185 恋愛ラボ―橘の咲く頃に―
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ふう、落ち着いた。
[一服した後アパートの庭に戻った。去り際に益田サンの言葉が聞こえた>>51ためだ。]
少しのんびりさせてもらうか。
[楠本クンの方に気を配りつつ、皆が食べている様子を見守る。 その実、益田サンが持ってくるであろうお酒を楽しみにしながら]
(58) 2014/07/15(Tue) 02時半頃
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おお、サンキュ〜。
[益田サンが持ってきてくれた日本酒>>60を見れば、顔を綻ばせる。 適度になった日本酒をまずはストレートで舐める。]
…んー、良い味だね。 今日一日の疲れが癒やされる。
[氷とも割って飲んでみたり、ペースはゆっくりだが止まる様子はない。]
お疲れ。
[同じく見守っていたリッキィサン>>61に挨拶して近付く。 乾杯でもしようと紙コップを持ち上げて。]
(83) 2014/07/15(Tue) 10時頃
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お、そうかい?嬉しいね。 お粗末さまです。
[うまく焼けていたこと>>85に安心して、こちらも一口日本酒を呷る。 リッキィサンの許可を得られれば、隣にひょいっと座るだろうか。]
思いつきだったけど、やって良かったよ。
[主賓サンの登場はまだだけどサ、と付け足して。]
…リッキィサン、酒大丈夫?顔が真っ赤。
[ふと気づけばリッキィサンの頬が赤い。少し心配になって聞いた。]
(86) 2014/07/15(Tue) 10時半頃
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出張ってる俺とリッキィサンのオフが合う時ってあんま無いしな。 安田サンもスイカ割りには間に合えばいいんだが。
[紙コップをくゆらせる。宴もたけなわ、人も疎らになりそうだ。]
ああ、そうしてくれるとありがたい。 流石に自分のバットでやられたくはないや。ハハ。
[ひとまず酔い潰れることは無さそうで一安心。 これで気になっていたことを聞ける。]
さっきバーベキュー始める前にさ、 キミが言いかけたことは何だったんだい?
[聞きたかったのは>>1:544の言葉。 普段の彼女と、違う表情の彼女の境界線。]
(98) 2014/07/15(Tue) 12時頃
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リーは、リッキィサンを じっと見つめている。
2014/07/15(Tue) 12時半頃
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[口を噤むリッキィサンに、何をするでもなく見守っていた。]
[ただ聞き漏らすまいと、耳はそば立てる。]
(108) 2014/07/15(Tue) 13時頃
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…そうかー、照れちゃったか。
[リッキィサンの戯けた様子に、ボクはただ頷いた。 彼女の気持ちはその間だけで分かった気がするから。]
ああ、行ってらっしゃい。 足元に気をつけて。
[手を貸すのも野暮だろう、と彼女が部屋に駆ける様子を見送った。]
(125) 2014/07/15(Tue) 14時頃
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これでよし、と。 危ないし、セットの片付けは明日やるか。
[バーベキューが終わった頃、夜はとっぷりと更けていた。火の始末をすれば完全に真っ暗になる。 流石に手元が覚束ないと作業は出来ないので明日に回すことにする。]
[食材はといえば粗方焼いて、タッパーに詰め冷蔵庫へしまうだけしまった。 しばらくご飯のお供になるだろう。]
(171) 2014/07/15(Tue) 18時半頃
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しかしリッキィサン、スイカ割りに来なかったな…寝落ちたか?
