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![]() | 【人】 PPP イルマ う、うーん……キモすぎる。 (72) 2016/10/06(Thu) 00時半頃 |
![]() | 【人】 PPP イルマ ヤヘイて名前だったの?あのひと。 (74) 2016/10/06(Thu) 01時頃 |
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![]() | 【人】 PPP イルマ あっ……えと、大丈夫ですか? (79) 2016/10/06(Thu) 01時頃 |
![]() | 【人】 PPP イルマ やっぱり、危ないですかね……? (84) 2016/10/06(Thu) 01時頃 |
─ 出られない駅構内
嬉しそう?そっか。
それなら…、うん。良かった。
[ほんの少し、迷いを含んだ語尾が曖昧に消えた。"ハナコちゃん"に邪気は感じない。感じはしないものの、日菜子は何故、こんな幽霊のような姿で歩き回る目にあっているのだろう。
もっと詳しく聞いてみたいが、どうやら日菜子と二人きりになれる風はなく、思考の迷いが僅かに滲む。]
向こう?そうだね。
あっちはまだ行っていなかったかなあ。
[楽しげな声に誘われるまま歩く。どのみち、道を探すにはどこかに向かっていくより他にない。]
昨日?ああ…、あの後か。
なんだかここにいると、随分前のことみたいだけど。
[ふと、胸ポケットに仕舞った端末を取り出し視線を落とす。あれから鈴里からの着信も何もない。ため息をついて、また仕舞いこむ。]
テラスに?
そうか…君のところは、”そういう”部屋だったっけ。
あの、ハナコちゃんもそのテラスにいたのかい…?
[恐らく、日菜子は事故にあったのだ。命を危うくするほどの事故にあったのだろう…多分、テラスから。マンションの上
であれば、ハナコがテラスにいたのか否かが──彼女が日菜子の事故に関わったのかどうかの分かれ道になるのだろう。幽霊を信じるならばの話であるが。]
俺はね、つまり。……ごめん。
やっぱり少しだけ怖いんだ、まだ。
君たち二人と会えて嬉しいのは本当、話してて楽しいのも本当。
ただ………出来ればハナコちゃんが”あの世”に案内してくれるんじゃないと、いいなと、思ってしまって。
[ちらりと眺めやる日菜子の手首には痣のような跡がある。あれは引っ張られた跡なのではあるまいか……?
かわいいとの評
![]() | 【人】 PPP イルマ へー……? (93) 2016/10/06(Thu) 01時半頃 |
![]() | 【人】 PPP イルマ[従兄の相談をキルロイ先生にうけてもらって、入間は正座したままこくりと頷いた。] (94) 2016/10/06(Thu) 01時半頃 |
![]() | 【人】 PPP イルマ アタシ、心配したらおばさんが従兄のこと探すだろうからとか (95) 2016/10/06(Thu) 02時頃 |
![]() | 【人】 PPP イルマ は……?し、知り合いだったの!? (104) 2016/10/06(Thu) 02時頃 |
![]() | 【人】 PPP イルマ 頭おかしくなりそう…… (106) 2016/10/06(Thu) 02時半頃 |
![]() | 【人】 PPP イルマ[明日は新宿不動産に連絡をいれてみなければ、と入間は思う。 (107) 2016/10/06(Thu) 02時半頃 |
![]() | 【人】 PPP イルマ そういえば―― (113) 2016/10/06(Thu) 02時半頃 |
[目を覚ますと――――――]
ここ、どこだよ!?
[自分は、知らないマンションの一室にいた。]
つか、なんでパンツ姿なの、オレ!?
[さっきまで新宿の、新宿不動産にいたはずである。
身ぐるみを剥がされて、下着一枚の状態。
携帯などは、勿論、あるわけが無い。]
つーか、どうなってんだよ、コレ!?
