54 CERが降り続く戦場
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大丈夫!
(368) 2011/06/11(Sat) 03時頃
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彼の真実《トゥルー》なんだって!
(370) 2011/06/11(Sat) 03時半頃
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だって、ツェツィは浮遊、できないもの 私も手がふさがってたら、”翔”べないから…
[>>366そういって、笑顔を浮かべたけれど、きっと困ったような色も混ざったかしら。 私の姿は、どんどん女神に近付いているのかしら。 でも、そんな事は関係ないわ。]
女神としてじゃなく… アリスとして… 私は先輩を止めたいの…
[>>362闇に浮かぶ《スピネル》を遠くに見据える…。]
(373) 2011/06/11(Sat) 03時半頃
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いってきます … ツェツィ、 ううん、なんでもない ココも危ない事は変わりないから、気をつけてね!
[―― 私たちの道を、見ててね、なんて。 不吉な事だったから、言うのはやめておいたの。
でも、 もし 万が一があって もし 彼女が私の道を みてくれるのなら それはきっと――― 嬉しい事だわ。
そう挨拶を残した後、私は二人のもとから離れたの。
>>362―――闇に向かって!]
(375) 2011/06/11(Sat) 03時半頃
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えっ?
[挨拶をする前の事――、 >>374握り締められた手を、ミスティアを、私はじっと見つめ返す。 そうして、受け取ったの。]
(379) 2011/06/11(Sat) 03時半頃
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[夢の力を!]
――― ありがとう、ミスティア! …それと、ドリーマー… ヤニクさんもねっ!
[きっと満面の笑顔だったと思うわ。そうして、今度こそ私は、闇の中心部へ向かい、虹が軌跡を描かせたの。 そう、奇跡を描きに――。]
(380) 2011/06/11(Sat) 03時半頃
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先輩っ?
[>>372声に返る言葉があった!私は少しだけ、泣きそうに眉を寄せたけれど、]
ひ い ら ぎ せ ん ぱ あああああ いっ !
[その気持ちを抑えて、闇の中心部に向かって、もう一度大声をかけたの。]
それと、あれは
ディーンさんっ!?
[改めて確認する。学園の屋上で話したあの姿。 虹について最初に教えてくれた、その彼が!]
だけど ―― その声…
(384) 2011/06/11(Sat) 03時半頃
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アリスは、オスカーから返る声に、羊の耳をぴくん!と動かせた
2011/06/11(Sat) 03時半頃
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せんぱ…っ あ――…… っ
[>>385改めて、今の先輩の姿を見ると、なんていう暗い闇の姿なんでしょう。その溢れる堕気に、少しだけ息を詰まらせてしまう。 纏っていた虹色の羽衣が、私を包んでその気《アウラ》から少しだけ守ってくれた。]
… はあっ…
[息を整えるように、いっかいだけ、小さな深呼吸をする。]
柊先輩っ!!!
(391) 2011/06/11(Sat) 03時半頃
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助けに来ましたっ!!
(392) 2011/06/11(Sat) 03時半頃
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― 闇へと飛び立つ少し前 ―
《虹》だからこそ!よ ツェツィ
[>>382彼女の言葉にそう笑って、 ふわりと 虹色を描き出し、 >>390背中に感じる暖かな気《アウラ》…
振り返ろうかとも思ったけれど、今はやめたの。
だから、強く強く、思ったわ。]
(397) 2011/06/11(Sat) 03時半頃
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せんぱ っ きゃああ!!
[>>395>>396音にならない破界の音が その耳へと届いて、私は思わず耳をさげてしまいそうだったけれど、ここは踏ん張りどころだもの!!]
まけ ない―― っ
[ぽうと身体に灯る暖かな光は、ツェツィの魔力《チカラ》。 >>396生命を奪われるその力から、私の盾になってくれるように…。
けれどもこれは、時間稼ぎにしかならないかもしれない。
急速に暖かさが消えていくのが解る。]
っ
イーリス・カリダ・サーナーティオ! 《暖かな虹色》
[指先が描く六芒星は、辺りに虹色の気をふりまいた! この深淵が後ろの二人に行かないように、虹色の防御壁を重ねに重ねて、小さな小さな結界を作り出す!]
(403) 2011/06/11(Sat) 04時頃
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先輩! やめて 私は先輩をっ助けに来たの!!
[>>399動きの止まった様子に、もう一度声を 心《コル》をぶつける! 声に比例し、虹色の気配は―― ”正”の力を、強く、強く孕んでいた。
けれども時間が経つにつれ、その力も徐々に弱まってゆくだろう。]
(405) 2011/06/11(Sat) 04時頃
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えっ…?
[>>406 ゾワリ ―― >>407]
――― っ
[なぜもっと?]
[本当にそうだわ]
[どうしてこうなってしまう前に]
[私はここにたどり着けなかったんだろう]
ごめん なさい …っ
[ぼろりっ…]
(411) 2011/06/11(Sat) 04時頃
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助けられなくて、ごめんなさい…っ
[絶望の声に、自然と零れ落ちるのは、虹色の涙。]
たくさんたくさん、間に合わなかった アメリアのときもそう! アキラくんのときだって!!
