人狼議事


315 【La Mettrie〜存在という機械が止まる時】

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フェルゼ1人が投票した。
ラルフ2人が投票した。

ラルフは乗客の手により投棄された。


時は来た。乗客達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。


乗客達は自らの過ちに気付いた。
人狼達は最後の仕事を済ませると集会所をあとにした。新たな犠牲者は、すぐ側まで来ている。


【人】 長老の孫 マーゴ

ああ、まるで、エンジェルシイラの声は蒼ざめた馬のよう。

[―― 見よ、蒼ざめた馬だ。 馬上に座す者の名は、死]

(0) assam 2023/01/06(Fri) 00時頃

村の更新日が延長されました。


ラルフは、フェルゼを医療ポッドに捧げた。

steel 2023/01/06(Fri) 00時半頃


ジャーディンは、フェルゼを慰める振りをした。

りしあ 2023/01/06(Fri) 01時頃


【人】 廃品回収 マリオ

[ラルフお兄ちゃんに連れられて厨房に行けば
いい香りの湯気がふわっとおれを撫で包む。
こんな時でも、お腹がぎゅうっと鳴る。
たくさんの人が死んじゃっても、
どんなに悲しくても、
おれの体は生きようとしていた。

ラルフお兄ちゃんがスープを注ぐ間>>3:32
ぼんやりと机を眺めていた。
既にテーブルはセットされている。
マーゴお姉ちゃんが準備してくれたんだろう、
椅子なんかは人数分ある>>2:78
だけど、半分以上が空席のままだ。
見るほどにみんなの気配が匂い立つようで
現実との差に胸が沈み込む。
かといって、悲しくても、狭くても
どけるのは嫌だった。]

(1) kumiwacake 2023/01/06(Fri) 15時頃

【人】 廃品回収 マリオ

[おれはお皿を4枚重ねて
ラルフお兄ちゃんの横に並び]

これも……

[居ない人の分もねだった。
貴重な食糧なのは分かってるけど、
故人を悼む一杯ぐらいは許されるだろう。
温め直せば、また食べられる。

ジャーディンさんはどうなったのか。
相変わらずいない。
怖くてほとんど話せなかったけど
おれが戻ってきた時、
みんなの中にジャーディンさんへの信頼を見た。
なにがあったのかはわからなくても、
早く戻ってきてほしかった。]

(2) kumiwacake 2023/01/06(Fri) 15時頃

【人】 廃品回収 マリオ

[ラルフお兄ちゃんは
蒼白な顔をしていたけれど、
目が合えば安心させようとしたんだろう。
大丈夫、と口にした言葉は>>3:33
おれに言っているようにも、
ラルフお兄ちゃん自身に
言い聞かせているようにも聞こえた。

お兄ちゃんの気遣いを思うなら
ここで話を切り上げた方がいい。
分かっていても、
続けずにはいられなかった。]

……マーゴお姉ちゃんも、
少し休めばよくなるって言ったんだ。
だけど、死んじゃった。
ラルフお兄ちゃんは、今の言葉を
嘘にしないで……

(3) kumiwacake 2023/01/06(Fri) 15時頃

【人】 廃品回収 マリオ

[──重苦しい空気をかき消したのは、
ヨナの叫び声だった。
最初は怖い、耳障り、と感じた声に
今はとても助けられた。

嘘つきにならずに済むなら、
断れない、だけど守れるかも分からない
約束を強要するなんて
ラルフお兄ちゃんを苦しめるだけだから。]*

(4) kumiwacake 2023/01/06(Fri) 15時頃

【人】 弁務官 ジャーディン

>>3:+26
水先案内人――て自分から
名乗ってたからな

[それだけ聞けば、噴水の泉へと導く役目に聞こえるだろう。
けれど時には、此方と彼方を隔てる川の船頭をも指す言葉。
ならば案内先は、生か死か]

実質は墓守に近いのかも
きっと 生き残ったヒトが
最後に辿り着くのが ラメトリーだから

[ずっと看取り続けるだけの存在、最早一つ一つの死に心が揺れぬほど。
常人の精神では耐えられないだろう、その正体と絡繰を男は知らぬまま]

