人狼議事


231 獣ノ國 - under the ground -

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メモを貼った。


落胤 明之進は、メモを貼った。

2015/07/15(Wed) 22時半頃


【人】 落胤 明之進

― 第一図書室 ―

[投げかけられた言葉>>93に、一つ、立ち止まる。]

 ( ――違う )

 (何も知らずにいけば、きっと、きっと
  お前達は捕まえられてしまうから
  ――その後のことが想像に難くないから

     ……だから、)

[彼は未練がましく口を開きかけて、それから。
 ――ふ、と笑いを漏らした。]

(109) 2015/07/15(Wed) 22時半頃

【人】 落胤 明之進


  ははっ。

  まさか、愚直に上に行けば
  逃げられると思っていたのか。

  お前さんは馬鹿だねえ。

  もう少し……”工夫”がいるだろう?
  ”鳥頭”じゃあないなら さ。

[くるり、僅かに振り返った瞳は嘲笑の色を灯した。
 袂に入れた左手を抜き出し、
 とんとん、とこめかみを叩くと、
 瑠璃色をちらりと一瞥した後、音も無く歩き去る。

 後に何を言われたとて、きっと振り返らずに。*]

(110) 2015/07/15(Wed) 22時半頃

【人】 落胤 明之進

― →    ―

[ざらら、と薄が鳴る音がする。

  黒い闇夜に女が一人、
  蛇の鱗持ちたる女が一人。
  黒髪を靡かせ、蒼い着物を揺らし
  其処に、立っている。 

 ( ……、)

  彼は静かに、女の名を呼んだ。

 ( ……、私はどうすればいい。)
     (  彼らを逃がすには、)

(114) 2015/07/15(Wed) 23時頃

【人】 落胤 明之進

[ 女は笑う。
  三日月のような笑みをうかべる。
  そうして、漆のごとき掌を差し伸べる。
  手には、銀に光る  小刀が一つ。
  彼は震える手をそれに伸ばしかけて――

  ――罪を唆す蛇の幻影は、
  月影が宵の空に滲むと共に、]



  『……、 …月見さん?』

   ―→現実 第二棟 庭園 ―

[びくっ、と体を震わせて、目を醒ます。]

       ――――っ!

(115) 2015/07/15(Wed) 23時頃

【人】 落胤 明之進

[偽物の花をつけ撓む桜の枝を背にして
 見たことのある長髪がゆれていた。]

  ……あーろん、君。

[彼は辛うじてヴェスパタイン>>99を呼ぶと、
 気まずそうに頬を搔き、
 酷く眠そうに瞬きを二三度した。]

  あー。すまない。
  眠っていたのを見つけられてしまったね。

[サボりだって云わないでくれよと、
 茶化すような言葉をかけてから
 何かあったかな? と首を傾げた。*]

(118) 2015/07/15(Wed) 23時頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2015/07/15(Wed) 23時頃


 ――路地裏→――

[ ――一体どれほど、路地の裏手踞っていたのだったか。
 見つからないこたえの先を辿るのをやめ、ずりと背を凭れさせたまま足を伸ばす。

 そういえば、あの男へ宿題のこたえもまだだったろうか。“外”で会っても困るだろうと、“今度”のその先もいずれ、彼へこたえることもないのだろう、が。

  いつの間にか白けた色を越し、陽――“ほんもの”のそれの落ちる視界に、目を細めながら。


  ふかいところ、そら。 
――うみもその先のぞめるという、“ふるさと”。


 ならない腹元と、それでも敏感な感覚器官はそのままに。「かり」に飢えることはなければ、煩わしいだけの“ひと”の気配から逃れめいて、足先を街の端へと向けつつ、パーカーのフードを被り直した。

 自分と同時期、あの地下から抜けた「1人」がいるとも、彼が“うしなった”それも知らず。*]


―― →街中 ――


[  ひとまず、と足を踏み出した向こう側。

 道のはた、行きずりに“ひと”の1人と肩が触れ合えば、荷物をごと、と落とした相手へ。
 溢れた1つ――赤く熟る林檎を拾い上げ、手渡そうとした先。異形めいた――鱗ののる肌に。ひいと大きく悲鳴をあげられたなら、
  ――街中、誰かに気付かれることはあっただろうか。


  「施設」にいた頃は、ただ管理の隔たりにあっただろうひとの、新たにのった“拒絶”の色に。
  向けられる”まなざし”に、小さく乾く息を困惑じみて詰まらせながら。


 ――やがては、僅かに騒ぎを立てるその場から、
  すり切れた手袋に、慣れた手つきで鮫肌のそこを覆いながら、逃げるよう離れ去っただろう。]


【人】 落胤 明之進

  
[何か夢でも、という言葉に、彼は苦笑を零す。]

