176 【traveling〜どちらまで行かれます?】
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―ツインズファクトリーの街―
大事なおつかいなら、ちゃんと教えてくれないと……だな……
[行けばわかるというのなら、何かヒントはないだろうか。
街中を歩けば、やたらとそっくりな人間、あるいはなんだかよくわからない物が対で歩いている。
水晶のランプは青や紫の淡い光で、鉱物の冷たさを引き立たせていた。
砂の代わりに透明な粒が使われた大きな石時計。
獣の角のように複雑に枝分かれして伸びた石。
空には風船の群れが飛んでいるかと思えば、生き物だったり。
色んな種族と芸術家の作品らしきものが混ざり、割とカオス。]
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[運ばれてきた焼肉定食をよくよく観察する。 メインディッシュの肉と、白いこんもりとした何か、副菜もいくつか色とりどりに添えられている。 フランクの説明>>51から、白い山のようなそれはホワイトライス飯という名前らしい。]
わ …… わかった 二つの棒を使うのか 難しい
[勢い良く定食と戦い始める彼を見習い、棒を二つに割ると肉を一枚掬う。茶色いソースにからめて、白い山に盛る。車内の光にソースが反射し、成る程食欲を誘いそうである。]
(56) 2014/05/22(Thu) 23時頃
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はふ はふ はふ はふ はふ はふ はふ はふ
[生真面目に言葉にするが、如何せん棒読みだ。 マスクの隙間からそろりと口元へ運ぶ。]
―― はふ はふ これは はふ はふ 美味いな
[ソースの味と、肉から出る油が良く合う。 しかし白い山から立ち上る湯気がマスクを覆い隠し、前がよく見えない。]
(57) 2014/05/22(Thu) 23時頃
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…… んん ああ アリス殿は部屋に
[彼女の誤解は知らず>>52、 湯気で曇るマスクを拭って答える。 パピヨンも何か頼むらしく、焼肉定食かと思ったが違うようだ。]
…… 焼肉定食 美味しい おすすめだ
[しかし彼女がはふはふ言いながら定食を食べる姿は想像ができない。控えめに薦めるに留めた。]
(58) 2014/05/22(Thu) 23時頃
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―― む? 理由 か
[箸休めに黄金の液体を口にしながら、フランクの問い>>55に隣へ視線を向ける。]
某は 護衛型のアンドロイドで 本来ならこういう旅とは無縁なのだが 暇を貰ってな
[そこまでならば、ただの旅行ということになる。 けれど男は更に言葉を続けた。]
…… オニを追っている 某を造ったオニを
[色のない声で無機質に落とし、もう一口黄金を含む。]
(60) 2014/05/22(Thu) 23時頃
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そういうフランク殿は何故この列車に? こういうことは フェアでなければ
[半分冗談まじり、そんな笑みを交え問いを返し]
(61) 2014/05/22(Thu) 23時頃
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あー。ライジ、あれ一緒に食べるよーぅ。
あ゛ー?あれもーぅ。
[ちょいちょいとライジの服の裾を引っ張り、隣で売っていた双子飴を指差す。
例えるなら小さな林檎が2つ、くっついたような飴だ。
一人で食べるも良し、二人で分けて食べても良い。
必ず双子黄身のゆで卵も買い、ライジを引っ張りながら不思議な対が溢れている街の中を歩く。
きらきら光る石や鉱物を加工した物を、きらきらした目で見ている。]
お星様売ってるよーぅ。
[すごいねー、とライジを見上げた。]
/*
しゃしょさんは、毎日お疲れ様ありがとうなのよー
クェクェー
/*
シャショウサン、オヤスミナサイ
ヤキトリ、チイサイ、キル
クシサス、カメン、タベヤスイ!
ん……二個セット、が多いんだな……
[共通通貨というものを持っていない自分は、ヤヘイに買い物もおまかせっぱなしである。何かないかと考えるが、自分が持っているのはやはり、植物の種だけで。]
飴一つと、交換して、くれるか……?
