人狼議事


3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…

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視点:


深い、深いため息を落とした


美術部 ミッシェルは、踵を返し、北棟へと向かう[12]

2010/03/06(Sat) 01時頃


[染められていく。
闇の中に

けれども、それは離せない。
その思いだけは、手放せない

他のものを取り上げられたとしても。

人であった自分が、最後に抱いた思いだから]


【人】 美術部 ミッシェル

―畑→北棟一階トイレ―

[嘆きと悲しみの溢れる現場を振り返ることなく、
歩いて、歩いて

靴箱で上がろうとして中履きのままだったと思い出す。
そうして水の使えるところまで来ると、
まず服を染めた赤い色を流そうと

蛇口をひねって出した水流に頭を押し込んだ**]

(1) 2010/03/06(Sat) 01時頃


……ケイト、哂ってる

[泳ぐのをやめ、立ち止まる。

バーナバスの血の色
寄り添うグロリアの姿
鳶色はその眸をフィルムにして]


美術部 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/03/06(Sat) 01時頃


美術部 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/03/06(Sat) 01時頃


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


―― 回想 ――

……いや、どう考えても今のは俺のがわがままだよ。

[応じてもらった握手。
 握り返してもらった感触に、少し身をかがめた。
 彼女の手を引き寄せ、その甲に、指にそっと唇を落とす。
 その後、少し上目でにやっと笑って手を離した]


最初の記憶……?

[問われて、何だろうと思いをめぐらした。
 彼女の思い出を聞いて、あぁ、と頷く]

最初かどうかは知らないけれど、俺にも似たようなものはあるよ。

[人生で、最初に美しいと思ったもの]

真っ暗な部屋に、カチャリと音がして。そうして扉が開くと三角に光が入るんだ。その三角の光に照らされたおもちゃや、椅子が、とても綺麗だった。

[それらを見たいがために、部屋の電気を消してよく閉じこもった。気持ち悪い子ね、と笑われた。家の外に出られるようになる前の、それはささやかな思い出]

……それが今かは知らない。
けれど、多分、開かない扉はないんじゃないかな。

気がつくよ、きっと、気がつく。

[何に、とはもう言わなかった]


―― 闇の中 ――

………そう?

[趣味が悪いと言われても、手を止めることはない]

しょうがないね、事件の黒幕だから、どうしても。

―― でも、俺は綺麗だと思ったよ。

[どこか寂しそうに、どこか大切そうにへクターの魂であるビー玉をつつく彼女が]


[最期にあのひとと言葉を交わした場所で、少女だったモノは膝を抱えて座っている。彼女を闇に堕とした鬼が去った後も、彼が訪れるのをずっと待っている。

約束はもう果たされることはないけれど。
それでも彼がくることを信じて、膝を抱えて待っている]


[スケッチブックのページをめくる]

[すると、今度は中庭の光景が目に入ってきた。
 自分の伝言を、1匹の獣に伝えるミッシェル。
 そして、そうして]

………ごめんな、ミッシェル

[闇に溶けるのは、彼女への申し訳なさ。
 そして、少しの落胆]

しょうがないね。この人も、ただ、見ていたはずだ。
もう少し強く言えば、きっと止められなくもなかった。

[あんな理由でディーンが殺されるのを]

[傍らにいてくれる人に目を向けて、小さく笑った。
 許してもらえるならば、その髪をそっと撫でる]


[どこかで緋色の哂い声。
でも、砕けてしまった "蒼" にはもう、それもどうでもよくて

ただ、あのひとが来ることを信じて焦がれて待ち続けるだけ**]


―― 闇の中 ――
[暗闇の中 目をきらめかせ 
そのイメージを目に焼きつけている
キラキラした目の男の子…]

そのころも 絵を書いていたの?

[離している間も ケイトとヘクターの絵を描き続けるその手にじっと視線を落としながら 他愛ない話を続ける]


メモを貼った。


紐 ジェレミーに髪を撫でられると撫でられると猫のように目を細めた


………綺麗だよ、ミッシェル。

[再び右手を上げる。きっともう、指なんてとうにない。
 スケッチブックまで届かない部分は、魂の他の部分が欠けて、変質して、補う]

[返り血浴びたミッシェルの姿に、言う台詞はそれだけ。
 止めた。手を汚して欲しくなくて、止めた。
 けれど、もう、自分は死んだ。
 それが彼女の選択ならば、ただ、自分はそれを描くだけ]

……ごめん。

[楽しそうに、闇に堕とす相手を提案したあの口調。
 楽しそう、というのは語弊があるのかもしれない。
 けれど、自分にはそう見えた]

[スティーブンスの呟きが届けば、泣きそうに顔をしかめて]

どんな風に選んだって、乗ったのは、あの人なんだ。


メモを貼った。


じっと じっと ただその指先を 見つめる


……あの人なら、選ばれたって、乗らないと思ってた。

[あの人に直接尋ねればいいものを、あの人のところに行かなかった。ディーンが死んだのを、自分で確信するまで。そうしているうちに、『見つかって』いた]

ねえ、『    』

[頭の中に叩きつけられた、とても聞き覚えのある口調。
 その相手を、声に出さず、口の動きだけで呼んだ]


メモを貼った。


―― ちょっと前 闇の中 ――

[続けられる他愛もない話。手を動かしながら、答えた]

描いてたよ。

いや、あれは描いてたって言えないかな。
塗ってたよ。ひたすら画用紙を、クレヨンで真っ黒に。

面白かったんだ。
どんな風に線を引けば、どんな風に染まるのか。

何冊も、何冊も、スケッチブックをただ黒で塗ってた。

[だから、幼少期の記憶で色濃く残っているのは、自宅と、奇妙な白い場所。きっと、カウンセリングに放り込まれてた]

[その帰り道、親の目を離した一瞬の隙からよくはぐれて。ついにはどうも一人で逆の電車に乗ったらしい。
 それ以降、あまり外には出されなくなった]

[そんな他愛もない話を、ぽつぽつしゃべって――**]


メモを貼った。


[そこは暗くて冷たくて。
身体中が軋むような責苦。

それでも、繋いだ糸だけは決して消えたりはしないから。
きっとこれが、導いてくれる。]


メアリー…

[その名を微かに呼んだ。]


メモを貼った。


メモを貼った。


[魂は闇に砕かれ消え、ここにあるは空ろな体
 最期に遺した断片はビー玉の中]

   を探さないとな。

[闇が動く
 空ろな体が機械じかけの人形みたいに呟く]


眉を寄せてそれをみた



 ああ  ああ  ああ


           うう  うう  うう
 


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 美術部 ミッシェル

―北棟一階トイレ―

[酷い有様だった。
頭の天辺から爪の先までぐしょぐしょで、
水浸しの制服が張り付いて動きづらい。]

鬼だから、だよ。

[立ち去る前に聞こえた問の答えは一つ。]

見つけないと、終わらない。

[皮膚を突き破って、太い血管の付近まで刃を進めて。
脂で切れ味が鈍りそれ以上入らなくなるまでは、
腕とその先を押し込む事を止めなかった。]

(30) 2010/03/06(Sat) 09時頃

【人】 美術部 ミッシェル

見つかるまで、持たない人が多かったよ

[用具室に行けば終わるとも限らない。
後一歩だと思った傍から、
櫛の歯が欠ける様に一人、二人と消えていって]

