199 Halloween † rose
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……あ?
あー、……一瞬ゴーストになってた。っぽいんだが なんつーか、
[>>@0何も知らない内に始まり、終わりもまた同様に。 釈然としないが現実などこんなものだろう この騒動を起こした魔女とやらもただの一人の人間なのだと思えば、納得はいかないでもない。
今日こそはきっと本物の”Halloween”になる。 勤勉な使い魔がその内にリーに預けておいたままの荷物を運んでくるだろう]
テメェはどんなハロウィンを過ごしてぇんだ?
[もう繰り返さないのなら、彼の望みを叶えようと思う 悲鳴と歓声のショウでも、静かに月を眺める二人だけの夜でも*]
(30) shake 2014/10/31(Fri) 20時半頃
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ついさっきまでは透けてたんだっつーの、やめ、 オイ!!
[>>@1確認の手に被害を齎された頬が引き攣る。 制止を求めても結局は止まらず、最終的に成すがまま。
何年分ものハロウィンを凝縮したような数日、最後を彩るツアーは一際派手で忙しなくて、あっという間に過ぎる。 いつかの10/31以降ずっと追い求めていた菓子よりも隣の人間の表情が気になった]
……分かった。
[『もういい』と、苦しくなるような笑顔の仮面舞踏会に幕を下ろそうとした言葉は結局飛び出さず 手を握り返してパーティに向かう人々とは逆の方向へ。
逆らうように歩んでも時は遡る筈もなく、ましてや止まるわけがない ]
(44) shake 2014/10/31(Fri) 23時頃
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[”N”はどうしているのだろう。 また姿を消している鐘の元、あの夜のように華月斎を抱えて佇む。 地面よりも近く、魔力の満ちる月と星。
星空は昔に比べると薄ぼけたようにも見える。腕の中の人間にとっての自分と、それを重ねそうになり
そんなバカバカしい感傷に浸るのはやめた。]
テメェなぁ、深刻に受け取ってンじゃねぇよ。 オレはただ、折角持ってるモンを急いで捨てることねぇだろって言ってるだけで……
今日一日してたみてぇな、猫が欠伸してるみてぇなツラして残りの人生過ごすつもりかよ。 他の魔物だとか悪魔につけ込まれるぞ。 そんなクソ喜劇みてぇな”終わり”が欲しいのか?
[突き放すような台詞しか出ては来ない。 悪魔のカボチャのバケツには甘いだけの菓子は存在しない。]
……オレが見込んだテメェは、そんな弱くねぇだろ。
(45) shake 2014/10/31(Fri) 23時頃
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[人しての華月斎とこうして過ごす日は二度と来ない。 人としての彼には触れられない。 例え”賭け”に相手が勝っても、自分が出逢い、焦がれ、触れられないと悔やんだ彼はその時には事切れている。]
クソ喰らえ、だ。
……オレの事なんざ忘れちまうくらい幸せになれ。 テメェが死ぬ時、心がぶっ壊れそうなくらいギャーギャー泣き叫ぶヤツがいるような人生送りやがれ。
[そうして、それでも自分を選ぶなら。
人間がせこせこ積み上げて必死こいた幸せなんか遥か下方に見えるくらいの日々を、自分なら贈れる。 くれてやる。
賭けがアンフェアにならないよう、それは口には出せず終いで沈黙に成り代わる。]
(69) shake 2014/11/01(Sat) 01時半頃
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バカ言うな。 心配なんか、してねぇよ。
[忘れてしまえ。 忘れてくれるな。
どっちも本当で、だからこそ困る]
”実際にはどこに居ても、自分が帰る場所だと思える所” だろ。
[沢山言いたいことがあった気がするのに何ひとつとして相応しくない気がする。
だから、ただ彼の目元へそっと掌を載せて 手には薔薇の砂糖漬けが入った袋を握らせた]
(70) shake 2014/11/01(Sat) 01時半頃
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明日……鐘が鳴ったらそっからは新しいダンスフロアだ。
色んな曲で踊れ。 悲しいときは悲しい曲で。 愉快なときは愉快な曲で。
誰と踊ってもオレは許してやる。ラストダンスの時まで待っててやる。
[本当はきっと、これもアンフェアの要素になり得るんだろう。 けれど言わずにはおれない。
強く強く 強く 抱きしめて 抱擁を解いたら広場へ降りよう。
人としての彼とラストダンスを月夜のダンスフロアで。 一曲分終わる頃、悔しさも悲しみも名残惜しさも全て掌へ握り締め そっと姿を消す*]
(71) shake 2014/11/01(Sat) 01時半頃
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― 11/1 ― [本当にループが終わったのかと市松の不安があれども、ゲートが開くのを確かめて漸く安心した。 同時に少しばかり後ろ髪を引かれもした。
たった数日。 たった数日稀有な体験を共有しただけの人間になぜ。
