70 領土を守る果て
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[やがて向けられる、彼女からの断罪の言葉。目を閉じて、胸の内で反芻し噛み締める]
……、そうか…分かった…。
[静かに頷いた。 それが罪滅ぼしならば、自ら命を絶たず、天命を全うするまで生き地獄を受け入れよう。 地獄まで伴をせよ、と言い放ったゴドウィンの言葉が重なる。 それは、たった今から呪いの言葉ではなく、生きる礎に置き換わった。
ただ、同じ運命を目の前の女性にも背負わせてしまった。新たに罪を重ねた事を知り、彼女境遇を哀れんだ]
ごめんね…。
[こんな一言で許しを乞おうとは思わない。だが、自分のせいで愛する人を奪われた女性に、何か声をかけてやりたかった。 ただの自己満足でしかないと思うけど。殺意にまで及ぶその気持ちは、痛いほどわかるから。
やがて、彼女は立ち上がると自分に背を向け、墓地を去っていく。 その場に佇んだまま、彼女の姿が見えなくなるまで見送った。己のせいで、己と同じ境遇に身を落とされた、彼女の後ろ姿を…───。**]
(39) 2011/11/25(Fri) 14時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/11/25(Fri) 14時頃
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― 義勇軍詰所・早朝 ―
[早朝、…は休んでいた奥の部屋よりプリシラの傍らに戻ってきた。 ろくに眠れはしなかったが、少しでも休んだことで、だいぶ落ち着きは取り戻していた。
―と、そこへ、…を探していたらしい侍女のパティとノーリーンが駆けこんできた。]
「お嬢様!お探しいたしましたよ!」
まぁ!パティ!ノーリーン!
(40) 2011/11/25(Fri) 14時半頃
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「街でお嬢様をお探ししていたとき…賭場の近くで事情をお聞きしました… そして居場所もわかったのでお迎えにあがりました。 この方ですか?お嬢様をお守りくださったのは…」
そうよ……プリシラ…… 私の大切な人……―――
「旦那さまと奥様もご心配なさっておいでです。 屋敷に戻りましょうお嬢様」
わかったわ……プリシラも一緒に……
「馬車でお迎えにあがりました。プリシラ様もご一緒いたしましょう」
[パティとノーリーンは近くにいた義勇軍兵士に頼み、プリシラの体を運んでいく]
(41) 2011/11/25(Fri) 14時半頃
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(ソフィアちゃんとグロリアおねえちゃんも詰所にいるなんて何かあったのよね…)
[あたりを見渡すがグロリアの姿は見えない。 ソフィアはまだ奥の部屋で休んでいるようだ]
あの…
[…は、近くの義勇軍兵士に声をかけた]
ソフィアちゃん……奥の部屋にいる女の子に伝言をお願いしたいのですが… ”1度家に帰ってきます。またここへ戻りますのであとでお話しましょう” と伝えていただけますか?
[義勇軍兵士に快諾を得、…は馬車へと向かった]
(42) 2011/11/25(Fri) 14時半頃
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メアリーは、時間を進めるため必死w
2011/11/25(Fri) 15時頃
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― フォスター家屋敷 ―
[…はプリシラと一緒に自宅へと戻ってきた。 馬車の音が聞こえたのだろう、家の者が飛び出してきた。 …はプリシラのことを頼み、一緒に屋敷内に入って行く。]
ただいま戻りました… ご心配おかけして申し訳ありません…
「いいんだ、メアリー。無事でよかった…」
お父様…ごめんなさい……
「この青年かね?メアリーを守ってくださったのは…」
はい…。プリシラさんとおっしゃいます…。 彼は…体を張って、命をかけて、全力で私をお守りくださいました…。
私の……大切な人です……
(43) 2011/11/25(Fri) 15時頃
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[父はプリシラのそばに行き、プリシラに向かって頭を下げた]
「プリシラ君…娘を守ってくれてありがとう。心からお礼を言わせてくれ… メアリー。彼はフォスター家代々の墓がある教会の墓地に埋葬しよう…」
えぇ…お父様…。
「それと、この国はもはや危ない。この国を脱出して避難しよう。 皆一緒では目立つので、使用人も含め別れて行動することになる。 お前には侍女のノーリーンと警護にダンをつける。 ――無事に合流しよう」
わかりました…。 実は…お友達が今、義勇軍の詰所にいるんです… できれば彼女も一緒に避難しようと思います…
(44) 2011/11/25(Fri) 15時頃
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メアリーは、しばらく一人遊び…
2011/11/25(Fri) 15時頃
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― フォスター家の墓のある教会 ―
[プリシラの棺とともに教会にやってきた。 彼はここで――静かに眠ることになる――
静かに埋葬されたプリシラのまわりを色とりどりの花々で飾り、最後に小さな木の苗を植えた。]
プリシラ…… 本当にありがとう…… あなたに守られた命、大切にいたします…… 少しの間離れるけれど……また必ず戻ってくるから…待ってて…
愛してるわ………プリシラ……―――
[…は、いつも結んでいたリボンを手に取り、それに口づけると、木の苗の枝に結び付けた]
(45) 2011/11/25(Fri) 15時頃
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ソフィアは、お寝坊さんzzz
2011/11/25(Fri) 15時頃
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― 義勇軍詰所 ―
[プリシラと別れ、両親と別れ、…は義勇軍詰所に戻ってきた]
ソフィアちゃん……いる?
