人狼議事


297 湿っぽい古風和ホラーRP村「紫陽花奇譚」

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[それが、過ちだったのだと、誰も知らない。]


[知るはずもない。
 頼んでもいなければ、自覚もないのだ。
 社におわす神様に近づき過ぎたせいで神様を脅かしていたなどと。
 その身に神宿す、緋色の花嫁を探していたなどと。

 それがきっかけなのか、それとも自ら連れて行ってくれなどと言ったからなのか、明確にはわからない。
 だが、如何せん、そう、目立ちすぎたのではないかと、思う。]


メモを貼った。


「此処におるよぉ」

[ 時間の概念さえも曖昧で。

その中で、掌に残る連れ添った伴侶の掌の感触
それはきっと家族揃って山を訪れた時

戻らない幸せの記憶 ]


「………じいじは、此処にいるよぉ」

[ 瞳を皺に埋もれさせつつ、ちいさく手を振った

ちゃあんと見てるから。

君が神様に拐かされぬよう
じいじがちゃあんと見守るから

……だから。
たぁんと遊んでおいで? ]




あの子がほしい


     あの子じゃ分からん


その子が欲しい


     その子じゃ分からん


  




          
  欲しい子なんて決まっておろう?


  



[ ただ、健やかに育つ君

芙蓉の花が花開くのを見守れればそれで良い **]


メモを貼った。


これは夢や。
誰かの怖い、悪い夢…

せやから、もうええよ。もう覚めたらええんよ……

[そして夢の登場人物は、夢が終われば消えてしまう。
それでいい。少女は思う。早く消えてしまいたい。消えて、嫌いな自分を消してしまいたいと思った。

止まない雨がないように、覚めない夢もきっとない。
…ほんとうにないのだろうか。夢で栄華を極めたという邯鄲も、覚めなければそれが彼の一生だったのかもしれない。]


せやったら…
やっぱり紫陽花がええな…

[彼は愛でてくれるだろうか。()
夢のように咲く紫陽花を、そうやって、毎年足を止めて見つめてくれるだろうか。ああ…あの紫陽花がいい。]

坊ちゃんも夢を見るやろか…
蝶になって…あの紫陽花を舞う夢…毎年…毎年…… **


――社を離れ――

[山奥への道を進むうち、紫陽花はその身に花を湛えきれず、はらはらと落として道を埋めるようになっていた。
 そのうちのひとつを、確かめるように拾おうとして]

……な、

[指先がすぅと透き通っているのに、気付いた。
 だが、気付いたところで止める術など持たない。
 ああ、本当に宣言通り迎えが来たのかと思うだけだ。

 叫べと言われたが、叫んだところで定吉が来る頃には、事を伝える口を持たないだろう。
 なら、せめて。
 何も言わずにこの身を委ねるつもりだった、が。]


[最後の抵抗とでも言うように ぶわり と濃密な藤の花の香りが、風に乗って流れていった**]



  ねぇんねん、ころりよ

    おころりよ

      坊やは良い子だ、ねんねしな


[ ゆっくり、ゆっくり歌を唄う

その手は誰かの頭を撫で。

まるで怖い夢を見た誰かを護るように ]



[ ―――……今度こそ寄り添えるだろうか?

翁が「大人」として見ていたが故に
その内心を思う事も無かった少女に ]



……日向、おるのかい?

[何処からか声が聞こえた気がして
そっと声を放る

声が聞こえるという事は、そうか、きっとあの子も――…。

自分は、良い。
老い先短い身だ。それにこうなる事は願いでもあった

…だが、まだまだ此れから日向を歩いて行けるであろう子が神様の傍に来るのはひどく忍びなくて ]



日向や。
すまんかったのぉ

ワシには、おまえさんのおとうとおかん。
見つける事は出来んかったよ

[ 聞こえてなくても良い。

ただ何時かの心の叫びに向かって訥々と話す
その口調には苦いものが混じって。

町で診療所を営む息子夫婦に頼んで、紀夫婦を見なかったか聞いてみたりもした

…けれども、紀夫婦の事情は分からなくて。
少女を落胆させるだけだ、と告げる事も無かった ]



日向はえらくしっかりしておったから。
甘えておったのかもしれんな

子守りをして、奉公に出て…
よく頑張ったのぉ。

[ 手を伸ばして小さな頭を撫でようと

…が、このまま手を伸ばして良いものか
立ち去る間際漏れ聞こえた言葉が思い留まらせる

日向が限界を叫ぶまでは
その内心に全く気付かなかった翁だ ]



……日向が苦しいと思った事
ワシにも教えてくれんか

[ 代わりに困った風に笑いかけた

声が届くかさえ分からぬというのに** ]


ええんです。もう…()

[それは芙蓉の祖父の声だっただろう()。
彼のやさしい声に触れて、少女の心は痛んだ。両親の消息を聞き()、少女は自嘲気味な笑みを漏らす。こんな娘に誰が会いたかろうか。娘はどのような顔で会えばいいのか。そうだ。わからなくて良いのだ。少女の心は痛む。けれど少女は偽る。]

沼太郎はん…
おじいちゃん…だいじょうぶやから。
もうすぐ、こんな悪い夢は終わります…心配せんで……


メモを貼った。


【人】 座敷守 亀吉

―亀の自宅―

[紫陽花の花が、道からはみ出て雪のようにさえ見える。
そういえば、雪の結晶も小さな花のように見えたな、と、余りに現実離れした光景の中思う。]

……雪みたいやのに、
かじかむ寒さやないのは、不思議やな……

[呟きながら、そっと本棚に手を伸ばす。]

(23) 2019/07/14(Sun) 00時半頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2019/07/14(Sun) 00時半頃


【人】 座敷守 亀吉

―亀の自宅―

“朝は20で……この騒ぎの元は、4かもしれん。”かぁ…。
……なぞなぞ、なぞなぞなんかな……?