 ……ちょっと昔の夢を。
 あゝ、サボるし、嘘だってつくさ。

[こくり、頷いて、長い髪の向こうにある瞳を
 覗きこむように小首を傾げる。
 白桃色の花弁が黒い水面にひらり、
 煌めいたように思うが
 それもまた、瞼に閉じられ見えなくなった。

 困惑しているのだろうか、という言葉に
 ふ、と笑う。]

  そのように見えたよ。
  なんだか、感情を持て余しているようだった。

[私は深い事を知らないけれど、と
 あの時聞いた通信の声を思い起こしながら、]

(133) 2015/07/16(Thu) 00時頃

【人】 落胤 明之進

[ゆらり、徒花の花弁が揺れた気がした。]

  ……そうだね。
  ある時は、彼らを獣と罵り
  ある時は、彼らに”ひと”を重ね合わせ……

[随分と身勝手だ、と苦笑しては、]

   ――お前さんはどうして、ここに、

[いいかけた問いは、マイク越しに聞こえた声に遮られる。
 彼はぱっ、と身を起こすと、
 こちらを見たヴェスパタインの瞳を見返して]

   行こう。

[そう云って、駆け出した。
 アマルテアの切羽詰った声。
 ――酷い胸騒ぎがした。]

(135) 2015/07/16(Thu) 00時頃

【人】 落胤 明之進

――→医務室

    やめなさい!!!

[がらり、扉を開ければ、
 地獄でもないのに濃い血の馨が漂う。

 彼は惨状を目撃するや否や、
 ジリヤとアマルテアの間に割って入り
 ひとまずジリヤを突き飛ばそうとした。

 その血にぬれた髪が、
 彼の腕に突き刺さることはあるだろうか。
 それでも、一先ずアマルテアを守らねばと*]

(137) 2015/07/16(Thu) 00時頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2015/07/16(Thu) 00時頃


【人】 落胤 明之進

( はじめは、ただの?)

[ヴェスパタインの口から漏れた言葉を
 追おうとして、 心の中に一つ留めた。
 走り出してしまえば質問を重ねることはできず
 「急ぐのはあまり好みでは無い」という言葉に
 思わず、苦笑を零したけれど 同感だった。*]

― 医務室 ―

[ジリヤ>>139の華奢な体は男が突き飛ばすには容易く
 きらり、煌めく雪原の色の髪は
 今は毒々しく血塗れていた。

 ――腕に突き刺さった何本かの針が痛みを齎す。
 ぽた、ぽた、ぽた、と白に朱を塗りたくるように
 薬臭いはずの医務室に凝る血の馨。

 視界の端、アマルテア>>140が倒れ
 その唇が「ありがとう」と紡ぐのが見えた。]

(144) 2015/07/16(Thu) 00時半頃

【人】 落胤 明之進


 メティス先生……。
 ご無理はなさらずに、って……言ったじゃないか。

[どうして、という問いは届かない。
 意識を手放す彼女に、彼は険しい顔をして、
 こくりと頷いてから]
 
(……それじゃあ同じだ。まるでおんなじなんだ。
   お前さんが嫌う”猿”と。
   お前さんはそれでいいのか。)

[ふらふらと立ち上がるジリヤに向けて
 苦虫を噛み潰すように思って

 ――ヴェスパタインが低くジリヤの名を呼ぶならば
 そちらはお任せします、と一つ、視線を遣り

 彼は腕を止血することすらなく
 ふと表情を消して地上へと連絡を済ませていく。]

(145) 2015/07/16(Thu) 00時半頃

【人】 落胤 明之進

  ……クラリッサ君?
  大丈夫かい

[そうして、その途中。
 実験の副作用に見舞われた獣人に
 針の刺さらぬ手を差し伸べれば
 彼女が視力と手の感覚を失っていることに
 気づけただろうか。定かではない。

 もしもそうだと知ったなら、
 酷く哀しげな顔をしただろうけれど。

 ……そうして、地上からの救援を待つ*]

(147) 2015/07/16(Thu) 00時半頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2015/07/16(Thu) 00時半頃


【人】 落胤 明之進

 ……そう。大丈夫なら、いいんだが。

[ふと、クラリッサの掌を見た。
 人間のそれになっている。

 実験は成功したのか。
 ……けれど、「それだけ」なら
 ジリヤはきっとあそこまで激昂しない。

 きっと何かを代償として支払ったのだろうと――
 彼はクラリッサの様子に小さく溜息をつくと、
 気づかれぬ掌を静かに下ろして
 気を失ったアマルテアを心配そうに見遣った。

 いずれ救援が来たならば、
 それらを医務室まで案内して
 運ばれるであろうひとびとを見送るだろう**]

(149) 2015/07/16(Thu) 01時半頃

落胤 明之進は、メモを貼った。

2015/07/16(Thu) 01時半頃


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