298 終わらない僕らの夏休み!
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――回想――
[くじ引きはハズレの飴だったけど、型抜きは飛行機のやつだけ、なんとか抜いてやった。 いいか、型抜きってやつはな、細くなるところの手前に溝を掘って、形をシンプルに作り変えるのがコツなんだ。 気分よく事を済ませたのが功を奏したのか、そのあとあんず飴のじゃんけんにも勝って、2つのうち1つをレイ姉にあげた。
縁日で食べ歩くと、どうしてすぐ満腹になるんだろう。 食休みついでに、提灯の並ぶ中を歩く。 「夏休み、終わらなければいいのにね」そういうレイ姉の横で暮れてきた空を見上げてたら、足がもつれて転んでしまったのは、他に誰にも見られてないといい。]
(14) 2019/09/02(Mon) 01時半頃
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――回想――
……ただいま。 うん、ちょっと転んだ。 大丈夫、だいじょうぶだって。
[帰るなり、泥のついたズボンの膝小僧を指摘された。 大丈夫だって、心配しすぎ。 擦りむいた膝はお風呂で少し滲みたけど、それだけだ。 夏休み最後の1日は、存分に遊んで、ゆっくり休んだ。]
(17) 2019/09/02(Mon) 02時頃
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――朝――
[朝が来た。 学校へ行く時間より少し遅く起きて、カーテンを開ける。 焦りもしないし制服に着替えもしてない。 そう、大多数の学生と違って、今日学校へは行かないのだ。 登校中の学生ズを見下ろして湯悦に浸るつもりだった。
のに。]
(18) 2019/09/02(Mon) 02時半頃
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え……?
[窓から見えたのは、法被姿で、陽に焼けた肌をてかてかさせた、町内会のおじさん達だった。 さあ今日もこれから祭りの準備だと、威勢よく笑っている。]
(19) 2019/09/02(Mon) 02時半頃
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[慌ててスマホを見る。ロックを解除する。 画面には、09/01の文字がはっきり映っていた。 TVをつけても、ベッド脇のデジタル時計にも、日付のところだけ狂ったみたいに、9月1日だった。]
なん……、どうして……?
[もしかして、変な夢でも見てた? 今日、今から本当の9月1日? なら、それでも別に構わないけど。 あんまりに、あんまりにもリアルすぎた夢じゃないか?]
(20) 2019/09/02(Mon) 02時半頃
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[それからはっとして、膝を見た。 あれが夢なら、転んでなんかいないはずだ。 ベッドの中で膝を擦りむくほど、器用な寝相はしていない。 そう思って、膝を見た。]
……――
[そこには擦れた傷と、情けない青痣が残っていた**]
(21) 2019/09/02(Mon) 02時半頃
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――自宅――
……確かめないと。
[今日がもし9月の1日なら、朝はオムレツとトーストだった。 焦がさないようにって注意したパンはほとんど焼き目がついてなくって、ただの食パンの味がしたっけ。
記憶を辿りながら、部屋を出る。 控えめなバターと、牛乳の匂い。 朝のニュース番組が、今年は一日長い夏休み最終日です、と言っていた。]
(87) 2019/09/02(Mon) 21時半頃
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[本格的に訳がわからない。 "昨日"は"今じゃない"けど、"今"は"昨日"みたいだ。
混乱の中で食べた朝食は味がわからなくて、ぼうっとして見えたのか体調を心配された。 大丈夫、をまた重ねて、出かけてくるね、と外に出る。 たった今心配されたばかりだからいい顔はあまりされなかったけど、このまま家でじっとしてるなんてできそうになかった。]
(88) 2019/09/02(Mon) 21時半頃
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[今がいつか確かめたいけど、どうしよう。 とりあえず神社に行ってみようか。]
……学校だと、もしほんとは2日だったら、変に見えるかもしれないし。
[9月2日は、登校しないはずだった。 もちろん1日にいることはおかしいことじゃないはずだけど、今日は1日の翌日のはず、なんだ。
とはいえ途中まで同じになる道を、確かめるように歩き出す。 昨日レイ姉に会った時間よりは早いから、今会わなくたって不思議じゃないけど、だとしたら昨日と違って朝から歩いてる今は、何月何日なんだろう*]
(89) 2019/09/02(Mon) 21時半頃
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――神社そば――
[懸念に反して、どこからどこまでも、今日は9月2日ではないらしい。 神社のあたりまできたって、制服を来て登校しようとする人はひとりもいない。
きょろきょろと辺りを見回しても、何も代わった様子や人は見つからなかった。 みんな今日が9月1日。日曜日だって何も疑っていない様子で、一日を過ごしているようだった。]
……俺がおかしいのかな、やっぱ。
[でも、あれは夢なんかじゃない。 擦りむいた膝が、それを教えてくれてる。]
(117) 2019/09/02(Mon) 22時半頃
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[あまりに普通に進んでいく『9月1日』に、混乱してわけがわからなくて、ぐしゃぐしゃと頭を掻きむしった。 何が起きてんだよ、いったい!
