297 湿っぽい古風和ホラーRP村「紫陽花奇譚」
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そやね。 たえちゃんが見つかったかと、他のもんがどこまで 捜索してるかは聞いといて。
[歩いていく先で顔見知りの中年女性とすれ違い、軽く会釈。]
…日向ちゃんが? そうですかぁ。 俺らは一旦雷門さんとこへ行くとこですわ。 雨降りそうですから気ぃつけてー。
[女性には手を振り、声を潜めた。]
……そりゃ、日向ちゃん、たえちゃんが おらんなったん気にしてるんやろ。 普段あの子らの守りしとるんやし。
たえちゃんも、紫陽花探すんやったら…
(137) 2019/07/06(Sat) 00時頃
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[顔を上げて瞬き。 道の端、亀吉が持っているのと同じ透明の紫陽花が咲いている。>>#1]
……なんなんや。 さっき通ったとき気づかんかったのに。
…いや、これは後回しや。 雨降らんうちに早ぉ行こ。
[狐につままれたような顔で紫陽花を見て、 首を振り、進もうと促した。*]
(138) 2019/07/06(Sat) 00時頃
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飴師 定吉は、メモを貼った。
2019/07/06(Sat) 00時頃
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─村の道─
そういやこの村って、開かれて長いはずやのに あんま村神様みたいな昔話って聞かへんなぁ。 俺が知らんだけかもしれんけど。
雨月村っちゅうからには、水とか月が関係あったんやろか。 うちも元々雨司って描いとったらしいけど、 苗字登録する時に美味そうな字に変えよったらしいんよね。
[>>141 祈る姿を見ながら、思い立った事を口にする。 たまに亀吉が信仰の対象になっている場面を目にすることもある。 村人が信心深くないわけではなさそうなのだが。 定吉の環境では、その理由を知る由もなく首を傾げる。]
(152) 2019/07/06(Sat) 02時頃
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雷門さんやって、目に入れても痛くない位可愛がっとるんや。 たえちゃんは戻らなあかん。 戻るべきや。
[たえはある意味で雷門の元に戻ったといえるのかもしれないが。 そんな運命は知らず、無事を願う。]
…そんなん気にせんから、歩きやすいように歩いたらええよ。
[>>142 目的地は同じなので、ちらちらと確認しながらもう少し速度を調整。 のんびりするくらいの時間、と言われてほんまになーと呟いて 礼を言う言葉には、笑顔で返した。**]
(153) 2019/07/06(Sat) 02時頃
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飴師 定吉は、メモを貼った。
2019/07/06(Sat) 02時頃
『 お
に さ
ん
こ
ち ら
て
の
な る
ほ
う へ 』
寂しいな、寂しいな。
ここにおるのにな。
おたえちゃん、ちゃぁんといい子で、帰って来たんにな。
[そもそもお山の神様なんて、
人の子なんぞに興味なんてないんやけどな。]
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─村の道─
お地蔵さんは確かに拝むなぁ。 でも村神さんとはまた違うもんかな思とった。
[想像したのは、神社や社を持ってどんと鎮座する 地域の守り神のような存在。それも拝むなぁ…と繰り返す。]
せやな。秋の月見とかは最高やし。 俺もなんで書くの面倒な方にしたんやろとは思ったけど。 美味そうやからって理由は、よぉわかるわ。腹減りそ。
[先程のはこべ同様、食べる方に会話が行き着いてしまった。]
(175) 2019/07/06(Sat) 20時頃
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へぇーー。そうなんか。 やっぱりなんかあったみたいなんやね。
まぁ、社あったら村のもんも放置せんし。 祭りまではできんでも、掃除くらいはしに行くやろからなぁ。
[村の共有物を補修する場合は、高確率で自分は声をかけられる。 今まで一度もそのような話はもちかけられず、 朽ちて無くなったか、埋もれて見つかってないかのどちらかだ。]
忘れられてまうって、寂しいもんやなぁ。
(176) 2019/07/06(Sat) 20時頃
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…ん? おぉ、そやね。 ふんわり立っとるから、朝ちゃんの方やわ。
[話しながら歩いていたが、道に出てきた少女の姿を発見。立ち姿を見て断定。 亀吉が声をかけ、自分は笑顔で手を振る。
ほぼ半日の差で生まれた少女たちは、外見は瓜二つだったが 立ち振る舞いには比較的差異が見られた。
地に足をつけ、しっかり立っているのが姉の夕顔。 姉に比べると、立ち方がやや頼りないのが妹の朝顔。
同じ太陽と月が入れ替わる時間に咲く花の名を持つ双子だが、 朝日と共に咲き、日が上がる頃には 眠ってしまう可憐で儚い花と 月と共に咲き、夜通し大輪を咲かす 優雅で艶やかな花。
意図したわけではないだろうが、随分しっくりした名づけになってると思ったものだ。]
(177) 2019/07/06(Sat) 20時頃
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あー、朧も先に帰っとったんや。 紫陽花…?