[よもや酒を呑んで湯船に浸かっていたままとは露知らず、そんなことを呟いた。]
チェッ、言いそびれてしまったな。
[彼女に伝え損ねたことを後悔する。もうああいう機会はないかもしれないのに、彼女の顔を見たいが為につい意地が悪いことをしてしまった。]
(172) 2014/07/15(Tue) 18時半頃
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…定時連絡の時間か。
[周囲を窺い、離れに停めた軽トラに乗る。ファイルに収まっていた携帯で番号をプッシュする。]
もしもし。 住人幸村梨月は…シロ。
ああ、やはり1日1人が限界だ。
クロの脅威は不明瞭だが複数の同時アクセスを確認している。 2名以上は関わっていると見て間違いない。
今後の定時連絡も密に行う。 ハハ、機密「いろは」に比べればこのヤマもマシさ。
以上。 また明日。
[そう言って携帯をファイルに仕舞った**]
(173) 2014/07/15(Tue) 18時半頃
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――朝――
…っ。 ふァア…ッ。
[明るい日差しが差す。軽く頭痛がするが、むしろ心地良い。二日酔いほどではない酒気の余韻。湯を被れば引くだろう。]
ああ、片付け…しなきゃなァ。
[楠本クンや九十九サンが手伝ってくれたが、 細かい生ゴミの処理がまだ…まだ?]
……!
[がばっ、と戸口に張ってあるゴミ収集日のチラシを見る。 生ごみ、今日。今の時間、8:00。]
(232) 2014/07/15(Tue) 23時半頃
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[眠気がぶっ飛んだ。回収まで30分もない。]
…ちくしょー…。
[5分後、ボクは半ズボンとランニングシャツという寝間着そのままの姿で庭の掃き掃除をしていた。]
(233) 2014/07/15(Tue) 23時半頃
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ん?おお、湯来島サン。オハヨ〜。
[窓が開く音がする。そちらに顔だけ向ければ、湯来島サンが窓から顔を覗かせていた。ボクは彼女に挨拶する。]
[と、その時。軽快な音楽とともにゴミ収集車がアパートの前を通り過ぎていった。]
……。
(241) 2014/07/16(Wed) 00時頃
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うおお、待ってくれェー!
[ぱたぱたとサンダルで駆けて、ゴミ袋を両手で抱えて収集車を追いかけて行った。]
…〜〜っ。 間に合った!
[なんとか間に合った。息を切らせつつ、アパートまで戻る。 しばらく膝に手を突いて、呼吸を整えて。まだ彼女の姿が見えれば軽く手を振った。]
(242) 2014/07/16(Wed) 00時頃
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いやァ、ものぐさでも夏場の生ごみだけは嫌いでサ。
[額の汗を手で拭いつつ、湯来島サンに応じる。]
一人暮らしだと全部賄うからサ… 自炊しようにも俺の仕事が仕事なもんでね。
[作りおきをしても長い間空ければ何を作ったのかすら忘れてしまう。 仕事を続ける内に自炊の習慣は無くなってしまった。]
誰だって何回も溶けた野菜とか見たくないだろ〜?
[一度玉ねぎを腐らせた時はひどい悪臭が広がったものだ。 そんなことを言いつつ戯けて湯来島サンに手をワキワキさせた。]
(247) 2014/07/16(Wed) 00時半頃
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たはは、良いんだよ。自分の為でもあるんだからサ。 会社勤めで忙しい人もいるし。
[改まってお礼を言われると気恥ずかしいものがある。 ちらりと玄関先を見やれば、スーツを着たクシャミクンの姿があった。 目が合えば手を振るだろう。]
嫌になったろ? だから湯来島サンも気をつけてくれると嬉しい。
[おそらく想像してしまったのだろう、あの忌まわしき姿を。 考えてみれば彼女からストレートなお礼を言われるのは初めてかもしれないな。と思いつつ。]
ハハ、朝っぱらからで腹が減った。 昨日の残りでも貰いに行くよ。
[喉も乾いたしね。と付け足してキッチンへと向かおうとするだろうか。]
(252) 2014/07/16(Wed) 00時半頃
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……?
[キッチンへと向かう前に、背後の声が聞こえる。行くフリをして壁伝いにそっと戻る。]
(……木佐サン?)