[朝は20、いつか本の話をしたときに
似たことを、謂ったような気がしてぱらぱらとページをめくる。
ある程度は難しい漢字も読めるようにとは、死んだ祖母の教育方針だったのだ。]

……ひいろの、…、
……、つむぎ……、…………、

[朝は30、騒ぎの原因は、と、少女の声を思い出し、思い出し。]

(30) 2019/07/14(Sun) 18時頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2019/07/14(Sun) 20時半頃


【人】 座敷守 亀吉

―亀の家―
……口伝やわらべ歌ばかりだったから、
本の方には何も書いていない……か…?

う、わ…っ!

[本を引っ張り出した折にどさどさと一気に落ちてくる。
自分が生まれて以来、物心ついたところから一面、埋め尽くされてた────そこに。]

……なんだこれ……

[見つかったのは隠された扉。
隠された、というより本棚が置いてあるということは「封じた」ということなのだろうか。]

(41) 2019/07/14(Sun) 22時半頃

【人】 座敷守 亀吉

―亀の家―

……これなんやろ……、
……地図…?

[刻まれていたのは山のある場所へと続くのを示すような文様。
それに、藤の花のような文様と、亀を模したような文様も添えられている。]

……藤…?朧の家の文様に似てる…。
──これ、うちの裏手から続いてるんか…?
……字、ちょっと……
削れてもうてわからん……。

……うぅん……。

[本が散らばる床の上に立って、扉の表面をなぞる。
ぎ、と小さく軋んで扉が小さく動いた。本棚の木枠に手をかけて、全体重をかけて引いて動かす。辛うじて滑り込める程度の隙間が空いた。]

……、言ってみるべきだろうか。
……刻まれているこれは…岩か…?

(43) 2019/07/14(Sun) 23時半頃


そな顔して…べっぴんさんが台無しじゃよ

[ 自嘲気味な笑みを見て眉を下げて笑った

日向は何かを偽っている
…その事だけしか分からない

話されない本音は分からない

ただ―――… ]



これ以上は聞かんよ
でも悪い夢を見とる子は心配しとうなる

…それも大人の性じゃで。

[ 心配するな、は出来ない相談だ

この夢の終わりは一体何処にあるのだろう?
神様に誘われた者は…死んだ者は一体何処へ行くのだろう?

…せめて、悪夢のままで終わりませんように。

何処からかふわり舞い込んだ優しい藤の香りの中で虚空を見遣った**]


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 座敷守 亀吉

[木妻、と刻まれた其処には、
社を示す印も刻まれていた。]

……どうして…?
…い、いや、ええわ。……とりあえずここから進んでみたら、なんかあるかも……、

[手にしていた本一つ懐に入れて。
隠された裏口から山の方へと抜ける道へ出た。
長らく使われていなかった場所にも、透明な紫陽花が咲き誇る。
奇妙なことに、それは真っ直ぐと、ある場所へと導くように白い花道のように獣道の一部を塗り替えている。

──かつて、かつては、
ここを通って参道としていたことなどもう誰も覚えてはいない。朽ちて結ばれた赤い糸が木々の合間を目印のように揺れているだけだ。]

(44) 2019/07/15(Mon) 00時頃

【人】 座敷守 亀吉

…朝顔ちゃん、もしかして、
なんかでこの道の事を知ってたんか…?

騒ぎの元が…40……、
……むう、……今は行ってみよう、
騒ぎのもと、というんなら…なんやあるかもしれんし…

[呟き、花溢れる山道を登り始める先は、くしくも消えず残る人々のの集まる社へであった。]

(45) 2019/07/15(Mon) 00時頃

【人】 座敷守 亀吉

[あのこがほしい
   あのこがほしい────、

微かな歌声がまたどこからか届いたような気がする。
歩いても歩いても、透明の重なる白い道。
息を切らしながら吸い込めば
香りもせぬのに胸が詰まるような思いがする。

木の幹に結ばれた緋色の糸が
やけに目につく。]

……おーい…?

[かすかな声を上げた。小さくこだました。]

(47) 2019/07/15(Mon) 00時半頃

【人】 座敷守 亀吉

[赤い糸が導くように続いている。
その一つを指に引っ掛ければ、
脆くもほろりと零れおちた。

箕島の紋の亀と、
藤屋の紋の藤とが
刻まれていたのはどういうことか。
あの壁を隠すように本棚が置かれていたのはどういうことか。
まるで忘れ去って無用になった後、思い出さないようにしているようだった。

歩き続けて疲れて一息、
ふと、懐に入れてきた本に手を触れる。
古びた一冊の光源氏、巻4。]

そういや朝顔ちゃんと読んだなあ、
……名前が一緒の巻があるとかでおしゃれやな、とか言うてた…

……っけ……?

(50) 2019/07/15(Mon) 01時頃

【人】 座敷守 亀吉


……、…夕顔


[まさか、そんな、と緋色を帯びた目線が泳ぐ。]

(51) 2019/07/15(Mon) 01時頃

【人】 座敷守 亀吉

…巻数や…
朝顔ちゃん、巻数のこと言うてた…?

[狼狽する亀吉のもとに、
風と降りる霧に運ばれて、かすかな藤のにおいが届く>>48]

……っ!

[ありったけの力を込めて地面をけり、紫陽花に縁どられた道を駆け上がる。]

(54) 2019/07/15(Mon) 01時頃

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