うがーっ、と吠える1秒前だったと思う。 おはよ、って言われたのは>>124。]
レ、イ姉。
[まさかこのタイミングで会うと思っていなかったから、びく、と肩が跳ねた。 ……なんで、レイ姉がここにいるんだろ。 朝、一回神社に来てたってこと、なのか?]
(128) 2019/09/02(Mon) 23時頃
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う、うん。 早いうちのが空いてるかもって思って。
[>>129それにしても準備中が目立つお祭りに来るのは早すぎるかもしれないけど、他に言い訳も思いつかなかった。 本当のこと言っても、どうしようもないし。 ただ、笑い話みたいに話されたその先の部分には、えっ、と驚いた声をつい返してしまった。]
学校……? 行くって、なんで。
今日、1日じゃん。
[周りの一般常識では、そういうことになっているらしい現実を投げかける。 今日は9月1日らしい。今朝からの情報で、知った限りによると。 けど。 もしかして、と思った気持ちをそのまま、ちょっとふざけるみたいに、笑って聞いてみる。]
(136) 2019/09/02(Mon) 23時半頃
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それとも、"昨日"1日だったから――?
[膝小僧は、擦りむいてるけど今はきれいなズボンの内側だ。 短パン履いてはしゃぐほど、もう子供じゃないって自負のつもり。 そんなはずないかって言うみたいに、ノリで頭を振りながらカマをかけた。]
(137) 2019/09/02(Mon) 23時半頃
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なんだ、レイ姉もこんな時間からお祭りだったわけじゃん。
[今見てきたということは、神社の中を回ってたってことだ。 お互い様じゃん、と同時に、なんで、って頭の中に浮かぶ。 だって、本当に今日が昨日なら、レイ姉はもっと遅くに、午後、家の近くであの彼氏じゃないヒトと会って、それからここに来るはずなんじゃ。 こっちが同じ行動を取らなかったから未来が変わった、にしては朝から縁日って、ちょっと理由がわからない。
そうしたらもしかして、同じように何かを確かめに来た、って方が正しいんじゃないかって思ってからの、今日が学校だと思った発言だったから驚いたんだ。]
(147) 2019/09/03(Tue) 00時半頃
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オチの予測、っていうか、その。 えっとさ。
[頭がうまく回ってなくて、起きてることもよくわからなくて。 けど、変にパズルのピースがハマるみたいに、頭の中で組み上がってきてしまった。 それをどう説明したらいいか、言葉でうまく言える気がしなかったから。]
これ。
[ズボンの裾をたくし上げて、膝の辺りまでまくる。 そこには、擦り傷と青痣がある。]
(148) 2019/09/03(Tue) 00時半頃
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え、
[唐突な声>>149がして、そのまま繰り返すみたいにレイ姉の視線の先を見た。 ……制服? たぶん、夏呼西高の。 ゲコ中の制服だったら、岸先輩だって気づけたんだろうけど。 見慣れない高校の制服姿ではすぐにはわからなかった。
でも、制服の人がいるってことはもしかして、あの人も。]
(152) 2019/09/03(Tue) 01時頃
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[ただ、足の傷を見せていたらそれを確かめることもできやしない。 レイ姉が傷を見て、息を呑む様子にこっちの視線も傷の方に戻した。]
そう。 昨日、転んだ時のだ。
俺が上ばっか見てて、こけて、レイ姉が手を伸ばしてくれて――
[間違いない、って思えた。 今日は、本当の、本当に、2回めの9月1日だ。]
(154) 2019/09/03(Tue) 01時半頃
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ねえ。 やっぱり、昨日は1日だった? 俺たち、かき氷食べたじゃん。あんず飴分けたじゃん。
おかしいのは、俺たち? それともカレンダー?
