人狼議事


88 吸血鬼の城 殲滅篇

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【人】 病人 エリアス

―― 城主専用バスルーム(24) ――

[警戒していた影の魔物はいないようで、何事もなく3階へと辿りついた。
寝室の扉を開け、そのままバスルームへと移動する。

蛇口を捻り水を手の平で受けて飲み干す。
少しだけ気分が浮上したような気がして、ほっと息を洩らした。

本当なら火傷は冷やすのが一番いい。
頭から水を被ってしまおうかと考えるが、その後の事を考えると面倒だ。]

 …飲んだら楽になりそうですが。

[レオナルドから渡された薬はまだ残っているし、ラルフから譲り受けた物もある。
立て続けに飲むと、体力のある者でも暫くは起き上がれなくなると聞いている。
元より体力の少ない自分だとどれくらい動けなくなるのか。
今は敵影もないが、動けない時に敵が来たら、そう思うと飲むは躊躇う。
幸いまだ動く事は出来る。
薬をもう一度飲むのは城を出る事が出来たらにしよう。
そう決めると薬をそっと革袋にしまった**]

(60) 2012/05/01(Tue) 14時頃

病人 エリアスは、メモを貼った。

2012/05/01(Tue) 14時頃



っう、……、…

[ぞくりと身を震わせ、弾けるように顔を上げた。
 低く、獣が喉を鳴らすに似た囁き。

 耳管に直接吹き込まれるような其れが、
 眷属にのみ届く『声』であるとは未だ知らず
 
 監視されているのだという総毛立つような嫌悪と
 己を気にかけて呉れた事への泣きそうな歓びが迫る]


心配…、だって?

──ざ、けんな…。
誰が……。…

[よわよわしく、吐き捨てる。
 まるで子を甘えさせる父親の様なその声音。
 
 『彼女』が愛した男の。
 『彼女』が──待ち続けた男の]


[全てが罠で欺瞞で偽りであると知りながら
 くぐもり笑うその声をかつての彼女も聞いたのかと

 この胸の痛みを、
 
 ──彼女も、]


 ふん……

[鼻を鳴らすような吐息に覆いがたく滲むのは、愉悦。]

 "親"にそんな口をきく"子"には、
 躾が必要だなぁ。

[弱々しいその声に、抵抗の意志は薄いと知りながら、
"血の親"たる義務にかこつけて、罰を口にする。]


 おまえの為を思ってのことだぞ?

[優しさを装った声を掛けながら、見えない手を伸ばした。
血の縁をたぐり寄せ、内に流れる己の血を操って
きつく、内腑を締め上げる。
魔に堕ちる前、受けた痛手を思い出させるように。

懲罰は尾を引く苦痛だけを与え、
ごく短い時間続いたあと、引いていった。]


 良い子にしていたら、ちゃんと褒めてやる。
 だから、オレに逆らうな。

  いいな?

[支配の絆を刻みつけるように、言葉を突き立てた**]


【人】 病人 エリアス

[浴室は静かで穏やかだ。
ずっとここに隠れていたら助かるのでは、などと甘い考えが過ぎる。

下では争いが起きているのだろうか。
それともすでに自分以外全て死んでしまったのか。
確かめたくはないが、ここにいてもそのうち見つかってしまうだろう。
救援隊が駆けつけて助かるなんて考えは甘すぎる。
ならば、助かる道を探すしかない。]

 ………。

[寝室へと移動して室内を調べるが特に隠し扉や通路は見つからない。
3階から直接外へと逃げるのは難しいのかもしれない。
あるなら1階なのだろうか。
あまり下りたくはないが、意を決して下へ行く事にした。]

(88) 2012/05/01(Tue) 20時半頃

病人 エリアスは、メモを貼った。

2012/05/01(Tue) 20時半頃


[地を力無く睨む男の耳に響く、嗜虐的な嗤笑。
 あらがえぬ獣をいたぶるような其れに、かっと怒りで頬が紅潮する]

躾、だって?
誰がてめえなんかの子に──ッ

……っ、…ひぁッ

[ぞくり、と背筋を裂く痛み。
 躯の内を「何か」が弄る感触に悲鳴を上げた]



…、…な、…や、……ぁ、…あ、ぐッ

[腹を押さえ、無様に床に転がって苦痛に悶えた。
『それ』は臓腑の中を掻き回し、潰し、締め上げて、
 ひとならぬ身にすら耐え難い程の激痛を齎す]



