3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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そんなに、信用出来るのか。 けれど、その人が嘘をついていなくても…その人自身が騙されていないとは、限らない。 それに…その死体、その人が殺した誰かかもしれないよ?
聞いたのかい? …何があって、どんな状況で…何をしている時に死んだのか。
それとも、みんなの前では言えないこと?
(251) 2010/03/03(Wed) 15時頃
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そうだよ、メアリー。 …やっぱり君にも判るんだ?
絆で、繋がっているって。 [阻まれなければ彼女を抱き寄せ、そっと頬へとキスをする。]
君が生きている限り、俺も生きている。 …お互いに、ね。
これでは、証明にならない?
(253) 2010/03/03(Wed) 15時頃
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…ジェレミー。 [眉を顰めて、訝しげに顔をのぞき込む。]
その、悪趣味なものは何だ?
(255) 2010/03/03(Wed) 15時頃
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風紀委員 ディーンは、紐 ジェレミーのセンスを心底疑った。
2010/03/03(Wed) 15時頃
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…どうした?ミッシェル。 その人に電話して聞いたらどうだ?
[何が起こったかは覚えているから、心の底でにやにやと笑う。
真面目な彼女に言える訳が無い。 あの微笑みの貴公子が、男を部屋に連れ込んで犯したなどとは。]
(260) 2010/03/03(Wed) 15時頃
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返せ? 何のことやら。 [ジェレミーに向かって肩をすくめて。] …少し吹っ切れただけかな? いろいろ。
今まで我慢してきたこととか。
(266) 2010/03/03(Wed) 15時半頃
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[シンプルな着信音。 ケータイの画面を見て、ふむと頷く。]
鬼の声は聞こえるのに、鬼になりきれない半端な鬼がいるらしいよ。
ミッシェル。…君は自覚していないんじゃ……。
(272) 2010/03/03(Wed) 15時半頃
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風紀委員 ディーンは、余裕を湛えた笑みのまま、佇む。*
2010/03/03(Wed) 15時半頃
[五感は失っているはずだった
しかしそれは否と知ったのは闇がヘクターを見咎め、苦痛と憎悪を向けた時
生きたまま、肉を、精神までもゆっくり細切れに、ゆっくりと再生させる痛みにだけの世界
意志は混濁しても、まだヘクターはこちらいた]
――!!
[叫んだのはなんであろうか]
[破片になった混濁したヘクターの意識に笑い声は聞こえる
声を出そうにも破片では無理な事
それでも動こうとするヘクターの破片は散る桜のよう]
(ケイトに俺の名を教えてくれ)
[闇は動く
別れの赤い桜吹雪を降らすため]
/*
ケイト、サンキュー!!
中の人記号確認。
墓下でもRP、これでいいのか?
要領が分からんのでな。
/*
生きたかった。
生きていたら、手を握れる、話せる。
言いそびれ・やり損ねで未練が。
そろそろタガ外れそうなもんで自重期間に入るぜ。
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あぁ、それね。 メールで教えてもらったんだけど?
ラルフから。 [見る?と差し出す携帯も、浸食値が上回っていないと見抜けない幻影。]
(356) 2010/03/03(Wed) 20時半頃
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俺がやらなくても、彼ならやるんじゃない?
[会長の事だからと肩を竦めて苦笑い。*]
(361) 2010/03/03(Wed) 20時半頃
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/*
話せば、より話したく。
手を握れば、抱きたく。
抱いたなら、その先に。
今でも違う欲望で突っ走りそうなのを抑えてるんだぜ。
だから俺に自重させてくれ。
[痛み以外の感覚が戻ったのは久方ぶり
でもそれは新たな苦痛の始まり]
(それは俺じゃねぇ)
[闇に散らばる破片に漂う意識
燐火が燻ってる]
(本当の俺はここにいる)
(気づいてくれ)
(誰か助けてくれ)
!!
[声にならぬ叫び
新たな痛みは死ぬ事も許されぬ死の苦痛
それでもヘクターはヘクターだった]
(狂えば楽に―)
[再び混濁に沈む意識]
風紀委員 ディーンは、生徒会執行部 ラルフに関しては、向こうが勝手につきまとってるだけだと苦い顔。*
2010/03/03(Wed) 21時半頃
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[ちらほらと出て行くものに紛れて、いつのまにか姿は無い。
またふわりと現れるのは、北棟の給水塔の上。]
随分と、慕われてたんだな。 [買い被りすぎだと思いつつ、こんなのはあいつじゃないと偽者だと疑った友人達を思う。]
…なんだかんだで、ちゃんとみてくれていたんだな…。 あいつと、違って。 [一目惚れだ。その一言さえ聞かなければ、気付かずに済んだ。 あいつは俺の事なんて愛していない。 俺の心なんて見ていない。 ただこの顔この姿に欲情していただけだって。]
(403) 2010/03/03(Wed) 22時半頃
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[己の魂を侵食する闇に身を委ねかけた時に頭に過ったのは―]
(俺はただ一つとして約束をまだ果たしてない!!)
