人狼議事


306 【誰歓5発言RP】かたりかたるるかたりべの

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視点: 人

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【人】 儺遣 沙羅

 
[ でも、それが祟ることになりました。
あまり身体が丈夫な方ではありませんでしたから。

もうじきに雨の降る梅雨の時期がやって来るというとき、
彼女は、肺を患ってしまったのですよ。

彼女を蝕む病は不治のもので、次第に重くなるばかり。
けれど彼女は自分より花たちを心配してばかりいました。

自分が花たちの世話を出来ないことを酷く嘆いて、
悲しんで。それでも彼女の容態は改善しませんでした。 ]
 

(38) 2020/08/23(Sun) 01時半頃

【人】 儺遣 沙羅

 
[ ところで彼女が病の床に臥せっているとき、
彼女が愛した花たちはどうなっていたと思いますか。


……徐々に枯れ始めていたんです。

まるで、彼女の命になぞらえるように、
誰が世話をしても元気になることはありませんでした。 ]
 

(39) 2020/08/23(Sun) 01時半頃

【人】 儺遣 沙羅

 
[ 病に臥せった彼女を気遣って、彼女と親しい人間は
誰も彼女にそのことを教えませんでした、けれど、
ある日見舞いに来た友人が口を滑らせてしまいました。


「あの花壇の花、君が面倒を見なくなってから
 すっかり元気がなくなって、枯れ始めているんだよ」


彼女は何でもない風にその言葉を流しましたが…ええ。
内心気が気ではなかったのでしょう。こう思いました。 ]
 

(40) 2020/08/23(Sun) 01時半頃

【人】 儺遣 沙羅

 
[ このまま二度と花たちと会えないのは嫌だと。
どうせ尽きる命なら最後に花たちにお別れを言いたいと。

そして彼女は起きるのさえやっとになった体を無理に
動かして世話をしてきた花たちに会いに行ったんです。

外は、矢張り晴れ空でした。
星が煌々と空に瞬き、とても空気の澄んだ夜でした。 ]
 

(41) 2020/08/23(Sun) 01時半頃

【人】 儺遣 沙羅

 
[ 花壇で、花たちは彼女を待っていました
枯れかけて、萎れて、それでも生きようとしながら。


『ごめんね、みんな。今日はさよならを言いに来たの。』


一本一本に水を遣る気力も体力も彼女にはありません。
ここへ辿り着いただけでも奇跡と言うべきでした。
彼女は別れの言葉を花たちにかけながら謝り続けます。
ごめんね。ごめんね。ごめんなさい。

もっと世話を焼いてあげたかった。
もっと綺麗に咲く姿を見たかった。
もっともっと、一緒にいたかった。

そうして最後の花に別れを告げるまで、
彼女が言葉を休めることは遂にありませんでした。 ]
 

(42) 2020/08/23(Sun) 01時半頃

【人】 儺遣 沙羅

 
[ 翌朝のことです。
彼女の家族が花壇の世話をするために花壇を訪れると、
彼女がいつも気に入っていた髪留めが落ちていました。

まさか、と思い辺りを探して見ても姿はありません。

ただ…、
枯れかけていた花たちは何事もなかったかのように
いえ──これまで以上に美しく咲き乱れていました。 ]
 

(43) 2020/08/23(Sun) 01時半頃

【人】 儺遣 沙羅

 
[ そこでふと足許を見ると、どうも均されていた土が
所々盛り上げられているように奇妙に見えるのです。

近寄ってよく眺めて、ぎょっとしました。

凸凹な一部の土から人の体が一部覗いていたのです。 ]
 

(44) 2020/08/23(Sun) 01時半頃

【人】 儺遣 沙羅

 
[ 慌てて他の家族も呼び、全員で土を掘り返すと、
花に埋もれるように幸せそうな彼女が眠っていました。

既に身体はすっかり冷たく固くなっていて土のよう。
更に全身に花たちの根が確りと取り付いてしまって
彼宛ら生前の姿のまま花壇の一部になっているよう。

      ──── そんな風にも見えたそうです。 ]
 

(45) 2020/08/23(Sun) 01時半頃

【人】 儺遣 沙羅

 

 それで、ここからが不思議な話なんですが、
 植物には一年草という種類があるんですよ。

 一年で花開いて、一年ですっかり枯れてしまう。
 そして種が植わらない限りは同じ花はそこに咲かない
 …それが、一年草という植物の種類の特徴なの。

 そう。
 彼女が大切に育てていた花は全て一年草だったんです。

 でも、彼女自身が花壇に加わってからは
 一年経っても二年経っても、一度も枯れることが無く
 ずっとずっと、鮮やかに咲き続けているそうですよ。


              … ね?不思議でしょう。

 