[緊張しているこの空気。 湯来島サンと木佐サンの会話。]
……。
[そして窓が閉められた。]
(オイオイ…これはまたラボトリーとは別件でヤバくねーか?)
[だが情報が少なすぎる。迂闊に領分に足を踏み入れることのリスクをここで取る愚は犯せない。]
(湯来島サン…。)
[何か、手立てを講じなくては。そう思いつつキッチンへ向かった。]
(268) 2014/07/16(Wed) 01時頃
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連れ出すか?帰った後はどうする。 監視カメラの逆探知を応用して?短時間じゃ無理だ。 …盗聴器?…一考の価値ありだな。
[と考えつつ、キッチンへと足を踏み入れれば。]
……。っと。
[テーブルに突っ伏して寝ている彼女の姿があった。 生地と思しきものもある。]
(271) 2014/07/16(Wed) 01時半頃
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(寝顔は新鮮だね。)
[と失礼なことを思いつつ。改めて彼女の(睫毛が意外と短かった)顔を見ると昨日のことを思い出す。 またこうして顔を合わせられるのはいつになるだろうか。 この気持を素直に吐露してしまいたかった。]
[真っ先に調べたのも、個人的な理由だった。そして彼女がラボトリーの一員ではないことに深く安堵した。]
…ぉーぃ。リッキィサーン。
[お茶や昨日の残り物など(物音は立てないようにしていたが)頂いても起きる気配がない。流石に生地のことが不安になり、耳元で呼びかけてみる。]
(272) 2014/07/16(Wed) 01時半頃
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ぉーぃ、梨月……?
[そっと、寝ていることをいいことに名前を呼んでみた。]
(273) 2014/07/16(Wed) 01時半頃
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…っ。
[まさか起きるとは思わず、言葉を呑み込んで身を引いた。]
オハヨ。 はい、めがね。
[あくびをする彼女に対して、めがねを手渡した。]
菓子作りもいいけど、自分も大事にしなきゃダメ。
[クッキーの生地を指して、彼女が無防備だったことを注意するように。]
誰かに襲われたらどうすんだい?
(321) 2014/07/16(Wed) 11時半頃
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やっぱ寝落ちしてたのか… スイカは取ってあるし、時間ある時にでも。 安田サン風邪でおやすみだったしサ。
[クッキーの仕上がりにはドンマイと言って>>333昨日の経過を手短に伝える。]
…ん? ああ、そうだね。
[彼女が急に赤面したことを訝しむ。 てっきりいつものように流されると思っていたからだ。 でも聞いてくれる今ならと、言葉を続けた。]
あのサ、今こういうこと言うのもなんだけど──
(334) 2014/07/16(Wed) 14時頃
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俺、梨月サンのこと、好き。
仕事にも誰にもひたむきで素直でサ。 そんな幸村梨月の姿を、俺は好きになってたんだ。
[昨日といい今といい、彼女が外に対して無防備でいることが心配で。 出来れば守ってあげたくて。 気付けば心意を告げていた。]
そんなキミが無防備でいると、俺はとても怖い。 だから、俺の腕で守らせてくれないか?