(5) りしあ 2023/01/06(Fri) 21時頃

【人】 弁務官 ジャーディン

>>3:+27
[滅びゆく世界と、零れ落ちる命。
この世界には最早ありふれているのであろう。
誰かの命を犠牲に、生き残ることも。
誰かの命を救うために、自らを犠牲にすることも。

きっと、マーゴもどこかでそうして誰かに生かされ、今度はマリオを生かそうとした。
『     』が男を生かすべく血を与えたように]

生かされ残される方も たまったもンじゃねぇけど
それも全部分かった上で マーゴはそう言うンだな

[底知れぬ優しさと、小さな我儘。
葬った恋人のそれと一瞬重なって見えて、眩しそうに茶褐色を眇めた。
マーゴの死に干からびそうなほど泣きじゃくっていたマリオの姿に、自身はむしろ深く関わる前で良かったと独り言ち。
当時は完全に、美味しい獲物のように見ていたから、懐かれる図は上手く想像できなかった]

(6) りしあ 2023/01/06(Fri) 21時頃

廃品回収 マリオは、メモを貼った。

kumiwacake 2023/01/06(Fri) 22時半頃


掃除夫 ラルフは、メモを貼った。

steel 2023/01/06(Fri) 23時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ

[成長した令嬢は身体が弱く、
 嫁いでいった後も
 真夏と厳しい冬の間は別荘や元の屋敷で過ごした。
 その間、世話をするのが男の役目だった。
 子どもの頃のように、
 森で迷子になる事はなくなり、
 ただ静かにピアノを弾いたり
 離れの温室のバラの様子を見たり、
 小鳥を世話して過ごした。
 ベッドで眠っている時間も多かった。]

(7) steel 2023/01/06(Fri) 23時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[世界がそのような状況になり
 人々は倒れ、暴れ、異形へと変化し、
 家族を捨てて逃げる者も後を絶たなかった。
 逃げるといっても何処へ?
 令嬢の夫となった男もそうなり、去って行った。

 屋敷に入った瞬間に襲い掛かる奇形生物は、
 元居た使用人たちかもしれない。
 ひ弱で醜悪な生き物たちを
 牧草用の大鎌で薙ぎ払って走り、
 令嬢の寝室に辿り着いた。

 彼女は、夕陽に照らされた部屋のベッドで
 小さく男の名前を呼ぶと、
 顔だけをこちらに向けた。]

(8) steel 2023/01/06(Fri) 23時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

"ラルフ……
 もうみんな、いないわ。お父様も……、ぅっ"

[何かを思い出したのか、嘔吐をこらえるように
 苦しそうに顔を歪ませた彼女に駆け寄る。
 手を伸ばそうとすると、力なくシーツから
 出された右手に制された。]

"わたしはもう、だめだから。
 あなただけでも逃げて。ここは危ない。"

[屋敷の外で、何かが窓ガラスを割る音がする。
 奇形生物か、狂った住民だったかもしれない。]

"お願い、もう逃げて───…!"



いいえ、お嬢様。
俺はこの日をずっと待っていました。

(9) steel 2023/01/06(Fri) 23時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

一生お仕えして、このような日が
いつか訪れる事を心から願っていました。
必ず守ります。
だから貴女を連れ出すお許しを下さい。


[その場にひざまずいて、丁重に語り掛けると
 令嬢の眼から、堰を切ったように
 大粒の涙があふれ出た。

 涙をぬぐう事もせず、令嬢はうんうんと頷いて
 しゃくり上げながら言葉を紡いだ。]


"──ラルフ、
 わたしは今、人生で一番幸せです。
 この日のために生まれて来たのだと
 いま分かりました。"

(10) steel 2023/01/06(Fri) 23時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[彼女を今すぐに抱きかかえて連れ出そう、と
 立ち上がると、もう一度、制する仕草をされた。]

