人狼議事


103 善と悪の果実

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視点:


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2012/09/24(Mon) 02時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―宴―

[>>1 放蕩息子にちらと視線を流す。
相変わらず、と呆れたような白眼視の後

つと、夕闇伯は窓の外を見た。
騒がしさは此処までは届いてこない。
使用人が歩いていくのが見えただけだ。
だから、まだ、気づかない。

グラスを運ぶ使用人の一人がもう間もなく、と声をかけてくる。
一つ頷くと闇色はゆっくりと立ち上がった。]

―――さて、

[大広間に現れしは栄光の名を持つ館の主。
禁断の林檎の持ち主――夕闇伯は笑みを深めた。]

(6) 2012/09/24(Mon) 03時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[きらきらしきは紙吹雪。
掌の上にそれを受け止めながら、
恍惚と善と悪の果実を見つめた。]

―――嗚呼。

[吐息交じりの感嘆が、*宴の喧騒に蕩けていく*]

(12) 2012/09/24(Mon) 03時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2012/09/24(Mon) 04時頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2012/09/24(Mon) 09時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[不躾な感想を口にしている者が居る一方で、
夕闇伯は壇上の果実の側に歩み寄り、興味を隠さず見つめる。
遠い朧月に焦がれるような佇まいだ。]


かつて歌わぬ小鳥は
殺してしまわれたというが……こうも扱いが違うものかね。


[す、と取り出したのは細かな細工が施された真鍮のオペラグラスのようなものだ。壇上にあり、手にとって見ること叶わぬ禁断の果実の機構、意匠を具に鑑賞、或いは観察するためのもの。]

(19) 2012/09/24(Mon) 10時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[眺める姿は、ある種この果実を
妄信しているかのようにも見える。
細めた瞳に揺らめく感情の色がある。
自身でも自覚しているかどうかは分からないが。]

やはり美しい
――……叶うならば是非手に取って
構造を実際に眼にしてみたいものだな。

[オペラグラスを眼からずらし、
切れ長の眼を細めた。
使用人は失礼のない程度に夕闇伯の様子を窺っている。
――少々、機械いじりや蒐集癖で浪費が過ぎるところがある、というのも有名な話なのだ。]

(20) 2012/09/24(Mon) 11時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[>>28 手を伸ばせば届く場所にある果実を眺める
もどかしさのある蜜月の時間は、
煙草のにおいと男の声に遮られる。

敢えて、声をかけてきた。
囁くような声の方を、鋭さ帯びた切れ長の眼で流し見る。そこに笑みはない。]

―――、……美しいものを手に入れたい。
自然な感情であると思うがね。

無論ただの、……戯言であるよ……。
嗚呼……よもやこんな席では職業病は出すまいな?

[貴婦人が持つ扇のように
口元をオペラグラスが半分隠す。

対する男は薄笑みを浮かべている。
立ち去る背へ、暫し意図を考えるように視線を向けたまま。彼が身を持ち崩しているとまでは夕闇伯の知るところではないゆえに――だ。]

(35) 2012/09/24(Mon) 14時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[しかし、戯言と謂った。



―――果たしてそれは、真に本心であると謂えるのか?]

(36) 2012/09/24(Mon) 15時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

……、―― 

[――あの、果実の輝きにあてられたのかも知れぬ、
と、オペラグラスを再び眼に当てることは今は控え、
テーブルからグラスをひとつ手に取った。
やはり、酒ではない。

警官は歌姫と少女の方へと向かったようだ。
一瞥するのは、やはりこの場の“異質”が気にかかるためであった。

>>11 人の合間からトニーと、
挙動不審であった男の二人連れを見つけると、
何の気まぐれか、――或いはこどもの足首に見えるプレート故か、緩やかに歩み寄って声をかける。]

……見えているかね?見るならば近くがよかろうよ。
ところで……彼が連れかね?

[と、トニーが服の端を握っている相手を、流し見た。]

(38) 2012/09/24(Mon) 15時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2012/09/24(Mon) 15時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―大広間にて>>44>>46

[やはり年齢には似つかわしくない落ち着きをもってトニーは答える。
先ほどのことは別段気にしていないことを
態度で示しつつ、笑む少年と、男を見た。]


……そうであったか。面倒見のよい事だな。


[とらえ様よっては含みを持たせたように聞こえる口調だった。
少しの間、男の方を静かに見つめる。]

(49) 2012/09/24(Mon) 18時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

――汚れる?