…、……っ、…。──

[それはほんの須臾であったのかもしれない。

 痛みは嘘の様に引き
 横たわったまま、息を荒げる]

………。……

 鎖で首を絞め上げるような、支配者の宣旨。
 もう、何かを言い返す気力は失っていた。

 石床に顔をつけたまま、声に出さずただ小さく肯く。
 ──食い破った唇が、薄赤く濡れて鉄の芳香を放った*]


【人】 病人 エリアス

―― 2階・客室(14) ――

[2階へと降りてきた。
随分と静かだ。
黒犬と戦っていた時にラルフがドナルドの名前を呼んでいたが、もういないのだろうか。
ただ話しているだけでは気づかないのかもしれない。
少なくとも戦闘は起きていないのだろうと判断した。

バスルームへと続く扉を慎重な手つきで開ける。
誰もいない事にほっとして続く客室への扉を開けた。]

 …ドナルドさん。

[見知った顔がそこにいた。
だが、ふと違和感を覚える。
ここで戦闘が起きていたのだと思っていた、現に室内は荒れている。
なのにどうして平然と立っているのだろう。
時間も随分経っている、彼は一体何をしていたのか。
疑惑に揺れる眼差しでドナルドを凝視した。]

(90) 2012/05/01(Tue) 21時頃

病人 エリアスは、メモを貼った。

2012/05/01(Tue) 21時半頃


【人】 病人 エリアス

[こちらに笑みを向け声を掛ける様子はこの城に来た頃の彼と変わりなく感じる。
荒れた室内。
激しい戦闘がここであったのだと物語っている。
なのに。]

 無事とも言い難いですがなんとか生きてます。
 …ドナルドさんは。

[どうして平然と立っているのか。
じっとドナルドの様子を窺う。]

 どうして、御無事なんですか?
 痩せ我慢ですか、でしたらレオナルドさんの薬がまだ残っているので差し上げますけど。

 それに、ここで戦闘ありましたよね。
 私、その頃外の広間でラルフさんと一緒にいたんです。

[警戒を強めながら、彼と距離を置こうと一歩後ずさった。]

(97) 2012/05/01(Tue) 21時半頃

【人】 病人 エリアス

 …燃やして?
 アイツってどなたの事でしょう。
 ムパムピスさんは無事って彼の行き先は御存じなのですね。
 何故、貴方一人ここに残っているのですか。

[訝しげに眉を寄せて彼に問う。]

 ――もう、平気?

[薬を飲んだのかもしれない、あの薬の効果は自分自身で確かめた。
でもそうは思えない理由、それはこの場に彼しかいない事。]

 あの時、ヘクターと名乗る男と戦っているのかと思ってましたが。
 貴方でも倒せる程度の魔物が相手だったのですね。
 それにしては随分激しい戦闘だったようですが…。

[警戒を緩める事なくドナルドを注視し。
彼がカフスに触れるのを見れば警戒を更に強め。]

 ――何をお考えですか。

(104) 2012/05/01(Tue) 22時頃

病人 エリアスは、メモを貼った。

2012/05/01(Tue) 22時半頃


【人】 病人 エリアス

[こちらへと向かってくるドナルドに距離を詰められないように下がり。
気づけばバスルームの中へと。

ヘクターの名に反応する、その様子に目を細める。
どこか陶酔するような甘い眼差し。]

 …なるほど、嫌な予感というモノ程当たるようです。
 私の血が欲しいですか?
 それともただ、殺したいだけ?

[まだ、どこか人間の頃の精神を宿しているように思えた。
そんな甘い考えは捨てないと殺されてしまうのは分かっている。
それでもそんな甘さを捨てきれない。]

 …風よ。

[小さく呪文を唱える。
足止めが出来ればいい、そんな考えで足を狙って風の刃を繰り出した。]

(113) 2012/05/01(Tue) 22時半頃

 ―――…おいおい

[見ている、と宣言したとおり、
意識の一部は眷属の動きへと向けていて]

 だれがオッサンだ。だれが。

[別に声を届かせる気もなく、存外楽しげに文句をつけていた。]


【人】 病人 エリアス

[風の刃よりも上空を漆黒の鋼糸が襲い来る。
黒いその糸は光にも反射しにくいのだろう、目で捉えるのも難しく避ける事も出来ない。]

 ――きゃあっ!!