―― あなたもまた、 私が助けられなかった人の、一人なのね…
[虹に願いを―― 彼らが願った先は、虹ではなかったかもしれない。 けれど、助けられなかった命を、私は心から悔やむ。]
でも…
あなたも まだ まにあう?
あなたが助けてって願ってくれるのなら!
(413) 2011/06/11(Sat) 04時頃
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私はあなたも助けるッ!!
だから……その人はだめなの…っ
まだ 助けられるの
絶望だと思えるこの状況でも っ きっと助けられるの!!
タスケテって 声 きこえたんだもの
お願い―――… っ
(414) 2011/06/11(Sat) 04時頃
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助けさせてよおぉっ!!!!!
(415) 2011/06/11(Sat) 04時頃
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――絶望に立ち向かう者への一片の虹《カリダ・フリーギダ・ルーメン》――
(416) 2011/06/11(Sat) 04時頃
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[闇色に染まった世界が、一度だけ虹色に染まる。 >>407伸びた死の指先は、それでも私に届いたかしら?]
ひいらぎ…っ せんぱ…
[>>408僕と、言った彼は、きっと少しずつ、少しずつ。
ゆるく、そちらへと手を伸ばして…]
おもいだして…
<メモリア>
[それはミスティアから受け取った力。 思い出して、あなたが”今”、何であるのかを…。
その願いを、ありったけ込める。]
(418) 2011/06/11(Sat) 04時頃
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――…!! 冥王の心臓《ヴィオレット・ティアーズ》 が? ディーンさんのなかに……
[世界の再生のため。口元を引き結ぶ。]
それでも
助けるわっ!! 方法、みつけてやるわっ!!
(426) 2011/06/11(Sat) 04時半頃
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――― こっちは、女神様なんだからっ!!
[まだ完全に覚醒はしていないけれど、そうハッキリと彼を見据え言い渡した! していないけれど――、虹の気《アウラ》に感化されたのか、髪の先が虹色に揺れた。
根拠などないし、出来るかもわからない。 出来ないかもしれない。だけどそれで、出来ないからって、諦めたくない!]
”可能性”が0じゃないなら! 誰が助かったって良い世界を――!!
(427) 2011/06/11(Sat) 04時半頃
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!!
今の声――
(428) 2011/06/11(Sat) 04時半頃
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どうしてって …
[>>421その声色が、どうしようもなく寂しく聞こえて…。 叫んだ声は、少しだけ涙混じりだったかもしれない。]
先輩が! この世界にとって… ううん…っ
私にとって!
(430) 2011/06/11(Sat) 04時半頃
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必要な人に決まってるからじゃない!!
(431) 2011/06/11(Sat) 04時半頃
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[柊先輩のところに、いけるかな。
手を伸ばして、その手を握り締める事が、できるかな?
二人に貰った力は全て使い果たし、私の力も結界で削られ、闇に蝕まれて。
それでもなお伸ばす手は、
彼の手に―― いや、 心に、 今度こそ届くのだろうか]
(434) 2011/06/11(Sat) 04時半頃
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[その手がヒイラギへと触れたなら! アリスの中の『扉』が開く!]
森羅万象の道標<マスター・キー> …
[”ドリーマー”から心を通して伝わったこの力が、アリスの手を通して、彼に今度こそ、『記憶』を伝え、『思い』を伝え、彼を元に戻す事が、できるはず!]
(436) 2011/06/11(Sat) 04時半頃
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アリスは、オスカーの様子に虹色の双眸を見開く。
2011/06/11(Sat) 04時半頃
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これは――! せんぱあいっ!!
[>>445集まる闇の気配を感じて、これを食らったなら、きっともう、私は生きていないだろうな、なんて覚悟までしたのに。 その力は何を傷つけるでもなく… 消える…。]
… せん ぱい …?
[>>452そうして、呼ばれる名前。流れた涙。]
ひいら … せんぱ…っ
[言葉は最後まで音にならなくって。 ぼろぼろと、涙が溢れ出てとまらない。]
(453) 2011/06/11(Sat) 05時頃
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…… せん ぱいも……
[柊先輩の涙を見て、その声を聞いて、安心したからかしら。]
いなきゃ
いや
[私は、…ううん、私のからだが。 力の消耗が、とっても激しくて、身体に残る闇が、痛みを訴えている事に気付き始める。]
(458) 2011/06/11(Sat) 05時頃
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[そうして、少しずつ。 少しずつ。 闇《悲しみ》は虹《希望/わたし》を侵蝕する。
虹色の羽衣が少し小さくなったみたい。 鮮やかだった虹色の気も少しずつ、少しずつ、…
それでも私は近付いて、ぎゅうっと先輩の闇のその手を握り締めた。 先ほどまで闇溢れていたその右手を……。]
(460) 2011/06/11(Sat) 05時頃
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[先輩の言葉に、ゆるゆると首を振った。 ツェツィの声は届かない。
>>461>>462 そうして、再度集められた闇に、 一度だけ、息をとめたけれど。 >>463 別所へと向けられたその闇の力に、虹色の瞳を瞬かせたの。
か弱い、小さな小鳥のような声《囀り》で、呟く。]
せん… ぱい… ?
(465) 2011/06/11(Sat) 05時半頃
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