[>>163 朝顔の説明を聞いて納得し、 亀吉が透明の花を朝顔に見せる様子を見守る。>>165]
それは俺もびっくりしたけど、それだけ心配なったってことやねー。 ほらほら、朝ちゃんええ事ゆってくれてるやん。 今夜は足には気ぃつけときなー。
[>>164 朝顔が亀吉にアドバイスをする様子を微笑ましそうに眺めて笑った。]
(178) 2019/07/06(Sat) 20時頃
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雨はな、見た感じ多分降りそうやで。 それも結構早ぉに。 俺らもこりゃまずそうやって、一旦降りてきてん。
[>>170 天気の話には自分の見解を伝え、透明の花に視線を遣る。]
いや、俺もそんな紫陽花見るんは今日が始めてやわ。 そやねんけど…なんか、さっき山へ向かう道のとこにも生えとったんよな。 俺も覚えなかったし、今日になって急ににょきって育ったみたいに。
毒あったらいかんから、一応食ったりはしたらあかんよ。
[急ぎ足で通り過ぎた紫陽花の謎を改めて実感し、道の向こうに視線を向けた。**]
(179) 2019/07/06(Sat) 20時頃
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─村の道・朝顔の家前─
いやぁ、俺もそう思うんやけど。 生えてたの見てもーたからなぁ。 あんなん生えかけとったら絶対気づくんやけどなぁ。
[>>182 定吉は山仕事もする日が有るので 山方面も普段行き来する道の一つ。 せやろ、おっかしいねんなぁと首をひねる。]
いや、それがな、朝ちゃんが生まれる前に 味見をしてみた子ぉがおるねん。二人も。
…そして… その一人が俺やー!わははー!
[胸を張りドヤ顔。駄目な年長風味。]
(187) 2019/07/06(Sat) 21時半頃
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紫陽花の葉って 紫蘇とかエゴマと似てるから どっちの味に似てるんかーとか気になってな
あれはめっちゃやばかった。 芙蓉はんが薬草探してくれて、沼じいが薬作ってくれたから助かったんよ。
[あの頃だったら、万が一にも透明の葉を見かけたら 味見はしたかもしれない。 そう思うえば、人生経験はとても役に立ったようだ。]
一応形あるからこの世のもんやとは思うんやけど… ヨモツヘ… …へ…
[一度亀吉の顔を見て。 あきらかになんやった?と訴える目。
黄泉戸喫の物語、聞いた事はあったのだが それを示す単語がそれだとすぽんと記憶から抜けていた。 残念。]
(190) 2019/07/06(Sat) 21時半頃
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おう、ええでー。 まさに雷門さんとこ行くとこや。
朝ちゃんのお母さん中おるん? 俺から言ったげるわー。
こーんばーんはー!