"──お願い。
 小鳥を……

 離れにいる小鳥も連れて行ってほしいの。
 わたしも後をついてすぐ行きますから、
 お願い……早く…"

[離れまでの小路には、今や奇形生物がうろつき、
 奇形植物がわらわらと繁っていた。
 自分だけで小鳥を連れ出した方が安全であると
 瞬時に判断し、頷いた。]

分かりました。
南門の前で待っています。急いで。

(11) steel 2023/01/06(Fri) 23時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[彼女が昔から可愛がっている小鳥であると
 知らなければ、後回しにしていたかもしれない。
 彼女に指一本も触れずに部屋を出た。
 シーツの下に隠された彼女の下半身がどうなっていたか
 知る由もなかった。
 男を見送る令嬢は、
 ありがとうと言ったか、愛してると言ったか
 それも聞こえないままの別れとなった。

 小鳥の居る離れに向かって扉を開けた途端、
 令嬢の部屋のあった2階が火を噴いた。
 
 数メートルはあると思われた奇形植物が、
 炎に炙られ、黒いオイルを噴出して、
 あっという間に屋敷は炎に包まれる。]

(12) steel 2023/01/06(Fri) 23時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[ただ茫然とした。]
[彼女が自分で火を点けた?何故?]

[彼女の可愛がっていた小鳥は、鳥籠の中で、
 得体のしれない奇形生物に成り果てていた。]

[それからどうやって過ごして来たのか
 何日経ったのか。
 何か月だったかもしれない。

 男は、そうやって、ラメトリーに辿り着いた。]*

(13) steel 2023/01/06(Fri) 23時半頃

ラルフは、現在の時間軸に引き戻された。

steel 2023/01/06(Fri) 23時半頃


【人】 掃除夫 ラルフ

──世界で唯一の、清い泉のほとりで──


[エンジェルシイラの声に共鳴するように、
 耳鳴りと酷い頭痛が襲ってきた。

───走馬燈だろうか?
───彼女との日々を、ふと思い出した気がする。
あの傷ましい別れの日のことも。]


……痛てて……

[頭痛に顔を歪ませると、マリオは心配して
 覗き込んできたかもしれない。
 心なしか、息が上がって来る。
 それは突然の症状だった。]

(14) steel 2023/01/06(Fri) 23時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

>>3
[マーゴは本当に突然、倒れた。
 自分もそうなってしまうのか?
 毒見で失敗していたのか。
 凄い速さでぐるぐると色んな思考が駆け巡ったが、
 今はただ、
 この世界に残されてしまうかもしれない
 マリオのために、何か。]

マリオ、
フェルゼは多分──機械、か何かで、


この泉だか庭園だかを……守ってる
んだと、思う

[目の前が霞んでくる。
 最後の言葉は紡げないかもしれない]

お前のことも守ってくれるかもしれない…

(15) steel 2023/01/06(Fri) 23時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

ずっと……俺が守ってあげたかったけど
できな…、
ごめ

[ずっと守ってあげたかった。
 マリオに向けた言葉だったが、
 過去に、別の誰かに
 何度も心の中で
 繰り返した言葉だったかもしれない。

 ただ、
 このまま意識が薄れて行き
 次に目覚めた時には
 彼女に再会できるかもしれない──、

 幼かった彼女も、歳を重ねた彼女も
 いつも真っ直ぐこちらに向かって微笑んで──]

(16) steel 2023/01/06(Fri) 23時半頃

【人】 掃除夫 ラルフ

[自分の倒れ込む音を聞いた。
 マリオが何か言っているかもしれない。
 最後にもう一度、
 エンジェルシイラの甲高い鳴き声がしたが、
 男の耳にはもう、届いていなかった。]*

