人狼議事


88 吸血鬼の城 殲滅篇

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―現在:地下聖堂―

 …………あぁ、貴方まで……。

[レオナルドの姿を見れば、悲しげに目を伏せる。
右手で顔を覆って俯く様を見れば、視線を外し。
かける言葉も見つからず、深く、息を吐くのだった。]

 他の皆は、無事なのでしょうか…。
 誰か一人でも、無事で居てくれれば……。

[一縷の望みをもって、再び大鏡へと目を向けるのだった。**]


[聖堂に収められたるは吸血鬼の灰。
朽ちることなき其れは女が蘇るに必要なモノ。

どちらか選べぬ様子のラルフを見遣り
少しだけ困ったような笑みを浮かべる]


闇に生きるか
このまま朽ち果てるか
選ぶのは貴方自身

――…けれど時間は限られる
余り時間が経ち過ぎては蘇る術は失われるかと


[エリアスを一度見詰め
女は自らの力が届いたか否か確かめるような素振りをみせ
ゆら、と立ち上がる。

ふと誰かに呼ばれたような気がして
聖堂の中央で仄暗い天井を見上げた**]


【人】 墓荒らし ヘクター

[ドナルドの指が腕に触れ
乾いた唇が傷口に触れる。
急き立てられるような吐息が、熱を錯覚させる。

 舌が這い、赤が啜られる。
 微かに耳を打つ水音。流出する、命。

凭れ掛かってきた頭を支え、
肩を抱くように手を回して、"子供"の思うままにさせる。
変わらぬ傲岸な表情の中、僅かに混ざるのは
幼子が乳を吸うのを見守る母のごとく、
満ち足りた微笑み。]

(64) 2012/05/03(Thu) 16時頃

【人】 墓荒らし ヘクター


 ……、――――。

[牙が食い込めば小さく眉を動かしたが、
止めるようなことはせず、求めるに任せる。

己の闇が子の体に満ち、
さらなる変異を、新たな力をもたらすさまを
静かに見守った。]

(65) 2012/05/03(Thu) 16時頃

【人】 墓荒らし ヘクター


 ――― 同じだろうが。

[修道士に視線を向けぬまま、
悲痛な声を、嘲笑ってやる。]

 命を、狩って、喰らう。
 子に、情を、注ぐ。
 ………変わらんさ。

[初めての血に酔い、夢中で啜る子の髪を撫で、
見せつけるように、修道士へと体を向ける。]

 ほら、見ろ。
 可愛いもんだろ?

(66) 2012/05/03(Thu) 16時頃

【人】 墓荒らし ヘクター

 
 心配すんな。
 いずれ、貴様もこうなる。


[さらりと、宣告した**]

(67) 2012/05/03(Thu) 16時頃

[額に暖かさを感じ、そっと目を閉じた。
アヴァロン伯の言葉を耳にする。
心地よい響きに包まれて、意識が混濁していく。

魔女と疑われ。
異端審問という名の拷問。
言葉も届かず。
赦しを請うても聞き入れられずに。

幾つもの忘れ難き記憶が浮かんでは消えて。
最後に浮かんだのは救済の言葉をくれた女の顔だった。]


 ―――…。

[目を開けるとそこには女性の顔があった。
何やら様子を窺っているようだが、よく分からない。
どこか懐かしい気がする。
女性が立ち上がるとそれに釣られるように視線を動かし、他にも人がいた事に気づいた。

 ――知らない人。

知らない場所。
知らない人。
それでも不安もなく、ぼんやりと辺りを見回している**]


 朽ち果てる……。

[女の言葉を、声を落として呟く。
やがて崩れ落ちるであろう自らの肉体を思えば、生への執着が芽生えもするが。
持って生まれた敬虔な心との間でせめぎ合う。]

 僕は…………。

[救いを求めるかのように、かつての仲間の姿を求め視線を彷徨わせる。
だが、そこにあるのは救いではなく――…。
より一層自らを苛む事になるのだった。]


[やがて、アヴァロン伯がエリアスの元に赴くのを見れば。
じっとその表情を窺う。

エリアスの選択を受け入れながらも。
自らは決断を下す事が出来ず、ぼんやりとした表情を幾分羨望の眼差しで見つめていた。**]


【人】 墓荒らし ヘクター

[熱に浮かされたように上げられる"子"の瞳。
腕から離された口元を指先で拭い、
顎に指をかけて持ち上げ、覗き込む。

潤む瞳に浮かぶ、絆の紅。]

(81) 2012/05/03(Thu) 18時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[闇の囁きに、"子"が頷く。
逸らされた視線に未だ抑圧はあれど、
拒絶の色は薄い。

満足して頭でも撫でようと手を伸ばしたとき、
螺旋階段から飛び込んでくる姿(>>68)があった。]

 ………どこまでも無粋な奴だな。

[突き出された刃を躱して、ドナルドがとびすさる。
余撃を避けて自分も一歩下がった。

攻防を眺めながら、
無言で剣先を修道士の首筋に置く。]

(82) 2012/05/03(Thu) 18時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[脅しの言葉は口にしない。

ただ、わかっているだろ、とでも言いたげに
修道士を見下ろし、剣士に視線を投げた**]

(86) 2012/05/03(Thu) 18時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

 …なぁ。

[のんびりと戦いを眺めているようで、
構えた剣は僅かばかりにも動かず、
修道士の首に鋭い圧迫を伝えている。]

 おまえの命が惜しくば剣を捨てろ、
 ―――なんて命じたら、
 あいつ、どうすると思う?