[…は、ソフィアとグロリアの姿を探す。 彼女らから話を聞くために…]
(46) 2011/11/25(Fri) 15時頃
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─寂れた教会─
[裏手の墓地から教会に戻ると、神父は既に起きていた。 外に居た理由は問われず、朝の挨拶を交わした後で食事にしよう、と声を掛けられる。共に厨房へ向かった]
…───!
[スープを作ろうとして、具になる野菜を刻もうとした時だ。包丁を手にした直後、反射的に手が大きく震えて取り落としてしまう]
……っ…
[息が乱れ、背中や脇の下を冷たい汗が流れる。右の手首から先が痙攣したように止まらない。左手で掴んで抑えこもうとするも、本能的に恐怖を得てしまったのか、身震いが止まらなかった。 神父が慌てて掛け寄り、肩を抱いて落ち着かせようとしてくれる]
…すみません、…落ち着いたら、あの…お手伝いします。
[椅子に座り、震えと気持ちを落ち着かせててから、再び食事の支度に席を立つ。先刻刃を向けられても動じなかったのに、かつて凶器として扱った包丁は、もう二度と手にする事はできないようだ。 罪の記憶が蘇り、全身がそれを拒否する。 やがて、卓をはさんで席に着き、スープとパンで朝食を摂る。 神父は一切何も聞いてこなかった。こちらから話すのを待っているようで、…その気遣いが今はとても、ありがたい。**]
(47) 2011/11/25(Fri) 15時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/11/25(Fri) 15時半頃
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2011/11/25(Fri) 15時半頃
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2011/11/25(Fri) 15時半頃
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−Dullahan 2F・回想−(深夜) >>36の後
……逃げた?
『はい』
[ヴェスの亡骸と共に帰ってくると、賭場を襲撃した影の方から報告が入る。足手まといだろうからと、外へとやったベネットが戻ってこない、と。(>>8:140)]
使えないなぁ。 ここにいることがバレたらベネットがまずいだろうと思って、影をつけてあげたのに。俺やセシルと、サイラス、ベネットに接点はない。 他の仲間たちももちろんね。どこからも足はつかないはずなんだよね。
“他に仲間がいることを知ってる”
やっぱり、あのベネットからの報告、カマでもかけられたんじゃないかなぁ。
[ここに着いた日に、ベネットとした会話を思い出す。(>>7:120、>>7:121)]
(48) 2011/11/25(Fri) 16時頃
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>>48続き
“いつか必ずあんたを殺す”
[そう言ってのけたときの彼の顔つきを。奪われる側から、奪う側に回ろうとした彼に、ひどく興味を覚えていたのに。嘆息し、わずかに肩を竦めて笑う。]
おもしろいと思って、気に入ってたのにな。残念だ。 メアリーはともかく、ベネットは知りすぎている。探してきて? 見つけても殺しはしないでね、俺が迎えにいってあげたいから。
[念のため、隠れ家はまた変えた方がいいだろう。そちらの手配もするようにと告げて、影が去るのを見届ける。うさぎを抱き、独りDullahanで眠りについた。今宵はあの夢は見ないだろう。そんな希望を抱きつつ。] −回想終了−
(49) 2011/11/25(Fri) 16時頃
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―詰所・個室・回想― [あてがわれた個室のベットで眠っていると人が入ってきた気配に目覚める。そっと薄目を開けると相手がメアリーであることを把握し、起き上がろうとしたが、様子がおかしいのに気付く。
落ち込んだ様子は大切ななにかを失ったように見えた。それはこの騒動が起きてからの自分や周囲でよく見た光景。 大事な友達のメアリーにそんな顔をして欲しくはなかった。だけど喪ったことが事実であるのならそうしている時間も必要だろう。
椅子すらない小さな部屋、寝ている自分に遠慮しながらベットに腰かけたメアリーを、...は寝たフリをしつつそっと抱き締めた。]
(50) 2011/11/25(Fri) 16時頃
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[目を覚ますとメアリーの姿がない。嫌な想像が頭をよぎり慌てて飛び起きて部屋を出る。]
メアリー、メアリーはどこッスか!? あの部屋にいたはずなんスよ!
