人狼議事


70 領土を守る果て

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【人】 本屋 ベネット

[二つ並んだ棺の前に立つ。サイラスの父親は昔の面影を留めているものの、長年の病にやつれ疲労の色を濃くしていた。
だが、棺の中で眠る顔は、重圧からようやく開放されたかのような穏やかなものだ。

お疲れ様…と気持ちを込めて、棺の中に花を入れる。
同じようにサイラスにも。
毒の影響か、少し顔色が変わっているようにも見えたが、生前と変わらない穏やかな寝顔だった。
今にも起き出しそうだが、残念ながらこの瞼が開かれる事は二度とない]

……。

[あまり見ていると、周囲に聞かれてはならない事まで口走ってしまいそうだった。
袖口を口元に宛てて、嗚咽をこらえるように喉を鳴らす。小さく鼻を鳴らしてから、両親と彼女に”先に帰ってほしい”と声をかけて棺を離れた。
きっと、友人の死を前にして泣き出してしまいそうなのを、他人に見られたくない行動に見えるだろう。

人目を避け、墓地の外れの木々の植え込みまで移動する。ヨーランダは必ずこちらに来るはずだ…とある種の確信を持っていた。

やがて彼は、期待通り姿を現すだろう。
こちらに近づき、預かり物だと言って一通の手紙をこちらに差し出すはず…───サイラスからの最後の手紙を。**]

(230) 2011/11/17(Thu) 21時頃

ベネットは、ゴドウィンはさんじまったか?すまんー

2011/11/17(Thu) 21時頃


本屋 ベネットは、メモを貼った。

2011/11/17(Thu) 21時頃


【人】 本屋 ベネット

─薬屋─

[共同墓地を後にする際、彼女が既に家族と共に自宅へ戻っていればそれでいいし、もしどこかで留まっているようなら、寄りたい場所があるからと伝えて先に帰すだろう。
目の不自由な彼女の手を引く役目は母親が担った。

彼らの後ろ姿を見送ってから、その足でサイラスの薬屋へ向かう。
無人の薬屋の入り口には、CLOSEDと書かれた古ぼけた看板が一枚下がったきりだ。

ヨーランダから託された手紙に同封されていた鍵を取り出すと、周囲に目を配り人目がない事を確認してから店の扉を開ける。
店内に素早く身を滑りこませてから、再び扉に鍵をかけて振り返る。
入り口付近に置かれたランプに火を灯し、手で掲げて周囲を見回す。

馴染みのある光景だが、誰もいない時に訪れるのは初めてだった。
まるで初めて入る家のような違和感を得ながら、奥にあるサイラスの部屋を目指して足を進める]

(238) 2011/11/17(Thu) 22時頃

ベネットは、ローズマリーの肩を抱いてなぐさめた。そうせずにいられなかった。

2011/11/17(Thu) 22時頃


【人】 本屋 ベネット

─サイラスの部屋─

[友人の部屋に入り、デスクにランプを置いて手紙をもう一度取り出す。
墓場で読んだ文面をもう一度追い、改めて確認した内容に思わず苦笑が漏れる]

…ったくバッカだな、あいつ…薬屋を本屋に継がせるつもりかよ…。

[生前と変わらぬ論調に、亡骸を見てきたばかりだというのに、彼が死んだという実感がまだ伴わない。
哀惜の念に囚われそうになるたびに頭を振って、手紙が示す薬品棚や本棚を眺めてその所在を確認する]

……、これは…

[ふと目に留まったのは、古ぼけたフォトフレームだった。
ずっと以前、子供の頃にはあったこの写真立ては、いつの頃からか彼の部屋で見かけなくなっていたのを思い出す。
最近、これを再び取り出して置いたという事だろうか。

そこにあるのは、若かりし頃のサラス夫婦と、幼いサイラス少年の姿。
キャサリン王妃が存命中で、カルヴィン王子が生まれたばかりの頃だったと思う。この頃はまだ、サイラスの父親がこの店の主人だった。

明るい笑顔が三つ並んだ幸せな家族像。そんな彼らも今では三人共、冷たい墓の中だ…]

(251) 2011/11/17(Thu) 22時半頃

【人】 本屋 ベネット


…────。

[奥歯を噛み締め、喉を震わせながらフォトフレームを胸に圧し抱く。

苦しかっただろう…、辛かっただろう…。

己の目の前で、足元から崩れ落ちた彼の姿が脳裏に蘇る。

きっと…、きっと…、お前の無念を晴らしてやるから…!