[トニーの答えを繰り返した。
少年は手を見る。小さく銀のプレートが鳴る音がした。]

ふ、随分と気を遣う。
……そうそう禁断の果実は汚れはすまいよ。
そも、汚れていないものがあるかね……?

[この街に、この世界に――と、夕闇伯は可笑しそうに謂う。]

殊勝なことだな。
とはいえ身の丈を弁えるのも……長生きするには必要か

[そうして、低く笑ったのである。]

(50) 2012/09/24(Mon) 18時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2012/09/24(Mon) 18時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―大広間>>56>>59
[強調される“偶然”。
夕闇伯は、相手の目をひたりと見つめている]

ああ……。
先程最前列で堪能してきたところでね。

しかし、特等席にはほど遠い。

……――――いかがされた、
そう萎縮せずともよいだろうに。

[落ち着きのない男へ、
わざとらしく指摘する。
く、とちいさな笑いと共に、だ。]

冷たい飲み物でも運ばせてはどうかね……?

[からかうような色を乗せた囁きの後、>>57もうひとつ、別の声が向けられた。]

(62) 2012/09/24(Mon) 21時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―大広間>>65

おや、……奥方が臥せっているとは。
このような特別な日に――勿体無い、いや
残念なことを……。

[青年と怯えた男のやり取りに、
するりと感想を滑り込ませる。
男の青白い顔は、なるほど薄暗い世界で始めて手を染めたものが見せるそれに似ている。
――そんな感想は、おくびにも出さぬまま。

さて、この黒色を主とした青年の物腰、どこぞで見たか、と記憶を探る。]

(68) 2012/09/24(Mon) 22時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―大広間>>69

嗚呼……ありがとう。これは気に入りでね。

[指先で紫水晶を撫でながら答える。
大広間の明かりを映しこみ、
深い色をいっそう際立たせている。]

なに、知り合いから伝え聞いた誰ぞに
君が似ている気がしただけでね。
まあ、些細な話だ……

[グラスを傾け、視線を林檎のほうへと再び向けた。
怯えた男の抱いた感想どおり、
群がるのは知恵の実を求める御伽噺のようでも、ある。]

(74) 2012/09/24(Mon) 22時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

魔性だな、あれは

[>>70 林檎を見たまま、答えた。
唇の端は再び上がる。]

歌わぬならば歌わせてみたいものだがね……

(75) 2012/09/24(Mon) 22時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―大広間>>79>>81

[竦みあがる一挙手一投足を
揶揄するように眺めながらの夕闇伯は言葉を紡ぐ。]

然様か。
ならば、尚のこと前に出て
ゆっくり見るべきであろうな、
……もっとも、言葉で尽くせるとは謂いがたいか。

[ほんの少し首を傾いだ。視線を林檎から
男へと戻したのだ。>>81 黒髪が、さらりと流れる]

……――そうやもな?

[ふ、と笑い含み]

……――誰も聞いたことがないのでは何とも謂えぬがね……主人の前でだけ、というのはなかなか詩的な話ではないか。

(84) 2012/09/24(Mon) 23時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―広間>>83
[笑みを深めて、賛辞への答えとした。
金銭的価値は無論高かろう、
それ以上に蒐集家の心を擽る逸品だ。]

――ほう、そうなのかね。
それはそれは――……
では私の趣味も知れているだろうな、

[くく、と喉を鳴らす笑い。
変り種の蒐集家、その中でも自分が気に入ったものならば節操無く集めているという夕闇伯だ。なかなかの散在具合であるとも謂う。]

佳い趣味をしている、
天球儀は見ていて飽きぬもの、だがあの林檎はそれ以上であろうな。

[好物を目の前にした瞳のきらめきが在った。]

(94) 2012/09/25(Tue) 00時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[>>89 男の声に、そうだろう、と
鷹揚に頷いた。]

遠慮など此処では何の得にもなりはしない。
そうだな―――
俗っぽく謂えば
好事家ならば私財を投げ打ってでも……と謂うであろうがそれでもまだ、足らぬな。あれには。

[男の視線が吸い寄せられる様は
やはりあの果実に誘われるようであり。
群がる人々を見下ろす黄金は沈黙を保ったまま。]

……ふむ、……あぁ……
グロリア殿も聴いたことはない、と
私はそう見ているが?