[部屋の外にいた兵士に食ってかかる。兵士は少し呆れた様子でメアリーからの伝言を伝える。]
なんだ…早とちりッスか…
[拍子抜けして、へなへなとその場に座り込む。同時にくーと可愛らしい音が...のお腹から鳴る。昨夜は結局スープしか口にしていない。とてもお腹が空いていた。]
(51) 2011/11/25(Fri) 16時頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2011/11/25(Fri) 16時頃
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[爆笑する兵士に連れられてむすっとしながら食堂へ向かう。食事をとりながらちらりと見やると彼は未だ爆笑しながら、大げさに自分のまねをしてみせていた。それを聞いて笑っている男を見ると]
ノックス?なにやってるんスか?
[この場所、義勇軍詰所という場所と彼のイメージが一致せず混乱する。...の中で彼は年がら年中エロいことしか考えていなくて、国を守るだなんてことを言う人間ではなかった。
「なにやってるって見ての通りソフィアがお腹の音を義勇兵の詰所に響き渡らせた話を聞いてるんだけど?」
いつも通りのまともなことは考えていなさそうなにやけ面でノックスは答えた。]
そういうことじゃなくてなんでノックスがこんなところに居るのかって話ッスよ。
[相変わらずの噛みあわなさにいらつきつつビシッとフォークを向けた。
「そりゃ僕が義勇軍に入ってるからだよ。義勇兵でもないのにここにいるのは世話してくれるおばちゃんとソフィアくらいのもんさ。」
間延びした声で当然のように言ってのけた。]
(52) 2011/11/25(Fri) 16時半頃
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店番 ソフィアは、メモを貼った。
2011/11/25(Fri) 16時半頃
店番 ソフィアは、メモを貼った。
2011/11/25(Fri) 16時半頃
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でもノックスは…
[なおも納得がいかない様子の…に、いつものにやけ面を消した真剣な表情を作ったノックスが告げる。
「守りたいんだ…僕をここまで大きくしてくれた、僕が愛する……エロ本たちを…」
大きなため息をつくと馬鹿らしくなって食事に戻る。食べ終わるとさっさと片付けをして食堂を後にした。]
(53) 2011/11/25(Fri) 17時頃
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ヤニクは、ノックスwwwwww
2011/11/25(Fri) 17時頃
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―詰所― [戻ってきたメアリーににっこり笑いかけながら]
あ、おかえりッス。メアリー。
[伝言に会った話、それはきっとメアリーがおかしな様子になった原因、失ったなにかについての話だろう。人の多い食堂などより個室の方がいい。 自分と話しながら誰かを探すように視線を彷徨わせるメアリーを見て]
話は部屋で聞くッス。 あっしは先に行ってるからメアリーはちゃんと手を洗ってから来るッスよ? 外から帰ったら手洗いうがい、怠ればすなわち風の元なり、ッス!