多すぎるんだよ、もう、残ってるのは

[最初の半分以下]

(31) 2010/03/06(Sat) 09時頃

【人】 美術部 ミッシェル

もう、疲れ、た。

[平行感覚が壊れたらしく今掴んでいるのが壁か床か分からない。
周囲の映像と共に回るのは、
結局こちらのそれは致命傷とは言い難い刃傷に過ぎなかったが、
ドナルドからの一撃を呼び込んだ事だとか]

……ぇほ、っけほ。

[そもそも大挙して押し寄せたりしなければ]


ぐ…………うぅ、ぅぇえ。

[自分ができる事は、結局他を傷つけようとするくらいで]

(32) 2010/03/06(Sat) 09時頃

美術部 ミッシェルは、人として大事なものもほとんど擦り切れてきた[[1d10]

2010/03/06(Sat) 09時頃


美術部 ミッシェルは、(08)

2010/03/06(Sat) 09時頃


美術部 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/03/06(Sat) 09時頃


美術部 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/03/06(Sat) 09時半頃


[手を汚したミッシェルとドナルドの、友人達の姿]

………やめた

[右手を下ろす。スケッチブックのページを閉じた]

なぁ、ピッパ

[近くにいてくれるだろう人の名前を呼んだ。
 もし、許してもらえるなら、そっと彼女の肩を引き寄せようとして]

これに、意味はあるのかな。

ゲーム放棄なんてせず、他人に押し付けず、さっさと鬼ごっこをしていれば良かったのか。それとも、相手が見つかることを望んでいないとも思えるかくれんぼに協力すれば良かったのか。

……どうなんだろね。


…綺麗
そうね 剣を振るミッシェルは 大天使ミカエルみたい。
ミカエルも元仲間を闇に落したんだったよね

(大天使ミカエルもあんな顔していたんだろうか)

[そんな事を考えながら撫でる手にゆっくり頭を委ねると…忘れてたと思っていた涙が零れた]


[たぶんやめる事はできないだろうとそう思っていたので…パタンと閉じられたスケッチを不思議そうに見つめた。
肩を引き寄せられたら嬉しそうに抱き寄せられて胸の中で もう聞こえない鼓動に耳をよせる]

意味は…ないわけじゃないだろうけど
ケイトだって 覚えているのかわからないかも…
あたしたちよりズット闇に囚われてるから

ただずっとあの子は寂しそうに あたしには見えた


[上目遣いで すこしだけ申し訳なさそうに]

…あたしが ケイトを嫌いになれないのは。
こんなゲームに巻き込まれて迷惑だけど

こんな所じゃなければあなたとこうしていないだろうから
(たぶんあの階段ですれ違って…それっきり。もしかしたら何処かの美術館とかでまた絵をみて眺めてたかも)

ビー玉の力は自分の望んだことだったから


他の人は…違ったのかな
---結局それぞれのB玉にどんな力が宿っていたのかあんまりそれも知らないし


メモを貼った。


あなたの耳にはあたしの声は届かないけど
いい声か悪い声か ずっと 耳を傾けてたのは判った位
でも、耳は戻ったんだねピアスもつけられるね

[くすりとわらってジェレミーの耳をぎゅうとひっぱった]


[閉じたスケッチブックへの、不思議そうな視線。
 困ったような笑顔を落とした]

………ごめん。
もう、ジェレミー・ジスカールは死んだんだなと思って。

[自分の胸中を説明するのに、上手く行かずにやはり口ごもる]

ミッシェルも、ドナルドも。
生きてて、まだ、人間だから。どんな選択をしても。
人間だから、きっと、ダメなんだ。

[ディーンやヘクターに感じた違和感。
 自分では分からないけれど、きっと、自分もどこか深く変質している。闇は誘うように甘く、身を包んでいるから]

……ケイトを嫌ってないんだな。

[彼女の答えに、そう感想をこぼした。
 帰ってきた上目遣いに、笑う。手に少しだけ力を込めた]


ははははは…………違いない。

[からからと笑って、あっさりと肯定した]

明日が来ていたら、どうなってただろな。
……卒業できずに退学になってた可能性も高いなあ……

[そうしてふらりとどこかへ立ち去って、きっともう、ずっと戻っては来ないだろう。どこか遠くの国の道端で、何のことなくのたれ死んでた]

……俺は望んでたのかな。
どうやら、俺はなりそこないの鬼だったらしい。
鬼の声が聞こえて、亡者の声が聞こえて。

もしかしたら、たった一人になりたかったのかもしれない。

[その道を選ぼうとした瞬間もあった]

……そこで肯定できるピッパは強いね。


ちょ、いたいなぁ、もう。

[もう自分の耳は天使の形をしていない。異形になる必要がなくなったから。魂そのものが異形になったから。
 耳を引っ張られて、笑いながら悲鳴を上げた。
 実は全然痛くなんてなかったけれど]

……うん。もう聞こえてる。
まあ、あれは致命的に色男に似合わなかったからしょうがないね。ピアスをつけるなら、どんなのがいいだろう。

[彼女の手首を掴んで、ふざけるように耳から手を離してもらって。そんな風に生前の会話の続きをひっぱりだした。適わない生を切なく思いながら、その胸の痛みも闇は変質させていく**]


そうね…あたしたちは死んじゃったね

[口ごもる顔をみて何となく頷いた]

そうね恋する乙女は強いのよ…
自分でやっちゃた事に後悔はしてなかったし

[笑う顔をみたら軽口を叩いて]

でも やっぱりこの闇の世界は歪んでると想う
ケイトの世界では扉は閉じていく…みたい

[手首を掴まれて…じっと目をみつめて]

時間がたっぷりあるなら ゆっくり考えればいいわ

[ニッコリと笑みを作り 顔を近づけそっとくちづける**]




 わぅん

     わうん
 


【人】 美術部 ミッシェル

―北棟一階トイレ―

[どんなに覚悟を決めつもりでも、
想像と実行の間には深い深い溝が横たわる。


最後の一線を越えなかったのは、
例えば皆で帰ると励ましあった相手が居て。

ぼろぼろになりつつ正攻法以外で刃向かおうとする姿を見て。

巻き込まれてから一方通行の知り合いが終わった人が出来て。

異変の中必死に事件の手がかりを探す状況があったから。

だから、諦めたくなかった。
せめて残った人達だけでも帰る事ができたらと、
探し物を見つけたら終わるのだと信じたかった。]

(43) 2010/03/06(Sat) 13時半頃

【人】 美術部 ミッシェル

[けれどあっという間に立ち上がれなくなった奴が居て。
手を拱いた間に帰るはずだった人は暗闇に消えて行った。

手の届かない向こうへ、

ガラスと金属を残して、

最後のお別れが、もう何回も。

怪我をさせてしまったのに、気遣ってくれた人も居た。
その人は今、自分で死なせた。

冷たいのは身体だけじゃなくて、
最後の顔を見ても手を止めなかった心もきっと。]

(44) 2010/03/06(Sat) 13時半頃

【人】 美術部 ミッシェル

―北棟一階トイレ→校舎―

[吐き出せるだけのいろいろが収まって、
残っているのは探しものへの執念だけ]

