人狼議事


315 【La Mettrie〜存在という機械が止まる時】

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[差し出された水を、飲もうと口を開いて
呑み込めなかったものが顎を伝って地面へ落ちた。]

  少し休んだら、よく、なるので
  マリオに、先に、スープを…
  あの子、痩せすぎているから、心配、で。

[そうして、そのまま、目を閉じて]


[そうして、二度と、目を覚まさなかった]


メモを貼った。


メモを貼った。


[ようやく 満たされた――]


[念願の解放を得た男は、ゆるり周囲を窺い立ち上がる。
暮夜の漆黒を背景に、纏わりつくように瞬く無数の蛍光虫。
やがては自分も、そのような光の一粒へと還るのだろう。
光をチラチラ弾く淡金髪はそのままに、同色の睫毛を持ち上げると、凡庸な茶褐色の瞳が潤んでいた]

――会いたかった 『     』

[愛おしい恋人を撫ぜる手つきに、光が踊って女のかんばせを浮かび上がらせる。
男の首にも胸にも紅い刺青は見当たらず、若者らしい健康的な肌色と体躯、険と血の色の失せた双眸。
老成と諦観の念もなく、蕩けるような笑みを浮かべた彼は、成人の誕生日の前夜――幸福の絶頂にあった『ジャルダン』の姿をしている]


[押し寄せる闇波に削られていく世界。
僅かに残った白の聖域ラメトリー。
つい数刻前まで聞いていた声が、妙に懐かしく響く]


――もう飲まねぇよ
 頼まれたって ゴメン だ


そりゃあ ラルフン中じゃ オレなんて
渇いた渇いた 血が欲しい飲みたい渇いた
ばっか言ってる ヘマトフィリア だろうけどさー


違ぇから! オレじゃねぇからそれ!

[肩を怒らせ、届かないのをいいことに力いっぱい罵った。
飢餓が満たされると、不毛の表皮に覆われていた感情が噴出してきて、うまく抑制できない]


でも 大事なコトは 覚えてる
 忘れないで 良かった

『ジャーディン』も ちゃんと残ってる

[面映げにラルフの姿を眺めてから、やがて踵を返した]

だーかーらー
 すぐこっち 来ンなよ 莫ぁ迦

[ポツポツ灯る夜光虫を少数引き連れて、ラメトリーを彷徨い始めた*]


メモを貼った。


[どのくらいの時間が経ったのだろうか。
気がつけばここは青い世界だった。

首をかしげながら両手を見れば、蛍のように光る虫が、ふわふわとその周りに浮かんでは消え。

ああ、自分は幽世の住人となったのだと知った。]*


[もはや眩暈も頭痛もなく
飢えも渇きもなかった。

いつもの眩暈だと思っていたから
お別れもきちんと言えなかった。

そういえば、ジャーディンさんはどうなったんだろうか。
尋常でない様子だった。
髪を揺らしてふらり立ち上がると
薄暗いラメトリーの闇の中へ歩き出していった]*


城のベッドで寝てた オンナ や
墜ちた オトコ

――見あたらなかった ミタシュ とやらも
 ここに居ンのかな それとも

[もう薄れてしまったのだろうか。
乱れ飛ぶ蛍光虫の群は、星空の流星群に包まれているようで、本当に綺麗で切ない。
中にはもっともっと前に、ラメトリーを訪れた者たちも、紛れ込んでいるのだろう]


あれ?

[生きていた頃の癖で、見間違いかと目を擦る。
死に際は、さっさと血を飲めと命令する寄生体に抗うのに必死で、周囲を全く把握していなかったから。
マリオとの再会を喜ぶマーゴは、当然今頃自分だけ欠けた食事の席で、みんなとスープを分け合っているものと思っていた]



なん で
 嘘だろ マーゴ……?

[よく似た別人だろうと虚しく願いながら、茶色い瞳をしばたたく]


マーゴの方に手をのばしかけて、躊躇い握りこんだ*


え、ジャーディンさん…?

[彼の淡い金髪は、夜光虫の灯す光の所為でやはり煌めいて見えた。瞳の色が違って見えるのは、この薄闇の中だからだろうか]

どう、して?

[記憶は、彼が走り去っていく足音を聞いたところで途絶えている。
彼もまた幽世の人となったのであれば、

あの蔦からは解放されたのだろうか]


それに、その人は…?

[見えないけれども人の気配を仄かに感じて、首を傾げた]*


[向い合わせでお互い問い合うこと数秒。
彼女の理不尽な死にやるせなさは募るのに、少し可笑しくなって失笑した]

オレは
 ラルフの血でなく
 『生命の導き』を 飲んだから

[生前より穏やかな口調で、紅蔦紋様も自傷の瘡蓋もない首元を、はだけて見せる]

おかげで 大事な人に 会えた

マーゴには……?
 結局何も 聞けず終いだったけど
 会いたいヤツは いた?