[忠告をしつつ部屋に戻った。]
(54) 2011/11/25(Fri) 17時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/11/25(Fri) 17時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/11/25(Fri) 17時半頃
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−路地裏・回想− >>36、>>48の間 [ヴェスの周りに転がる黒い服を羽織った人物たちには心当たりがあった。ソフィア暗殺を命じていた影たちだ。恐らく、返り討ちにされたのだろう。]
24人も、いたんだけどな。 昨夜の報告にあった剣士も君だったんだね、ヴェス。 君は強いとセシルは言っていた。 自分だけ守っていれば、勝てたんじゃないか? ……君の守りたかったものは、守れたようだけど、ね。
[ヴェスが、いつぞや噴水広場でセシルのことについて聞いたとき、「君の友人は目撃者じゃないのか」と…に言われ、とても動揺していた様を(>>4:285)、そしてつい先ほど酒場で酒を酌み交わした時に、「友人を守りたい」そう言っていた様を思い出した。(>>8:79)あの言葉に嘘偽りは微塵もなく、その本懐を遂げて逝ったのだろう。]
ついさっきね、“夢のまた夢のソフィア”は、剣を持ち歩きだしたのは最近で、武術の心得など皆無っていう情報が入ったんだ。 ずっと、彼女のことを君が守っていたのかな? 君の大事な人だったんだろうか。 これが、君へのたむけになるのかどうかはわからないけど。
(55) 2011/11/25(Fri) 18時頃
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>>55続き [影を呼び、ソフィアを暗殺リストから外すように命じた。情報は引き続き調べるように、と。そしてヴェスの亡骸を、デュラハンへと運ぶように指示をだす。]
この国の人たちは皆、誰かを守って死んでゆくね。 コリーンにカルヴィン、サイラスやローズマリー…
[自分が対峙した彼らの中には、どれも皆強い意志があった。]
俺は守りたい人が多すぎて。 奪って殺して利用して、俺自身が生き延びなければ弱い彼らを守れないから。 少しだけ、羨ましいと思ってしまうよ。
[奪わなければ、生きてはいけない。そんな国に生まれて育ち、今までずっと奪ってきた。そしてこれからもそうするだろう。また腕の中で小さく鳴いたうさぎを見やり、先ほどの影を追うように、自分も郊外へ向け歩きだす。]** −回想終了−
(56) 2011/11/25(Fri) 18時頃
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ヤニクは、シリアル食いすぎておなかいっぱい…もgもg**
2011/11/25(Fri) 18時半頃
ソフィアは、ヤニクエピまであとちょっとッス!(牛乳ざばー
2011/11/25(Fri) 18時半頃
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―義勇軍詰所―
[巡邏を終えて戻った詰所のロビーで、ぐったりとした体をソファに沈める。 頭の中ではまだ、ベネットの声が響いている。 ギリ、と手の平に強く爪が食い込むほど拳を握りしめる。 ベネットを残し教会を出た後、市中に戻り巡邏を続けている内に一人のアウスト兵と行き会い力任せに斬りつけた。斬って、斬って、斬って斬って…。屈強に見えるその男は自分に反撃の一太刀も浴びせぬうちに、自らの体から噴き出した鮮血の中へと身を沈めた。]
生きろ…。
[呟いて唇を噛む。 両手を広げ、目を閉じるベネットの姿を思い出す。己と同じ渦巻く思いを抱えたまま、失意と後悔と憎悪とに苛まれながら生きればいい。 唇を舐めると血の味がした。じわりと滲んだ血は己の生きていることを証明している。それなのに。
アーサーを失ったということが現実となった今、すべてがまやかしのように思えた。 ...はソファに座って両手で頭を抱え込んだまま、じっとそうしている。**]
(57) 2011/11/25(Fri) 19時頃
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― 義勇軍詰所 ―
[詰所に入ってすぐソフィアに声をかけられる。 彼女の笑顔に倣い、…も笑顔を作ってみるが、うまくできただろうか…]
ソフィアちゃん…ただいま。 うん。先に部屋に入ってて。手、洗ってから行くわね
[一端、ソフィアと別れ、グロリアを探す。 するとソファに沈み込むグロリアがいた―]
グ…
[グロリアおねえちゃんと呼びかけそうになり、危うく言葉を飲む。 兵士の格好をしているからには理由があるのだろう。]
奥の部屋で待ってる……。
[グロリアの肩にポンと手をかけ、それだけ言う。 食堂に寄り3人分のお茶をいただき奥の部屋に行った]
(58) 2011/11/25(Fri) 20時頃
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― 詰所・個室 ―
[ノックをし部屋に入るとソフィアが待っていた。 ベッドに腰掛けるとトレイに乗ったお茶を勧める]
お茶…いただいてきた。どうぞ。 それと…グロリアおねえちゃんにも声かけてきた… 来てくれると思う…。
[…は、グロリアが来るのを待って、話し始めた]
ソフィアちゃんとグロリアおねえちゃんはどうしてここに? それと、グロリアおねえちゃんの格好… 兵士………よね?どうして………?