あいつか、あいつの、どっちかが。

[自分の持つ最後の手掛かり。
誰かの聞いていた会話の呼び名。
バーニィ、その言葉を口に出したのは二人。
あの時動かなかったのは一人。

歩く後には小さな水溜りと押された手形。
今は透明なそれが赤い色を受けたのは少し前**]

(45) 2010/03/06(Sat) 13時半頃

美術部 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/03/06(Sat) 13時半頃


無表情のまま、過去を見詰めている。


[小さく肩が震えた]

 ――…。

 馬鹿ですよ。
 貴方は。


 傍にいたいのではなかったのですか。
 貴方が傍にいるのだと思ったから、私では声は届かなかったから、何も言わずにきたというのに。


 ―…それに。
 私がどう想っていたかなど言わずともいいことでしょう。
 言わずに、いてほしかったのですけどね。

[眼を伏せて浮かぶ苦い表情。
他人の口から告げられるならせめて自分の口で。
叶うことなどない想い。――あの頃と同じ]


 「キャロル……――――?」

[耳を打つ声に少女だったモノは顔を上げる
見上げた先にはぼろぼろに傷ついた長身の男がいて

あれだけ慕って求めても、想いが届くことはなかったけれど
もう蒼を忘れて薄紫の傍に寄り添っていると、心のどこかで思っていたけれど

 
――本当にあの人は来てくれた
――愛しい人が来てくれた


間に合うことはなかったけれど、――それでも、彼は約束を果たしに来てくれた]


[少女だったモノは悦びに打ち震え、愛しい人に眼差しを向ければ――濃紺から涙がこぼれる]


 ――なんで、泣くの?


[小さく首を傾げ、問うた

愛しい人の涙が――想いの欠片が、僅かでも自分に向けられてしまったから
彼の全てを手にしたいという、望みを忘れられないから]


[いつか彼がそうしてくたように、涙に濡れた頬に口付けようとして
砕けてしまった蒼が、彼の裡にある薄紫の淡い輝きを映せば]


 ――……本当に……ばかだなぁ


[今更ながら、それは叶わないことだと知るけれど
奇しくも言葉は愛しい人と重なって

少女だったものの唇に僅かに笑みが浮かんだ]


メモを貼った。


メモを貼った。


[彼が最後にもう一度 "蒼" を見上げて去った後も愛しさは消えない

異形に身を委ね、快楽で心を塗り潰そうとしたのに叶わなくて
最後に試すように彼を突き放したのに、それでも約束を果たしに来てくれたのが嬉しくて

――彼を求める心は本物だった
だから、その愛しい手が黒い花を手折らなかったことを悲しく思った

少女に終わりをもたらした闇色の手も、少女自身を求めたものではなくて
誰からも求められることもないまま、最期を迎えたことが今は悲しい]


[募る愛しさは、求められることのなかった寂しさへと変わり
少女だったものの心を悲しく満たせば

胎の中に蒔かれた種が、最後まで黒い花に侵されなかった胸の中心――ぽっかりと空いてしまった穴を侵食する

種は少女だったものを苗床にすると
空に向かって捩れた黒い芽を伸ばし、やがて艶やかな――本物の黒い花をつけた]


[――寂しい ――黒い花は、思う

愛しい人も、友人も、闇色を纏った鬼ですら、ここにはいない
咲かせた花は誰にも省みられることなく、徒に闇の中、ひとりぼっちで散っていくだけ]


[――寂しい

黒い花は寂しさを埋めてくれる誰かを求めて、甘く芳しい香気を闇の中に立ち上らせる。

誰でも良い、今はただ、自分を求めて手折ってくれる手がほしい]


[――寂しい

黒い花は、緋色の少女の想いを知ったような――そんな気がした。

誰かを求める渇望は、やがて黒い花に闇色の実を結ばせる
結ばれた実は寂しさを糧として色づき、やがてぽとりと落ちる

闇色の実はころりと転がり
――かつて "キャロライナ・コールリッジ" と呼ばれた少女の姿になった

そして少女は立ち上がり、異相の "蒼" がぽっかりと抜け落ちた昏い闇色の虚ろで、一度だけ空を見上げると深い闇の中へと消えていった]


[――……少女が去った後、一陣の風が吹いた

滅びの風を受け、苗床となった身体はあっけなく塵となり
最後に異相の左目――砕けた "蒼" だけが残った

やがて "蒼" は ぱきり と音をたてて完全に砕け散り
裡から蒼い蝶が一羽、ひらりと舞い上がる

蒼い蝶はしばらくの間、塵となった苗床のまわりを飛び回り
少女の後を追うように闇の中へと向かった]


メモを貼った。


メモを貼った。



 わぅん

[かたちはまだ、獣のまま]

 ……がるるるる?

[だけど、黒い花の変化には、警戒の声を…。]


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


…犬?

[けもくさい気配に眉を顰めた。]


そうだね。着々と、扉は一つずつ閉じていく。
救いの光は、そこかしこにあるって言うのに。
まるで、それを拒絶するみたいに。

[目の前に広がる光の、過去の光景。
 その中であがく友人達。彼らは徐々に闇に染まっていって]

……………。

[だから、黙って目を逸らす。
 ピッパと目を合わせて、冗談言って、笑いあう。
 手と手をとって、唇合わせた。
 囁くように、何度も、何度も]

[それは、死者にはきっと何の意味も無い行為。生者の真似。
 生きていた時の、酷く滑稽だったあの倉庫でのやり直し]


[しばしの後、そっと身を離した。だって、ケイトが見ている。
 過去の世界の幻影見せて、生前の行動なぞって、それでもこの闇の中、たゆたっている。そんな気がする]

[………それに、そこら辺にきっとサイモンいるし]

[多分、恨みがましい闇を送り出している]

[全力で目を逸らす]


………まいったね。

[でも、どんなに目を逸らしても。
 ついつい視線は光に向かう。そこで生きてる人に向かう]

[スケッチブックに手を伸ばす]

…ダメだな、もう。欲しくなる。
描いたら、きっと欲しくて欲しくてしょうがなくなる。

[綺麗なものが。美しいものが。生きてる人が。
 欲しくて、見たくて、描きたくて、そちらに行きたくて。
 全力で手を伸ばして、そして引きずり込みたくなる]

[そうしたら、彼らのその力強い素敵な光は変質してしまうのに]

[目の奥にきらりと浮かぶのは渇望と葛藤。
 変質してしまった己と、ピッパが闇を吸い取ってくれたお陰でかすかに残る理性との戦い。握りこむように、手を下ろした**]


[蒼い蝶は獣と化したバーナバスの鼻先を掠め
眉を顰めるディーンのまわりをしばし ひらひらと舞い

やがてどこかに飛び去った]


【人】 美術部 ミッシェル

―北棟2階―

[探していた人達の姿が目に入れば、
余計な事をしないため近づかずに位置だけを確認して離れる。

体育会系の生徒が元気良く挨拶をしても、
耳に入らぬ様に黙殺して。
体育館へ向かうのと入れ違いに、
もう一つ階段を上ろうと]

……ない。

[のろのろと首を回した先に、その痕跡は無い。
まだ存在しない空間なのだから、当たり前といえば当たり前で。]

