人狼議事


231 獣ノ國 - under the ground -

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― 寸刻 ―

  ………どうしたの?
  両親が、恋しくなった?

[ 僕にとっては 特に珍しくもないふたつの単語
 博識なはずの梟が 譫言のように呟いたのを聞いて
 僕はまさか「知らない」なんて想像だにせず
 軽率に、ことばを投げる。

 そういえば僕も両親の顔は知らないな、って
 そばに居てくれたのは ”兄さん” で

 兄さん。 にいさん。

 記憶の靄はまだ晴れずに 背中だけがほうやり浮かぶ。
 赤い鸚哥が 僕の傍で 『 ガア 』と啼いた。]



[ 鸚鵡返しに落とされた“なまえ”の響きに、音程にふ、と意識を持ち上げる。先ほどのじわりと警戒を帯びたそれとも。平生の聡明なくうきとも、どこか異なるいろだった。

  黒い瞳の奥底で、警鐘が鳴らされているとも知らず。同じ声音から溢れたそれにやはり、聞き間違いではなかった、と思いながら。
 容量を超えた水があふれるよう、つづいたあらたな“なまえ”を、自らも口内で転がす。とうさま。*

 だれかの名前だろうか。
 もし彼女が少しでも、己の踏み込みじみた言葉を避けるようであれば。と、面体の下口を噤み。


 ――それでも、彼女が未だ耳に自分の声を届かせたなら。本に触れ、“おおく”をしる梟へ純粋に尋ねるように。

   “ かあさま ”“ とうさま ”

と、微かに低い己の声に反芻しては、

   ――それは誰のこと? と、初めてしる“なまえ”に、首を傾げただろう。ここのだれかだろうか、それとも、と。レンズ越しの目を細めながら。]
 


[フィリップの声に、はっと私は我に返る。
そう、それは、両親を意味する言葉で。それくらいは、私も知っていて。
そして、私には縁のない言葉のはずだった。
だって、私はそんな対象を知らない。そんな風に呼ぶ相手を知らない。知らない、はずだ。
“父”でも“お父さん”でも“お父様”でもなく、“とうさま”
甘えたようなその呼び方。意図せず唇から零れた言葉に頭の中は嵐のようだ]

そんなことは……ないわ。
私には、そんな人……いた記憶が、ないもの。

[そんな返事をしながら。どこかから、訴えかける声がする。本当に? 本当に? 本当に?
胸の奥がぎゅっとするような感覚に襲われながら、私は表面的には平静を装い、無邪気な質問に返事をする]

母親と、父親。両親のことよ。
私たちを、この世界に、送り出した人のことよ。


 ―― 一間前 ――

[ だれ、と投げる寸刻前だっただろうか。
 うたう彼の声 に“りょうしん”、と心中に落とし込みながら。綴りは知っていたかもしれなかったが、馴れない耳にきく発音に鈍く、頭を傾けた。

 ――だれのことをはなしているんだろう。鳥の2人がしるのだから、“ここ”のだれかだろうか。と勝手な憶測を巡らせる。


 もし彼女の意識がそちらへ向くのを確認したなら、最後の問いはただ腹の奥に沈めつつ。

 2羽の会話から、そのだれかをしることはできるだろうか、と。声をかけられでもしなければ、以降は黙って、ただ耳をたてていたことだろう。*]


【人】 手伝い クラリッサ

  はい、もう大丈夫です。

[ほんの少し感じた頭の重さに気取られないようにしながら、立ち上がって]

 次は、いつ来ればいいですか。
 "もっと良い薬"の実験、するんですよね。

[私が先生に、協力したい、と言ったとき。先生はそう言っていた。
もっと良い薬、はきっと、もっと大きな症状が出るのだろう。もしかしたら、私という存在が無くなることもあるかもしれない。

....そうしたら、先生は悲しんでくれるだろうか。いや、きっとただこう言うだけ。
 
"ああ、これは強すぎるのね"

それでも、いい。その結果を踏み台にして、先生の目的が達せられるのなら]

(55) 2015/07/12(Sun) 19時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

 出来るだけ早くしてくださいね。
 私も、早くお薬が完成して欲しいですから。

 あ、出来るなら今でもいいんですよ?

[俯いて、ふふ、と笑いを零した私の姿は、先生にどう映っているのだろう。

でも、出来れば。覚えていてほしい、なあ]

(56) 2015/07/12(Sun) 19時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

 あ、いえ、もう副作用は....。

[言いかけて、途中で止める。気付かれているのならば、ここで私が何を言おうと先生が考えを変えることは無いだろう]

 分かりました。ヒトになるのは、もう少し待ってからにします。

[その言葉に、先生は頷いて。そして、すぐに出ていってしまう]**

(76) 2015/07/12(Sun) 21時半頃

【1:52】/【仕事】働きたくないそんな貴方に【やめたい】part52

52 名前:パズルの暗号は774さん:2XXX/9/A(月) 時間:XX:XX
     ID:njsLYrai

ケツ拭いた紙で鼻かんだ奴が今まで最高に優勝な死にたさだけど、罪背負って生きるのって超死にそう
特定怖いから隠して言えば取引先の都合の良い事したら自社に影響ある感じ