(17) steel 2023/01/06(Fri) 23時半頃

ジャーディンは、マーゴに別れを告げた。次のクローンはもっとうまくやるだろう。

りしあ 2023/01/07(Sat) 00時半頃


【人】 弁務官 ジャーディン

>>3:+28
怖がったまま 遠巻きにしてりゃ 良かったのに
命からがら 逃げ遂せ集まったヤツらが
お節介ばっかだったな……

[マーゴのそれが憎まれ口とは気付かぬまま、大いに肯定して肩を竦めた。
そのお人好し加減にこそ渇いた心は救われたのに、ぶつくさと裏腹のぼやきを連ねて。

照れて顔を伏せてしまったマーゴの顔色は、髪の間から見えた耳と同じ色だろうと察せたから。
片眉を上げてくつりと一つ笑うと、それ以上は困らせるようなことはせず、蛍光虫を伴い少し離れる。

幽霊同士は触れるんだな、と詮ないことを考えながら。

その後>>3:+25>>3:+29へ*]

(18) りしあ 2023/01/07(Sat) 01時頃

弁務官 ジャーディンは、メモを貼った。

りしあ 2023/01/07(Sat) 01時頃


ジャーディンは、ジャーディン[[who]]を抱き枕にして寝た*

りしあ 2023/01/07(Sat) 01時半頃


ジャーディンは、チッ 今夜は自慰か(知ってた)

りしあ 2023/01/07(Sat) 01時半頃


ラルフは、ジャーディンをなぐさめた。

steel 2023/01/07(Sat) 01時半頃


ジャーディンは、ラルフを巻き添えにした。

りしあ 2023/01/07(Sat) 01時半頃


ラルフは、ジャーディンを慰める振りをした。

steel 2023/01/07(Sat) 01時半頃


ラルフは、マーゴ[[who]]を抱き枕にして寝た*

steel 2023/01/07(Sat) 02時半頃


ラルフは、マリオ吸うなw

steel 2023/01/07(Sat) 08時頃


ラルフは、ちょっと二度寝**

steel 2023/01/07(Sat) 08時頃


村の更新日が延長されました。


村の更新日が延長されました。


村の更新日が延長されました。


ジャーディンは、フェルゼ延長 あンがと〜!

りしあ 2023/01/07(Sat) 09時半頃


ジャーディンは、マーゴに手を振った。

りしあ 2023/01/07(Sat) 11時半頃


マーゴは、ジャーディンに手を振った

assam 2023/01/07(Sat) 11時半頃


長老の孫 マーゴは、メモを貼った。

assam 2023/01/07(Sat) 21時頃


ジャーディンは、ジャーディン[[who]]を抱き枕にして寝た*

りしあ 2023/01/07(Sat) 21時半頃


ジャーディンは、ま  た  か  っ !!

りしあ 2023/01/07(Sat) 21時半頃


マーゴは、ジャーディンおやすみなさい

assam 2023/01/07(Sat) 21時半頃


マーゴは、マーゴ[[who]]を抱き枕にして寝た**

assam 2023/01/07(Sat) 21時半頃


マーゴは、私もでした!

assam 2023/01/07(Sat) 21時半頃


ラルフは、パルック[[who]]を抱き枕にして寝た*

steel 2023/01/07(Sat) 21時半頃


ラルフは、予想外すぎた…。ふたりともお休み〜

steel 2023/01/07(Sat) 21時半頃


マーゴは、予想外でしたw 今度こそ。オヤスミナサイ**

assam 2023/01/07(Sat) 21時半頃


マリオは、おれもおれもー!マリオ[[who]]を抱き締めつつ書いてる

kumiwacake 2023/01/07(Sat) 22時頃


マリオは、みんなおやすみだよー(セルフぎゅー

kumiwacake 2023/01/07(Sat) 22時頃


【人】 廃品回収 マリオ

──厨房にて──

[マーゴお姉ちゃんが作ってくれた
スープを掬い上げる。
指先が震えているせいか
スープは何度でもこぼれ落ちた。]

マーゴお姉ちゃん……美味しいよ。
ありがとう。

[胸の中に話しかけると
マーゴお姉ちゃんに嘘を見破られた気がした。
死んじゃった後のマーゴお姉ちゃんは
生きている時よりもずっと鋭い。]