(59) 2011/11/25(Fri) 20時頃
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─共同墓地─
[教会で食事を済ませた後、清掃などを手伝ってから教会を出る。 向かった先は、共同墓地だ。 墓地の管理事務所に入り、埋葬者のリストを拝借する。その折に管理人が以前と違う事に気づいて、ああ…と思い出す。 たった一度だけ、直接言葉を交わした、かつての”仲間” サイラスの遺言状を託してくれた。その彼も既に亡くなったと、パン屋の二階で聞いたのは昨日の事]
……。
[果たしてその名があるか分からないけれど、リストの上に指を這わせて探す。友人の墓標の位置を確認し、それよりも新しい埋葬者のリストに、酒場の主人の名を見つけた]
……、新作メニュー…楽しみにしてたんだけどな。
[結局ヨーランダの名前は見つけられず、リストを返して管理事務所を後にする]
(60) 2011/11/25(Fri) 20時頃
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[サイラスの墓前に立つと、そこに手向けられた一輪の美しい花に気づいた。傍らに小さな薬瓶も添えてある。 彼の懇意だった人物が、最近訪れたのだろうか。 死後に墓を建てられ、そこに訪れる人がいるという境遇が羨ましい…と思う。今の自分にはもう、恐らく二度と手に入れられないものだから]
ごめん、…あいにく今は持ちあわせがなくてさ…。 また今度ね。
[空の両手を合わせ、壮絶な死を遂げた友人の心の安寧を祈る。今さら改めて語りかける言葉もなく、すぐに手を解くと軽く手を挙げた。 これまでと同じように、友人との別れ際に挨拶するような気軽さで]
(61) 2011/11/25(Fri) 20時頃
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[ギリアンの墓の前に来ると、そこには沢山の供物が重なるように置かれていた。義勇軍に参加していたと、誰かから聞いたような気がする。母親だったか。 そこに花や食べ物などが溢れかえってる様子から、彼の生前の人柄が伺えるというもの]
僕が一人で店に行った時、時々話し相手になってくれてたね。
[あまり話し上手ではなかったけれど、言葉の一つ一つがとても優しかったと思う。彼にために両手を合わせ、心の中で酒場のカウンターを挟んだ時と同じように言葉をかけた。最後に”安らかに眠ってください”と付け足して締める]
(62) 2011/11/25(Fri) 20時頃
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[ギリアンとの対話の後で、隣にある名も無き墓標の存在に気づいた。 土を盛った上に石を置いただけの質素な墓だ。一見、ありふれた無縁仏だが、目を引いたのはそこに供えられた真新しい花束だ。 先ほど、同じ花を見た気がする。たしか、サイラスの墓の前で]
……。
[もしかしたら、サイラスの墓を訪れた人物がここにも来たのだろう、と予想する。そうなると、その人物についても、輪郭程度のあやうさでしかないものの、何となく察しがついた。 今思い描いている彼の、知らなかった一面が垣間見えた気がして、名も無き墓標の前に立つ]
…仮に、アンゼルバイヤがこのまま負けたとしても、この国は焦土にはならないかもね…?