これも、星……
[掌から出してきたのは、青い色の、星の形をした花一つ。
気に入らなければ、他にも植物がざわざわしているようだ。]
そうだな……
地面から出てくる石、だから、星のかけらだな……
[うん、すごい、とヤヘイに同意した。]
/*
トリ
華麗なる飯テロ……という、やつだな……
車掌は、お疲れさま、おやすみ……
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お …… か …… わり
[ナイスガイとして強く生きる>>62ことに必要ならばと真似をする>>63。語尾は小さくなってしまったが。 遠慮なく盛られる白い山。 またマスクが曇ってしまう、と二三度瞬いて]
里帰りか 帰ることが出来る里があるのは いいことだ
[再びはふはふと白い山を片付けながら、彼の言葉>>64に耳を傾けた。二つの棒をグローブで掴み損ねて白い山を取りこぼす回数も徐々に減りつつある。]
ああ そうだ 鬼退治だ お供のキジ殿を見つけたが …… いなくなってしまったな
[それもまた、旅の思い出。湯気で曇ったマスクを拭う、その場所は赤い鮮やかな鳥が頬ずりをしたその場所。 今までの停車駅を思い出しながら、焼肉定食を食べ終わる。エネルギーの残量は“FULL"まで回復していた。]
(72) 2014/05/22(Thu) 23時半頃
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…… 申し訳ない “おかわり”まで甘えてしまったな
[よくよく考えれば、食事は全てフランクに世話になっている。角を摩りながらも改めて頭を下げて]
ご馳走様 フランク殿 とても美味しかった 他のチキュウの食べ方の作法も 是非教えてくれ
[そんな挨拶を残し、彼の隣から離れる。]
(73) 2014/05/22(Thu) 23時半頃
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[単純にパピヨンには断られるかと考えたが、 たまに>>67との言葉を聴けばやや驚いたように目を見開く。 彼女はどんな作法で焼肉定食を食べるのか、少々興味が出てきた故に] では 次回があれば是非
[少しだけ近づいて、そんな申し出を紡ぐ。 そして彼女にも会釈を一つ、忙しなく傍を離れた。]
(74) 2014/05/22(Thu) 23時半頃
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[ポケットから取り出した白いままのチケット。 車掌にまだ確認をしてもらっていない。
同じく食堂車両に姿のある黍炉>>54にも挨拶を残した後、車掌を追いかけるようにして車両を移動した**]
(76) 2014/05/22(Thu) 23時半頃
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あー。セットーぉ。
お月様と一緒ねーぃ。
[こくこくと頷き、ライジが出した花をじっと見つめる。
きらきらした星と、咲いた星とを見比べ、にへーと笑う。]
可愛いお花よーぅ。
あ゛ー。やへ、お花ほしーぃ。
交換よーぅ。
[ライジへぺこりと頭を下げて、花と買った飴とそれから鞄から干し肉を取り出してライジへ渡す。]
/*
美味しいご飯描写できる人、トリ憧れちゃーう。クェー
…とおもってたらこっちもおなかがへる
グゥ
ん……肉は、いい、が……?
もらいすぎ、だし……
[干し肉の方は遠慮して。
双子の林檎飴を、半分ぱきりと割って、片方をもらう。
それで林檎は、一つずつ。
代わりに、星の花をヤヘイと交換した。]
……二つの月と、おそろいか。
今は、私とやへが、二人セット……かな……
[静かに輝く二つの月を見上げた。]
/*
パピヨンのサンドは、飯テロを行ったおいさんへの逆襲じゃないかって気がしている…
アリス……全身機械化してしまうのか……
でもそうなってしまっても、ドロッ○ルお嬢様みたく可愛い機械になる、と、思う……(半分願望)
/*
メシテロ合戦の被害者の会
どろっセルお嬢様も白いボデーに青いクリクリお目目
[遠慮されてしまった>+31。
しょぼんと干し肉を鞄へしまって、半分こにした林檎飴を食べる。
同じ物を一緒に食べるのが嬉しくて、にへーと笑う。]
あー。
やへ、ライジとセットーぅ?
嬉しいーぃよーぅ。
[アリスとは一緒にビスケットを食べられなかった。
後で手紙を書こう。
ライジと交換した星の花を同封するつもりだ。]
やへのにーちゃんもーぅ、二人ーぃ、セットなんよーぅ。
[兄たちのことを思い出してライジを見上げれば、ちょっとだけ懐かしくなった。
おずおずとライジの手を繋ごうと手を伸ばす。]
[しょんぼりしている様子に、軽く首を傾げた。
悪い事をしてしまっただろうか。]
飴は、やっぱり甘いな……
おいしい。やへ、交換してくれて、ありがとう……
[林檎の甘い味で、列車の中を歩き回っていた飴を配るロボットっぽいのを思い出す。]
二人、セット……?
兄ちゃんは双子、か?この星、合いそうだな……
[おずおずと伸びてきた手が、自身の手を掴んできたのに気がついて。大きい手で包んで、きゅっとしっかり繋ぎなおす。]
[大きな手で包まれ、もじもじと握り返した。]
やへのぉにーちゃんー、そっくりだけどーぅ、双子じゃないよーぅ。
やへ、小さいとき、双子になったんよーぅ。
[覚えていないほど小さい頃の話だ。
いつのことからか二人に増えていたが、気にすることはなかった。]
やへ、にーちゃんたち好きよーぅ。
ライジのことも好きだよーぅ。
[ライジとセットなら、兄たちのように一緒にいられるかな、なんてちょっとだけ思った。**]
二人に、増えた……?
[分裂?そういう種族…?とヤヘイの話から推測する。]
アメーバ族がそうやって増える……って、聞いたよう、な……
やへも、増えるんだろうか……?
[宇宙には、実に様々な生態があることだ。
でも、そんなことよりも。]
うん、私もやへが、好きだ……
[あちこちで親切にはしてもらったけれど、こんな風に、手を握って歩く相手はいなかった。
種から芽吹いて、まだ半年も経っていない。
親の樹から、夢で知識を授けてもらったけれど、実際に体験するのは初めてのことだらけで。自分よりも背丈の小さな友達の手を、ぎゅっと握った。**]
/*
[トリさんと握手]
……寝てしまおうか、夜更かししてるとご飯テロがやってくる……ナマハゲのごとく……
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