(46) 2020/08/23(Sun) 01時半頃

【人】 儺遣 沙羅

 


 私がどうしてそんな話を知っているかって?
 さあ──どうしてだったかしら。



[ ころころと鈴の転がるような笑い声を合図に
 ふつりと蝋燭の火>>13がひとつ、消えました。 ]**
 

(47) 2020/08/23(Sun) 01時半頃

儺遣 沙羅は、メモを貼った。

2020/08/23(Sun) 01時半頃


村の設定が変更されました。


山師 グスタフが参加しました。


【人】 山師 グスタフ

[宴会場の片隅で静かに佇み、腕を組んで怪談に耳を傾ける。

コテージ、と呼ぶには何やら設備が整っているらしいこの建物。
温泉にゆっくり浸かり、銘酒でもカッ食らいながら寛ぎたい気分になる。
しかも綺麗どころの姉ちゃんたちも、1人、2人、3人、……。
なんだ、ここは天国じゃねぇの。そう思ったさ。

もちろん、語るべき手土産は忘れずに持ってきている。
ささやかなものを一つ。

なに、焦ることもない。
自分の順番が回ってくるまで大人しくしている。
全て聞くさ。余すところ無く。**]

(48) 2020/08/23(Sun) 04時頃

山師 グスタフは、メモを貼った。

2020/08/23(Sun) 04時頃


師範棋士 千早が参加しました。


【人】 師範棋士 千早

 並行世界というものをご存じでしょうか。

(49) 2020/08/23(Sun) 08時半頃

【人】 師範棋士 千早

 ああ、申し遅れました。
 ワタクシは占いを生業とする千早と申します。
 本日此方に語る場があると耳にしまして。
 職業柄、興味もありまして参りました。 

 ワタクシのお客様にも色々な方がいらっしゃいます。
 あと一歩の後押しをして欲しいお方。
 悩みを吐き出したいお方。
 共感を欲しいお方。


 そして、未来を知りたいお方。


 ワタクシが話しますのは、
 自らの未来を見ようとしたとある女性の話です。
 未来を知る事と並行世界がどう繋がるか、ですか?
 ええ、それはまた後程。

(50) 2020/08/23(Sun) 08時半頃

【人】 師範棋士 千早

 彼女は、結婚について悩んでおりました。
 家族の強い反対にあい。
 このまま想いを貫くか、それとも諦めるかを。

 そんな彼女が頼ったのは占いでした。
 愚かとおっしゃらないでくださいませ。
 ままならぬ現実を前に。
 少しでも良い未来をと望んだだけなのですから。


 ともあれ、彼女は深夜丑の刻。
 実家の大きな姿見を使いその占いを行いました。

(51) 2020/08/23(Sun) 08時半頃

【人】 師範棋士 千早

 その占い、御呪いと言うべきでしょうか。
 その方法自体は簡単なものでございます。

 特定の特別な時刻に。
 古い鏡ふたつを使い合わせ鏡をする。

 そうすれば無限に映る鏡像の一つに。
 自らの未来の姿が映るという大変手軽な方法です。
 手軽ですがタブーを犯せば大変危険でもあります。

(52) 2020/08/23(Sun) 08時半頃

【人】 師範棋士 千早

 そして、結論から言えば。
 彼女は鏡の中に見ました。
 花嫁姿で、幸せそうに笑う自分の姿を。

(53) 2020/08/23(Sun) 08時半頃

【人】 師範棋士 千早

 そして、その占いをしてから、不思議な事に。
 反対されていた結婚を許可されたのです。

 当たるも八卦、当たらぬも八卦と申しますが。
 信じるものは救われる。
 良い結果が出ましたら信じればいいのでしょう。

 ……ところでですね、占いにはタブーがあるのです。
 未来の映った鏡面に触れてはいけない。


 彼女、映った光景が幸せ過ぎて触れてしまったそうです。


 いえ、彼女は無事に結婚できましたよ。
 ただ、周囲の人や物がですね。
 利き手だとか、好みだとか、色だとか。
 ひどい時だと顔とかがですね。

(54) 2020/08/23(Sun) 08時半頃

【人】 師範棋士 千早

 合わせ鏡の度に変わってしまうそうなんです。


 彼女が見たのは未来だったのでしょうか。
 それとも────。

 ふふふ。
 未来が見たければ試してみたらいかがです?