(94) 2010/03/06(Sat) 22時半頃

美術部 ミッシェルは、問題児 ドナルド達は彼女を見つけられれば良いと願う。

2010/03/06(Sat) 22時半頃


美術部 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/03/06(Sat) 22時半頃


[深いモノクロームの景色の中、飛び去るは鮮やかな蒼い蝶。

かなしみのいろだと、ふと思った。]


[寄り添う恋人達の上を
蒼い蝶は ひらり ひらり と飛んで行く]


……ちょうちょ

[鳶色の眸にも蒼い蝶は映るか。
戯れるように手を伸ばし、くるりと身体を回転させた。]


[蒼い蝶は
戯れるように差し述べられた、鳶色の少女の白い指先で
しばし羽を休める]


ねぇ、君はどこから来たの?
迷い込んじゃったのかな。

[指先に止まる蒼い蝶に言葉をかける。
美しいその色に目を細め、眸を瞬かせた。]


【人】 美術部 ミッシェル

―北棟2階→北棟1階―

[上には、上がれない。
過去のこの校舎は2階建て、
登れない屋上が広がるそこに行く手段は無い。

手摺を頼りに一段一段足を下ろす、
引っ掛かってはやり直しで登るのよりも時間が掛かった。
雑多な喧騒の中、生徒とは違う影を連れた足音は遠くに響き]

(100) 2010/03/06(Sat) 22時半頃

…メアリー?

[感じる気配。蝶と戯れるようにふわりと舞う様に目を細めた。]


【人】 美術部 ミッシェル

[階段を下りる前、こちらを見やるその人は]

アトラナート先生。

[彼女は違う、赤い色ではない。
けれど、今もそうかは、分からない。]

(103) 2010/03/06(Sat) 23時頃

[鳶色の少女を呼ぶ声が聞こえれば
蒼い蝶は羽ばたき、白い指からふわりと飛び上がる]


[響いた声に、髪を揺らして顔を上げる。
赤い絆が、見えた。]

……ディーさん。
ようやく、見つけた。

[よかった、と笑む。
指を離れ、羽ばたいて飛んでいく蒼い蝶の姿を見上げながら
ふわりとディーンの隣へ降りる。]


[蝶の蒼い燐粉が照らす闇。
ほんの僅か重なる映し世が垣間見えるか。]

君は、誰だい?
[見覚えのない鮮やかな蒼。ひそやかに問いかける。]


【人】 美術部 ミッシェル

[足元に落ちる影一つ、声の調子に顔色を変えるでもなく]

未だ居るのなら、続いてるよ。

[自分が決める事ではない、どうせ見ている者が居る]

かくれんぼは、終わるかな。

(108) 2010/03/06(Sat) 23時頃

[つなぐ赤い糸が仄かに輝く。
ようやく見つけたと微笑む姿を抱き寄せようとして、

ざわり…闇が蠢いた。]


[伸ばした手は触れることなく。
なすすべもなく闇に絡みとられて。

一滴の波紋を残し、呑み込まれて消える。]


【人】 美術部 ミッシェル

―北棟―

[泣きはらした目は痛々しく、
影の揺らぎは禍々しく、
そのどちらも視界には入れず]

したくたって、したくなくたって、
勝手に始まって勝手に続いてるよ。
審判が居るんだから、判定はされる。

[明るくなった世界にその影は無いけれど]

かわいそう、かな。

[被害者としてなら間違ってはいない]

ここに居るのは、ただの

[段を降りる彼女の動きを、静かに見詰めた]

(116) 2010/03/06(Sat) 23時半頃

[闇が蠢く。
ざわりと感じた気配に鳶色を大きく開く。]

……っあ

[伸ばされた手を取ろうとして
――消える。

ざあっと風が吹いたようにツインテールが闇に揺れた。]


そうだ……

[違うのだ。
あの陽の差す場所とここは――

闇に溶けそうになる思考。
必死に繋ぎとめるように、両手で顔を覆った。]


[ざわりと闇が蠢き、金色の男の姿が消える
蝶は鳶色の少女の上を小さく旋回し

やがて蒼い光を曳いて闇の中へと飛び去った]


【人】 美術部 ミッシェル

―北棟―

さあ、直接聞いてみたかったけど。
ええ、じゃあ遭ったらまた。

[牙は正しく人影を捕らえ、その毒を植え付けただろう。
それは肉体には致命的な損失を与えうるはずの物で、]

…………ああ、あのこと聞き忘れた。

[そして心もまともな状態ではなくなるものだが、
自覚できる程まともな所が残っているだろうか。
重さの増した足取りを訝る事ももはや無く]

(125) 2010/03/06(Sat) 23時半頃

【人】 美術部 ミッシェル

―北棟一階→会議室―

[グロリアとすれ違って、歩きだそうとした足が数歩で止まる。]

……を……しておいて、いまさら

[それは先の蜘蛛の影響か]

そんなこと、誰に言われなくても

[よろめきながら手近な部屋の隅へ]

皆が、せっかく頑張ってたのを台無しにしたのは

[纏まりの無い言葉を時折吐き]

(130) 2010/03/07(Sun) 00時頃

美術部 ミッシェルは、演劇部 オスカーに話の続きを促した。

2010/03/07(Sun) 00時頃


美術部 ミッシェルは、長老の孫 マーゴに話の続きを促した。

2010/03/07(Sun) 00時頃


美術部 ミッシェルは、そのまましばらくずっと俯いて座り込んでいる**

2010/03/07(Sun) 00時頃


美術部 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/03/07(Sun) 00時頃


[金色を塗りつぶしてしまいそうなほどに、闇は深く粘りつくように濃い。]

…メアリー……ッ。
[浸み込む闇に蝕まれ、深く深く奥底へ封じられるように。
それは誰の執着だったろう。
絡みつき、縛り付け、身勝手な愛を囁きながら肌をぬちゃりと舐めまわしていく。]


[蹂躙され、染め替えられ、消えそうになる自我。
それでも細い細い赤い糸だけが、かろうじてつなぎとめている。]


……そう、幸せだよ。

[闇の中、届いた声に顔を上げる。
まだ赤い糸は繋がっている。

――大好きな人と一緒なら――]


探さなきゃ、探さなきゃ!

[繋がった糸の先はどこにあるのか。
闇の中ふわりふわりと漂いながら、その先を求める。]


[手をあわせ 見つめる]

(思ってるだけだから…いいよね 独りよがりに感情を紡ぐ)

[こんな歪んだ闇の中で咲く花はやっぱり狂ってる]

(でもそれは とてもいい匂いがする)

[恋という狂気を悟り それを受け入れ]

ごめんね ごめんね…

(交わされる口づけは 甘くてそして苦い味がした)


[けふり。闇の中呑まれるように。
もがいてそれでも抜け出せなくて。

握りしめた赤い糸。その赤だけが視界に残る。]


探さないとな。
   の―。

[壊れた魂
 何もない空ろな体はずが、突き動かされたようにさ迷う]


探すの?

[どこからか聞こえてくる自分と同じ亡霊の声に問う]

さがしてどうするの?


メモを貼った。


メモを貼った。


ディーさん、ディーさん!