[彼の顔に笑みが浮かぶのを見て、少しばかり口をへの字にして見せた。]

そうなんですね

[首元を見せてくれれば、かつてそうだったであろう白い肌だけが見えた。ほんのわずかな時間を共有しただけだけれど、あのどうしようもない渇きや衝動から解放されたのだと思うと

―― 彼の死は、寿ぐべきなのかと、思ってしまった]


[会いたい人はいたのか、という問いには、力なく首を振ってみせた]

会いたい人は、いるけれど
ずっと前に逝ってしまったから

会えないような、気がします。

[それに、会っても、どうすることもできないだろう。
妹も、あの人も、2人で幸せになったのだから。 ]


[自分がこうなってみてわかるのは
ここにとどまり続けるのには、強い気持ちが必要だということだ。

ジャーディンさんの近くにいるその大事な人は
彼の側に居続けるために、強い気持ちを抱いていたのだろう。

妹も、あの人も
私のためにそんな思いを抱いていてくれるとは思えなかった。

薄い笑いを浮かべて、もう一度首を振ってみせる。
留まり続けようと願わない限り、やがて薄れて消えていくだろう。

―― ロルフが ここで見当たらないように。]


そういえばロイエには会えました? ここの3階で眠っていた女性です、と尋ねた


そっか


[家族か、血縁か、想い人か。
事情は知らないから、どことなく、諦めた風なマーゴに、下手な慰めも思い浮かばず]

じゃあ マーゴは
 もう少し 生きていたかった……?

[寂しそうな華奢な肩に触れかけて、手を引っ込めた]


楽しみだったのにな 食事に誘われて
折角 マーゴが準備してくれてたのに ごめん

あの食卓を見て オレ
 血ぃ貰えるより 嬉しかったんだよな


ありがとう

[ラルフに感謝を述べた時よりは素直に、声に出せた。
それでもどこか照れの残る頬を掻きながら、柔らかくはにかむ]

ああもうっ うまく励ませねぇけど だから――


オレは マーゴに 感謝してる
 だからそんな 寂しそうな顔は

[見ていられなくて。
マーゴの頭を、髪が乱れるほど乱雑にワシャワシャ撫でる。
"誰か"の代役になんて、なれやしない]

ロイエってのか 見た見た
あン時は 血ぃ美味そうなのに 勿体無い 
としか 思えなかったけど

マーゴは生きてる時も 知ってたんだな


ばつが悪くて、手はすぐに離してしまった*


メモを貼った。


[ ふと見れば、小さなマリオが泣いていた。 ]

  ああ、マリオ

[泣いていた。泣かせたのが自分だというのは、なんとなくわかっていた。
やさしい、人の心に寄り添う子だから。
そういえば、姉がいたと言っていた。もう亡くなっているといっていたから、それを思いだしてしまったかもしれない。]

ごめんなさいね

[マリオの傍らに佇み、髪を撫でようと試みたが、触れることはできなかった。
かわりに光る虫が、帽子を被った頭の周りを一周して、消えた]*



[もう少し生きていたかったか、と尋ねられて、これにも首を振っていいえと答えた。
生きることも、何かを求めることも、もうずっと昔に諦めてしまっていたのかもしれない。

誰かの役に立つことをすることで、自分の存在意義を確かめていた。
祖母のためにという名目で村を出て、そうしてここに辿りついて、甘やかしてもらったことが嬉しかった。]



楽しみに、してくださったんですね。

[みんなで食べられなくて、残念でした、と眉を下げた。
こんなにたくさんの生きた人間に会うのは久々だった。

汚染された世界で、唯一の清らかな水がある場所に辿りつくことができた幸運な仲間たちと一緒に、襲われる心配をせず、安心して皆で食事ができたらどんなによかっただろうか。]

嬉しかったと思ってもらえたなら、本当によかった。
そういってもらえると、私も、嬉しいです。

[実際に食べられなくても、少しは役に立てたのだと思えるから。

頭をわしゃわしゃにされて、ふと肩を竦めると、
村でも、旅の途中でも、自分をそんな風に扱う人はいなかったから、なんだかくすぐったい気がして、顔をくしゃくしゃにして、笑った。]**


ええ、ロイエは、ほんの少しだけ、噴水の前で会ったんです。
水を飲めるように場所を開けてくれて…

不思議な人でした。
妹がいたと言っていたから、もう少し話してみたかったな。

[彼は“見た”という言い方をした。
“会って”はいないのだ。
ということは、此方の世界でもロイエはもういないのかもしれない。

だとすれば、自分たちも、ここに留まれる時間はそうは長くはなのかもしれないな、と思った。]

美味しそうなのに、勿体無い、なんて

[あの時は、本当にあの植物のいいなりだったんですね、と少し可笑しくなって、眉を下げたまま笑った*


そもそも なんでマーゴまで 死――
オレはともかく 『生命の導き』で
助かるンじゃ ねぇのか

[フェルゼなら詳しいのだろうか。
水は彼のものではない、との言葉通り、生死をどうこうできはしないだろう。
きっと、自分たち以外にも多くの『願い』を背負って、断れず、見守っていた。
交わした言葉は少なかったが、彼の身に可能な限りの便宜は忖ってくれていた感じがしたから、恨む気持ちは湧いてこない]


マーゴが 生きていれば
マリオはあんなに 泣かなくて済んだのに?