[一二三は訳も判らず、*叫んでいた*]
![]() | 【人】 PPP イルマ― 朝:上野 鴎外荘 ― (139) 2016/10/06(Thu) 18時半頃 |
![]() | 【人】 PPP イルマ― 朝:上野 ― (140) 2016/10/06(Thu) 18時半頃 |
![]() | 【人】 PPP イルマ― 新宿区四ツ谷マンション 硯友社支部 ― (142) 2016/10/06(Thu) 19時頃 |
[どうも間の抜けたような気分である。いや、そう暢気なことを言っていられる状況でもないのだが。
元々は、一人だった。
幾ら歩いても出られない駅、そこに現れたのが彼女二人(?)だ。相手が年下の女の子とはいえ一人より格段にありがたかったし、何よりも互いに顔を見知っている安心感も互いにあっただろうと思う。
ただ。歩き出して少ししてから、また不安が押し寄せてきてしまったのだ。彼女の右手を引く小さな影
影──”ハナコちゃん”は機嫌が良いようで、歩む様子はごく楽し気、今のところ壁を抜けていく風もなし、一見すればごく普通の可愛い小さな女の子のようだ。…影でなければ。
しかしそれでいいのか。小さな手に引かれて歩く、そちらが本当に正しいのか。その影は一体何者なのか……?]
良かったら、ハナコちゃんのこと俺にも教えてくれないか?
[警戒するような言葉を紡ぐとき、一応日菜子へと向けて声を少しだけ潜めてはみたものの、さて効果はどうだったろう。幽霊の聴覚など知りはしない。全部聞かれていても、驚くに値しないとは思ってる。]
まだ先は長そうだしね。
[見遣る先、まだ見知らぬ駅は広々として*続いている*]
メモを貼った。
[お兄さんの質問の意図、にああ、そっか、と気づいて]
たぶん、ですけど。
はなこちゃんがいたのはいつも家の中、だったと思います。
昨日だって、助けてくれた……んだと思うし。
「アノヨ?」
[影が首を傾げる。
するりと右手から手が離れて、ハナコちゃんがパタパタとまわりを走り回る]
「アッチよりこっちのほうがタノシイ」
「いろんなモノある。ヒナちゃんツレテ行こうとしたのは、コワい人」
[抗議するような声が、するけれど、顔は笑っていて]
はなこちゃんは、大丈夫だと、思います。
私を引っ張ったのは、左の方だったし……。
[ふと見た左手に、黒く煤けたものが映った気がして、でもハナコちゃんがまた右手をとれば、それは消えてしまった]
―新宿衛生病院―
[同僚は結構律儀な奴だった。どうせ暇だからと、図書館から言われた通りの本を10冊ほど借りてきたのだ。あと赤ブドウも持ってきた]
え……デラウエアってこの時期にはもうスーパーにねーのか……
嘘だろお前、だって今だぞ?……マジで?
まあ、いいか。ありがとよ。無事に五体満足で再会できたら、一杯奢るぜ。
……就職決まってからになるかもしれねーけどな。
どこがいい?店決めといてくれ。
[いくら言ってもないものは仕方がない。ひとまずなんだかんだで人のいい同僚に感謝した。気にするなと笑う同僚は、しかし”五体満足で”という部分には少し引っかかったようだったが、気を付けろよ、と言っただけで戻っていった]
さて……どこから手を付けっかな。
[赤ブドウ(種なしだった、気の利く奴だ)をつまみながら、山と積まれた本に手を付ける。まずは流し見る程度に、それからじっくりと]
……ん?
[ふと見かけた一節に目を止める。何度も見返す。そこにはこう書かれていた]
『トリンギット(Tlingit ['tlɪŋkɪt])はインディアン部族の一つで、アラスカ、カナダの先住民族。正しい発音はクリンキット['klɪŋkɪt], もしくはクリンギット['klɪŋgɪt]。もともとはフリンキット(Lingít)[ɬɪŋkɪt]と呼ばれていた。彼らの自称「リンギット」とは「人間」という意味である。
トリンギット族はアラスカ・カナダ西部、ブリティッシュ・コロンビア、ユーコン川流域に住み、発達した母系の狩猟採集社会を構築していた。
鮭やクジラを獲って暮らし、ポトラッチやトーテムポールの風習で知られていたが、19世紀末から20世紀初頭にかけて白刃が持ち込んだ伝染病によって壊滅状態となり、全滅した村も多かったとされる。
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