[名前を呼びながら、闇雲に走る。
強く蹴りだした拍子にまた、転んだ。
足がじっとりと闇色に濡れる。]

あは、痛くないや。

[幾度となく助けてくれた人は今、近くにいない。]



何を探す?
分からない。

[見つめるはケイト・グリフィズ]



 がう?

[舞う蝶には手を伸ばし、

       だけど、すり抜けた。]


[探す声が聞こえるから。
まだ、つながっているから。

必死で手を伸ばす。赤い糸の先へと。]


やめろぉーーーーー!!

[それを叫ばせたのは何かは分からない]


よ、っとと

[まだ走れる。
ずぶりと闇に埋もれた足を引っ張りあげ、顔を上げれば
糸の先に手が見えて]

……ディーさん!

[駆け寄り、その手を握り締める。
闇に飲み込まれたその先に居るのがディーンだとはわからない。
それでも必死に闇から助けようと]


[指先が触れる。しっかりと握りしめる。

闇が牙を剝く。
絆を食いちぎり、2人を引き離してしまおうと。
幾本もの腕が、メアリーに向かっても伸びた。]


 鬼なんて。誰が決めたのでしょう。
 望んで、なはずもない。 セシルはそれで苦しんでいたのに。


 けれど、鬼を送らねば自分達が死ぬのなら、鬼として送るしかないのでしょうね。

[呟く声は虚空に響く]


[握り返された手を離さぬように力を込める。]

だめ、やめて!ディーさん連れてかないでよ!!


[闇色が己の身体に伸びる。
肩に、腰に巻きついて握った手を離そうと蠢く。]

だめだ、ってば!

[おぞましい感触に涙が出そうになるのを堪えて
力いっぱい手を引いた。]


メモを貼った。


 鬼からすれば理不尽。

 けれどそれは人にとっても同じ。
 殺した側が傷付いていないはずもない。
 いえ。生き残ればそれは一生苛むことになるでしょう。

 殺したくて殺すわけではない。
 生きるために。


 だから私は。
 ドナルド・バルビエーリの願を、許すことは。

[少し冷たい口調]



 がう?

[獣はわけがわからず、首を傾げた。]


[巻き込んではいけないと思う。
この手を離せばきっと、メアリーは逃げられる。

けれど…たとえ闇に呑まれても共に居られるのならば幸せなのだろうか?]

……く……っ。
[握った手が滑りそうになる。]


メモを貼った。


[目が霞む。
いくら引いても闇は彼を放してはくれない。]

やめ、て、よ……

[両手で包んだディーンの手を、祈るように己の額に当てる。
滑りそうになる手を握り返そうとして、足がもつれた。]

っやぁ!

[背中が闇色の底に叩きつけられ、意識が刹那飛ぶ。
それでも離さないと握った手が、微かに震えた**]


メモを貼った。


[記憶。呑まれた、流れ出たはずの]

 ……。
 もう私には関係のないことですが。
 

[闇から聞こえる他の声。
知っている。けれど心はもう震えない。

闇が魂と同化していく。

――傍に。
願ったこと。口にはしなかったもの。
「彼」の傍に。

 消えかけそうになるのを留める。
 そのたびに一つ一つ何かが壊れていく]


「彼」の名を小さく呟く


メモを貼った。



 がぅ………

[グロリアとフィリップの横で心配そうにしている。]


[誰に、何か対しての叫び声
 魂が砕けた空ろな体を動かしたのは何か
 また表示は硬くなり沈黙]

暗い、寒い、そして寂しい。
ケイト・グリフィズこちらに―。
ああ、眠いな。

[ヘクターは再び暗い闇の中]


【人】 美術部 ミッシェル

―会議室―

[空はいつしか朝の透き通った晴れの色から、
転がったビー玉の色へ

用具室の出来事も、生徒会室での戦いも
何も知らずに日々を過ごす生徒達も
床を這う暗緑色の視線は何も映す事はない

ただ、誰かの探し物が見つかったら良いな、と
その対象を見失った今でも思う。]

(161) 2010/03/07(Sun) 11時頃

【人】 美術部 ミッシェル

[あんなに好きだった夕焼けを見ることも、
もう出来なかった。

今屋上に向かったら、
誰かにするなと言った行動をそのまましてしまいそうで。
その色を思い出さない様に、膝を抱えて。

扉の向こうの気配に、瞳だけをそちらに向けた。
前後不覚で彷徨った際半開きにしたままの、
隙間に誰かが見えた気がする。]

(162) 2010/03/07(Sun) 11時頃

【人】 美術部 ミッシェル


……マーゴ。

[あれから彼女らとは離れてしまっていたから、
何があったのかとぼんやり考える]

オスカーとは、一緒じゃないの?

[畑での様子から、二人は同行していると思ったのだが]

(163) 2010/03/07(Sun) 11時頃

美術部 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/03/07(Sun) 11時頃


[最初の記憶の映像が 止まっていた扉が、ゆっくりと動き始める

冷たい金属の箱

ゆっくりゆっくりとと四角い扉が閉じていく]

つめたい ここは つめたい
暗くて
おいていかないで

[細くなって消えていく光のイメージ]

おねがい

[昏い世界の中にひとりっきり残されていくイメージ]


【人】 美術部 ミッシェル

―会議室―

……ちょっと、考え事を。

[ばたばたと近寄る彼女に項垂れて返事をした。
身を引こうとしたが、その前に手は届いてしまうだろう。
まだ水気の残る背の日陰の金属の如き温度にも]

……喧嘩?
先生が止めに行ったんなら、大丈夫だよ…………。

[別れ際の言葉。
じかんはない、何をする時間が?]

私が、向かったって、何も。
マーゴこそ、向こうに居てあげた方が良いよ。

[漠然とした不安は渦を巻き、
疑念を核に思考が僅かに形を成し始めた。]

(165) 2010/03/07(Sun) 12時頃

……ピッパが、謝る必要なんてないんだ。

[先刻、とても近くで聞こえた囁き。
 どうしようもなくて、ただ首を横に振った]

いるよ。
まだここに、いる。

[異形の、鬼の声はもう聞こえない。
 多分もう聞く必要がないからなのだと思う]

[遠くで聞こえる、獣の唸り声。ひらひらと舞う蝶。
 それらを無感動に見つめていたところ、ピッパの声が聞こえた。
 彼女に向かって手を伸ばす。そっと彼女の髪に触れる]

[自分の存在を教えるように]

―― 大丈夫。


寂しい、寂しいで隙間を埋め、混ざり合い一つ闇になる。

[闇からゆっくりと実体化
 頭のノイズが時折、ヘクターだったものを動かす]

かくれんぼ、鬼ごっこ。
自分が必要と確認する為の遊び。

[ヘクターは坦々と呟く]

俺のビー玉とピアスはどこになくしたんだ?

