199 Halloween † rose
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そうは言うがな、関係ない奴を巻き込んだんだ。 危険な奴の管理が出来て無かった俺ら側にも、問題はある。 だから…
…――あ? 困ってない?
……何で。
[きょとりと、男にしては珍しい表情を浮かべて、言葉の続きを待っている。]
(@59) 2014/10/25(Sat) 21時頃
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器用じゃないことなら、出来るんデスか?
と、いうか。
怪物っていう括りに、キリシマさんも入ってマスよね?
[話しながら。
手際よく何かを、とは言っても薬屋であるキリシマさんが作るものだから薬なのだろう、作成工程を眺める。]
…キリシマさんって、面倒見が良いのか悪いのか、わかりまセンねえ。
[思わず苦笑する。
危険なやつを管理するとか、幽霊モドキの状態を懸念するとか。
面倒くさいと放り投げて構わない事だと、他人の僕が思うのに。]
僕は、困っていまセン。
ハロウィンが繰り返されるって言うことは、僕はたった一日行方不明になっているだけデス。
ハロウィン当日に僕が居なくてはならない用事もありまセン。
……ああ、でも。
[ごそごそと懐を探し、小さな小さな包みを取り出した。
渡しそびれていた、星の欠片のような白い砂糖菓子。
着物に挟んでいたからだろう、幽霊モドキと同質のものになってしまった。]
約束したのに、渡せなくなりマシタ、ね。
[僕は困ったような笑い顔になる。
本当に、少しだけ。]
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あ――…、
…まあ、そう、だな。 俺も人間じゃない。
[殆ど無意識に、己も非人間だと言うのを暴露していた事に気付く。
面倒な事になったな。 不本意だが、ループが終わったら本物の幽霊になっていただくか。それとも――
背後の戸棚を見やる。 軽い記憶喪失。数日を夢と思わせる。それぐらいなら強制的に起こせるだろう。 前夜祭で酒をたらふく飲んで、祭当日はずっと眠っていた。いいシナリオだ。 殺してしまうよりずっといい。宿の部屋に酒瓶を転がしておけば、なおいい。]
だが、人間に近い。 つい最近まで人間だったしな。 …その代わり、珍しい事は何もできんぞ。
(@60) 2014/10/25(Sat) 22時頃
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俺はただ、自分の生活が静かじゃないのが気に食わんだけだ。 勘違いするな。面倒見も何もない。 いい奴でも無いぞ。
[まだかろうじてヒトの道徳は覚えているが、魔は本来ヒトには理解の出来ぬ物だ。 自分が忘れてしまったヒトの決め事も、幾つもあるだろう。 懐かれ、落胆され、軽蔑され。良くある事だし、面倒極まりない。]
(@61) 2014/10/25(Sat) 22時頃
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…俺は、菓子は喰わん。 飯もだ。
[だから気にしなくていいし、そんな顔もしなくていい。 甘い香りに顔を近づけ咥えようとしてみても、唇はなにも捉えぬまま。 彼と同じように、触れられぬまま。]
そんなナリじゃ悪戯も仕掛けられん。 11月が来たらでいい。それまでしまっとけ。
[守る気のない約束を並べながら、ニコラエの置いて行った毛布を畳んだ。]
(@62) 2014/10/25(Sat) 22時頃
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キリシマは、店内からは、誰かと話す店主の声だけが聞こえただろう。
2014/10/25(Sat) 22時頃
……つまり、ええと。
キリシマさんは、ゾンビのようなもの、デス?
だとすると、存在自体が珍しいものなのデハ。
あとは……沖本さんみたいに霊能者みたいなものではなくても、僕が見えるノモ特殊能力…?
[ふうむと唸り、火葬を嫌った理由に合点がいきながら、色々と喋る。]
いい奴では無いのデスか。
なるほど。
[キリシマさん本人がそう言うのなら、そうなのだろう。
ただ僕は、自分で見たままを信じるつもりだけれど、言葉の上では納得して見せ。]
…あーあ。
約束したのに、渡せないナンテ。
[食べる振りをしてくれたキリシマさんを見て。
からりと何も無かったように笑って、僕は小さな金平糖を包みなおし、着物の懐に仕舞い込んだ。]
11月が来たら、ハロウィン終わってしまってマスけどね。
[新しい約束は守られるかどうかはわからない。
現に、一つ目の約束は形になっていないのだから。]
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…ゾンビのような物。と言うか、 ゾンビで合ってる。
………燃やすなよ。
[数日前のように、僅か怯えて見せた。]
オキモト?霊…? …おい。おい。頼むからこれ以上、妙な登場人物を増やすな。
[まさか退魔の類のヒトじゃあるまいな。 ハロウィンのループなど放って、街から出た方がいいかもしれない。]
(@65) 2014/10/25(Sat) 23時頃
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いいんだ。終わってからで。 …もうハロウィンは、飽くほど来た。
[そろそろ11月が来てもいい頃なのに、カレンダーはまだ10月を彷徨っている。 食べ損ねた甘い香りは小さくなって、霞んで消えてしまっただろう。 約束をすっぽかすことには慣れてるし、今更、どうとも思わない。]
(@66) 2014/10/25(Sat) 23時頃
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キリシマは、何だか外が騒がしくなってきた。
2014/10/25(Sat) 23時頃
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[今日は、客が多い。本当に。 扉の前で話す声は聞こえていたし、その全部に聞きおぼえがある事も気付いていた。 だが、]
…なんで、こうも、 全部まとめて、来るんだ…!