写真立てを元の場所に置いて、目元を服の袖で強く擦る。
揺れる前髪の下で、再び瞼を開いたそこには、復讐の炎が二つ、昏い輝きを放っていた…───。**]

(252) 2011/11/17(Thu) 22時半頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2011/11/17(Thu) 22時半頃


【人】 本屋 ベネット

─薬屋の外─

[サイラスの部屋を出て、火の始末をしてから店の外に出る。
元通り鍵をかけてポケットにそれをしまったところで、外の”異変”>>256に気づく]

…なんだ、あれ…火事…?

[ここから遠いが、夜空の下がやけに明るく輝いている]

あの方向は…。

[思い出そうとした矢先に、一陣の風と共に漆黒をまとった人物が傍らに立つ。”彼”が操る影の一人、薄い本の愛好家だ。
彼はそっと耳打ちする。イグニス・ファトゥスが何者かに爆破された、と]

(264) 2011/11/17(Thu) 23時頃

【人】 本屋 ベネット


Ignis Fatuus…鬼火にしちゃ、随分派手に燃え上がってるじゃないか

[忌々しげに吐き捨てると、そちらに向かって一目散に駆け出した。**]

(265) 2011/11/17(Thu) 23時頃

本屋 ベネットは、メモを貼った。

2011/11/17(Thu) 23時頃


ベネットは、プリシラ盛大に吹いたわwww

2011/11/17(Thu) 23時頃


本屋 ベネットは、メモを貼った。

2011/11/17(Thu) 23時頃


【人】 本屋 ベネット

[───”それ”は、逃げ惑う民の中に紛れていた。


火の粉を避けるように厚い布を被り、逃げ惑う人々の流れに乗るように見せかけながら、近づいていく。

少しずつ…少しずつ…。

何度も往復しながら、流れの逆方向へと進んでいく…]

(292) 2011/11/18(Fri) 00時半頃

【人】 本屋 ベネット

[熱に焼かれた瓦礫が爆ぜる音に混ざり、誰かの怒号や悲鳴がそこら中に響き渡る。
炎が間近に迫っては、肌を焦がしそうになって、慌てて後ろへと逃れる。

強戦士になぎ倒された傀儡の屍が地面を覆い、その中心で双剣を携えた剣士たちがしのぎを削る。
鍔迫り合う音が響くたびに、周囲から悲鳴が上がって、互いに我先にと押し退けながら、その凶刃から逃れようと散り散りに逃げ出す]

…───ッ!

[人波に押し出されて、戦士の背後に向かって大きくよろけた。
…ように見せかけた町民が、身を翻し体勢と整えながら、凶器を抜いて布の下で構える。

そこにあるのは、一般の物より少しだけ刃渡りの長い”包丁”だ。
柄を両手に持ち、布を被ったまま音もなく駆け寄る。頭上に大きく振りかぶると、倒れるように体重をかけ、首の後ろを狙って渾身の一撃を振り下ろす…───!]

(293) 2011/11/18(Fri) 00時半頃

【人】 本屋 ベネット

[

ふわり…



布が宙をゆっくりと舞い、その下から現れたのは、ただの一市民だ。
凶器を突き立て、そこから手を離すと、素早く後ろへと飛び退く]

(295) 2011/11/18(Fri) 00時半頃

ベネットは、ゴドウィンおまたせー

2011/11/18(Fri) 00時半頃


ベネットは、ゴドウィン首の後ろを狙って刺したけど、外れて違う場所に刺さったとかでもいいよ。

2011/11/18(Fri) 00時半頃


【人】 本屋 ベネット

ふふ、…ねえ…見てた?サイラス…
…ついにやったよ、まずは一人…。お前の元へ、アンゼルバイヤ人を送ってやった…

これからもっと…

もっと送ってやるよ…あはっ、あはは、あははははは!

[血まみれになった両手を目の前にかざし、壊れたように笑い出す。
大きく見開いた目には、目の前の光景はもはや映っていなかった…───ただ、涙が溢れて止まらなかった。**]

(302) 2011/11/18(Fri) 00時半頃

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