自分の奥底、悪魔の本質が嘲笑っても、もう芽生えたものは消えなかった。 ”新しいダンスフロア”と言ったのは自分だ。]
(117) shake 2014/11/01(Sat) 22時半頃
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[ 街中に響き渡る 鐘の音。]
[何年ぶりか、むしろ鐘があったのか、と見上げる人々の中にいくつの顔見知りがいただろう。 強いものから弱いものまで、いくつの絆を築いただろう。
きっとこのハロウィンの事を自分は忘れない。]
(118) shake 2014/11/01(Sat) 22時半頃
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[数度、余韻を残して響き渡る鐘に構わず街を歩く。 露蝶の店で菓子を買い、美味かったと告げてドクロのキャンディを渡した。 ドナルドとニコラエの仲は一切知らずにいたが、元悪魔ならばまた会うこともあるのではないかと勘違いをそのままに。
>>123不意に見つけた後ろ姿。 自分の手持ちの菓子からいくつかを入れた袋をその頭上に乗せる。 あの夜のように。]
いい男になれ。 ジャックに騙された悪魔がビビるくれぇによ。
[言葉は風に乗り青年の耳元へ、けれど振り返る前には姿を消そう。 彼の足取りにはもう、迷いは欠片も無いように見えたから*]
(124) shake 2014/11/01(Sat) 23時頃
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― ―
[>>@29穏やかな空間。 陽溜りと静寂には天使の純白の羽根が相応しい。 羽根のようにそっと静かに生涯を閉じた人間の頬へ、 ]
……ガキに大嘘伝えてンじゃねぇよ。 いつからテメェはペテン師になりやがった?
[安息を奪う為の悪魔の指。]
(133) shake 2014/11/02(Sun) 01時頃
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[記憶の中の男の面影は皺に埋もれ、滑稽ささえ感じる程に。 けれど実際は全く違う物が溢れそうになり 辿る指は彼の瞼、飛んで唇へ
引き出した魂は一度悪魔の手の内で留められ、直後に自分と同じく出逢った時の姿と成るか]
今ならオレ様の結界の外で手ェ拱いて見てる天使の野郎に手違いで引き渡してやってもいいぜ。
[仮の契約もしていない。 弱みや真名を握られてもいない。 爛れた魂の持ち主でもない。
そんな相手を迎えに来ている自分である。こちらは言うまでもなく]
(134) shake 2014/11/02(Sun) 01時頃
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レイズだ。
――結果は?
[最後の瞬間まで勝ちに賭ける。 それが大悪魔の端くれとしての誇りであり、相手に渡せる誠意の全て。]
(135) shake 2014/11/02(Sun) 01時頃
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よぉ。決めたんだろ。
[>>145ハロウィンを繰り返す途中で気配の消えていた黒猫。 これまでも散々気ままに外出していたりしたのであまり普段と変わらないような――ただ、その”普段”は此処で終わる]
契約解除を行使する。
……で、次の契約主は人間でいいんだな?
(146) shake 2014/11/02(Sun) 02時半頃
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[翳した掌には黒い箱。 些か特殊な経緯を経て悪魔の手に渡った黒猫は契約証も若干特殊なものである。 だからこそ自分で考えろ、と散々言ってきたのもあり 全てを解っていたのかどうかは今でも定かでない。]
いいか。ここにあるテメェの契約証はテメェの魂だ。 一回死んでるテメェの肉体はもう存在してねぇ。
今でこそ契約主の魔力で実体化してるが、そいつを失くすって事になる。 つまり……
(147) shake 2014/11/02(Sun) 02時半頃
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どっちかだ。
[前者ならば不自由はあれど死後は新しい飼い主と共に天へ昇れる。 後者はこの世で永く共に在れるが、死後は―― ]
悪く思うなよ。 オレはこの通り天使様じゃねぇんでな。
どんだけサービスしてもその程度しかしてやれねぇ。
自分で選べ。
(148) shake 2014/11/02(Sun) 02時半頃
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分かった。 まあ、テメェには手を焼かされたが
猫にしちゃ…………ご苦労だったな。
[一度魔として生きた存在は本来は元の道に戻すのはどうかと思われた が、猫としてあまりにも短い生涯だった事を思えばもう一度位、と
そう思わされたのは黒猫の働きぶりがそれなりによかったからか それとも、主と呼び媚びであったとしても慕われるのが満更でも無かったからか。]
忘れちまえ。 忘れるくらいいい思いさせろ!! って新しい飼い主様に、オレのせいにして伝えとけ。
[眼下にある黒い耳を一度指の背で撫でた。 獣は嫌いだ。 すぐに耳を伏せて、哀れっぽい声を出して、ありもしない情を無理矢理に引き出そうと企んでやがるから。]