[自ら渡した事も思い出さないまま]


【人】 美術部 ミッシェル

―会議室→北棟一階廊下―

さっき、洗ってきたからさ。

[嘘は言っていない、濡れて居るのはその後から。
気付かれてしまったなら避けるのも億劫で、
触れられたのなら額も、肩も、腕も、氷と同じ]

……喧嘩の応援か仲裁なら、あんたの方が適役。
それに、近くに誰かが居るってだけでも、
気の持ちようは違ってくる。

[廊下の何気ない会話を聞きながら、
明るかった色のガラス球を服越しに探し。]

大丈夫、ほっときゃ、乾く。

[歩き出す彼女に心配をかけるのも最後にしようと、
安定しない感覚を恨みながら部屋の外へ]

(169) 2010/03/07(Sun) 12時半頃

【人】 美術部 ミッシェル

―北棟一階・会議室前―

[そう梃子摺らずに出たが、
急ぎ足の彼女は渡り廊下まで行ってしまい、
追いかけるのは諦めた。]

…………あんた達は

[マーゴが声をかけた後ならこちらは見えているか、
手を繋ぐ二人を胡乱気に眺め]

喧嘩の相手、誰だか知ってる?

[主に薄紫に対して探るようにぽつ、と聞いた。]

(170) 2010/03/07(Sun) 13時頃

【人】 美術部 ミッシェル

―北棟一階・会議室前―

[答えはさほど期待せず、
マーゴが帰ってくるまで待つかを考えて廊下を見ていた。
その間にも2年生たちは家路や部活に向かい、
>>#26職員室から教員が歩いて来て、
階段を登って降りてのとんぼ返り。

ドナルドたちは彼を追っただろうか、
用具室に入らなかった自分はそれが誰か知らない。

鍵を拾う人影も、隠された部屋の前に立つ者も
会議室に居る間に過ぎ去ったか見かけることは無かった。]

(172) 2010/03/07(Sun) 13時半頃

メモを貼った。


[手を取り合い 互いに求め合う二人の姿が 闇色の虚ろには ただ妬ましく]


 寂しい
 どうして、あいつだけ

 あんなに優しいキスをくれたのに


 寂しい
   
 どうして、私には
 何もないの? 誰もいないの?
 

 寂しい
 誰か私を求めてよ 
 私の手を取ってよ

 寂しい 寂しい――寂しいよ――さみしい――


【人】 美術部 ミッシェル

[繋がっていた二つのうち、一つはまだポケットの中。
もう一つは暗い暗い中へと消えてしまった。

声は、もうこちらに届く事は無い。
向こうに届いているのかは確かめていない。
返事が返って来ないと知って、あれきり途絶えてしまったから。
青くなくなった空、なくなった薄青色一つ。]

(174) 2010/03/07(Sun) 14時半頃

【人】 美術部 ミッシェル

―一階廊下→会議室―

[今すぐ、に鷹揚に頷いて服を受け取る。
デザインが異なるも構造は一般的なそれを、
その場で脱ぎだそうとして止められた。
往来の無い場所で一揃いを着用し終えたら]

そんなに不安なら、今から見るだけでも行く?

[見て、それで不安が消えるならと
窓の外の景色に背を向けて**]

(175) 2010/03/07(Sun) 14時半頃

美術部 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/03/07(Sun) 14時半頃


[濃紺と薄紫に振り切られてしまったのならば
虚ろな少女は何処へ向かうのだろうか]

[金色の髪の 或いは黒い髪の友人のところにか
――それとも 少女を狩った 闇にすら救いの手を求めるか]


寂しい
――寂しい

――寂しいよ


             ――さみしい――


[慟哭が闇の中に響いた]


メモを貼った。


[執着はいずれ落ち着きを取り戻し、いずこかへと行くだろう。
主たる者が目覚めたから。]


メモを貼った。


わおーーーーん


メモを貼った。


メモを貼った。


[闇の中でケイトが見せた記憶の破片
 それは意外な崩落の顛末
 望んでない歪んだ思いの果て]

この顛末は―
――がないじゃないか。

[魂がない空ろな体
 言葉を語らすは漂うヘクターの残滓]

(ケイトが忘れた
 温もりを思い出させようと、
 ケイトが愛し、愛された世界に戻そうと
 ―――を渡したのは無駄?)

[希薄な残滓
 ケイトに渡した大地色のビー玉の温もりは弱々しく
 闇が哄笑する]


…そう、だから逆効果だと言ったんだ。

[愚かだと、ヘクターに向かって闇は囁く。
手を伸ばし、抱きしめて、愛せば愛すほど傷口を抉ってしまうのだと、当の昔に気づいていたから。]

君の身勝手な自己満足の愛も、

一緒だよ、あの男と。


戻れるはずが無いだろう?
ゆがんだ愛に壊された、絶望しかない世界になんて。



俺は正義の味方になりたかっただけさ。
自分より弱きものを、悪から、受けとめて守りたい。

それが自己満足の愛というものなのか?
言われても俺はそれしかやり方が分からん。

[語るたびにヘクターの残滓は薄くなる]



―――かった。

[空ろな体が動く
 転がった大地色のビー玉を拾う為
 それを拾えば、何かを出来ると、思いだせると]

――。

[大地色のビー玉は手をすり抜けるだけ]


【人】 美術部 ミッシェル

―会議室―

[重たくなった上着やスカート、
水が染みていた中のシャツは一塊にして机の下に。

袖や裾の余った部分を手繰り長さをそろえて着替えは終わる。
関節が問題なく稼動するのを十分に確認したら。]

ここでうろうろしてても、心配なんでしょう。

[廊下の誰か、階段でのすれ違い、
回り続ける視界と思考は]

……ひょっとしたら、終わってるかもしれないし、さ。

[そこに居るのが鬼だったら]

続いてても、止めれば良いし。

[どうやって止めようかと]

(185) 2010/03/07(Sun) 20時頃

【人】 美術部 ミッシェル

―会議室→中庭→生徒会室方向―

[>>176向き直った顔はやや生気に欠けるも可能な限り穏やかに。
駆け出していきそうな彼女に続き部屋を出た所で]

……喧嘩、収まってればそれで済むからさ。

[止めようと聞こえた声に返したのは、保証できないという一言。
そして自分のものと思えない手足を引きずり形だけでも走ろうと、
出鱈目に振り上げては降ろし外へと向かった

その上で始まった彼女の、そして学校の夜を
止める手立ては、どこにもない]

(187) 2010/03/07(Sun) 20時頃

美術部 ミッシェルは、階段での叫びも耳に入らず外へ。

2010/03/07(Sun) 20時頃


美術部 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/03/07(Sun) 20時頃


美術部 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/03/07(Sun) 20時頃


[闇の中に、誰かが呟く声がする]

[さびしい]

[さびしい]

[さびしい]

[それは、この事態に自分達を巻き込んだ張本人のものか。
 それとも、黒い花に彩られていた少女のものか。
 それとも、それとも]

…………下種が。

[目の前で展開される過去の情景。吐き捨てて、目を逸らす]


[昔の犯罪者が、注射器を手にする。
 そして、それを、彼女に打った]

[隣にいる、ピッパの手を強く握った。縋るように。
 震える手で、ただひたすらに]

………………死ねよ………

[知っている。とてもよく知っている。それを使えばどうなるか。
 どんな風に壊れていくのか。
 最も、彼女はそれまでもたなかったのだろうけれども]

…………でも。

[でも、彼女のことを許す気にもなれない。
 同情する気にもなれない]

[だから、ただ目を逸らして闇を見つめる。
 闇を見つめて、闇を見つめて、体の一部が徐々に闇に溶け出す。髪の先から、右手の指から、溶け出した闇が闇色のスケッチブックをどろりと染めた]