(一人の女を温めてやるというささやかな願いも)
忘れかけるところだったぜ、信じる事を。
俺は同化しちまったが、残ったヤツらが解放してくれるってな。
お前らと同化するのは、絶望してからでも遅くねぇや。
[闇の中でおぼろげな姿を実体化させ
五感は感じなかったが、気配を辛うじて感じる事は出来た
己の魂に侵食する闇の方を睨み]
狂気に落としてくれて感謝してるぜ。
信念に狂気的にしがみつく事が出来るからな!!
[啖呵を切るがその姿は痛々しい]
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[星一つ無い暗い空。彷徨う魂だけの姿は、大樹を見下ろす。
カメラ片手に走って来た少女の言葉を思い出す。]
らしい顔だったから、か。 [思えばきっと、その日から…だったのかもしれない。]
(464) 2010/03/03(Wed) 23時半頃
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風紀委員 ディーンは、生徒会執行部 ラルフには淡く透けた背中が見えるだろう。
2010/03/03(Wed) 23時半頃
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…うるさいな。
何しに来たんだ、短小包茎。
[後者はともかく、前者はほぼ確実だった。 なにせ、初めてなのに碌に慣らしもしない状態で入ったのだから大きいわけがない。 …それでも多少は裂けてしまったが。]
(483) 2010/03/03(Wed) 23時半頃
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[側へは寄らず距離を取ったまま。 それでもしつこく呼ぶならば、触れようと身を乗り出せばきっと落ちてしまう距離までは来るか。]
(492) 2010/03/04(Thu) 00時頃
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俺の顔なら、何でもいいんじゃないか。
[ぷいと取り付く島もない。]
やっぱ、キチガイの息子はキチガイだな。 見た目だけ欲しくてお前みたいな化けもん作った親といっしょだろ?
身体ならくれてやるから、帰って俺似のクローンでも量産すれば? 自分好みのいい子に育てりゃヤりたい放題だろ。
(514) 2010/03/04(Thu) 00時半頃
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嫌だね。 [既に隣の席は予約済み。]
そんなにこっちに来たいなら…
[口元は笑みに歪む。]
(522) 2010/03/04(Thu) 00時半頃
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…飛べよ。
[鮮烈なほど残酷に。]
そこから飛んで、こっちへ来いよ。 [落ちて死んでしまえば良いと。]
(526) 2010/03/04(Thu) 00時半頃
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それとも、そんなに好きな俺のお願いは、聞けない?
(531) 2010/03/04(Thu) 00時半頃
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悲劇だなぁ、ラルフ。 明日の新聞の三面が楽しみだ。
「卒業を控えた品行方正な生徒会長が、同級生を強姦し殺害。それを苦にして自殺」かぁ。
(540) 2010/03/04(Thu) 00時半頃
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さぁ、やれよ。
…自分で決めて、自分で演出して、自分だけ美しく死ぬといい。
お前のそれは俺のことを好きなんじゃない。 俺のことを愛していると言い張る自分が好きなだけだろう?
(547) 2010/03/04(Thu) 00時半頃
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警察なんて手抜きだからな。一番短絡的に片付く方法をとるさ。
だから、ケイトがいつまでも見つからないんだよ。 …かわいそうに。
ずっとさみしがっていたから、いっしょにあそんであげるんだ。
(548) 2010/03/04(Thu) 00時半頃
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そろそろ、迎えに行かなきゃならないかな…。
[赤く染まりゆく糸の、その先を想った。]
(551) 2010/03/04(Thu) 01時頃
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…ふん。 テメェ救う為に、無理矢理ぶっこむのがあんたの主義か、変態。
(561) 2010/03/04(Thu) 01時頃
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風紀委員 ディーンは、ラルフが鮮血を噴出し、真紅に染まって崩れ落ちるのを横目で見ていた。
2010/03/04(Thu) 01時頃
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[見届けぬままに、ふわりと半透明の身体は降りていく。 玄関の前に腰掛けた少女の元へ。]
…行こうか。 [手を差し伸べる。 この手を取ればきっと、命は尽きるだろう。
例え何があろうと、魂は共に…。]
(564) 2010/03/04(Thu) 01時頃
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