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【人】 留守番 ジョージ――前日・星屑のきらめき―― (19) 2013/08/31(Sat) 07時頃 |
【人】 留守番 ジョージ――前日・弦月の宿前―― (20) 2013/08/31(Sat) 07時頃 |
【人】 留守番 ジョージ[いつの間にか眠っていたのか、気づくと外は真っ暗だった] (21) 2013/08/31(Sat) 07時頃 |
──回送・二日目──
[大通りに行き交う人々に、話を聞いていると。ある地元の少年にある話をきいた。]
……え?
「だから、四つん這いで歩いてたんだょ!
んで、その後ぎゃあって言ってた……」
…それだ!ありがとう!!
[その少年は、首無騎士の事は知っている様子は無かったが、どう考えてもそんな奇行をする奴は怪しい。首無騎士に決まってる。本当は、他の人を疑うよりはそうしたかったのかもしれない。
お礼を告げて集会場へ急いだ。]
──二日目・集会場──
[集会場へやってくると、自分が聞いた男の事が話題になっていた。]
……やっぱり!
[その時、ルーカスやキャサリンは居ただろうか。ならば、元気良く挨拶しただろう。]
…見つかったね!良かった!
[と、さっきまで事態によっては疑おうと思っていたので何となく。申し訳なくて、挨拶して幾らか言葉を交わし直ぐに集会場を後にした]
──二日目──
[集会場を後に外に出れば、空は橙色に染まっていた。その色が紅く染まっていく感覚に陥ると、急に酷い空腹感に襲われる。]
うっ………
[その場にうずくまり、身体が震える。ここ数日、食欲がなくまともに食べていなかった。ちゃんと食べなくても不思議と元気だったので気にして居なかったが。しわ寄せが来たのだろうか。
女はよろよろと、何処に寄る事もなく宿へ向かった。]
【人】 留守番 ジョージ――前日・→集会所―― (22) 2013/08/31(Sat) 10時半頃 |
【人】 留守番 ジョージ――前日・集会所―― (23) 2013/08/31(Sat) 10時半頃 |
【人】 留守番 ジョージ――夢―― (24) 2013/08/31(Sat) 10時半頃 |
【人】 留守番 ジョージ[男は云う。 (25) 2013/08/31(Sat) 10時半頃 |
【人】 留守番 ジョージ――朝・街のどこか―― (26) 2013/08/31(Sat) 10時半頃 |
【人】 留守番 ジョージ――大通り―― (27) 2013/08/31(Sat) 10時半頃 |
【人】 留守番 ジョージぴたり、と歩みを止める。 (28) 2013/08/31(Sat) 10時半頃 |
【人】 留守番 ジョージん…う〜ん…… (44) 2013/08/31(Sat) 15時頃 |
メモを貼った。
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──二日目・夕暮れ時の宿──
[宿に帰ってくると、大好きなジョージが居た。体力の限界を超え歩くのもやっとで、意識が朦朧としていた為か、それが宿の前か、フロアか、はたまた自分の部屋の前かは定かではないが。
少年は、安からな寝息を立て眠っているようだった。女は、初めは驚いた様子だったが、泣きそうな顔になる。少年の頭を撫でようと手を伸ばすが、直ぐにその手は止められた。すると、女は笑顔で]
……………大好きだよ…。
ジョージが大好き、……誰よりも……。
[いつもの女なら、優しく起こすか、または起こさずにそっと抱きかかえて、自分の部屋に連れていくであろうが。
女はそっと、その場を後にした。
そして、自室へ戻ると重たい体をベッドへ投げやり。眠りについた。]
──二日目・夕暮れ時の宿──
[宿に帰ってくると、大好きなジョージが居た。体力の限界を超えていた為か、それが宿の前か、フロアか、はたまた自分の部屋の前かは定かではないが。
少年は、安からな寝息を立て眠っているようだった。女は、初めは驚いた様子だった。]
(どうして…ここに…?