[修道士を見ないまま、彼だけに届く声を投げる。]

(94) 2012/05/03(Thu) 19時頃

【人】 墓荒らし ヘクター

 どうかな?

[反問する修道士に向けた笑みは、
邪悪と称するに相応しい。]

 なら、試してみるか?

[先程自分が口にした通りの内容、
それよりもなお抗し難い要求を突きつけるつもりだと、
口調の端から滲んでいる。]

(99) 2012/05/03(Thu) 19時半頃

[――随分と時間が過ぎてから。
覆った手のひらの下で唇がくっと歪む。]

 ……そうですよ。
 とうに分かっていたことだった。

[ふふ、と自嘲の笑いが口をついて出た。]


墓荒らし ヘクターは、メモを貼った。

2012/05/03(Thu) 20時半頃


[幻聴かと思い始めたその時
今度は確かな呼び声が女の鼓膜を震わす。
女の名を呼ぶのは騎士の声
一つ一つの言の葉がクラリッサの心を揺さぶる]


――…同じ世界で生きて呉れる ?
本当に、…… ?


[途惑いながらも今は遠くある騎士の声に応え
込み上がる何かを堪えるように柳眉を寄せる]


[帰還を促す声が胸に響く。
騎士の流した血が城を伝い地下に眠る灰へと集まってゆく。
聖堂の棺に収まる灰が元の形を取り戻し始める]


ヒュー、私の騎士……


[秘めやかに騎士の名を呼ぶ。
彼の思い籠もる呼びかけとその血をもって
蘇るための要素は満たされる。
語りつくせぬ想いを抱いたまま女は一度目を伏せた]


【人】 墓荒らし ヘクター

 ハハハハハハッ―――!

[戦いを眺めていた闇の主は、不意に腹を抱えて爆笑し、
おもむろに、手にしていた剣を修道士の腹部に突き立てた。
内腑も、太い血の脈も傷つけぬ、絶妙な位置。]

 良いぞ、ドナルド。そうだ。

 やはりおまえは、"良い"。

[笑みのままに言い放つと、
剣をそのままに、大股に前へ出る。]

(110) 2012/05/03(Thu) 20時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

 下がれドナルド。
 おまえにはまだ、死なれては困る。

[修道士の腹に置き去りにした剣の代わり、
突きだした掌から闇が伸び、身長ほどもある金属の棍に変じる。]

 ヒュー。
 おまえは、そこの修道士を黙らせておけ。
 オレが良いと言うまでな。

[背後に聳える北の塔にも声を放ち、
あとは顧みることもなく、剣士の前へ出た。]

(111) 2012/05/03(Thu) 20時半頃

[術は効力を発揮したらしい。
深紅の双眸がエリアスと交われば緩やかに笑む]


エリアス、覚えていて
これがあなたの大切な名前

これからは私があなたの親になろうと思うのだけど
――…あなたは其れを許して呉れる ?


[頼りなさを自覚していたから
控えめにエリアスの心を確かめる言葉を向けた]


人として死ぬも
魔として新たな生を歩むも――…

それは貴方がたの心次第


[ラルフとレオナルドの二人に
凛とした声を響かせ女は時が満ちるのを待つ]


【人】 墓荒らし ヘクター

[手にした棍を突いて床材を揺るがせ、
傷ついた剣士に、視線を投げる。]

 ガストン・ワイルダーに敬意を表して、
 その技を継ぐおまえに、選ばせてやろう。

 このままオレと戦って、あそこの修道士もろとも死ぬか、
 オレの血を受け入れて眷属となる代わりに、
 あそこの修道士を解放するか、
 あの修道士を眷属として差し出す代わりに、
 貴様が解放されるか。


 好きにしていいぞ。
 

(115) 2012/05/03(Thu) 21時頃

【人】 墓荒らし ヘクター

 ほう?
 そうか。

[選択肢に無い答えを言った剣士に対し、
上機嫌なままの笑みを向ける。]

 確かに。
 あいつならそう言うだろうなぁ。

[うんうん、と頷きながら棍を斜め右前に低く構え、]

(124) 2012/05/03(Thu) 21時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

 ドナルド。ヒュー。

 その修道士を、適当にばらしておけ。

[命じるやいなや、修道士を押さえつけていた影と、
床に縫い止めていた剣を、もろともに消す。

まるで、抗えとでも言うように。
戦いによらぬ死には、価値がないといわんばかりに。]

(125) 2012/05/03(Thu) 21時半頃

【人】 墓荒らし ヘクター

[そして、改めて剣士に視線を向けた。


 ―――来いよ。


さらに下げられた棍の先が、剣士を誘う。]

(127) 2012/05/03(Thu) 21時半頃

 この世に神などいない。


 あるのは世界を動かす冷徹な機構だけだ。
 また、そうでなくてはならない!

[唇から洩れ出した低い笑いは、徐々に感情の制御を失った狂的な哄笑へと変わる。]


【人】 墓荒らし ヘクター

 ――― 良い

[並みの人間ならば動けぬほどに傷ついている剣士が
真っ直ぐにこちらへ駆け、飛ぶ。

それでこそ、と笑みが浮かぶ。]

(135) 2012/05/03(Thu) 22時頃

【人】 墓荒らし ヘクター


 ……が、まだ遅いッ!


[石床の表面が削れるほどに踏みしめ、
身体を横へと逃がしながら棍を引き、
落ちてくる軌道を読んで、突き上げた。

チッ、と音を立てて髪の毛が幾筋か飛び、
首に近い肩を刃が通り抜けて、血しぶきが上がる。
それすらも、心地良いと思う。]

(136) 2012/05/03(Thu) 22時頃

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