(151) shake 2014/11/02(Sun) 03時頃
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[最新の注意をもって黒猫に魂を戻す。
全てが終わる頃にはそこには小さな黒い子猫。 ハロウィンの期間、馬鹿な使い魔が振り回していたカボチャのバケツにタオルを一枚敷いて子猫を入れた。]
暴れんじゃねぇぞ。
[新しい飼い主の元へはトカゲの宅急便が一飛びで届けてくれるだろう。
持ち手の部分には澄んだ音の鳴る鈴ひとつ、リボンと共に*揺れて*]
(152) shake 2014/11/02(Sun) 03時頃
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やたら長生きしやがって。 オレに対する当てつけかと思ったぜ
[それだけ生きて尚、まだ悪魔に愛などと言うのか。 呆れようとして、けれど溜息は終ぞ出なかった]
……一回勝った程度で調子に乗ンじゃねぇぞ。
[吐息に乗る言葉は笑い混じり。 賭けたのは全てではない。 堕ちた先、永い時の中でまた賭けに興じる事もあろう。
騒がしい天使の声も遠く、自分のテリトリーまで転移した。]
(155) shake 2014/11/02(Sun) 03時半頃
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[一先ずは今賭けた分を支払おうと腕を回し、唇を寄せる。 いつかとは違う、触れない為のホールドではなく離れない為のそれ]
――……
[今一度しようとした確認は相手の唇で塞いだ。 本能が望むまま舌を伸ばし、相手の舌と絡めて奥底からを堕とす炎を口移しで。 漸く長年の”お預け”から開放される悦びに火力を上げすぎぬよう、未だ若干の我慢を強いられながら。
人間でない身である上に人を眷属にした経験はない。
苦痛か愉悦か、変異に伴うそれを知らず ただ宥めるよう背を撫でた。]
(156) shake 2014/11/02(Sun) 03時半頃
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[>>@36絡めた舌の熱は自分の炎にも劣らないのではなかろうか ――実際には有り得ない思考が浮かんでは通り過ぎてゆく。
苦しげな声ごと水音に絡め飲み下して 嬲って吸い上げて、いくら互いの唇を濡らせども何故か乾きが募った。
布越しに爪を立て縋られるのにすら、燃える。]
……あのなぁ、誰もこれで終いだとは言ってねぇからな? この程度でバテんなよ。
[現時点では精々マーキング程度。 脱力した相手を支える腕に力を込め、ダンスの距離よりも近く腰を抱き寄せて”この先”を示すよう。 額を拭い、髪を撫で付けて瞳を覗き込む。]
(165) shake 2014/11/02(Sun) 05時半頃
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[こんな甘美なものを知ってしまったらもう人間の菓子に満足を覚えられなくなりそうだ。 悪魔として弱くなる懸念と、抗いがたい愉悦と]
テメェのアレ、真名じゃねぇだろ。 本契約したけりゃ教えろよ、
喋れる内にな。
[賭け切っていなかったものの全てを相手になら渡してもいいと思える事への充足感。 スローダンスは随分後になってしまうかも知れない。 それでも。時間はうんざりする程ある]
(166) shake 2014/11/02(Sun) 05時半頃
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オレはいつ禁欲しろっつった?
[厳密にはそういう意味、ではないのかも知れないが揶揄半分。 もしも本当に言葉通り、なのだとすれば律儀を通り越して馬鹿だと思う
馬鹿が付く程、愛おしい。]
……どうせ二人ん時しか呼ばねぇから安心しろ。
[囁きを受け取り、そのまま寄せられた身体を抱えてベッドまで。 嗜好品としての睡眠にしか使われていなかった其処へ相手を降ろして伸し掛かる。 悪魔を誑かす蠱惑の眼差しを瞼に唇押し付けて封じ、相手の視界が閉じている間に仮初の魔力で出来た相手の衣服はすべて無へ返した]
(168) shake 2014/11/02(Sun) 07時頃
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テメェがくたばる時はオレも、 オレがくたばる時はテメェもくたばるようにしておく。 テメェの愉悦はオレの愉悦で、テメェの涙はオレの涙だ。
[左の胸へ口付けをひとつ、肌を舐め、牙を押し当てて]
テメェにとっての全てがオレになって、……オレは全部賭けてテメェを自分の一部として守ってやる。 そういう契約にするからな
[人の肉体ならば心臓の位置へ、自分の真名をアナグラムした呪文が光り、埋もれて奥へ刻まれる。 終われば自分の胸元でも同様に燐光が爆ぜる。
言いたい事も、契約について伝えるべき事も山ほどある。 けれど先ずは「もういつ泣いてもいい」と言っておかなければ、と これから至る行為で散々泣かせる気がしたので。]
(169) shake 2014/11/02(Sun) 07時頃
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随分不器用じゃねぇか、奇術師の癖してよ。