[自分の思いの丈を彼女にそのままぶつけた。]
(335) 2014/07/16(Wed) 14時頃
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ありゃ、一足遅かったか。ハハ。
[なるほど、先ほど赤面したのはそのためだったか。と納得する。 今も随分と真っ赤になっているが。]
キミがウブだって分かったからサ。 だから、正直に言っただけでね。
時間がかかってもキミが答えてくれると信じてる。
それまで後悔しないから。 お返事待ってるよ。
[ボクは彼女なりの考えを信じて、 彼女をリッキィサンとも梨月サンとも呼ばずに待つことにした。]
(341) 2014/07/16(Wed) 16時半頃
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ハハ、知識はあるってことか。 どーいうの知ってるんだろうねェ。 やーらしー。
[ぽかりと肩に手がぶつかるが、そう痛くもない。 ボクはそんな冗談を首筋まで真っ赤になった彼女の背に飛ばした。]
なんてね。 それじゃァお暇するとしよう。
[彼女が洗い物をする様子に手元に気をつけて、と言って。 背 ボクはキッチンを出て行くだろう。]
(347) 2014/07/16(Wed) 18時頃
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…はぁー、緊張した。
[告白した後も顔のひりつきを抑えるのに必死だった。 一番頼られてる、と言われたりして嬉しかった。 もう既に彼女を好いている人間がいることに衝撃だった。]
[だがそれでもこれから花開くであろう彼女の芽を摘むようなことはしたくなかった。]
よし、仕事の時間だ。
[切り替えよう。今は彼女に任せよう。]
(356) 2014/07/16(Wed) 19時頃
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[シャワーを浴びて、身なりをざっくりと整えて。 冷房がある軽トラに乗って、まずは湯来島サンのことを思案する。]
(そういえば彼女は昨日、クシャミクンや楠本クンと話していた。 ボクが下手に介入するよりも、その二人に任せたほうが良いかもしれない。)
…木佐サン、怖いんだよなァ〜。
[二つの座席を横断するように寝っ転がって、そう呟く。 あの張り付くような重さは尋常じゃない。一住人と管理人の間であっていい空気ではなかった。]
木佐サンに訊いても…ううん。 余計こじれないか…?
[ゆくゆくは湯来島サンに皺寄せがいってしまいそうだ。 結局は楠本クンクシャミクンらに任せることにして、昼寝に移った**]
(357) 2014/07/16(Wed) 19時頃
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ろくでなし リーは、メモをはがした。
2014/07/16(Wed) 22時半頃
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ぐぉ…っ、げほっ、げほっ!
[いびきをかくところで唾が気管に詰まる。思わず咳き込んで目が覚めた。]
んァ〜っ………。 ………雨降ったのか。
……。よく寝た。
[寝ぼけ眼でも分かる夕闇の色。今朝はなんだかんだでおおわらわだったから随分と寝込んでしまったようだった。 窓ガラスには水滴が幾筋も縞模様を作っては千切れた跡が残っていて、夕立の気配を思わせた。]
(393) 2014/07/16(Wed) 23時頃
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…この匂い、落ち着くなァ。
[焦げたアスファルトが燻り、植物が湧き立つ夕立。 生き物の熱が感じられるようなそんな匂い。]
さて、戻るかね。
[軽トラに鍵をして、アパートの玄関へと向かった。]
お、佐藤クン。 こんばんは。
[玄関先にいる彼の姿を見かけて声をかける。 寝起きの声はかなり低い。]
(394) 2014/07/16(Wed) 23時頃
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ハハ、その通り。ぐっすり寝てた。 どうも起き抜けは体に血がいかなくてね。
[お辞儀をする佐藤クンにこちらも軽く会釈をする。なかなか普段のアクションを取るのが億劫だ。]
言われると腹が減ったなァ…。 ウン。ろくに食ってない…。
[言われてみれば腹が応じるように鳴る。次第に焦点が合ってきた目で彼が普段とは異なるような印象を受けた。]
んん?なんかおめかししてるね。 何かデートかい。
[佐藤クンの普段の様子から、そんな冗談をいれて。]
(403) 2014/07/16(Wed) 23時半頃
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へえ?そうだったのか。 そら知らなかった。
[目をまん丸くして冗談が本当だったことに驚く。 彼の笑顔は嘘偽りは無さそうだと判断出来た。]
ハハ、別に構わないが…
…メニューかァ〜…。
[うーん、と頭を悩ませる。 今は昔となった自炊の思い出を捻ってみる。]
オムライスとかどう? ご飯にバーベキューの野菜とか肉とか使えそうだし。
[まだ残りモンがあればだけど、と付け足して提案に沿ったことを。]
(409) 2014/07/17(Thu) 00時頃
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