だめだよ……今、ここに居ちゃ……っ、)
[食べてしまう。嫌だ。少年は絶対に食べたくない!殺しなくない!と泣きそうな顔になる。
しかし、こんなところで寝ていては、また熱を出すかもしれない。女は、優しく撫でて少年を起こそうと思い、少年の頭に手を伸ばすが、直ぐにその手は止められた。]
(だめだっ……触ったら……ごめんっ、…ごめっ……)
[触れるだけで、”内”に押し込めているもう1人の自分が、溢れ出そうだった。もう、これ以上は抑えられない。
しかし、女は思った。触れる事も出来ない。こんな気持ちで彼と一緒には居たくない。だから、]
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──弦月の宿・自室──
[耳に響く、元気な愛し声
女はそっと目を開けると、少年の姿があった。自分はドア正面の窓辺の椅子に座っている。眠っていたのだろうか、少し視界はぼんやりしている。]
…あれ?ジョージ?
おはよー!
[笑顔で迎えた。しかし声を掛けても、ジョージは反応しない。こちらを見ない。どうしたんだろうと首を傾げていると、少年の後ろから、また知った声が
…クロ……(じゃない)……リッサ?
[何か様子が変だ。彼女は、自分に気付いただろうか。
すると、彼女が少年に
ベッドの上には、自分にそっくりな、動かなくなっている物があった。直ぐに自分だと気付き驚愕するが、理解する前に、彼の声が聞こえて思わず]
クロムッ………!!
[と叫んだ]
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[
………そうか、死んじゃったのか……
…そうか、あたし…クロムを……
[部屋に招き入れた。自分で。いや、もう1人の自分が。い や、”自分”は自分なのだ。
少年を見やる。泣いているだろうか。呆然と立ち尽くしてい るのだろうか。女は堪らなくなり]
………ジョージっ……ごめんっ…… ごめんっ!
……ごめっ……ジョージィィィー!…あああぁぁぁぁっ!!
[またねって言ったのに。
ジョージを守るって言ったのに。
一緒に強くなろうって言ったのに。
もう、何一つ、守れない。
もう声が届く事はない2人の傍で、ごめん、ごめんと泣き叫んだ。]
【人】 留守番 ジョージ――キャリーの部屋―― (91) 2013/08/31(Sat) 23時頃 |
【人】 留守番 ジョージ[踊り子の呼ぶ声>>81に少年は振り向く。しかしその瞳は彼女を捉えない] (92) 2013/08/31(Sat) 23時頃 |
──少し前──
[自分の死体を確認していると、
──現在──
[泣き叫んでいると、彼の声が心に流れてきた。死期が近い、と。
重たい頭を上げる事が出来ず、顔を伏せた状態で聞いてる。]
(あたしに……言ってるの?……あたしの声なんて聞こえる訳……)
[腹ぺこじゃないと聞けば、少し顔を上げた。
続く彼の、耳を疑う優しい言葉。
”――この芽は君が育てたんだ。誇っていい。”
女は涙を流しながら思う。そう言えば、彼はいつも優しかった気がすると。]
………うん、……うんっ…、ありがとう…っ。
ううぅ……ジョージ……
[そして視線を少年に向け、少年の傍に座り。涙が止まらない]
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【人】 留守番 ジョージ[彼女に生きて欲しかった (99) 2013/09/01(Sun) 00時半頃 |
【人】 留守番 ジョージ[踊り子は謳う。あの大通りで出会った時のように。 (104) 2013/09/01(Sun) 00時半頃 |
[女は、少年
…ジョージ…、ジョージ…。
[女の涙は止まらない。せめて少年には悲しい辛い顔より笑って欲しくて。笑った。笑い掛けた。そして、抱き締めようとするが、すり抜ける身体。女は、それでも少年を抱き締めるように、腕を回した。]
ジョージ…、………笑って……元っ…気…出して…
あたしは、ここに居るからっ……居る…からっ…
[すると、少年が
「ボクも、キャリーさんみたいに強くなります」
と告げる
…ジョージ…強いよ。
ジョージは凄く、強い人だよっ…あははっ!
[少年の決意が嬉しくて、また涙が出た。嬉し涙だ。笑顔も。
そうだ。一緒に居る時、いつも楽しく笑わせてくれていた。そして、自分はまだ、少年の傍にいる。いつ本当に消えてしまうかは分からないけれど、今は少年の傍に居よう。ずっと。]
……ジョージ、…ありがとう!
大好きだよ!
[女は、少年を撫でるように。]
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【人】 留守番 ジョージ――弦月の宿―― (106) 2013/09/01(Sun) 01時頃 |
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