[本当に?という驚愕と、心底からの呆れと、薔薇の赤よりも淡く色付く頬を見下ろして芽生えるものと 元来多くのものが入っている筈のない心の器からぽろぽろと忙しなく溢れて忙しい。]
誓ってる。 オレはテメェをもう一回亡くして生きるなんざまっぴらだからな。
(187) shake 2014/11/02(Sun) 19時頃
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[祝福ではなくある意味呪いに近い。 互いに"夜明け"は二度と訪れず、夜の闇は想いの程に深くなる。 けれどその暗がりで二人在る為ならば自分は文字通り何でもする。]
……オレを忘れるな。
["居場所"であり続けてくれと、情けない言葉こそ形にはならないものの想いだけは強く込めて静かに唇を重ねた。
とはいえ 行為は神聖なようでいてあくまで悪魔。 小さなリップノイズが増える度、抱き締める腕は徘徊を始めて胸へ、下腹へ。]
(188) shake 2014/11/02(Sun) 19時頃
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もう少し堕ちりゃ悪魔の言葉が分かるようになるぜ? ほら頑張れ。
[離れ切らない唇で相手を唆しながら 本当に誰とも番わなかったのか、と好奇が半分、眠らせていた独占欲が覗いたのが半分。 遠慮なく滑かな肌を探り、浚い、 兆しにぶつかったなら何か証拠でも出さないかと幾度も強く擦り上げた 上も下も。*]
(189) shake 2014/11/02(Sun) 19時頃
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[制止の言葉が聞こえても手を止めるつもりは無かった。 例え喉が裂けるような悲鳴が上がっても、シーツに縋る爪が剥がれそうになろうとも そう時をおかず、彼の肉体は自分と同程度には丈夫になるというのもあり。]
ダメって言われてやめられたら悪魔やってねぇよ。
[傲慢な想いは淫靡な夜露が手を濡らすまで止まらずに]
(229) shake 2014/11/03(Mon) 00時頃
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……怖くは……ねぇんだろ、
[覗き込む眼差しはいつかの夜に見せた本性の色。冷たい黒と黄緑のコントラスト。 記憶の中の相手の言葉を思い出して疑問符は付けなかった。 思いの外言葉の尾は弱く頼りなく、けれど]
全部責任とってやる。 大丈夫だからとっととオレの手ン中に落ちてこい。
[自分自身よりも"シーシャ"に……自分に優しい相手の事を想えばこそ、烈情も服も燃え上がる。 最早互いの間に障害物は一切無く]
(230) shake 2014/11/03(Mon) 00時頃
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シーシャは、[壁]_・)
shake 2014/11/03(Mon) 20時半頃
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― after after after... ―
[悪魔とて85年余りもただ茫洋と過ごしていたわけではない。
格もそこそこ、経歴には迂闊の烙印が多く、馬鹿にされていた悪魔がただそのままに人間を眷属にすればどうなるか。 恐らくは周りの悪魔が好機とばかり寄ってきて碌な目に遭わない
それだけを自分への脅しとして、我武者羅に突き進み、”ゲート”の管理の一端を担うようになり
やがて果たされた再会。 心地よい”敗北”。
その後も仕事は相変わらず、されどいつか自分の元を去った黒猫よりは聡い新たな相棒のお陰で幾許かは楽になった。 特権で以前よりも遥かに外出は楽になって――]
オイ、気ィ抜くなよ。 何時も通りに頼むぜ。
[自分の部下であるトカゲまでも、見た目がゴツくなってしまったのは些か嘆かわしいが。 うんうんと頷く大型の火蜥蜴達を一頻り撫でてやり”ゲート”へ近付いた]
(308) shake 2014/11/03(Mon) 21時半頃
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[隣には番の姿。 止むを得ない事態でもなければ片時も離れない相手と、今年もまた外界へ繰り出す。
永遠に決着のつかない勝負を忘れさせる程鮮烈な愛。 悪魔の知らぬ筈の感情を与えた相手こそが一番恐れるべきなのかも知れないが、]
……今回は ある 方に賭ける。 テメェはどうする?
[元人間だけあって感情豊かな相手に、結局は甘えているのだろう。 心優しき相手の手を取り、その甲へ口づけひとつ。
憎き”食い逃げ野郎”を探す旅はいつしか、昔に別れた黒猫とその飼い主とまた出逢えるかどうかを競う旅になった。 今回は彼の故郷である国へ。
愛という言葉をそのまま口にするには些か歪な心。]
(309) shake 2014/11/03(Mon) 21時半頃
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露店巡り シーシャは、メモを貼った。
shake 2014/11/03(Mon) 23時半頃
露店巡り シーシャは、メモを貼った。
shake 2014/11/04(Tue) 00時頃
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