304 【飛び入り歓迎】学園の七不思議2
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[やがて巻き起こる花嵐に浚われて、手の中に合った感触は消えてしまった]
…寂しいね。
[そう呟いたなら、級友は同意してくれるだろうか*]
(1) 2020/05/24(Sun) 01時頃
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― 被服室 ―
あ…
[ロイエとヘザーが帰るのと同じく、それぞれに仕立てられた衣装たちも溶けるかのように消えた。 バニースーツには特に未練はないが、他の衣装――特に、巫女服に施された白銀の刺繍。もう少しきちんと見ておけば良かった、と思った]
そうだね。 …頑張ろう。
[レティーシャはいつも通り明るくて前向きな言葉をかけてくれたから>>5>>6、その内心は知らずに、こちらも少し笑う]
(42) 2020/05/24(Sun) 13時頃
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[次に響いた声の主の名前は、フェルゼが知っているものだった]
…ポーチュラカ。 そっか、この子が。
[身なりの良さと仕草から、大事にされてきたことが伺える。 彼女について書かれた記事は、まだ鞄の中にあった。 記事について話したピスティオは既にいないから、あの場にいたもう一人のジャーディンに視線を向ける。 …そういえば他の衣装は消えたけれど、彼の被る黒猫はどうだったろうか]
(43) 2020/05/24(Sun) 13時頃
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…。
[帰りたいだろう、と笑う声がする。>>#7 帰りたい理由は確かにあった。 ポーチュラカを帰してあげたいともおもうけれど、何だか自分が帰りたいがために彼女を利用するようで、後ろめたい気持ちにもなって。 先輩がこちらを見た>>15時には、少し戸惑って目を逸らしてしまった]
[声が途切れてからしばらくして、何も言わずに被服室を出ていく**]
(44) 2020/05/24(Sun) 13時頃
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― 美術室 ―
[目を逸らしてしまった>>44のは、よく知らない相手だというのに、何となく自分の内心を見透かされたような心地がしたからだった。 少し考えようと被服室を出て、向かったのは先ほども向かった美術室]
…。 まあ、他の人に譲った方がいいよね…
[部屋を何やら捜索しながら考えていたが、本人の中では割と早く結論が出ていた。 早く戻りたくはあるものの、ポーチュラカを送ることに関しては、他の人の方がいいのではないか。という思いがどうにも拭えない]
…あ、あった。
[目当てのもの――スケッチブックを見つけて手に取る。 ここに来る前に取りに行こうとしていたものだった]
(102) 2020/05/24(Sun) 21時頃
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― 校庭 ―
[スケッチブックを抱えたまま外に出ると、覚えのある歌声>>98が聞こえてきて]
そういえば行っても大丈夫、って言ってたな。 …決まったのかな。
[彼女の向こうにはポーチュラカの姿もうっすら見えた。 後でその言葉を取り下げていたことを知らないから、レティーシャが帰ることになったのかと勘違いしつつ]
…。
[まさかさっきまで探されていたとは知らず、校庭を横切って別の建物へ]
(103) 2020/05/24(Sun) 21時頃
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[うろうろと場所を探すようにして、校庭の一角で腰を降ろした。 ちょうど屋内プールがある方にほど近い場所だったか。 スケッチブックを膝の上に乗せて]
…。描きづらいな流石に。
[暗いので当たり前だ。 しばらくその場で紙面に鉛筆を走らせている*]
(108) 2020/05/24(Sun) 21時半頃
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[背後から当然の突っ込み>>109が入った]
…。 いやほら、こういうとこでも描けるようになったら何か役に立つかなと。
[謎の言い訳をした]
(112) 2020/05/24(Sun) 21時半頃
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…。
[隣を見て>>116、少し沈黙して]
…色々考えたけど、大丈夫です。 おれはもうちょっと残ります。
[少し笑って答えた]
(119) 2020/05/24(Sun) 22時頃
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― 校庭 ―
[先輩に答えて、鉛筆を置いた。 描いていたのは桜の木。暗いせいだけではなく、あまり上手いとは言えない出来だった]
…どうなんでしょうね。
[優しい>>125との評価。 苦笑いして、桜の木の方へ向かう彼を見送った]
…はい。 あちらの皆にもよろしくお願いします。
(131) 2020/05/24(Sun) 22時半頃
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― →桜の木近く ―
[スケッチブックを閉じて立ち上がったのはその少し後。 可愛らしい笑みを浮かべた少女と、その髪を撫でるヤニクが見えた]
よかった。
[少し離れた場所で小さく息を吐く。 やはり自分が行くより良かったのだろう、と]
(139) 2020/05/24(Sun) 22時半頃
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[そういえば、先輩があの子と行くということは。 近くにいるレティーシャはそのうちこちらに気付くだろうか]
…ごめんね。
[先程は勘違いしたが、彼女はただポーチュラカを気にかけて一緒にいたらしい。 心配を掛けたと知ったなら、言い訳はせずに謝った*]
(140) 2020/05/24(Sun) 23時頃
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[それから]
(…ごめんね)
[もう一人。 待ってくれているはずの人に、口には出さずに謝った]
(141) 2020/05/24(Sun) 23時頃
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…それは怖いな。
[迫力は無くても>>143、レティーシャに怒られると痛い。心とか、あと耳とか]
うん、もうしないよ。
[ここにいる間は、と約束した]
(148) 2020/05/24(Sun) 23時頃
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― 桜の木近く ―
[やり取りをなにやら微笑ましく見られていたとは知らない>>145]
…大丈夫です。まだ切れてないので。
[懐中電灯の話題に自分が持っているものを確認したりしている間に、桜の木の下にはぼちぼち人が集まり始めるだろうか]
(153) 2020/05/24(Sun) 23時半頃
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― 桜の木近く ―
[息を切らしている先輩>>156に探されていたとは、やっぱり知らなかった]
[人が集まってきたならその輪からは少し外れて、持っているスケッチブックを再び開く。 先ほどの桜の木の根元に、人物を二人描き加える。 幽霊の女の子と、フードを被った男性――だと分かりはするが、やっぱり上手くはなかった*]
(161) 2020/05/25(Mon) 00時頃
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[絵を描き終えた後で]
ありがとうございました。 …また、後で。
[少女と帰る彼へは、先ほど気遣ってくれたことへの礼だけを伝えた]
(167) 2020/05/25(Mon) 00時半頃
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[返事に頷いて、>>117 傍らの少女に笑って手を振った*]
(174) 2020/05/25(Mon) 01時頃
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