[アンゼルバイヤを裏切り、今はアウストからも離れた。 もはやどちらからも受け入れられない自分だが、祖国の豊かな大地を愛する心は今も変わらない。 国の行く末を憂い、未来へ思いを馳せながら、たった一度だけ会った”仲間”に祈りを捧げる。**]
(63) 2011/11/25(Fri) 20時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/11/25(Fri) 20時頃
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―詰所 ロビー―
[肩を叩かれハッと顔を上げる。 メアリーの声。...は頭を振って囚われそうになる思考を現実に戻す。 守らなければいけないものがある。 それだけが、今にも折れそうな心を支えていた。 静かにソファを立つと、詰所の奥に与えられた個室へと向かう。]
(64) 2011/11/25(Fri) 20時半頃
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―詰所 個室―
[部屋へ入るとソフィアとメアリーがこちらを見る。脇に抱えていた兜をサイドテーブルに置き、メアリーが遠慮がちに話すのに返事をしようと重い口を開いた。]
私は…自ら志願して義勇軍に入ったのだ。
私には愛する人がいた。 最後にお会いした時、その方はなにか決意を秘められているようだった。 …私は、もう会えぬと思ったのだ。だから、軍人であったその方が守ってきたアンゼルバイヤをこの手で守って行こうと決意した。
[視線を床に落とし、噛みしめるように話す。 最期にぽつりとつぶやいた。]
今朝、その方を手に掛けたという男と会った。 ベネットという男だ。メアリー、ソフィアも知っているかもしれぬな。
(65) 2011/11/25(Fri) 20時半頃
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>>59続き
[…はまず、自分の疑問を口に出した。 続けてグロリアの話>>65を聞く]
志願……そうでしたか… ベネットさんに…… おねえちゃんの大事な人もベネットさんに………
[そして、…がなぜここにいるのかも不思議だろうと思い、自身に昨日起きたことを話し始める]
私は……昨日、ベネットさんに襲われて…… ベネットさんね……アウスト側についてるの……。
(66) 2011/11/25(Fri) 21時頃
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一度は逃げ切ったのだけれど…… 夜また襲われて………
義勇軍の方も応戦に来てくださったのだけど……
私を…守って……大事な…人が…… プリシラが……犠牲に………
[ここまで話すと…はポロポロと涙を流した。 しかし言葉は止めず話し続ける]
この国に…アウストのスパイがどれだけ潜入しているのかはわかりません… けれど……アウストの王子が……潜入しているんです… おそらく、アンゼルバイヤ国内にいるスパイのトップはこの王子です…
ヤニクさん…ってご存知ですか……? 赤いフードをかぶった……彼がアウストの王子です…。
[ここまでを一気に言い、一息ついた]
(67) 2011/11/25(Fri) 21時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/11/25(Fri) 21時頃
グロリアは、ヤニクりょーかいw直していい?>メアリー
2011/11/25(Fri) 21時半頃
メアリーは、いいよー
2011/11/25(Fri) 21時半頃
ベネットは、ヤニクデュラ前について僕のメモを確認してくれる?
2011/11/25(Fri) 21時半頃
メアリーは、ソフィアに話の続きを促した。
2011/11/25(Fri) 21時半頃
メアリーは、ベネットに話の続きを促した。
2011/11/25(Fri) 21時半頃
メアリーは、ヤニクに話の続きを促した。
2011/11/25(Fri) 21時半頃
ベネットは、メアリーに話の続きを促した。
2011/11/25(Fri) 21時半頃
メアリーは、グロリアに話の続きを促した。
2011/11/25(Fri) 21時半頃
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[メアリーの話を聞き、ベネットの告解を思い返す。]
確かに。ベネットと話した時、仲間がいるというようなことを言っていた。 アウストの密偵だったのだな…。
[プリシラ、という言葉に沈痛な面持ちで眉を寄せる。涙を流すメアリーの顔が己にダブって見つめていることが出来ず唇を見ていると、メアリーの唇が何かを形作った。が、、]
[バァン!! 突如開かれた扉から、ズリエルが顔を覗かせる。]
『おいセドリック。このアンゼルバイヤ侵攻の指揮とってんのはどうやらアウストの王子らしいぜェ。 赤いフードの男らしい。最近燃えたイグニス・ファトゥスもヤツのアジトだったって噂だ。名前はなんてったっけなァー……あァそうそう。ヤニクだ。 俺らは今から赤フード探しに行って来る。じゃあな、かわいこちゃんたち。精々気ぃつけろよ!』
(68) 2011/11/25(Fri) 21時半頃
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