[確信が持てたら、あとはどんどん出てきた。 早口でまくし立てるみたいに、レイ姉に詰め寄った。 レイ姉が絶句して固まっているのにも気づかずに。]
(155) 2019/09/03(Tue) 01時半頃
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俺も……
[そして、腕を擦るレイ姉の、独り言みたいな呟きに、矢継ぎ早な言葉も急ブレーキで止まった。 だって、その思いは、あまりにも。]
俺も、夏休み終わんなければ、って、思ってた――
[あまりにも、覚えがありすぎる、思い。]
(158) 2019/09/03(Tue) 01時半頃
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ねえ、さっきの、さっきの女の人、追いかけに行こ。 制服着てたし、もしかしたら"同じ"かもしんない。
[今日が、今日が登校日だと思っていた彼女なら。 もしかしたら2回めの9月1日の中にいる人かもしれないって、思ったから**]
(161) 2019/09/03(Tue) 01時半頃
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――神社――
俺たちも……か。そっか。 カレンダーだけだったら、みんな驚いてるってことだし。
[>>164それにしては、世界はあまりにも普通に「9月1日」すぎた。 みんな笑って日曜日を満喫してる。 誰もが今日を「9月2日」だと思っていたなら、変わらない日付がニュースになりそうだけど、TV番組は昨日見たものだった。 苦しそうにわらうレイ姉を見て、少しだけ同じように笑えたのは、たぶん一人じゃなくなったから、かもしれない。 ちょっとだけ落ち着いた気分だ。
あの人を追いかける、で同意して、レイ姉とふたり歩き出した。]
(209) 2019/09/03(Tue) 19時頃
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[そうして追いかけるうち、黒髪の女子高生のほうがこっちに気づいたみたいだった>>170。]
中学は……その。 今日って、9月1日、だし。
[ああ、やっぱり岸先輩――岸の姉ちゃんだ。 と思う間もなく学校は、って聞かれて、一瞬詰まった。 いや、ええと、"今日"行ってないのは普通、だよな? "明日"も行く予定はない>>18のだけど、それは今は、いいか。]
学校って今日からでしょ同盟。
[あっ、って声に続いて出てきたのは、変に長めのアライアンス。 なんだその同盟、って思いながら繰り返したら、レイ姉>>184の復唱とまるきり重なった。]
(210) 2019/09/03(Tue) 19時頃
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[『今日は本来9月2日だと思う』。 岸姉がレイ姉を見上げて言うのに、どきりとした。 いや、もしかしたらそうかもって思って追いかけてはきたんだけど、こうも想像通りだと、ビビる。]
う、うん。 俺もそう思う。
9月1日、過ごした。
[ぐっと隣を見上げていた視線が、急に下がってこっちに来た。 そのきっぱりとした言い切りに、若干気圧されつつ。 レイ姉と一回顔を見合わせてから>>186、同盟員への加入を申請した**]
(211) 2019/09/03(Tue) 19時頃
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オスカーは、レイ姉や岸姉が移動するなら、ついていくつもり**
2019/09/03(Tue) 19時頃
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[>>222たとえ何回目であっても、今日は9月1日だ、というのはもう事実という受け止め方をしていた。 そう思ってしまうほうが楽だった。 普段から他人に乗っかって調子よく生きてきた、そんな流れ性分のせいで、思い込むのは簡単。]
岸も? ってて!
[ここで言う岸とは、岸弟だ。 竜太の響きに反応して、普段の呼び方が出ただけだけど、岸姉には紛らわしく、呼び捨てにされたみたいに感じたかも。 そのせいか、こっちまでほっぺたをつねられた。 痛い。痛いってことは、夢じゃない。]
(268) 2019/09/03(Tue) 23時頃
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なんだよーもー。 そんなに俺に触りたかったの?
[茶化してみるけど、あんまり声は楽しくならない。 これでいて案外、まだ心底楽しむ気にはなれないくらい、ビビってる。]
(269) 2019/09/03(Tue) 23時頃
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[レイ姉はもう一日楽しんじゃおうか、って言うけど、それそのものは賛成だけど。]
……ほんとに、明日2日になるのかな。
[こんな状況早く抜け出したいから、なってほしいような気もする。 ただ、ずっと遊んでられるなら、それはそれで悪くないよね、なんて思う。 つまるとこ、どうなってるかわかれば安心できるんだけど、中高生の頭じゃ今のところ無理そうだ。 どうしよう、っていう不安と、どうしようもない、っていう諦めが、一緒にやってきてた。]
(271) 2019/09/03(Tue) 23時頃
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[考えてるうち、だんだん人が増えてきた>>218。 追いかける目印にしたくらいだ、制服っていうのはそれだけで、登校の意思に見えるってことなんだと思う。]
あ、彼氏……じゃないヒト。
[その二人組が、はっきりと"昨日"見た二人だとわかって、それを示せるように名前を呼ぼうと思ったのだけど。 名前を思い出すよりも前に、脳にインプットされた情報が先に出てきてしまった。 向こうは名前を知ってるっぽいけど――昨日、名前言ったっけ?]
(272) 2019/09/03(Tue) 23時頃
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っ、わ。
[思い出したのが昨日の気楽なやり取りだった上に、突然聞こえた変な悲鳴>>254。 驚くと同時に、頭が真っ白になってしばらくぽかんとそっちを見ていた。 ついでに、張り付くように残っていた不安が、少しどこか飛んでいった気がする。]
(275) 2019/09/03(Tue) 23時半頃
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[ぱち、ぱち、何度かまばたきをして正気を取り戻せば、岸姉たちはすっかりお祭りの方に向かっていってて、楽しそうに遊んでる。 それを見たのか、独り言みたいな質問が聞こえた>>259。]
……わかんない。
[こっちじゃない方の岸は、一緒にバカやれる相手だけど。 岸姉には岸が叱られてたみたいな記憶が強い。 けど。]
俺もおみくじ、引いてこよっと!
[とにかく何か動きたくなって、二人のことを追いかけ神社に走っていった。 もしかしたら岸姉たちも、うじうじしてるのが面倒になっただけ、かもね。]
(278) 2019/09/03(Tue) 23時半頃
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[引いたおみくじは、小吉だった。 なんともコメントしがたい結果に、どうしたものかと思いながら眺めていたら、突然絶叫アンド泣き声(しかも女の子!)が聞こえてきて>>279、思わず手から落としてしまった。
慌てて細い紙切れを拾う。]
(290) 2019/09/04(Wed) 00時頃
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