304 【飛び入り歓迎】学園の七不思議2
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― 図書館へ通ずる廊下のどこか ―
え?
[向けられた問い>>13に、きょとん、と瞬く]
あ、うん。生物部のウィレム・リヴィエールだけど……。
[はて、なんで知られてるんだろう、と。 首を傾げた直後くらいに、異変>>#0はやって来た]
……って、ちょ、なっ……。
[何が起きた、と声に出すのを遮るような大きな揺れ。 あ、これヤバい、とは本能的な察知。 立っていたら転ぶの確定だったから、その場に膝を突く。 女子生徒が頭を守れそうなものを持っていなかったら、とりあえずは手にした預かりものの本で庇わせたりしつつ、揺れの治まりを待って]
(17) 2020/05/20(Wed) 02時頃
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……うわあ、真っ暗だよ……えっと、大丈夫?
[周囲が静まり返った所で、声をかける。 蛍光灯は切れ、周囲の様子はぼんやりとしかわからない]
あー、ヤバいなあ、これ。 早く復旧すればいいんだけど……せんせ、まだいるかな。
[なんて呟きながら立ち上がり、窓の外を見て]
……え?
[暗闇の中に浮かび上がる花灯り。 有り得ないはずのものに、知らず、ぽかん、とした声を上げていた。**]
(18) 2020/05/20(Wed) 02時頃
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ウィレムは、我に返るまでに7分くらいはかかったかも知れない。**
2020/05/20(Wed) 02時頃
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― 図書館へ通ずる廊下のどこか ―
[揺れの時に転んで立てなくなっていたから、どこか打ったかと心配になっていたのだが。 ちゃんと返事が返ってきたから、ちょっとほっとして息を吐いた。>>55]
ん、ならよかった。 あ、でも、どこか痛かったりしたらちゃんと言ってね。
[そんな小言めいた言葉の後、返されたのは自分を知っている理由と自己紹介]
あー……そっかぁ。 そういう時期だもんね。
[そういや、見学に来る子も多かったな、と思いつつ。 立ち上がり、見えた外の光景に7分ほど固まってたりしたわけだが]
(116) 2020/05/20(Wed) 22時頃
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……え?
[不意に聞こえてきた放送。 聞こえた話を理解するまで、また少し時間がかかった]
……えーと。 …………つまり、異常事態?
[こてり、と首を傾いで呟く。 展開にちょっと頭が追い付かなかった]
あー、うん。 とりあえず、他に誰かいないか、探そうか。
[先に顔を合わせた知り合いたちがまだいるかも知れないし、と。 思いはすれど、さて、どこに行こう、となるわけだが]
(117) 2020/05/20(Wed) 22時頃
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……とりあえず、ええと、ロイエさん。 灯りになるもの、何かある?
ないなら、ええと……これ、使って。
[言いつつ、差し出したのはポケットから出したペンライト]
あんまり長持ちしないかもだけど、ないよりはマシだからねぇ。
[なんでそんなものを持ち歩いているのかと言えば、生物部部室住人が脱走した時の捜索用、とさらりと言って。 ひとまず、自分はスマホのライトを使うから、と取り出して]
……て、あれぇ。
[動かない時計の表示に、きょとん、と一つ瞬いた。**]
(118) 2020/05/20(Wed) 22時頃
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ウィレムは、スマホの機能確認に8分くらい費やす事になったりした。**
2020/05/20(Wed) 22時頃
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― 図書館へ通ずる廊下のどこか ―
ああ、そっか。 せんせも誰かは残ってるだろうし、職員室に行くのはありだねぇ。
あそこなら、懐中電灯とかもあるだろうし……幼馴染さんがいるかも知れないなら、ほっとけないもんねぇ。
[ロイエの提案は断る理由もなく、頷いて。 ペンライトを渡した後、自身のスマホの異常にへにゃり、としていたら故障ですか、と問いかけられた。>>132]
んー……基本機能は生きてるっぽいけど、メールとかのアプリが反応しない……。
[ぺちぺちとアイコンをタップしてみるが、反応がない。 なんだろうこれ、と思いながらの試行錯誤は8分でギブアップとなり]
……うん、ダメだ。 こっちは後から考えるとして、まずは、一年棟の方に行ってみようか。
[へにゃり、とした笑顔のまま、移動を促した。*]
(142) 2020/05/20(Wed) 23時頃
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― →一年棟へ ―
[一年棟への移動の途中、ふと思い返すのはさっきの放送]
七不思議、かぁ……。 そういや、せんせがなんか話してたっけ、なぁ。
[ビオトープの管理に熱が入り過ぎて、一回、倒れた事があって。 その時、こっぴどく叱られた後、教えてもらった話がある。 生物部顧問が現役の学生だった頃、クラスメートだった生徒が練習に入れ込み過ぎて肝心の大舞台に立つ直前に亡くなった、というそれ]
……なんて人だったっけ、確か、グレッグ・トレーフル……って名前だったかなあ。 まだ、居残ってるとか言ってたから、七不思議に関係あったりするのかなぁ……。
[記憶を辿りながらの言葉は半ば独り言めいていて。 ふと、あれ、この状況でこれって怖がらせるんじゃ、と思い至ったその矢先]
(158) 2020/05/20(Wed) 23時半頃
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「よく知ってたね……?」
[なんの前触れもなく、声がした。 さっきの放送の最後に聞こえた声……な気がする]
……え? え……な、なに?
[戸惑いながら周囲を見回しても、声の主らしすがたは見えず。 ぽかん、とした表情でひとつ、瞬いた。*]
(159) 2020/05/20(Wed) 23時半頃
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― 一年棟へ ―
[好きな事には猪突猛進な気質は、興味が向いたものに全力で意識を向ける、という形で発揮されることも多々ある。 故の無意識行動はやはり怖がらせていたようで、服の裾をつまむ感触にようやくそこに思い至ったものの、タイミングは色々と悪かった]
……て、わ、わわ。 お、落ち着いて、落ち着いて!
[上がる悲鳴>>169にあわあわわたわた。 物心ついた頃には水棲生物ばっかり追いかけ、浮いた話の一つもない少年にはこの状況、とても難易度が高い。 高いのだが]
(175) 2020/05/21(Thu) 00時半頃
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だ、大丈夫。 大丈夫、だから。
[多分、という言葉はぎりぎりで飲み込んだ。 余計に不安を煽ってどうする落ち着け自分、とか念じている時点で全然落ち着けてないのはさておき]
……声、もうしないし。 大丈夫、だよ。
[落ち着かせようと試みつつ。 今の声、誰かに聞かれてたりしないかなー、なんてちょっと思っていた。*]
(176) 2020/05/21(Thu) 00時半頃
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