[せめて日を分けろ。時間をばらせ。個別に来い。 ノック>>250とざわめきに舌打ちを落とすと、]
(@68) 2014/10/25(Sat) 23時頃
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開いてる!
[基本的に客は嫌いだ。 買いもせず、遊びに来るような奴はもっと嫌いだ。 ついでに言うと、過度な来客で今日は大変不機嫌である。情報整理の時間位よこせ。]
(@69) 2014/10/25(Sat) 23時頃
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僕には、燃やす手段はありまセン。
[怯えのジェスチャーのキリシマさんに、肩を竦める。
理由を納得すれば、自分を嫌う事にも筋が通る。]
沖本さんは、人間だと思いマス。
僕を見て、でも天国…? させなきゃいけない、というのではなかった様子ナノで、見えてるだけ…?
僕と同じような服装の方デス。
[登場人物を増やすなといわれてももう遅い。
登場したからには、教えておく。]
ハロウィン、飽きマシタか。
折角怪物っぽい行事ナノに。
[冗談を口にし、笑う所に、新しい客人がやってくる。
話に夢中になっていたけれど、そういえば、話し声のようなものがきこえていた気がしなくもない。]
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…ほんっっとに、燃やすなよ。 いいな。
[マッチ一本でも渡してなる物か。 だが、この状態では燃やすにも燃やせまい。今だけは安心。と言う奴だ。]
同じような服装。…となると、 昨夜のダンスパーティーに居たな。 まあ、見えてるだけならいいんだが、 祓う奴だと話がこじれる。
一度話すにしても、若干リスクが、なあ。
[もう一度死にたくもないし、焼かれたくもないし、バラバラにされたくもない。 痛覚はそれなりにあるのだ。]
飽きたさ。煩いのは好かん。 毎朝店の前でガキ共に騒がれちゃ、朝寝もできん。
[ふん。と鼻を鳴らし、その後はノックの音を聞いたか。>>@68]
(@70) 2014/10/25(Sat) 23時半頃
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[どうやらリーは帰ったらしい。 遠ざかって行く彼の声と、慌てる人狼の声。いい気味だ。何か面倒事でも押しつけられたんだろうざまあみやがれ。]
…アケノシン、 お前の他にも、お前みたいな奴居るのか。
[ユウレイモドキの人数…というか、被害状況だけでも確認したい。 外の連中に聞こえないよう耳打ちして、彼の返事が返って来るのは、多分客が押し寄せてから。]
(@72) 2014/10/25(Sat) 23時半頃
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…なんだ、その顔は。
[>>271何やら来店するなりいつも以上に妙な顔をしている男に、思いっきり眉間にしわを寄せた。]
(@73) 2014/10/25(Sat) 23時半頃
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[ばたばたと、少し外の音が大きくなって、静かになって。
何が起こったのかよく分からずに、首を傾げて。
耳打ちされた内容。
聞かれて困る内容ではないと思うのだけれど。
というか、店に入ってきたお客さんには、僕はやはり見えていないらしい。
しかし、内緒話っぽくした方がいいのだろうか。
僕もキリシマさんの耳元へ顔を寄せて、ぼそぼそと会話する。]
…僕以外に。
もしかすると居るのかもしれませんが、見てはないデスね。
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…――あ?
あ――、いや、 電話してた。
[>>272そうだな。独り言に、聞こえるのかこれは。 ジェレミーになら話しても構わんだろうが、後ろに控える異国の喫茶店店主が気になる。 一先ず電話していたと誤魔化して。
…この店には電話など、無いのだが。
自分の隣の空白に僅か顔を向けて、了解したという意味の目くばせを。]
(@76) 2014/10/26(Sun) 00時頃
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ああ…
なるほど。
[つまりは、現状僕が見えなければ、キリシマさんが一人であれこれしているように見えるのだと。
電話だ、と言い訳するのに笑ってしまいそうになるのを堪える。]
あれ、ロチョウさん。
……も、僕が見えないデスよね。
[新しいお客さんに隠れるような彼に、確認するように軽く手を振る。]
キリシマさん、僕はそろそろお暇しマスね。
しばらく街をうろうろして、ほかに僕みたいに幽霊モドキになった人、探してみマス。
もし見つかったら、お知らせに来マスよ。
[そうすれば、力になれるだろうから。
キリシマさんには嫌われていると知っているから、少しは役に立って見直されてみたいものだ。
接客の邪魔もしないように。
僕は笑ってキリシマさんへと手を振ると、店に入ってきた二人とすれ違い外へと出る。
彼らを避けて扉へとぶつかった肩には、何の感触も残らない**]
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…南瓜?