[糸が右肩を切り裂き血が吹き出る。
血の溢れる箇所を手で押さえながらよろけ、苦痛で表情を歪めた。]

 …っう……。

[こちらの放った風の刃は腿を軽く裂いただけのようだった。
ヘクターのように簡単に傷が回復する様子はない、と瞬時に判断して次の魔法を繰り出す。]

 風よ。
 我が名において命ずる――あの男、ドナルドを切り裂け。

[今度は躊躇わず真っ直ぐにドナルドの首を狙った。
魔法の行方をどこか悲しげな眼差しで見つめている。]

(120) 2012/05/01(Tue) 22時半頃


……この城の何処に、
他にケッタクソ悪ィオッサンがいるんだよ。

[呆れたように、囁きを返して]


【人】 病人 エリアス

 ――ッ

[風の刃はあっさりと避けられ。
直後に漆黒のワイヤーが右腕を絡めとり引っ張られる。
切り裂かれた右肩を強く打ち付け床に擦りつけられながらドナルドの方へと引き寄せられ。]

 …かわ…いそ…な人。

[城内へ入ってからの戦闘。
影の魔物に吸われた魔力。
続く緊張状態、それに数々の怪我。
それらのせいで最早魔法を使う気力もほとんどない。
苦し気にドナルドを見上げてそう言った。]

(136) 2012/05/01(Tue) 23時頃

 なんだ。聞いていたのか。

[自分が盗み聞きしていたことも棚に上げて、
返ってきた囁きに、心外だとばかりに眉を上げる。]


 しかし、案外と楽しそうじゃねぇか。

[笑い含みに指摘したのは、戦いぶりのこと]


 
 命を分け与えること。
 そんなことは知らない。
 ヒューを眷属にしたことも、わからなかったが

 ――ほんの僅か男の気配が揺らぐのを感じ、
 躊躇う様に、声、をかける。]


……なぁ。
何か、…あったか?


[声の使い方をわからぬ侭のそれは
 さえずり方を知らぬ雛鳥の様に、
 聞こえにくいものだったかもしれないが]


[ためらい、惑い、一拍を置いて、
おずおずと手を伸ばすように、『声』が届く。

不安。或いは、心配する響き。
微かに感じたそれらを、鼻で笑い飛ばした。]

 なんでもねぇよ。
 余計なこと考えてねぇで、
 目の前に集中しやがれ。



……時々、聞こえるようになってきた。
アンタの声なんて、聞きたくもねぇのにな。

[聞くと、苦しいから。
 そうは口にせず、

 自嘲する様にそっと囁いた後、
 肩を竦めるに似た小さな気配]


【人】 病人 エリアス

[出血も激しい。
痛みも感じなくなってきた。
意識も朦朧としてきて、このまま眠ってしまいたい。
その気持ちを気力で抑え込み。]

 …私は魔女として殺されず。
 吸血鬼にもならずに――人として死ねる。

[それはとても幸せな事だと、覗き込むドナルドに笑みを浮かべてそう言った。]

(142) 2012/05/01(Tue) 23時半頃

 良い子で帰ってきたら、
 あとで良いことしてやるからな。

[嘲笑と揶揄を込め、
それ以上の問いを拒むように声を投げた。]





……俺は元々傭兵だからな。
昨日までの味方と戦うのには、慣れてる。
残念だったか?

[感情を押し殺したような、低い声]


病人 エリアスは、メモを貼った。

2012/05/01(Tue) 23時半頃



……ああ。…悪い。
集中する。

[いつも通りの傲岸な声に僅かに安堵して]


…ッ、……アンタの良い事とか怖すぎンだよ…っ!

[動揺したように声が揺らぎ。
 僅かに、ワイヤーがぶれた様な軋み音が聞こえた*]


 …。

 ま、おまえが言いつけをちゃんと守っていれば、
 おれは満足だがな。

[残念かとの言葉()へ、ごく軽い調子で声を返し、
動揺の気配()には忍びやかに笑みを漏らして
あとは口を噤んでおいてやった。]


【人】 病人 エリアス

[ワイヤーが首を締め上げ、血が滲む。
恐怖、苦痛、諦め。

私は人として死ねる、それは幸せ――本当に?

分からない。
今はただこの苦痛から逃れる事が出来ればいい。

薄れゆく意識の中で優しい声を聞いた気がした**]

(157) 2012/05/02(Wed) 00時頃

病人 エリアスは、メモを貼った。

2012/05/02(Wed) 00時頃


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