[姉妹の両親とは顔見知り。 売り物にならないけど自家消費しきれない野菜があると 差し入れに行くこともしばしば。
気軽に家の中へ声をかけた。*]
(191) 2019/07/06(Sat) 21時半頃
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飴師 定吉は、メモを貼った。
2019/07/06(Sat) 21時半頃
よかったねぇ、おたえちゃん。
じぃちゃんも、おたえちゃんに。
会いたい、って。
『もう いいかい』
『もう いいよ』
『も う い い よ』
『も う い い よ』
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─朝顔・夕顔の家─
「うんうん。そうなんですよー。 山に…… ほんで …雷門さん…
なんや。夕ちゃんはそっちぃお使い出とるんですかー ほんなら… うんうん。それですわ。」
[家に入り、朝顔の母親と会話を交わす。 定吉の声は大きめなので、結構響いているようだが>>202 内緒話でもないので気にしない。]
(205) 2019/07/06(Sat) 23時半頃
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「夕ちゃんもおるんやったら丁度ええですな。 帰りも二人一緒やったら安心やし。
雨降らんうちにちゃっちゃと行ってきますわー。」
[帰り道だけ、自分が山へ再捜索した場合誰かに 頼まないといけないので。 父親か母親の迎えが必要になるかと思ったのだが。
姉の夕顔がいるとわかり、二人してそれならーという流れになっていた。」
(206) 2019/07/06(Sat) 23時半頃
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待たせたなー。
朝ちゃん、お母さん行ってええって。 ほな、俺らと一緒に行こか!
…あれ?
ちょぉ、もう出たんかいな。 急いでいかなあかーん!!
おぉぉーい!待ってくれぇぇぇ!
[朝顔が歩き出してから>>204 どれだけの時間差があったのか。
家の前に姿が見えない事に気づき、 慌ててその後を追いはじめた。 雷門の家に向けて──*]
(207) 2019/07/06(Sat) 23時半頃
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飴師 定吉は、メモを貼った。
2019/07/07(Sun) 00時頃
( 山に、返した… )
[ 紫陽花を脳裏に浮かべる。]
[ 視覚と、聴覚と、嗅覚まで。
異常を感じている。
お嫁さんの笑顔、聞こえる声、香る藤、
妙な感覚だ、けれど、不快ではない。
ぼんやりと、するだけだ。]
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うひゃぁ。 走り方はちょっと頼りないけど朝ちゃん結構走りよる。
そんな走って、大丈夫なんかーーー???
朝ちゃん…たえちゃんの事、ものすごい心配しとったんやな。 そりゃ、家の前見とるくらいやからな…
[距離があったので、全力疾走。 雷門の家に向けて走って走って距離をつめて。>>210]
(215) 2019/07/07(Sun) 00時頃
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あぁ、ほら。 走り慣れてないんやから 動きすぎるとしんどなっとるんやな。
ゆっくり、落ち着いてゆっくり息吸って。
[横で屈み、朝顔の顔を覗き込む。]
たえちゃん気になっても、もう少し落ち着き。 折角行ってええよって言ってくれはった お母さんも心配するで?な?
[>>211 呼吸が整うのを見守ってから、気づいたように顔を上げた。]
おぉ、雷門さんとこもうついとったわ。
[斜め前には、見慣れた門構え。雷門邸のすぐ近くだった。*]
(217) 2019/07/07(Sun) 00時頃
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うんうん。わかっとるよ。 見たら誰でも朝ちゃんが心配しとるんは、よぉわかる。
[息を乱す小さな姿に気遣わしげな視線を向けて、 心配していた為の行動と伝えられ、頷く。]
でもな、あんま無茶はしたらあかんで。 朝ちゃんがしんどなって倒れたら、そっちも大変やからな。 たえちゃんが戻っとっても心配されるで。
[朝顔の呼吸が整ってきたのを確認して、 ふぅと息をつき、眉を下げて苦笑。]
(222) 2019/07/07(Sun) 00時半頃
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うーん……おるか、おらんかは半々かもしれん。 俺らもそれを確かめる為に来たんやし。
でも、今の雷門さんとこやったら 村の中で一番、たえちゃん探しの情報は集まっとる思う。
[言いながら、雷門の家に目を向ける。]
もしたえちゃんおらんかったら、 集まってる人らが、相談しとるん、 お父さんお母さんに伝える役目をしたらええよ。
もっと大きな捜索なったらお父さんらにも声かけなあかん。 朝ちゃんが今夜の内に話してたら、 お父さんもお母さんも、明日慌てんで済むよ。
[一番良いのはもちろん、たえが見つかった報告をできる事だが。 今までの話で楽観視はできなかった。*]
(224) 2019/07/07(Sun) 01時頃
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