……聴いてしまえば抑えられまいよ、黙っていてもにじみ出てしまおう。

(95) 2012/09/25(Tue) 00時頃

ヴェスパタインは、ウェーズリーのほうではなく、また林檎を見ながらの答えであった。

2012/09/25(Tue) 00時頃


ヴェスパタインは、ジェフの姿が見えなくなってから、また微かに煙草の臭いを感じ口元に手を当てる。

2012/09/25(Tue) 00時頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


ああ。
果実を眼に焼き付けてくるが佳い。
いい夜を。

[檸檬水のグラスを掲げて、男を見送る。]

(97) 2012/09/25(Tue) 00時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[>>99 グラスを傾けながら
濡れ羽色の青年に相槌を打つ]

……――ほう、
それはなかなかに興味深い。
悪魔が閉じ込められたとは、なかなか。
紹介してもらえるのかね。

[面白半分に尋ねる。詐欺師の苦笑と知ってか知らずか――]

(106) 2012/09/25(Tue) 01時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―大広間>>109
[褐色の子供との交わした言葉を思う。]

――……さてな?
単純に好奇ゆえかもしれぬぞ?

[グラスを傾け、トニーの額に
戯れに寄せもした。]

あれに触れれば、そうだな、
変わってしまいそう、か?

……あれは 魔性の果実だな。
私の持つどの蒐集品とも、違う。

[声に微かに熱がこもる。己の胸元に触れるのは、湧き上がるざわつきを抑えるためのように見えた。]

(113) 2012/09/25(Tue) 03時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[>>116大人びた表情を
夕闇伯は佳きものとして受け取っているようだった。]

――――そうだな、
変わった装飾品、とか……?

[プレートを指すのは明らかである。
無論、それだけではない風だが。
額を押さえるしぐさを、愉しげに見下ろしもした。]

まさに禁断、といったところか。
……なれば、グロリア殿は既に果実に堕ちているということになるか?

[戯れ半分、もう半分は夕闇に紛れた。]

(121) 2012/09/25(Tue) 09時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


――― …… 

[>>117胸を押さえた指先はそのままに――]

魅せられる、のは
間違いない。

……魔性、と。謂ったとおりだ。

[歌いもせぬ林檎へ向け、囁くような声はわざとか無意識か、甘さを帯びたものだ]

(123) 2012/09/25(Tue) 10時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[黄金の林檎へと視線は自然吸い寄せられる。
見つめていると、そう、トニーの謂うように
内側からじわりと滲み出てくるものがあるのを自覚せざるを得ない。]

あぁ、……――それを貰おうか

[軽い酩酊ににも似た感覚、
それに誘われたのであろう、普段めったに口にしないアルコールのグラスを使用人から受け取った。

その一連の動きの中で、
白い人物>>122の腰を撫ぜていた放蕩息子と聞き及ぶ男が視界に入った。]

……――しかし、
ああいった手合いに価値の分かるものかね――……

(125) 2012/09/25(Tue) 10時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[漂う殺伐とした不穏な空気。
宴の場に相応しくないものではある。
緩やかに腕を組んで、己よりも背の高そうな豪商の放蕩息子を見下すように横目に見た。]

―――、……ふん、
父親に似ず―――


[粗野な男だ――と、夕闇伯は思う
威圧的な態度が気に食わぬ、と隠しもしない態度は反感を買いやすく、実際伯に、敵は少なくない。]

(127) 2012/09/25(Tue) 11時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


……場末の酒場で相応に在ればいいものを。

[この館の女主人が客人を「平等に扱え」と使用人には命じているが、客当人は知ったことではない。
見下した視線そのままの言葉を紡ぎ、
グラスに口をつける。
はじけるシャンパンの泡は黄金色。

もしこれが林檎の色であればと思えば
露に剥がされていく心地がする。知らず、知らず。]

(129) 2012/09/25(Tue) 12時頃

ヴェスパタインは、粗野な男を横目に見たまま、一口シャンパンを嚥下する**

2012/09/25(Tue) 16時頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2012/09/25(Tue) 16時頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2012/09/25(Tue) 21時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[――猫や、獣は威嚇するとき眼を見、
先に逸らしたほうが気圧された、という掟があると言う、が。

見ようによっては縦に長いようでもある
夕闇伯の瞳孔は、気に入らぬという感情を隠すことなく放蕩息子を見据えていた。
小さく鼻で笑う様まで見せる。


見かねた使用人が間に入らなければ、
さて――どうなっていたことか]

(144) 2012/09/25(Tue) 22時頃

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