[拾えないビー玉から目を逸らすと少女の目]

(過去は決して変わらない
 だから未来を変えたい)

[今はいない。この体の持ち主は動いていただろうか
 残滓が気薄になると、体は原動がなくなった如く止まる。]


美術部 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/03/07(Sun) 20時半頃


【人】 美術部 ミッシェル

―生徒会室前―

[中からはまだ争う音、
諍いは続いている事は部屋の外からも知れて]


……どっちが。

[扉を押し開いて見た先は振り下ろされる黒い色
すれ違ったあの時には見落とした影と、
一部を残して闇に覆われた人の形。]

(196) 2010/03/07(Sun) 21時頃

美術部 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/03/07(Sun) 21時頃


[耳に届くは、かつての友人達の残滓]

……やればいいんだ。

[目をそむけたまま呟いた]

愛なんて、所詮、全てが自己満足で。
正義なんて、所詮、全てがエゴを奇麗事で包んだだけ。

関係の無い他人を落として、殺して、これ以上悪くなんてなりようがない。なら、逆効果だろうと何だろうと。
愛が真実だろうと、偽だろうと。

やればいいんだ。

[口にするたび、魂は崩壊して、闇色の絵の具に変わる]

止まる必要なんてないんだ、本気で信じるならば。
所詮、誰にも他人の痛みなんて分からない。彼女の孤独は、あんたの孤独は、自分だけにしか分からない。


【人】 美術部 ミッシェル

─生徒会室─

こっちは良い、そっちに集中して。

[3人のうち何人がこちらを向いただろう。
丸腰ではないが自分も万全とはいえない状態で、]

……喧嘩にしては物々しいね

[間を取り持とうとしたとは見えない教師、
彼女と対峙するオスカー、
となると喧嘩相手は残った一人。]

(202) 2010/03/07(Sun) 22時頃

美術部 ミッシェルは、部屋の内部、3人までの距離を徐々に詰める。

2010/03/07(Sun) 22時頃


ほしいの
貴方がほしいの

あの口付けが
優しいキスが

私のものになって
私を貴方のものにして


メモを貼った。


【人】 美術部 ミッシェル

―生徒会室―

男の子でしょ、頑張って。

[>>207場の雰囲気見るとやはりこちらは違う
では、加勢するべきなのは]

その返事は、もうしましたよ。
おしゃべり以外に使う時間は、これですか。

[>>208一本ではない長い足は他の位置にも届きそうで、
まずはそれに向けて近くの椅子を振りかぶった]

(211) 2010/03/07(Sun) 22時頃

【人】 美術部 ミッシェル

−生徒会室−

[振り下ろす前にこちらへ向かう黒い色
途中で無理に軌道を変えたせいで勢いは鈍り掠りもしない]

冗談、もう一生分は体験してる、

[あんな事は一度で十分なのに、
まだ居るのなら、まだ続くのなら。]

どうでもいいくせに、
自分の言い分だけはしっかり言うんだね。

[聞いたって、どうせ分かりはしないのに]

(222) 2010/03/07(Sun) 22時半頃



   わぅん


 


メモを貼った。


【人】 美術部 ミッシェル

―生徒会室―

行って、それでどうなってた?
……そっちの事は結局何も知らず仕舞いなのに、
その後のことまで楽観できない。


[>>223彼らにとっても、
こちらの事は知ったことでは無いだろうけど]

あれ、そうなんだ。
短気なのは私くらいだね、それなら。

[先に手を出したのが、どちらなのか]

被害者面の言葉なんか聞きたくないでしょう。

[>>224闇を払いのける手段は知らず、
使い手を止めようと再び椅子を向けた]

(229) 2010/03/07(Sun) 22時半頃

[残滓は消えた己に問う]

(もう少し強ければ―
 耐えたならば―
 魂がなく残留思念だけでは動けない
 終わった過去でも変えられない過去でも動けば―)

還って来い、ヘクター・アナ・ダ・シウヴァよ。

[握れない大地色のビー玉]


【人】 美術部 ミッシェル

[>>225彼女も未だ室内に居るのが目に入れば]

マーゴはなんとも、
ならなさそうなら、一旦離れて!

[部屋の中に居れば何時矛先が向いてもおかしくは無い。
助力を得られれば嬉しいが、それでも
今の意識は、彼女らへの協力で辛うじて一部を保っている。
優先的な懸念事項として二人への心配は残されていた。]

(234) 2010/03/07(Sun) 23時頃

【人】 美術部 ミッシェル

―生徒会室―

[>>231放たれた闇は防ぎようも無く、
とっさに左腕で他を庇ったが、
まともに浴びたそこは変色し、

……言われなくても、もう無理そうだよ、と
声にならずに相手を睨む。

痛みは薄ぼんやりとしていたが、受ける損傷は減らない。
大きく後退して動かない手を押さえている]

(239) 2010/03/07(Sun) 23時頃

 ケイト・グリフィズ、貴女は。

[闇の中。少女の名を呼んだ。
見える光景に顔を歪める]

 そこ、で。

[助けは恐らく届かないのだろう。
もしも間に合ったのなら。

この世界に飛ばされることもなかったのだろうか]

 生物「教師」、ですか。
 でもそれは、「先生」ではありません。
 それはただの獣です。

[言葉は冷たい響き]


ピッパ。フィリッパ。

[名前を呼んだ。この光景は、かなりきついもの。
 過去のもの、何より自分たちは亡者で。
 だから、何も出来ない]

……見ない方がいい。

[彼女に向かって手を伸ばす。
 彼女はケイトは嫌いではないと言っていた。
 そして、何より彼女とケイトは同じ性だから]

[出来ることなら、望まれるなら。
 そのはじめから終わりまで、彼女の手をとってその目を、耳を、ふさぎたい]


 ……貴女の待つ「せんせ」、は来ないのかもしれません。
 ですが、もしこの事態がわかったのなら、来たのでしょう。

[少女へ向けて。
あの国語教師がどれほどの教師であるのか知らない。
けれど今まで慕っていた教師であるなら、助けに来ないはずがない。

例え少女に対し特別な思いがなかったとしても、彼が「教師」であったのなら。
否、「人」であったのなら]

 この手が届かないことが、恨めしいと、思います。
 貴女がしたことは許されることではない。
 ですが、万が一にでも助けられるのなら、その心だけでも。


【人】 美術部 ミッシェル

―生徒会室→小ホール―

[>>240 思いを叫ぶマーゴ、
>>238駆け寄ろうとするオスカー。

二人の手が届くまでに、夢も幻も消えうせて。

そこは、屍の多数横たわるホールの中]

(247) 2010/03/07(Sun) 23時半頃

メモを貼った。


[けれども少女は助かる事無く]

 ……――。

[ただ苦い思いを闇の中に含ませただけ]



 けいと


[深淵で鳶色の目を開ける。
ごろりと闇に身を沈めたまま呟くのは]


[現代へと戻るあちらの景色。
聞こえてくる音。

闇の中]

 ――…。

[視線を落とす。震えることのない自分の裡]