>>=XX
(・∀・)カエレ!!半年ROMってろ


【1:53】/【仕事】働きたくないそんな貴方に【やめたい】part52

53 名前:パズルの暗号は774さん:2XXX/9/A(月) 時間:XX:XX
     ID:njsLYrai

嫌味な同僚が押しかけてきた、居留守きめこみt


【人】 手伝い クラリッサ

[先生が医療室から出ていって。そうして一人残された部屋で、私は考える。
――外とは、どんな所なのだろうか。

生まれてからこのかた施設しか知らないとはいっても、伊達に第一図書館を読破したわけではない。知識の上でなら多くの事を知っている。

....もっともそれらには、私達は居ないのだけど]

 自由、かあ。

[それは、そんなに良い物なのだろうか。ジリヤも、先生も、それが良い物だと言うけれど。
私には分からない。知らないものを判断できるわけがない。
だから知りたい。外とは。自由とは。どのようなものなのか]

 外に、出たい。

[先生の為ではなく、自分自身の為に。
もしかするとそれは、自分のための、初めての望みだったのかもしれない]

(93) 2015/07/12(Sun) 22時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

 そういえば、先生、何も持っていかなかったな....。

[ということは、研究記録とか。あとは薬なんかも、置きっぱなしなんだろうか。

あの口ぶりからして、"良い薬"はもう出来ているのだろう。
その薬ならば、もしかしたら。この手も、全身の毛も、無くなるかもしれない]

 まあでも、そんなもの残しておくわけないか....。

[呟きながら、机の方を見ると。
アンプルに入った、何らかの薬液が置いてあって]

 ああ、ジリヤ。うん。先生を待ってるの。

[その時入って来た彼女の方を向くその手には、アンプルが握られていた]

(103) 2015/07/12(Sun) 23時頃

手伝い クラリッサは、メモを貼った。

2015/07/12(Sun) 23時頃


【人】 手伝い クラリッサ

 ああ、これ?

[どうやらいつの間にか、手に持ってしまっていたらしい]

 先生が作ってて、もう少ししたら実験する薬。
 
 ....多分。

[本当にそうという確証は無いから、語尾は尻切れになるけれど。
なぜか、この小さなガラスの容器に満たされている液体が、例の"良い薬"であるのだろう、という気がしていた]

(110) 2015/07/12(Sun) 23時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

 うん、これは捨てない。

[そういえば、ジリヤは外の事を知っているのだったか。
なら、私の疑問に答えを出してくれるかもしれない]

 ねえ、ジリヤ。
 自由って、そんなに良い物なの?

[戸棚に向かう彼女の背中に、そう問いかける。
日頃から自由を渇望している彼女は、一体どう答えるのだろう]

(115) 2015/07/13(Mon) 00時頃

【人】 手伝い クラリッサ

 そう。あなたも先生と同じこと言うのね。

[自由はいいもの。皆がそう言っている]

 じゃあ、私も。一度でいいから、自由になってみたいな。
 ....だからさ、

[この中身が、きっと私を自由にしてくれるはず。そうに違いない。
いつの間にかそういう思考になっていることには、気が付かない]

 これ、開けてくれない?

[猫の手しか持たない私には、アンプルを開けることは出来ない。だからこそ、頼む。
きっと、彼女は承諾してくれないだろうけれど]

(125) 2015/07/13(Mon) 00時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

[ジリヤが奪おうとこちらに詰めよれば、二、三歩後ろに下がってそれを避ける]

 ....やめて。

[予想通り、ジリヤは私の頼みを承諾はしてくれなかった。
まさか、奪おうとしてくるとは思わなかったけれど]

 私は、あなたとは違うの。
 例えその先に牢獄があったとしても、ここから出られるのならそれでいい。

 それに、私にとっては管理されるのが日常だから。

[アンプルを胸の前に抱え、ジリヤを真っ直ぐに見つめて]

(131) 2015/07/13(Mon) 01時頃

【人】 手伝い クラリッサ

[ジリヤの手が私の持つガラスの小瓶に触れ、その蓋が外れる。口の開いた小瓶から中身が流れだし、床に落ちる]

 な、....なんてこと、を。

[瓶を持っていた手から力が抜ける。手を離れたそれは重力に従い落下して、床に零れた薬液の上にガラスの破片を作った]

 どうして!

 私だって、一度くらい、外に....この施設の外の世界が見てみたいだけなのに!