[ふぅっと蝋燭の火をかき消した。

水晶玉、タロットカード、ルーン石、商売道具だと説明しながら広げた道具の数々の中央。
語る間中、その胸に抱くように手にしていた、曇って映らない持ち手のない丸い鏡を置いた。]**

(55) 2020/08/23(Sun) 08時半頃

師範棋士 千早は、メモを貼った。

2020/08/23(Sun) 08時半頃


ビール配り フローラが参加しました。


【人】 ビール配り フローラ


 こんにちはこんばんは
 宴の会場というのはここ?

[南瓜頭には少し驚きつつ、南瓜をぽんぽんしてコテージに入っていく。
昭和初期のの響きのある鼻歌を歌いながら。*]

(56) 2020/08/23(Sun) 09時頃

ビール配り フローラは、メモを貼った。

2020/08/23(Sun) 09時頃


懐刀 朧が参加しました。


天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2020/08/23(Sun) 12時頃


【人】 ランタン ジル



  あら、あら、まあ、まあ!
  いつのまにこんなに、おいでなすって。
  わたくし、うれしいばかりでございます。
  こんなに賑やかなのも、いつぶりでしょうね。

  昨今はそおしゃるでいすたんすとやらで、
  ひとびとが集まるのもおおごとなのだとか。
  流行病は、いつでも困りものですね。

  ま、ここにいる間はすこしばかり忘れて。
  ひやりとしたお話のひとつひとつを
  楽しむといたしましょうか。ふふ。

 

(57) 2020/08/23(Sun) 12時半頃

【人】 ランタン ジル



   植物とは、常より我々と共にありますね。
   この山麓でもよくよく感じますとも。
   美しい姿を見せる反面、危険も有りましょう。

   われわれもまた、植物に生かされている、
   そう言っても過言ではないかと、思いますよ。

   ああ。とれたての夏野菜もございます。
   これから畑に行って参ります。
   日向葵も、見事に咲いておりますよ。

 

(58) 2020/08/23(Sun) 12時半頃

【人】 ランタン ジル



   ひとは、偶然にも意味を求める、……
   まじない、うらない。陰陽の術。
   その中にどれだけのほんとうがあるかは、
   しろうと たるわたしには知りえませんが。

   してはいけないことに惹かれてしまうのも、
   また、ひとなのであらせられましょうね。

   そう、そう。
   わたしの頭を外そうなどとも、
   してはいけないことなのですよ。
   どうなっても、知りませんのでね。

 

(59) 2020/08/23(Sun) 12時半頃

【人】 ランタン ジル



   まだまだ時間はございます。
   ゆっくりおくつろぎいただいて、
   ゆくゆく、語らっていただけましたらと。

   お酒のご用意もございます。
   宴の会場というには、すこし寂しい場所やも
   知れませんが、それでも。

   楽しんでいただければ、幸いと存じます。


[ 深々。礼をひとつして、裏の畑の方に
  ぱたぱたと走っていく ]**
 

(60) 2020/08/23(Sun) 12時半頃

【人】 山師 グスタフ


 ……あぁ、俺の番か。

 そうだな。
 『児哭き皿』の話を聞いてもらおうかね。

 50年ほど前にな、とある子供が誘拐されて殺される事件が起きた。
 犯人は逮捕されたんだが、子供の遺体はどこにも見つからない。
 血痕や毛髪の一部は犯人の家に残されていたんだが、それ以外は燃やされてしまったらしい。
 身の毛もよだつ残酷な話さ。

 それで、その犯人というのが腕の良い食器職人でな。
 犯人は子供の遺骨を砕いて、作っていた皿に混ぜ込んだ。
 そして綺麗に焼き上げて、華美な装飾を施して、
 祝い事で使うような高価な皿として売り飛ばしたんだ。
 人骨で作ったボーンチャイナ……ってな。

(61) 2020/08/23(Sun) 18時半頃

【人】 山師 グスタフ

 それで、その売られた皿のうち1枚は商人の間を廻り廻って、
 とある資産家の一家が買い取ったんだが。
 こっからが更に悲惨でな。皿だけに。
 ……あァ、空気が冷えるな。

 その資産家が誕生日だったか、何かめでたいことで祝いの席を開いたわけだ。
 客も大勢招待して、豪勢に料理も振る舞うわな。

 その日の厨房で、仕込みに慌ただしく手を動かしていた料理人たちは、
 並べておいたはずの皿の位置が目を離した隙に変わっていただとか、
 触れてもいない安い小皿にヒビが入っていただとか、
 妙な現象には気付いていたんだが、みんな気のせいということにしちまった。

 そうして準備は進んで、祝いの席に料理が出される。
 その中には当然、“例の祝い皿”も混じっていてな。

(62) 2020/08/23(Sun) 18時半頃

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