[>>277そう言えばそんな頼み事もしたな。 描いたなら直接わたしゃいいのに、何で逃げるんだと。その理由を知るのは、露蝶から南瓜を見せられた後>>278嫌という程に。]
あの、なぁ。 お前な、そう言うのは…
[ヒトに限らず一般の客の前で言うなと言いたいが、言わんとする事はまあ分かるので、]
…チッ。 量。どれだけ欲しい。
[結局は奥の戸棚を開けてやるのだが。]
(@77) 2014/10/26(Sun) 00時半頃
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…これでナニすんだ。 ループのアレ、なんかわかったのか。
[丁度いい。それについてなら、俺も話したい事があるんだ。 彼等とすれ違いで出て行った、半透明の背の残像を追うように視線を走らせて。 呼びとめようとした口は結局何も音を出さぬまま。
使う者や方向によっては危険な薬剤である為、一応使用用途ぐらい聞かせろと。聞けるまで薬は渡さないつもり。]
(@78) 2014/10/26(Sun) 00時半頃
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[>>278異国の言葉はよう分からん。 が、一応年寄りとして「こんにちは」位は知っているので、]
…ニー、は、ぅ?
[たどたどしい返事ぐらいなら、なんとか。 南瓜を差し出されれば顔は思いっきり崩れたのだが。]
…リー、返品。 [描いた本人はとっくに居ない。 こんなふざけた物、却下だ却下。 次会ったら頭にコブの一つでも作ってやろうと、強く思った。]
(@79) 2014/10/26(Sun) 00時半頃
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…ほお?成程、
(@82) 2014/10/26(Sun) 01時頃
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強めの、性 欲 剤 だな?
[>>285喧嘩売ってんのかコイツ。 鼻で笑って、お前は肝心な時に役に立たんからな。等も付けたし、売り言葉に買い言葉。 バレるよりはマシ。バレるよりは。 だが、せめてオブラートに包んだ表現なり、メモを渡すなりで工夫しろ。これだから動物の血が混じった奴は嫌いなんだ。 弱い頭しやがって。元人間なら脳味噌ぐらい使え。]
何処の女引っ掛けるかぐらい言え阿保。
無差別ってのが一番困る。 売った薬で悪さされンのが、俺ァ一番嫌いなんだよ。 用途によっては分量も変えるし、売れん場合もある。
(@83) 2014/10/26(Sun) 01時頃
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[深い色合いの瓶には黒い液体。 一見ワインボトルと見間違うそれには、若干粘度の高い液体が詰められている。 原液だ。 そのままでは強すぎる為、普段は此処から小分けして販売を行っている。 瓶表面には細かな装飾が施され、詳しい物ならそれが魔力を含んだ封だと気付くだろう。
人狼の手の届かぬ距離それを抱くと、カウンター越しにさあ言え早く言えと。言えぬなら他の客を追い出すなりしろと。 そう言いたげに、無言で睨みつけている。]
(@84) 2014/10/26(Sun) 01時頃
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…ドナルドか。
[>>286こいつも、中々忙しい時に来る。 どいつもこいつも今日はとことんタイミングが悪い。]
薬はカウンターの上だ。 代金は…、ああもう、めんどくせえ。
いつもの4倍でいい。
[そう言えば代金の計算をしていなかった。 ジェスチャーを見やり、薬はそこだとカウンターの上の包み>>@58を顎で指すと、ジェレミー相手の攻防戦を再開したか。]
(@85) 2014/10/26(Sun) 01時頃
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キリシマは、露蝶の言葉>>292に「…違ェ」と。
2014/10/26(Sun) 01時頃
キリシマは、ドナルドに、専用のスポイトはそこの棚にあるから勝手に持って行けと。
2014/10/26(Sun) 01時頃
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[>>289可愛い。と言われても、自分にはいまいちよくわからない。 それにジェレミーの阿保は、これは俺の顔だと言って居なかったか。
喧嘩売られてるとしか思えん。 ニコニコ笑む彼の顔に少し困った表情を浮かべたが、それがひきつった顔に変われば頭を抱えた。 …この糞狼め。地獄に落ちろ。]
(@86) 2014/10/26(Sun) 01時半頃
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おい。 使用頻度と回数間違えたら、
…殺すからな。
[>>299つまりは、療法用量を守って正しくお使い下さいと。そう言うことらしい。 そそくさ出て行こうとする眼帯を見やり、自分はカウンターの中から出られない。相変わらず。
今回は特に強い薬故、念には念を入れて。]
(@87) 2014/10/26(Sun) 01時半頃
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キリシマは、ドナルドと露蝶が帰った後も、ジェレミーと睨みあっていただろう。**
2014/10/26(Sun) 02時頃
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[その後は、彼から正当な理由が聞ければ薬を渡し、聞けなければ渋り。 場合によってはきちんと調合した物を渡してくれるかもしれないが、基本的に出し渋りをしている。
…と言っても体力も筋力もない為、奪おうと思えば容易に奪えるだろう。**]
(@91) 2014/10/26(Sun) 02時半頃
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