(19) kumiwacake 2023/01/07(Sat) 22時頃

【人】 廃品回収 マリオ

[鼻をすすり上げると、
ウゥと喉からうめきが漏れた。

ごめんね、マーゴお姉ちゃん。
本当は、色んなことがありすぎて、
味なんてほとんどわからないんだ。
口に運ぶと、少しえぐい何かの葉や
赤い果実の酸っぱさを感じる。
この旅の中で食べた食事の中で
一番食べやすくて、滋養がある。
添えられていた不思議な形の卵だって
ぶりんぶりんした謎の食感だったけど
それまでに口にしてきたものに比べれば
ずっと美味しいはずなんだ。

だけど、美味しいと感じる心が
ポッカリと抜け落ちてしまったみたいだ。
何の味もついていない清ら水の方が
はるかに美味しかった。
あの時は、みんながいたから。]*

(20) kumiwacake 2023/01/07(Sat) 22時頃

ジャーディンは、フェルゼに寝ぼけ眼で手を振った。

りしあ 2023/01/08(Sun) 00時頃


ジャーディンは、これはパルックが当たりなのでは、と思いつつマーゴ[[who]]ジャーディン[[who]]をモフって寝た*

りしあ 2023/01/08(Sun) 00時頃


ラルフは、ラルフ[[who]]を抱き締めて寝た。

steel 2023/01/08(Sun) 02時頃


ラルフは、セルフサービス多すぎだな??[1人寂しく寝た]*

steel 2023/01/08(Sun) 02時頃


フェルゼは、じゃ、私もきっとセルフで、ジャーディン[[who]]に抱きしめてられて臥す。

nostal-GB 2023/01/08(Sun) 15時半頃


フェルゼは、ジャーディンさん、多い気がするね。

nostal-GB 2023/01/08(Sun) 15時半頃


ジャーディンは、もうみんなで雑魚寝すりゃいいじゃん 大袈裟だな

りしあ 2023/01/08(Sun) 15時半頃


【人】 弁務官 ジャーディン

― 厨房の幽霊の譚 ―

[最初は遠目に鍋を一瞥しただけで、気付かなかったスープの色。
生きてこの席に着いていたとしても、貴重な食糧を自分に割いて貰う気は毛頭なかったが。偶然にしろ薄赤い液体に、これなら食べられたかも知れないと、また少し救われた心地がした]

――もっと 美味そうに食えよなー

[彼らの胸中を慮れば無茶な要求。お道化ようにも励まそうにも、もう言葉は届かない。
居た堪れなさと苛立ちに人差し指で机を叩きながら、薄れゆく男はまた遠い過去へと意識を馳せる]

(21) りしあ 2023/01/08(Sun) 15時半頃

【人】 弁務官 ジャーディン

― 庭の君の譚 ―

[机上の勉学に飽いて城を抜け出しては、庭園の月桂樹の下で待ち合わせ、彼女と交流する日々が続いた。
 初めての口接けが、花々の咲き誇るトピアリーの庭でなく、彼女が南方から移植に初成功した食虫植物に囲まれて、だったのが甚だ遺憾だったが。刺激的で、驚きと労りに満ちた時間が積もっていく。
 幼い思慕が恋心に昇華された頃、仕える皇子より三月ばかり早く迎える二十歳の誕生日に、正式に婚約者を決め披露するよう、家長である祖父から告げられた。勿論相手には貴族の令嬢が望まれたが、多少の反対はあれど貴賤結婚も不可能ではないはずで。

 翌日、小さな噴水の畔に彼女を連れ出すと、ただならぬ様子を訝る視線に緊張しつつも、跪いてプロポーズした。
『庭の君(ジャルダン)』と秘めやかに呼ばれていた己の、長ったらしい本名と正体を晒して、手の甲に恭順の唇を]

(22) りしあ 2023/01/08(Sun) 15時半頃

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フェルゼ
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マリオ
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パルック
0回 (2d)
マーゴ
4回 (3d) 注目

処刑者 (2人)

ジャーディン
13回 (3d) 注目
ラルフ
11回 (4d) 注目

突然死 (0人)

舞台に (0人)

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