[全身から力が抜け、破片の上にへたりこんで。

薬液の水溜まりのすぐ横には、新しく水溜まりが出来始めていた]**

(138) 2015/07/13(Mon) 01時半頃

手伝い クラリッサは、メモを貼った。

2015/07/13(Mon) 01時半頃


    うみじゃ、ないから。


【人】 手伝い クラリッサ

[突然の闖入者に、思わず扉の方を見ると。そこには管理人の一人が立っていた。
彼とジリヤのやり取りを茫然としたまま、ただ眺めていると。ジリヤは、部屋を出ていくようで]

 ....別に、人間になりたいわけじゃない。ただ、外を知りたいだけなの。
 貴方には関係ないでしょ。邪魔しないで。

[そう呟く声は、彼女に届いただろうか。
そしてもし、彼女が部屋を出ていくことがあれば、管理人にこう頼んだ]

 机の上に注射器があると思います。それで、この薬液を吸い上げてくれませんか。

[一度アンプルから出た薬液は雑菌の温床になる。ガラスの破片が混入するかもしれない。
そんなこと、どうだっていいことだ]**

(169) 2015/07/13(Mon) 16時頃

手伝い クラリッサは、メモを貼った。

2015/07/13(Mon) 16時頃


【人】 手伝い クラリッサ

 怪我は、してません。

[俯いたままアオルを受け取って黙々と作業をする月見さんの姿を眺めながら]

 別に、危なくてもいいです。
 外に出られて。....あと、他に沢山いる"私達"が直るのなら。

[そういえば。ほんの少し前までは、このためだったんだっけ。
付け足すようにした言葉に、そんなことを考える]

 それでも、だめですか。

(216) 2015/07/13(Mon) 23時頃

手伝い クラリッサは、メモを貼った。

2015/07/13(Mon) 23時頃


手伝い クラリッサは、メモを貼った。

2015/07/13(Mon) 23時頃


【人】 手伝い クラリッサ

 そうですか。
 ....自分なんて、目的の為ならそんなに大事なものじゃないです。

[予想はしていたといえ、少し残念だ。
本の爪を見逃してくれたりした彼なら、もしかしたら、と思ったのだけれど。

....先生以外は、みんな私の邪魔をする]

 あ、そういえば。
 月見さんは、"自由"って良いものだと思いますか?

[ふと思い出せば、そう尋ねる。彼にも聞いてみよう、と。

先生が入って来た(>>234)のは、ちょうどそのぐらいの時だった]

(236) 2015/07/14(Tue) 00時頃

【人】 手伝い クラリッサ

 あ、先生。
 ....すみません。アンプルを落としてしまって。

[先生が帰って来れば、管理人の彼と同時にそう返し]

 作り直すのに、どれくらいかかりそうですか。

[尋ねる。アンプルがまだある(>>140)ことなど知る由もなく]

 なんだか先生、いつもより優しいですね。

["駆け寄ってきた"ことにそういう印象は持っても、それまで何をしていたのかなどは尚更、知りえなかった]

(239) 2015/07/14(Tue) 00時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

 先生は、優しいですよ。
 優しい人じゃなかったら、薬を作るためにこんな所に来ません。

[そう、先生は優しい。
だから、私の事も邪魔しないでくれる]

 予備、有るんですか。....良かったです。

[それなら、あんなに意地を張ってジリヤに当たる必要は無かったな、と心の中で苦笑して]

(253) 2015/07/14(Tue) 01時頃

【人】 手伝い クラリッサ

 わかり、ました。明日ですね。

[予備があるなら今すぐにでも、という言葉は飲みこんだ。先生がそう言ってくれたのなら、そんなに急ぐ必要は無い]

 今晩も、ここに泊まっていいですか。
 
[それでも、そんなことを言ったのは。やっぱり、急いでいたのかもしれない]

 部屋に帰っても、することありませんから。
 明日、すぐ実験できますよね。

[自分の部屋も、医療室も。白くて明るくて、無機質で、同じだ。

それなら、"可能性"の置いてあるこの部屋のほうがいい]

(256) 2015/07/14(Tue) 01時頃


         ――……さみしい、 ……

  


【人】 手伝い クラリッサ

[先生の承諾を得て、寝床に潜りこむ]
 
 おやすみなさい、先生。

[願わくば、これが"内"で眠る最後の夜にならんことを――]**

(265) 2015/07/14(Tue) 01時半頃

[さみしい、と声が聞こえた
少し前までなら、理解できなかっただろう。私は、何よりも孤独を愛していたのだから。
からからに乾いた心では、自分がさみしいことにも気づけない。
さみしいというその声の主は、きっと願いがあるのだと思う。
満たされない何かがなければ、さみしく思うことは、ないのだから]

どうか、したの。

[返事をしてから、気づく。
この声の主は「鍵」を持っているという獣ではなかったか]



      ―――……、


[ あれ? いま僕は、なにと言ったのだろう?
同じものにしか聞こえない声が届いて、僕は眉を顰めた。
「 さみしい 」―――僕はもう一度そう言った。
しくりと、胸中蟠るなにかが頷いた気がする。

   「 さみしい 」 『 どうして? 』

         ―――どうしてだろう 。クエスチョン。 アンサー。 ……それは、 ]




          どこかへ、 行ってしまうから


[    『 誰が 』と、『 なにが 』と。
     僕は続く言葉を並べることは、できなかった。
            ただひたすら、 ”   ” 。 ]



    ―――君も何処かへ、行ってしまうの?


[   「 いきたいの、 」 なあんて。 僕は平生と同じ錆色を灯して、声を奥に投げ込んだ。 ]*


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