まあ 順番が逆だったところで いずれはって気もするが

[未練がないと言うよりは、望むことを遠慮しているように見えた。
自分は過度に牙を剥いて周囲を威嚇して、マーゴは固く閉ざして頼るのを恐れて。
根本は似たような自衛だろうから、こうなった以上、もっと欲張りになってもいいのに、ともどかしさを覚える]


じゃあ オレもマーゴも
一緒に食卓を囲むくらいまでは
 生きたかった――ってことで

……そうすりゃ マリオも 少しは打ち解けてくれたかな


[不覚にも、乱れ髪に縁取られた笑みに、ドキリと肩が跳ねた。
いつも、どこか張り詰めたような緊張感を纏っていたマーゴが、あまりにあどけなく笑うものだから。
愚かしい優越感の裏で、とりあえずラルフに謝っておく]

そんな 可愛い顔も できンじゃん
――ずっと 頑張ってきたんだな マーゴは

[聞けばロイエにもマーゴにも妹がいたらしいから、気丈な振舞いの一因はそれかと納得した。
物分かりのいい、お姉さんの顔。
きっとそれも美徳なのだろうが、もう一度崩したくて、今度は眉間を軽くつついた]

もう 肩の力 抜きなよ
折角 イイ笑顔なのに 『勿体無い』

[此方も今や頚や手首に視線が吸い寄せられないのだから、清々しい気分だ]


メモを貼った。


[彼らがマーゴの亡骸を言葉少なに弔った後、厨房へ向かうならふらりとついて行く。
勿論マーゴも誘って、ちゃっかり自分の席を確保すると、足を組み頬杖をつく姿勢。
生きていても死んでいても自分の眼前に器はないが、律儀に食事が終わるまでその場で、参加者の気分を味わうのだ。
未然に叶えられてしまった焦がれた光景より、陰鬱な空気にはなっていただろうが]

――飲んでみたかったな

[まともな味覚を失って久しく、そもそも血以外の味が思い出せない。
温かそうなスープからたちのぼる湯気が、そんなはずないのに目に沁みて、そっと目頭を押さえた*]



『生命の導き』は、…死んだ人を生き返らせる力まではない、みたいですね。

[いつか自分にも『死』がやってくるとは思っていたけれど、
まさかあんなに唐突にやってくるとは思ってはいなかった。]

フェルゼは… こうやって沢山の死を見送ってきたんですね。

[そう考えると、彼の反応もわかるような気がした。
どのくらい長い時間、彼は、一人で ―― あるいは、エンジェルシイラと共に、人を見送ってきたのだろうか。

その長い時間を想うと、―― 胸が痛む。]



そうですね、マリオは、泣かなかったかもしれません。
でも、誰かの命と引き換えに生きながらえたくはなかったかな。

[自分でよかったと、そう思ってしまったのだ。

此処に来るまでの道のりも、この廃墟の中でさえも、
汚染された植物と生き物で満ち溢れている。
水もどれだけもつのかわからない。
けれども、生き残った人たちに幸いがあって欲しいと思ったのだ。

マリオが大きくなったら、きっと美人になるし。
それを見届けられないのは少し寂しいと思ったけれど、
口には出せないで曖昧に笑って見せた]

ええ、きっと。
柔軟な子だから、きっとすぐに懐いてくれますよ。

[あの時のジャーディンさん、本当に怖かったですもんね、と、少しだけ意地悪を言ってみたり、した]



[笑われたことで恥ずかしくなって、慌てて目を伏せ、髪を手櫛で整える。
そんな風に言ってもらったこともなかったから、どうしていいのかわからなくなる。

口さがない人々に、妹と比べられることも多くて、自分の容姿も好きではなかった。
太陽までも惹きつける夏の花のように明るい妹は、本当に愛らしかったから。

なのに、眉間をつつかれて、さらに言葉を掛けられれば、真っ赤になって俯いてしまうことでしょう。

蔦から解放されたジャーディンさんは、陽気な性質を取り戻したようだ。元々は明るい、人好きのする青年だったのだろう。

つつかれたところを抑えると、考えるふりをして、口をへの字に曲げた]*


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