[哂い声。

ふと思う。
あの二人の教師は、いまはどうしているのだろうかと。

思うだけで問うことはなかったけれど。
それだけは、心に疑問として浮かんだ]


【人】 美術部 ミッシェル

―小ホール―

[明るさは消えうせ、
再び身を襲ったのと似た闇があたりに広がっていた。
一度明るい空を見た後の、その苦痛はより大きく]

…………ご要望に、お答えしてね。

[>>239哂う相手から受けた部分、
闇はじわじわと、他の部分へも広がり始めて]

悪いけど、聴力検査は落第らしい。

[意味を成さない呻きなら辛うじて聞き取れて、
腐り落ちた一部に足が止まる]

(253) 2010/03/07(Sun) 23時半頃

[光が消えた。綺麗な生の気配が消えた]

[今まであったのは幻。過去の光。ただ、それだけ]

[そんなことは分かっているのに]

………ない。ここには何も無い。

『来るな』(おいで)
         『やってしまえ』(やめとけよ)

[闇に溶けかけた魂がかすかに蠢く。
 綺麗なものが、たった一つでもこの死後の世界にあればいい。
 それだけを頼りに、闇へと対抗している**]


[ピアノを、――嫌になった。

  才能などないからなのか

あの子が生まれたからなのか

  元々好きではなかったのか

全ての思いが消えて

  ピアノを弾いた時の音。それは]


美術部 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/03/07(Sun) 23時半頃





     [ ピアノを もっと 弾きたかった 音 ]
 
  
  
  



……そか、夢じゃないよね。
あっはは何を期待してるんだか

[鳶色の眸を開くたびに思ったそれは
“夢物語”でしかないのだ。]


メモを貼った。


[溢れた悲しみは、抱えてきた心の闇で]

[離れていた指先を再び鍵盤へ向けたのは]

[彼の音に惹かれたからか]

 ですから私はもっと、あの音を聴きたかった。

[聴きたくないのは本当。聴きたいのも、本当。
忘れてしまいたい(忘れたくない)]


…メアリー。

[金色を染めた冷たい闇は、赤く染めた絆の糸へと染みていく。]

こっちへ、くるかい?


メモを貼った。


[闇が戻ると掴かもうとした大地色のビー玉は消えて何もない]

壊れたモノは還らない。

[立ちつくす男
 空虚な声]




  わうわう……わぅん
 
 


[侵蝕してくる闇。
それに抗うのは

 最後に抱いた思いを忘れたくないからだろう]

 …ル。

[その名を呼ぶ声は小さく掠れた]


【人】 美術部 ミッシェル

―小ホール―

[束の間の世界は夢の儚さを以って砕け散った。
ここは暗い暗い場所、闇と死と苦しみの。
とうに水気など抜け切った着慣れた制服に気付けば、
あの校舎での事は夢か何かであった様。]

大人しくは、やり方に、自信ないね。

[誰かが殺される、そのときは]

見てるだけで、済むかな。
うっかり、手か何か出すかもね。

[掴む片手は言う事を聞かず]

……ああ、お互い様だよ。
最初から、どっちかは全滅するしかなかったんだから。

(263) 2010/03/08(Mon) 00時頃



[闇の中 緋色の哂い声のする方へと 蒼い蝶は羽ばたいた]


[闇は冷たいのか、温かいのか。
横たわった身体を闇色が包んでいく。
どろり、と手が沈んだ。]

……行きたい

[赤い糸の先は、どこか。
聞こえた声に笑った。]


過去は変わらない。
元通りになんかならない。

たとえ、本当に夜明けが来ても、
犯した罪が消えることも、
壊れたものが直ることも無いね。

[浮かべるは、哀しげな笑み。]


扉が閉じてしまう
暗い、怖い ひとりは嫌
おいていくの?
あたし---い子だから?

[一瞬闇に囚われて]

サイモン?!

[どこかから聞こえてくる知らない男がサイモンの声に聞こえる]

『こんなに君のこと、想っているのに。
君に傍にいてほしかったのに。
僕を一番だと想ってほしかったのに』

[塞いでいた耳に流れ込む闇の声]

『…のために みんなを おくってあげないとね。

ちがう、 ちがう あたし そんな事望んでいない



[手の中のビー玉は徐々暖かみを失いつつも
 ケイトの冷たさを温める]


【人】 美術部 ミッシェル

[今は少し離れた位置、生徒会室よりは広いホール。
守ろうと、助けようとする、二人のその思いを信じる。

彼らはまだ、折れてはいない。
まだ、その手に振るえる力があるのだから。]

(266) 2010/03/08(Mon) 00時頃

[闇の中 蒼い蝶は緋色の少女を見つける
そっと差し伸べられた手の周りを しばしの間 ひらひらと舞い

やがて 指先に止まった]


美術部 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/03/08(Mon) 00時頃


は失くした―――を探すようにさ迷う*


だから、おいで。
[抱き寄せる。
闇の中へと引きずり込むように。]

もう戻れぬなら、墜ちるところまで堕ちて行こう。


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


[鳶色の髪が溶ける。
ひらひらと飛んでいった蒼い蝶が鮮やかに飛んでいく。

闇に、ディーンに抱き寄せられ
小さく頷いた。]

行きたいよ、……生きたかったよ。
貴方と、ディーさんと

[見上げれば葡萄色はまだそこにあるだろうか。
双眸でそれを愛おしく見上げて]


嗚呼、君と…ともに生きて行けたら…。

[叶う事のなかった願い。思う程に痛む胸。
伏せた葡萄色の瞳が揺れる。]


【人】 美術部 ミッシェル

―小ホール―

誰かさん、程じゃないけど、
おしとやかって性に会わなくて

[居なくなった一人、そう言った人が居た。
掴まれた腕は軋み、骨にひびの入る音がして。

袖から何かがカツンと床に落ちる]

あんたには、負けると思うけど。

[相手を睨みながら、蜘蛛の彼女の様子には気付き]

……マーゴ、拾って!

[>>272左袖の中から落ちた、
誰かの遺品のナイフを彼女の足元へと蹴り飛ばした]

(276) 2010/03/08(Mon) 00時半頃

美術部 ミッシェルは、メモを貼った。

2010/03/08(Mon) 00時半頃


あは、やっだ……ちょっと泣けてくる。
ごめん。ディーさんといられれば私は

[決めるのはあなた。
かつての友人は、己に向けてそう言った。

決めたのは、私。


伏せられた葡萄色にそっと手を伸ばす。
僅かに闇色に染まった指先は頬を滑る。]

大丈夫だよ、一緒だもの。

[闇を微かに蹴って、ディーンの唇に己の唇を添わせた。]


[触れる唇は、甘く甘く。

いとおしくて、いとおしくて、
このまま全てを奪いたくなる。
染めて染め替えて、ひとつに…。]


【人】 美術部 ミッシェル

−小ホール−

[みしりと音を立て、掴まれていた腕が半ばから握りつぶされた
ひしゃげたそれは今度こそ二度と機能を取り戻せないだろう]

あれごめん、手じゃ、なくて、足が出ちゃったみたい。

[向こう側へ注意をやった相手が闇を飛ばすなら、
それも伝えたかったけれど。

もう、叫ぶだけの余力は尽きて。]

(288) 2010/03/08(Mon) 01時頃

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