06(Mon) 23時頃
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こんにちは、クロ。
[雨に打たれて体力を奪われたのか、うつらうつら。 夢見の眼は雨色の花で傘を濡らす男>>372の姿を、伏せた瞼の奥に映す。
視線を下に落としたまま、挨拶。]
……今からお礼をしに行く所なの。花屋さんには嫌われているらしいから、偽物の花しか用意出来なかったわ。 ケーキ……そうね、ケーキも買えればよかったんだけど。ああ、傘?ありがと……
[眠気眼を擦る。 あげる、と差し出された傘を反射的に受け取ろうと手を伸ばした。 少しだけ触れた手は、雨に濡れて冷たかっただろうか。
傘の冷たい感触に意識が呼び戻される。瞠目した瞳に相手の姿が映った。取り落とした傘が地面に跳ねて水溜りの冠を作る。
ああ、どうかこれが夢であれ。]
(384) 2014/10/07(Tue) 00時頃
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––––––貴方の耳は、どうしてそんな…?
[脱ぎ捨てられた赤頭巾は見当たらない。 代わりに見えたのは白い髪から生えているように見える、"何か"。]
貴方は、何なの? どうして急に、私の前に……
["獣人"。 思い浮かんだ二文字は…が理解する間も無い。逃げる選択肢も忘れたまま、小さく口を開いて問い掛けた。]
(385) 2014/10/07(Tue) 00時頃
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